毎度お馴染み「何もかも分かった状況」で録画を見てました。

新聞各紙(?)では、リリーフに摂津が出て来た事を大きく取り上げてましたが。テレビ大阪によると、移動要塞ファルケンボーグは「ベンチ入りすらしてなかった」とか。

ドラゴンズで言うと、浅尾を外してチェンがリリーフ、くらいのアレでしょうか。

つか、この土壇場に来てそう言う「ひらめき」が出てくるのが、短期決戦を「選手として」多く経験して来た秋山監督なのかな、とも思います。

しかもその摂津を登板させた。本人さんが「行きたい」と言ったそうですが、やはりここ一番では「気持ち」と「経験」なんでしょうかね。それとも、日本シリーズ初登板で好投を見せた山田大樹に応える為やったんかな、とも思います。

で、その山田大樹。

実際に見た事はないんですが、と言うかこの試合で初めて見ました。育成ドラフトからの支配下登録と言う事で、初勝利とか初完封の時は新聞に取り上げられたりしてました。

思うに、よそのチームってこうやって投手野手関係なく、育成ドラフトから支配か登録される選手が続々と出て来てます。彼の場合は一時ケガをして手術までしてたそうですが。

彼も年齢的には前田健太と同い年。入団から3年間の育成選手を経て昨年支配下登録選手になってますが、そこまでのプログラムってのはホークスはどうなってるのかな。

ホークスの育成選手中心のチーム、いわゆる「3軍」は、練習をするばっかりではなく、いろんな所で試合をやってます。7月中旬頃には中国地方に遠征して来て、社会人チームと試合をやってます。四国アイランドリーグのチームとは定期的に交流戦があります。

ナニか一つ、良いものをもって入団してくる。それをまず伸ばす場ってのは、絶対に連取じゃないんですよね。実戦だと思います。練習ばかり良くても、それを発揮する場がない限り「タカラの持ち腐れ」になってしまう。

その「場」を、ルールの範囲内で出来る限り設けているジャイアンツやホークスは、やっぱり良いチームだと思いますよ。「数撃ちゃ当たる」と皮肉る人もいますが、「タマ」がないと打って出れませんからね。「打って出る為の元手」があるのも立派に「戦術」ですよ。

「うちは育成のチームだから」と声高らかに叫ぶのもよろしいですが、結果が出てない限り「嘘っぱち」にしか聞こえない。やっぱり「プロ野球チーム」である限り「結果」です。

そして、セットアッパー・摂津。

「行けるか」「行けます」くらいのやり取りはあったかと思いますが、摂津のベンチ入りが先だったのか、それともファルケンボーグを外したから摂津を入れたのか。

以前、日本シリーズに出場したライオンズ渡辺監督が、岸をこれでもかと投げさせたのを思い出しましたが、それに近いものがあるのか、セットアッパーとしての経験を買ったか。

「磐石の闘い」も良いけれど、こう言った「奇襲」っぽいのも短期決戦には必要なのかな。


で、チェン先発でその「奇襲っぽい事」をやって来たドラゴンズ落合監督。

やっぱり無理があったんかな。8回に一気にほころびが出てしもうたような感じ。2点までは「いつも通りのチェン」やったとは思いますが、8回まで引っ張る事はなかったかと。

河原の、松田へのデッドボールはぶっちゃけ、しゃあないレベル。ノーアウト満塁なんだから。こういう所で抑えれるか抑えれないかで「セットアッパー」か「ただの中継ぎ」かの差が出てくる、もんだと思います。勝手なアレだとは思いますが。

それよりも何よりも、ドラゴンズはソトを使わないつもりなんでしょうか。使わん理由、使えない理由は何なんでしょうか。勿体無いと言えば勿体無い。

つーか、投手起用ってやっぱり難しいっすね。

しかし、ソトの投げないソト弁慶シリーズっ
てのもなぁ。



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2011.11.18 / Top↑
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