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昨日の午前中に録画したのを見てました。名古屋では29日にやってたそうですが。

わりと期待してた番組やったんですが、ほんのちょーっとだけ期待外れでしたなぁ。

インタビュー自体は1時間程収録したそうですが、それを何の編集もせず、スタジオトークもなしで、完全ノーカットで流してくれるだけでよかったのにな、などと思いました。

ましてや、青びょうたんみたいなジャーナリストなんかいらんって(笑)。NHK名古屋に「監督のインタビューだけノーカットで版放送せぇ」て言うてみようかなぁ(笑)。


しかし、一番ガツンと来たのが

「よく『心技体』って言うでしょ。心って、みんなそんなに強いと思います?その心を補ってくれるのは体力と技術。練習量は嘘をつかないって言う事なんでしょう。」

ホントスポーツ選手はみな簡単に「心技体」と言う言葉を口にするけど、これって維持するのも、高めて行くのも非常に難しい事、なんですよね。

「健全な精神は健全な肉体に宿る」とも言いますが、どれかひとつ欠けてもバランスが悪くなる。怪我してしまったら、当然100パーセントのポテンシャルは発揮出来ない、もちろん成績なんか残せんし、試合に出れなくなるんじゃないかと不安になってしまう。

落合監督はドラゴンズでの監督期間中「6勤1休」のキャンプを課してました。春や秋のキャンプって「4勤1休」くらいがお決まりになってますが。

こんな所からもペナントレースを見据えてた、と言うのは大袈裟かな。交流戦期間中はアレですが、ペナントレースはほぼ「6勤1休」だし。それが証拠に、いつぞやの試合で浅尾が「キャンプでは6連投してきたので。6連投まで大丈夫だと思います」と豪語してたし。

それと、就任1年目の春のキャンプ初日に紅白戦をやって話題になりました。これはぶっちゃけ、野球の技術うんぬんよりも「一年間戦える身体作りをして来たか」の確認だったんじゃないかな、とも思います。あくまで「今になって思えば」の話ですけどね。

これだけ「野球の練習」で鍛え上げてるんだから、どんなプレイでも自信がつくだろうし、取って付けたような「メンタルトレーニング講習」なんか必要ないですよ。


そして

「球団の為、監督の為じゃないだろ。ユニフォームを着て野球をやるのは自分達の為。それを大事にしなさい。誰の為にやろうなんて思うな。」

こんな「教え」ってまず有り得んとは思いますが、この言葉が、中日ドラゴンズを「プロフェッショナルの野球チーム」に仕上げる結果にもなったような気もします。

わしらファンってのは、結局「あそこで打て。ここで守れ」って言うても、所詮はフェンスのこっち側ですからどうしようもない。だから本当は、選手の一挙手一投足には、やいのやいの言う資格ってほっとんどないですよ。「金出してんだ」とか言う人もいますけどね。

選手に「カープで野球をやって下さい」と頼みに行った覚えもない。「頑張ってくれ」と言うた事は幾度となくありますが。とにかく、わしらの為にやってるんじゃないんですよ。

彼らも「生活を掛けて」バッターボックスに入ってるし、マウンドに上がってる。それをやいのやいの言う必要はないんだ。成績がよければ年俸は上がるし、悪ければ下がるんだし。

この一言が「野球に没頭出来る環境」を作り上げたんじゃないかな、とも思います。


さらには「打てないチームでどう勝つのか」

結局ドラゴンズのチーム打率って.228。打てんなら打てんなりに、送りバント等を活用して来たように思います。番組中のように、4番森野に送りバントのサインを出すとか。

野村謙二郎監督ってどうだったか。確かに、初回に先制点を取る時に、2番バッターに送りバントのサインを出すのは定石ですよ。けど、その次、さらにはトドメの場面で、こういう采配が出来たかどうか。打てもせんのに無駄にバットを振り回して自滅の連続。

「1点だけ取ればいい」場面で、2点3点と欲張ってしまって1点すら取れず、結局さらにズルズルと突き放されて結局惨敗、みたいな試合が今シーズン、一体何試合あったか。


最後に「監督・コーチがマウンドに行ってかける言葉」。

「彼らがベンチに向かって助けを求めてるような、そういうシグナルを送って来る時があるのは事実。ただ見てなきゃ分からない。彼らには彼らなりのそういうモノってある。これは全選手持ってます。」

この話の引き合いに出されてたのは10月12日の対スワローズ戦、9回に浅尾に声を掛に行った場面。浅尾には「逆転のランナーをかえさない事だけを考えろ」と言うたとか。

録画を見る限り表情は厳しかったですが、言い換えれば「同点まではいいよ」になるはず。何点取られようが、勝ち越しさえ許さんかったらええんだから、気はだいぶ楽ですよ。

この赤字の部分は、優勝当日のNHKのインタビューの中でも全く同じ事を言うてました。「コレが分かるようになると面白いですよ。」とも、インタビュアーの 廣瀬智美アナウンサーにいうてました。わしも、コレが分かるようになりたひ(笑)。

この「観察眼」に絶対の自信があるからこそ、絶妙のタイミングで出て来て、ピッチャーなり野手なりに声を掛けて、ベンチに帰って行く。そして選手は結果を出す。

こんなシーン、今シーズンのカープにはなかったですよ。あったのは、Oh!No!コーチがマウンドに行った後はほぼ失点。来年、カープのコーチ陣は全員留任だそうですから「監督コーチがピンチで出て行く:そのイニングが終わるまでの失点」でも数えますか。


退任する監督の話だけに「オチ」が見えなくなってしまいそうですが、この番組で一番印象的だったのは、終始(?)落合監督の表情や語り口がすごく穏やかだった事。

「雄弁」と言う言葉がぴったりだとは思います。チームが強かれ弱かれ、これだけ冷静に、今シーズンを振り返れる技量を持ってる監督が、12球団でどれくらいいてるかな。

アレがダメならコレやってみよう、みたいな、簡単に方針転換をしてしまうようなシロウト監督で、カープはいつになったら勝てるようになるんでしょうか。あの監督さんは「こうすれば」と声を大にして言える「確固たる指導方針」があるんでしょうか。


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2011.10.31 / Top↑
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