ただただ、凄かった。

ホークスが最終的には勝ったけど、ある程度予想はついたけど、ここまで凄い日本シリーズになるとは思わなかった。「刮目してみよ」と言う言葉がありますが(本当は前後にいろいろ付いてますが)まさにそんな言葉がぴったりだった。

そんな日本シリーズやったと思います。

とにもかくにも

これだけの日本シリーズを見せてくれた、中日ドラゴンズ、ならびに福岡ソフトバンクホークス、両チームの監督・コーチ・選手、裏方さんや球団関係者、この日本シリーズに関わった、全ての方々にただ感謝、したいです。それだけの日本シリーズだったと思います。

そして

福岡ソフトバンクホークス、日本一おめでとうございます。

いろいろありますが(笑)。


両チームとも、シーズン通りの戦い。監督・コーチだけでなく、選手も「いつも通りの野球」。ただ、リリーフ攝津とか、ちょっとした発想の転換でホークスが勝った。

やっぱり日本シリーズって、両リーグ覇者同士でないと、こんな試合にはなりませんよ。昨年はやたら「下克上」と言う言葉が乱発されたけど、やはり日本シリーズに出てくるチームは「両リーグの最強チーム」じゃないとあかんわ、と思いましたよ。

クライマックスシリーズの導入で「リーグ優勝」と「日本シリーズ出場権」は別物と、何とか割り切ろうとは思いましたが、こんな日本シリーズを目の当たりにすると、ねぇ。


試合内容。ほとんどどうでもイイです(笑)。

これだけ息詰まる攻防が続いた日本シリーズもないでしょう。

けど、ドラゴンズは余りにも打てなかったなぁ。落合監督が現役時代「最強打者」の名を欲しいままにしていただけに「これ」と言うバッターが8年間出て来なかったのは残念。

「ヒント」を与えることに関しては見るべきものがあったとは思いますが、さすがに「1から」ともなるとなかなか難しいものがあるんでしょうか。平田良介が長距離砲の「片鱗」をようやく見せつつありますが、彼が将来、主軸になれば、って所でしょうかね。


この試合で、一番印象に残ったのが、試合が終わってから、各種表彰式を見ている時の落合監督の表情。無念の表情と言うわけでもなく、むしろすごく穏やかな表情。


最後の最後になって勝てんかったけど、何か一つ、大仕事を終えたと言うか、肩の荷が一つ降りたと言うか、ほっとしたような表情に見えたのはわしだけでしょうか。

そんなもんですよね。

どっかの放送局で、落合監督が就任時に、秋季練習中の選手との初対面の時の風貌とは、今は明らかに違う人になってる。それだけ重責をになって来たんだし、選手を守って来た。

そして8年経って、いろんなものを積み重ねて、ドコとなしに「悟った」ような風貌での采配。「こうすれば勝てる」ってのをそれこそ「悟って」の日本シリーズだったはず。

ただ今年は、相手が悪かっただけの事。

しかし、コレから先、落合監督が「ドコのチームにも属さない」と言う事はあり得るのかな。まぁこれだけの成績と実績を残した監督だから、ソレこそ引く手あまただと思います。

ただ、来年あたりは「ガンプラ作りたいから一年休むよ」ってんで、解説もせずに引き蘢ってそう。またそれも「落合博満らしいかな」と勝手に思ってたりします。

ぶっちゃけ、わしら凡人には想像もつかない人、だと思います。



落合監督今シーズン最後のコメント、かな 時事通信

確かに負けは悔しいけど、悔いはない。こういう状況の中で、ここまで連れてきてくれた選手に感謝している。大したものだ。選手には、今までやってきたことを継続してほしい。自分の野球人生だし、その教育はしてきたつもり。



こんな事、簡単には言えないと思います。ホント「継続は力なり」ですよ。

それだけ自分がやって来た事に自信を持ってるし、自分が鍛え上げて来た選手に対して自信を持ってる。様々な面で「強いチーム」の監督さんしか言えん言葉だと思います。


来年は‥‥(モゴモゴ)


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2011.11.20 / Top↑
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