福岡ドームに帰って来ての日本シリーズ第6戦。

まぁどっちが勝とうが個人的に何の影響もないので(笑)、あまり肩入れせずに見ようとは思っていますが、やっぱり日頃、見慣れているだけに、ドラゴンズに情は移ります(笑)。

とは言え、リーグ覇者同士の闘いだけに、さすがにキリキリした試合が続いてます。本来日本シリーズって、コレくらいの緊張感があって良いと思うんですよね。

クライマックスシリーズが始まって、集客はよくなりましたが、やっぱり個人的に違和感は残ってます。リーグ3位の日本一とか。「強かった」「凄いな」とは思いますが、常にどっかに「コレでイイのかな」と言う思いが残ります。バカボンのパパじゃないですが。


しかしながら、どうしても「ホークス」には情は移せません。何なんでしょうね。「南海ホークス」沿線に住んでるのに、その言わば「末裔」なのに。

こんな事を言うと怒られるかも知れませんが。

「チームカラー」に対するこだわりが余りにも薄過ぎると言うか。

ホークスのあの黄色ってソフトバンクの企業カラー「レボリューションイエロー」と言うらしいですが、アレをもっと大事にしようよ、と思うのはわしだけでしょうか。

「勝ちどきレッド」もいいけれど、この試合で客席に多く見られた「玄界灘ブルー」もいいけれど、この試合は「日本シリーズ」ですよ。一介の公式戦じゃないんだ。

しかも相手は「ドラゴンズブルー」の中日ドラゴンズ。「青」と「水色」の違いはあると思いますが、相手チームファンへの敬意と配慮が足りんと思うのは考え過ぎでしょうか。


それにしても、ドラゴンズ吉見は素晴らしいな、と。

4回先頭の本多がサードまで行った時点で、どう考えたのかは知りません。まぁぶっちゃけ「1点はしゃあない」と考える場面ではありますが、ドラゴンズに限らず、ホークスの先発投手って「1点はいい。けどそれ以上はやらん」みたいな考えでここまで来たのかも。

これはピッチャーの考えだけじゃなく、監督、チームの意思、なんだろうと思います。2点勝ってるし、仮にホームランでも同点。試合はまだ中盤、慌てず騒がず、と言う所か。吉見自身、降板後のインタビューで「同点まではいいかな」と言うてるし。

「いいかな」っちゅうのはこれまた軽いっちゅうたら軽いなぁ(笑)。けど、ソレくらいのリラックスした気持ちでマウンドに上がれてるって事、でしょうか。羨ましいね。

つか、これが「勝って来たチーム」の脳内なのかも知れません。

カープだったらどうだかな。

恐らくと言うか100パーセント、Oh!No!コーチが出て来るでしょう。野村謙二郎監督かも知れません。一言ふた言「ゲキ」を飛ばしてベンチに帰るも、あっさりヒット、どころかどころか一気に炎上。1失点どころか、ブレーキが利かんままに3失点とか。

まぁそんな弱いチームの話はええとして。

8回に、ヒットを打ったアレックス・カブレラ(なぜかフル表示)に代走福田を送ったホークス。なんでわざわざツーアウトから走らせたのかな。焦る必要はなかったのにね。

仮にあそこで川崎が凡退しても、9回には無条件で小久保に廻って来たのに勿体無い。もっともこのシリーズ、谷繁の肩はバッティング同様、全然唸ってないのは確かですが。

結局1イニング2安打で無得点。よくある話ですよ。ドコのチームでもある話ですよ。まぁ、第二戦以降、先制点をあげたチームが勝って来てるんで焦りもあったんかな。

派手な逆転の試合が「どう考えても出来ない」ような両チームのリリーフ陣ゆえ、ランナー一人は大事にしたいとは思いますが、如何せんツーアウトからではなぁ、などと。

その前のバント失敗も痛かったなぁ。と言うか、アレだけのプレッシャーの中でのバントに、長谷川自身が慣れてなかったとか。まぁそんな事はないと思いますけどね。


しかし、将棋の事はよく分からんのでアレですが。

「逆王手」って何なんでしょうね。

のインタビュアーが連呼してましたが。どう見てもドラゴンズがリードしたんじゃなく、ただ単に3勝3敗に持ち込んだだけの話。王手でもなんでもなく「タイ」じゃねーのかと。

どっちが勝とうが次で終わり。4勝目をあげた方が勝ち、なのに。まぁここまでのシリーズの展開を見てると「引き分け」がいつあってもおかしくないようなアレですが。


本当に、ソトの投げないソト弁慶シリーズになるんでしょうか(笑)


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2011.11.19 / Top↑
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