ファウルボール直撃で視力低下 宮城県の男性、二審も敗訴
クリネックススタジアム宮城(仙台市)の内野席でプロ野球観戦中にファウルボールが右目を直撃し視力が低下したとして、宮城県の男性(49)が主催者の楽天野球団などに約4400万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、仙台高裁は14日、請求を退けた
一審仙台地裁判決を支持、男性側の控訴を棄却した。
判決理由で田村幸一裁判長は、フェンスが内野席全体に設置されていることなどを挙げ「球場が通常備えているべき安全性を欠いているとは言えない」と指摘。また、「内野席フェンス上のネット部分を取り外す球場も出てくるなど、プロ野球観戦では臨場感が本質的な要素だ」と述べた。
判決などによると、男性は2008年5月、球場の三塁側で観戦。ビールを足元に置いて顔を上げた際、ライナー性のファウルボールが右目を直撃した。
そう
ボールから目を離さない
これですよねぇ。
つかこの裁判の一審って、もう3年も前になるんですな。
「ビールを足元に置いて顔を上げた際、ライナー性のファウルボールが右目を直撃」とあるけども、こんな事を言うたら酷いかも知れませんが、この人、野球場にナニを見に行ってるんだろうな、と思いますよ。一番肝心の所で、グラウンドを見ずにナニを見るのか。
だいたい、ボールをキャッチャーが受けてから、次の球をピッチャーが投げるまでの間がおおよそ15秒から30秒。売り子さんからビールを買って、そのビールを置いて顔を上げたらボールが当たった、とされてますが、そんなに慌てて置く事もないかと思いますが。
べつに「ビールを飲むな」とは言いませんが、スタジアムに行ったら「まず野球があって、それについてくるのがビール」じゃないかなぁ、と思います。
仙台地方裁判所で行われた、第一審判決の「判決の主文(pdfファイルです)」が出て来ました。いろいろとこ難しく書いてありましたが(笑)。その文中にも
(前略)ビールを購入するか否か、また、ビールをどのようなタイミングで購入するかという点は、観客の自由意思による選択に委ねられるべき性質のものであり、プレー中にビールを購入して飲もうとする観客の側にも、プレーの状況やボールの行方に注意を払うことが求められてしかるべきであるといえるから(以下略)
とあります。
まぁだいたいこの「主文」を読んだら「そらそうよ」的な事が書いてありますよ。
それに、球場に行ったら、スタンドに飛び込むような打球なら、警備員が笛を吹いてるだろうし、場内放送でもボールが飛ぶごとに放送してる。それこそしつこいくらいに。
それでいて、ビールに必死になって、ボールの行方から目を離して、勝手に衝突してしまってるんだから、控訴を棄却されても仕方ない、と思うのは無茶でしょうか。
いっその事その瞬間「顔を上げなかったら」こんな事にはならんかったやろな、とも思いますが如何でしょう。笛に気付いたのであれば、それが一番安全なような気もしますしね。
気付かなかったから当たったんだと思いますが(笑)。つか、笑ってられませんよ。個人的にはどっちかっちゅうたら、外野よりも内野で見る事の方が圧倒的に多いですからね。
尤もわしの場合、ウエスタンリーグとか、社会人野球とかになったら「1秒たりともボールから目を離してられない」ような状況ですから、まずこんな事は有り得ません。
まぁ一番良いのは、野球場に行く際には、ヘルメットを被って、グローブをもって行くのが一番良いんですよ。まぁみんながみんな、そう出来るとは限りませんけどね。
マツダスタジアムのフィールドシートは当初、ヘルメット貸し出しでしたかね。勝手に持ち帰る人がいて困る、みたいな新聞記事を読んだ記憶があります。
福岡ドームは「マイヘルメット持参推奨」だったはず。これは場内アナウンスでも案内をやってた記憶があります。いずれも、今はどうなってるんでしょうかね。
数年前には、ナゴやドームか京セラドーム大阪の外野席で、バッティング練習中の打球がよちによって「脳天」に当たった人を見た事があります。ちなみに無事でした。
まぁ勢いのついた内野席へのファウルとはまた別の衝撃があると思いますけどね。
とにかく、スタジアムに来たら、ビールやカープうどんや選手メニューは、よほどの事がない限り試合開始までに済ましておく事。これですよ。
