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昔、こんなタイトルのドラマがありましたね。



【広島】栗原「まだ半々、誠意で判断」 日刊スポーツ

国内フリーエージェント(FA)権を今季取得した広島の栗原が11日、マツダスタジアムで球団と交渉し「条件うんぬんではなく、言葉で残ってほしいと言ってもらいたいと伝えた。まだ、自分の中では半々。誠意で判断したい」と権利行使について態度を保留した。条件提示はなかったという。

栗原は今季全144試合に出場し、打率2割9分3厘、17本塁打、87打点だった。鈴木球団本部長は「残ってくれという話はした。いい話し合いができたと思う」と話した。



誠意って何だろうな、ってお話。両者のコメントは全然噛み合ってませんな。

言葉責めが良いのか、札束で引っ叩くのが良いのか。いっその事、鈴木本部長が栗原君をひしっと抱きしめて「お前の事を心底愛しているんだ!」と言えば良いのかな(笑)。

笑うとる場合ちゃいます。

それこそ「カープをもっと強くする為にお前のチカラが必要だ」と言い切ったらええとは思うんですが、そう言う言葉が球団側からちっとも聞こえて来んのは何かあるんですかね。

ただ「栗原君が必要」以上に、もっともっと変えんといかん所があるはずなのに、それを弄ろうともせずに「必要だ」と言われても、コーチ陣が今年と誰一人変わらないような状況で「勝つ為に残ってくれ」と言われても、半信半疑にならざるを得ませんわ。

もしかしたら、威勢のいい言葉が聞こえないのは、コーチ陣を全員残留「させてしまった」ことに、鈴木本部長他が、何かしらの後ろめたさを感じているのかも、とか考えたり。

疑問に思うのは松田元オーナー。

松田元オーナーがもっと強烈なリーダーシップを発揮すればこんな事にはならんかったろうし、これまでにも「こんな事態」にはならんかったと思いますよ。

もっと言うなら、松田オーナーに、今現在、カープに在籍してる選手への愛情が、これっぽっちも感じられないのは気のせいでしょうか。特に最近コレを感じます。

ジャイアンツみたいに、オーナーがいて、会長がいて、ゼネラルマネージャーがいて、それぞれが勝手な主張をして「内紛勃発」してるようなややこしい組織ではないはず。

本当に球団を、カープを強くしたいのであれば、本当に栗原君に残って欲しいと思っているのなら、松田オーナー自らも積極的に動くべきではないでしょうかね。

それに、選手との契約は所詮はビジネス上の話だろうけど、やっぱり「プロ野球選手」として生まれ育った所は特別ですよ。出て行った黒田君に対して「広島は故郷みたいなもの」と言える癖に、なぜ同じ言葉を栗原君に掛けてやれないのか。

よくカープで言われる「球団は家族。選手は子供。」これは嘘なのか。


さらには野村謙二郎監督も問題。

秋季キャンプどころじゃないですよ。言い方は悪いけど、ぶっちゃけ練習なんかコーチに任せときゃいい。チームの浮沈のカギをを握ってると言っても良い「2人」なんだよ。

何やってんっすか。主力が一気に2人も抜けるかも知れないと言う事態になりかねんのですよ。「栗原・廣瀬は残ってくれるもの」とタカを括ってるんかどうかは知りませんが。

「外から呼ぶか」と言う時になったら嬉しそうに出てくる癖に、今いる選手が「どうしようか」と言う時になって、全く出て来んと言うのはちと問題じゃないのかな。まぁ「選手に嫌われている」と思えば全てが納得出来ますけどね。

いずれにしろこのお二方からは、カープに対する「熱」も「力」も感じられん。むしろ栗原君は、この2人が出て来ない事に、いら立ちを憶えてるのかも知れません。

また、私的ではありますが。

黒田君やAがFAの時(ややこしいのぉ)、ビッグフラッグにメッセージを書いて渡したり、ポスターを配ったりしました。そう言う動きが今シーズン、全くなかったから、栗原君が軽く拗ねてるのかも、とか思ったりしますがいかがでしょう。

もっとも、醒めた言い方をすれば、我々ファンが四方八方手を尽くそうが、結局決めるのは選手本人なんだし「出て行くな」と言うても出て行く時は出て行きますからね。


とは言うものの

「言葉で残ってほしいと言ってもらいたい」人は一体誰なのか。その人が「条件提示」を上回れる人なのか。

どうなる事やら。


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2011.11.12 / Top↑
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