読売新聞朝刊の2面かそこらあたり。ナニか「事」が起これば、その中心人物についてのエピソードを載せたりするのが「顔」のコーナー。

昨日、中日ドラゴンズがセ・リーグ優勝したってんで、読売新聞の1面にも落合監督の胴上げの写真が載ってました。で、関連記事として」2面の「顔」が紹介されてましたが、落合監督かと思いきやさにあらず何と何と、胴上げ投手になった浅尾拓也。

まぁこんな一般紙で、単独で取り上げられることってそうないですよ。もっとも、落合監督はセ・リーグ優勝だけやなしに、日本一になった時でも取り上げられたでしょうが。



 浅尾拓也さん 26

胴上げ投手となり「投げさせてくれたことに感謝したい。めちゃめちゃうれしい」と満面の笑みを浮かべた。今季の登板試合数は年間144試合の半分を優に超え、通算ホールドポイント(中継ぎ成功数と救援勝利数の合計の日本記録を塗り替えて、勲章を手にした。

児童福祉施設に花や木を贈ったり、春季キャンプでは毎日、長打の列が消えるまでファンにサインを書き続ける。そんな優しい性格とは対照的にマウンドでは150キロの剛速球鋭く落ちるフォークボールで打者を寄せ付けない。

1メートル82、75キロのスリムな身体は瞬発力の塊だ。10メートルを1秒11で走るなど、30メートル、50メートル走も含めたタイムは投手陣では断然トップ。勝崎耕正コンディショニングコーチは「自分が見た中で一番速い」。腕の振りと強さがあってこそで、高い身体能力が快投の源だ。

今季は87・1/3イニングで失点5、「何球投げても0点に抑えたい」。地元・愛知県出身で、常滑北高(現常滑高)から日本福祉大へ。野球の無名高から、プロ5年目にして、球界を代表する救援投手に成長した。



ホントこの人に関しては「どんな身体の構造をしてるんだろう」とすら思います。「コンディショニング」にもそれなりにお金をかけてるんだろうなと思いますよ。

でないと、コレだけ安定した数字を残せるものじゃない。浅尾本人が持って生まれたもんもあるかと思いますが、それを「常に」最大限に引き出せる環境が整ってるんだろうな。

浅尾拓也をドラゴンズがドラフトで指名した経緯はよく知りません。ただ、指名した裏には「地元の選手で、いいストレートを持ってるピッチャー」と言うだけでなく「アスリートとしての基本的な身体の強さ」をも調査しているような気もします。

ドラゴンズって何やかんや言いながらも、ピッチャーがどんどん出て来てます。それが皆「一軍で成績の残せるレベル」に達してるのが凄い。練習をしっかりやっているでしょうけど、それ以上に浅尾のように「基礎体力」に優れた選手を獲得してるのかなぁ、とも。

もうこれは、「選手のスカウト」と言う段階からの「チーム力」なんだと思います。「こうあるべき」と言う明確な目標があるからこそ、それに見合った選手をスカウトしてくる。

また、携帯HAの二宮清純氏のコラムで、退団する高木宣宏コーチの話として「二軍監督といえども、ピッチャーの起用に関しては森さんの判断を仰いでいた。」とあった。

それだけ、森投手コーチが落合監督に信頼されているのかも知れんけど、それ以上に森コーチが「一軍で活躍出来るピッチャーを作れ」と言うてるようなもの。これもある種「一軍と二軍の連携プレイ」ですよ。こんなこと、今のカープでは絶対に出来ないことですよ。

二軍でローテーションに入っていた投手を「リリーフ待機させる」ような投手コーチがいてるんやから当たり前。如何に一軍と二軍が「噛み合ってないか」ですよ。

そして、この「コラム」で惹かれたのが「春季キャンプでは毎日、長打の列が消えるまでファンにサインを書き続ける。」の一節。

ファンサービスが足りんとか言われ続けたドラゴンズ。けど選手はこうやって地味に努力してるんですよね。こういうのんを見ると「本当のファンサービスって何だ」と思いますよ。

「ファンの皆様がマナーやルールを守ってくださる限り、僕は書きますよ。僕にとっては毎日の事でも、来てくれた方々にすれば今日しか来れないから、と考えてしまうんですよね」とも語ったことがあるそうで。こんなことを堂々と言えるプロ野球選手っておるかなぁ。

試合には勝てんわ、その癖にヒマさえあればアホの一つ覚えみたいに、Tシャツだけはバンバン売って廻るわ、みたいなチームはありますけどね。いい加減にせぇよ。

よそのチームとは言え、こんな選手はやっぱり「プロ野球の宝」ですよ。抑えられたらそらぁ悔しいけど、どっか心の奥底に「しゃあないわ」ってのがありますよ(笑)。

とにかく彼があと何年、プロ野球選手として活躍出来るかは分かりません。けど「とんでもないピッチャーになる」のは確かだと思いますが如何でしょう。


しかし、防御率0.41って。まるっきり自分の背番号をなぞったような(笑)


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2011.10.19 / Top↑
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