こう言うのんって、一番危険なのは、常にグラウンドに背を向けてる場内の売り子さん。
何年か前にハマスタで、外野席でバウンドしたホームランボールが直撃した売り子さんがいた記憶がありますが、あの人は元気なんでしょうか。
しかし、日本でもこういう訴訟が起こるようになったんだなぁ。
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。
クリネックススタジアム宮城(仙台市)の内野席でプロ野球観戦中にファウルボールが右目を直撃し視力が低下したとして、宮城県の男性(49)が主催者の楽天野球団などに約4400万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、仙台高裁は14日、請求を退けた
一審仙台地裁判決を支持、男性側の控訴を棄却した。
判決理由で田村幸一裁判長は、フェンスが内野席全体に設置されていることなどを挙げ「球場が通常備えているべき安全性を欠いているとは言えない」と指摘。また、「内野席フェンス上のネット部分を取り外す球場も出てくるなど、プロ野球観戦では臨場感が本質的な要素だ」と述べた。
判決などによると、男性は2008年5月、球場の三塁側で観戦。ビールを足元に置いて顔を上げた際、ライナー性のファウルボールが右目を直撃した。
そう
ボールから目を離さない
これですよねぇ。
つかこの裁判の一審って、もう3年も前になるんですな。
「ビールを足元に置いて顔を上げた際、ライナー性のファウルボールが右目を直撃」とあるけども、こんな事を言うたら酷いかも知れませんが、この人、野球場にナニを見に行ってるんだろうな、と思いますよ。一番肝心の所で、グラウンドを見ずにナニを見るのか。
だいたい、ボールをキャッチャーが受けてから、次の球をピッチャーが投げるまでの間がおおよそ15秒から30秒。売り子さんからビールを買って、そのビールを置いて顔を上げたらボールが当たった、とされてますが、そんなに慌てて置く事もないかと思いますが。
べつに「ビールを飲むな」とは言いませんが、スタジアムに行ったら「まず野球があって、それについてくるのがビール」じゃないかなぁ、と思います。
仙台地方裁判所で行われた、第一審判決の「判決の主文(pdfファイルです)」が出て来ました。いろいろとこ難しく書いてありましたが(笑)。その文中にも
(前略)ビールを購入するか否か、また、ビールをどのようなタイミングで購入するかという点は、観客の自由意思による選択に委ねられるべき性質のものであり、プレー中にビールを購入して飲もうとする観客の側にも、プレーの状況やボールの行方に注意を払うことが求められてしかるべきであるといえるから(以下略)
とあります。
まぁだいたいこの「主文」を読んだら「そらそうよ」的な事が書いてありますよ。
それに、球場に行ったら、スタンドに飛び込むような打球なら、警備員が笛を吹いてるだろうし、場内放送でもボールが飛ぶごとに放送してる。それこそしつこいくらいに。
それでいて、ビールに必死になって、ボールの行方から目を離して、勝手に衝突してしまってるんだから、控訴を棄却されても仕方ない、と思うのは無茶でしょうか。
いっその事その瞬間「顔を上げなかったら」こんな事にはならんかったやろな、とも思いますが如何でしょう。笛に気付いたのであれば、それが一番安全なような気もしますしね。
気付かなかったから当たったんだと思いますが(笑)。つか、笑ってられませんよ。個人的にはどっちかっちゅうたら、外野よりも内野で見る事の方が圧倒的に多いですからね。
尤もわしの場合、ウエスタンリーグとか、社会人野球とかになったら「1秒たりともボールから目を離してられない」ような状況ですから、まずこんな事は有り得ません。
まぁ一番良いのは、野球場に行く際には、ヘルメットを被って、グローブをもって行くのが一番良いんですよ。まぁみんながみんな、そう出来るとは限りませんけどね。
マツダスタジアムのフィールドシートは当初、ヘルメット貸し出しでしたかね。勝手に持ち帰る人がいて困る、みたいな新聞記事を読んだ記憶があります。
福岡ドームは「マイヘルメット持参推奨」だったはず。これは場内アナウンスでも案内をやってた記憶があります。いずれも、今はどうなってるんでしょうかね。
数年前には、ナゴやドームか京セラドーム大阪の外野席で、バッティング練習中の打球がよちによって「脳天」に当たった人を見た事があります。ちなみに無事でした。
