孫の「就職『先』」についてあーだこーだ文句をつけるお爺さんがいてるそうで。

困ったもんですね。

まぁぶっちゃけわしらの若い頃、20年とかそこら前は、俗に言う所の「バブル全盛期」に当たりましたから、よっぽどの馬鹿や阿呆でもない限り仕事に就く事は出来ました。

けど今はなかなかそうもいかない。「就職」に関しては、暗い話ばっかりですよ。それが「中途入社」ともなると、さらに酷い状況がまってます。笑ってられまへんでしかし。

頑張って大学卒業をしても就職先が決まらん。「中小企業説明会」となると、白髪まじりのオッサンだけでなく、その「息子」と言うてもええような世代の人達が混ざってます。

会社訪問をしてもおいそれと内定の取れないこの御時世、もっと言えば、就職しても数年で会社統廃合や人員整理で希望退職が募られる世の中、あっちの方から「来て下さい」と言うてくれる所なんかそうない、と言うよりも、こんなのってドラフト会議くらいですよ。

かわいいかわいい孫の就職の話ですから、口を出したくなるのも分からんでもないですよ。

けどさぁ、安易に「社会人野球」とか「浪人」とか言う言葉を使うのはどうなんだ。

今、京セラドーム大阪で都市対抗野球をやってますな。明日は準決勝ですが。大会はトーナメント方式ですから、どのチームも必死ですよ。負けたら終わりなんだし。

また、表沙汰になる事はなかなかないですが、この大会で「引退して社業に専念」みたいな選手もいてるかも知れません。プロ野球で「ベテラン」と呼ばれる年齢になっても、現役を続けてらっしゃる選手もいてる。都市対抗野球連続出場で表彰される選手もいてる。

そらぁそんな選手でも、頭のどこかで「いずれはプロへ、しかしとりあえずは社会人へ」と思ってたかも知れません。けど、それでもみんな「プロへ行く」事とはまた別の価値を見い出してる。それこそ「お金では買えない価値」ですよ。

その「お金では買えない価値」つまりはオリンピックを追い求めてたのが、かつての日本生命野球部のエース・杉浦正則(元投手・前監督)ですよ。

ドラフト指名の予定をことごとく拒否。アマチュアである事へのこだわりを最後まで見せてくれた選手でしたよ。その当時は「何でプロに行かんの?」と思いましたけどね。

今ではオリンピックの正式種目から野球が外された分「地域へのこだわり」を表に出すようになりました。実際、かずさマジックみたいなチームも増えましたからね。

そんな所で「いずれはボク、プロに行きますから」みたいな顔をして野球が出来るかな。当然「社会人野球」なんだから、もっと言えば「仕事じゃない」んだから、野球ばっかりしてるわけには行かない。選手だけでなく、監督さんもコーチも皆「社業」を持ってる。

特にここのお孫さんが「逃げ場にしたい所」って、杉浦正則がいた「日本生命」ですからね。同じような事情で福留孝介を受け入れた実績もありますが。

先のドラフト会議でら楽天イーグルスから1位指名を受けた武藤好貴投手(JR北海道)なんか、公式サイトの「勤務先」の欄に「白石駅」とか書いてある。

実際の勤務はどうなんか知らんけど、昨日までみどりの窓口に座ってた「武藤さん」が、来年になったらプロの選手。送りだす方も楽しいと思いますよ。これが社会人野球の楽しみってもんじゃないでしょうかね。とわしが言うのもなんですが。


もっと言うなら、 日本ハムはルール通り「プロ野球志望届け」を提出した大学生選手をドラフト会議で1位指名しただけのことですよ。人の道でも何でもない。ルール通りですよ。

そして、コレはよくある話ですが、指名が重複してしまって抽選になりましたよね。そして、その抽選に出て来て、交渉権を獲得出来なかったのはぶっちゃけ清武GMですよ。

文句を垂れるのなら、抽選で交渉権を獲得したファイターズではなく、外してしまった清武GMに言うた方が良いんじゃないか。もっと言えばあそこで清武GMではなく「運命」を信じているんなら、原監督自らが抽選のステージに立つべきではなかったんじゃないか。

原家、菅野家だけでプロ・アマ野球界は持ってるんじゃないんだ。

入団を拒否するなら拒否すればいい。それだけ「プロ野球生命」を短くするだけなんだし。来年もジャイアンツが「交渉権を獲得」してくれる保証はないんですよ。


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2011.10.30 / Top↑
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