まぁ勢いのついた内野席へのファウルとはまた別の衝撃があると思いますけどね。
とにかく、スタジアムに来たら、ビールやカープうどんや選手メニューは、よほどの事がない限り試合開始までに済ましておく事。これですよ。
こう言うのんって、一番危険なのは、常にグラウンドに背を向けてる場内の売り子さん。
何年か前にハマスタで、外野席でバウンドしたホームランボールが直撃した売り子さんがいた記憶がありますが、あの人は元気なんでしょうか。
しかし、日本でもこういう訴訟が起こるようになったんだなぁ。
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。


2011.10.15 / Top↑
ELTON
「臨場感が本質的な要素」は真理ですね。
野球の本場ではマイナー球場も含めて防御ネットは本当に少ない。
もしもこの訴訟が通っていたなら日本の球場は面倒な事になるな、と思っていたのでこの結果には、提訴者の方には申し訳無いけれど正直ヤレヤレです。
痛い思いをした上に裁判費用も自腹となればもう「付いて無いですね。」と言うしかありませんが、当人に飛球に対する注意力が不足していたのも明らか。
球場内に入れば何処に居ても打球が飛んで来る可能性はある訳で、かと言って観戦者の誰もが打球が飛んで来る度に怪我をしている訳でもありません。
要はそう云う事。
今後はビールだけに集中出来る場所でヤッて頂きましょう。
ところで、今日初めて知ったのですが達川氏、sportsnaviでコラムを書き始めていたんですね。
そのコラム中の優勝予想で先ずおお!と思わせられたのは、8月の段階で既にSの失速を予見していた事。
唯この文面の一番最後、一番肝心な“断言”が「Dの優勝だけは絶対無し!」ですから、やっぱり達川氏だな~、と変な感心をした次第です。
野球の本場ではマイナー球場も含めて防御ネットは本当に少ない。
もしもこの訴訟が通っていたなら日本の球場は面倒な事になるな、と思っていたのでこの結果には、提訴者の方には申し訳無いけれど正直ヤレヤレです。
痛い思いをした上に裁判費用も自腹となればもう「付いて無いですね。」と言うしかありませんが、当人に飛球に対する注意力が不足していたのも明らか。
球場内に入れば何処に居ても打球が飛んで来る可能性はある訳で、かと言って観戦者の誰もが打球が飛んで来る度に怪我をしている訳でもありません。
要はそう云う事。
今後はビールだけに集中出来る場所でヤッて頂きましょう。
ところで、今日初めて知ったのですが達川氏、sportsnaviでコラムを書き始めていたんですね。
そのコラム中の優勝予想で先ずおお!と思わせられたのは、8月の段階で既にSの失速を予見していた事。
唯この文面の一番最後、一番肝心な“断言”が「Dの優勝だけは絶対無し!」ですから、やっぱり達川氏だな~、と変な感心をした次第です。
2011/10/16 Sun 01:35 URL [ Edit ]
苦行僧
「ビールが先か試合が先か」でこのお方は「ビールが先」やったとは思いますが、こういうのんって行き着く所は結局「自己責任」のような気もします。
大相撲の砂かぶり席で、力士が落ちて来てケガをしたから力士を訴えた、みたいなもの。KYくたんな事を言えばキリがないのでやめときますが。
> 今後はビールだけに集中出来る場所でヤッて頂きましょう。
こういう席って、Kスタ宮城にはあるんでしょうかね。
大相撲の砂かぶり席で、力士が落ちて来てケガをしたから力士を訴えた、みたいなもの。KYくたんな事を言えばキリがないのでやめときますが。
> 今後はビールだけに集中出来る場所でヤッて頂きましょう。
こういう席って、Kスタ宮城にはあるんでしょうかね。
2011/10/16 Sun 07:46 URL [ Edit ]
ELTON
ビールを飲むなら野球場以外で、と云う意味です。
尤もこの人、もう2度とKスタにはいかないんじゃないでしょうか。
私だったら多分意地でも行かない(笑)。
尤もこの人、もう2度とKスタにはいかないんじゃないでしょうか。
私だったら多分意地でも行かない(笑)。
2011/10/16 Sun 09:51 URL [ Edit ]
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