昨日の試合が雨天中止になってしもうたお陰で、勢い余って昨日に使ってしまい、今日の試合の前振りがありません。ご了承下さい(笑)。
さて、前の記事でも振れたように、千葉ロッテマリーンズは小林宏の移籍の人的保証で千葉に行った高濱が、プロ入り初の一軍どころかスタメン。よそのチームってこう言うのんが多いですね。
とは言うものの、ここ暫くのカープは、野手の出入りが殆どありません。廣瀬君の代わりもいてなかったし。チーム事情とは言うものの、昇格させた選手を、使わないまま降格させてしまう事例が既に2度もあったカープからすれば、羨ましい限りであります。
カープは、とうとうと言うか、マリーンズ先発が左のビル・マーフィーと言う事もあってか「3番・ライト・井生」「8番・レフト・岩本」という布陣。「ジグザグここに極まれり」と言う所でしょうか。しかしよう考えたら、トレーシーを含め、1~4番が同級生と言うのも何か凄い打線ですねぇ。
しかしこの「3番・井生」。過去になかったかと言うとそう言うわけでもないらしく、2006年10月10日の、対スワローズ戦で一度ありました。まぁ時期的にも「完全消化試合」ですから、何の参考にもなりませんが。ちなみに、5打数1安打1死球2三振。試合は8-13でスワローズが勝ってます。
で、その「3番・井生」。ピッチャーがマーフィーから右の大谷に変わっても、何ら変わらない「右打ち」。挙げ句に打球にスピンをかけてツーベースにしてしまうと言う「秘打」を披露。だからいい加減、左右関係なしに井生君を使ってみろって。彼には二軍で地道に積み重ねたものがたくさんあるんだ。
そして、8回裏には、粘り粘ってフォアボール。今日は結局4打席1打数1安打1二塁打3四球。打率は.476。打点と言う面ではぶっちゃけ廣瀬君には遠く及びませんが、前回スタメンだったホークス戦から、7打席連続出塁。これはもう、運とかそんなもんでは絶対にないはず。
今日のフォアボールの前に、井生君がセーフティバントをやった。結果ファウルやったけども、その姿は、あっついあっつい鳴尾浜球場で見てた彼の姿と何ら変わらない。いつも通りの井生君でした。
どっちかっつーたら童顔の多い「カープ昭和55年会」。梵君や東出君と同級生とは思えん、オッサンくさい顔をしとるけど、前出の二人とはまた違った道を歩いて、違ったモノを積み重ねてる。
プロ入りして12年間、紆余曲折を繰り返して、苦労して得たものを今年、一気に発散させる時かと思います。廣瀬君が昨年、一気に表舞台に踊り出たけども、今年は井生君の番なんかも知れません。
けど、フォアボールって本当に恐ろしいもので。
今シーズン最初のジャイアンツ戦、9回裏のタクロー君のフォアボール然り、昨日のジャイアンツ対バファローズ戦の9回表の、寺原のフォアボール然り、今日の8回裏の井生君のフォアボール然り。
前出のジャイアンツ戦、タクロー君のフォアボールを、解説の達川さんは「奪い取った、もぎ取ったフォアボール」と言うてたけど、これら3つのフォアボール、全部「奪い取った、もぎ取った」モノ。
その気魂が、梵君のタイムリーヒットを生み、今日は丸君の逆転ツーベースを呼ぶ。
よく野村謙二郎監督は「気持ちがどーたら」というけども、何でもかんでも気持ちぢゃないけど、打たずとも、気持ちは前に出せる。そのフォアボール1個で、試合の流れすら変えられるんですよ。
少しだけ話はそれますが
昨日寺原も、同点9回の場面なら、代打を送られてもええ場面。新聞紙上では、7回の時点で岡田監督から「任せた」と言われてたそうですが、それ以上の気魂と執念で、寺原は越智に向かっていった。
仮に寺原があの打席、延長戦を投げるつもりで、気を抜いた打席にしてたら、絶対に坂口のピッチャー強襲内野安打もなかったろうし、ラブリー山崎のホームランもなかったはず。
さらに付け加えるなら、ベースを一周して帰ってきた寺原を休ませるべく、山崎の次の田口がフォアボールを選んで、越智を引きずり降ろして、ピッチャー交代の時間を作って、寺原に十分な「休憩の時間」をやってる。こうやって気魂は繋がるんだ。
相手チームを凌駕するだけの気魂さえ持っていれば、勝てるんですよ。そこには「左右病」なんざ絶対に存在するわけがない。野村謙二郎監督も、気持ちがどーたらこーたら言うんであれば、左右病はいい加減に治した方がいい。
で
とにかく野手の昇格降格の少ないカープ。二軍の誰が使えるとかどうとか言う話はまず置いといて。
そろそろ「下げるべき選手」はボチボチあからさまになって来てる。つまらん所で左右にこだわってるから、選手の昇格降格がないんだ。今日の試合、5回裏に代打で出て来た嶋君なんかそう。もうスイングになってない。手先だけで何とか合わそうとしてるだけ。
野村謙二郎監督が、どんな意図をもって彼を一軍に置いてるかは分からない。けど「明らかに打てない」選手をベンチに置いているほど甘いもんじゃないはずだ。「打てない」選手よりも「分からない選手」の方が、まだ期待が持てる。
スタメンの選手を「ヒット1本で喜んでもらっては困る」と言うて二軍に下げた監督ではあるけど、これがどうして、全選手に同じように出来んのか。これぢゃちっとも「競争」にはなりませんよ。
しかーし、予想通りお客さんが入ってなかったですね。まぁ場所的にも、仕事帰りのサラリーマンとかが「ちょっと寄ってくか」っちゅうようなお手軽な場所にあるわけじゃないししゃあないかな、と。
やっぱりこう言った、振替日の対処法は、球場周辺整備も含めて、早急な熟考を要するかも知れません。先々、商業施設を作る計画ももありますが、今日みたいな日に、隣にある商業施設から、いかにお客さんを引っ張って来るか。これはかなりの問題ですよ。
とにもかくにも今日は井生君バンザイ!
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。
さて、前の記事でも振れたように、千葉ロッテマリーンズは小林宏の移籍の人的保証で千葉に行った高濱が、プロ入り初の一軍どころかスタメン。よそのチームってこう言うのんが多いですね。
とは言うものの、ここ暫くのカープは、野手の出入りが殆どありません。廣瀬君の代わりもいてなかったし。チーム事情とは言うものの、昇格させた選手を、使わないまま降格させてしまう事例が既に2度もあったカープからすれば、羨ましい限りであります。
カープは、とうとうと言うか、マリーンズ先発が左のビル・マーフィーと言う事もあってか「3番・ライト・井生」「8番・レフト・岩本」という布陣。「ジグザグここに極まれり」と言う所でしょうか。しかしよう考えたら、トレーシーを含め、1~4番が同級生と言うのも何か凄い打線ですねぇ。
しかしこの「3番・井生」。過去になかったかと言うとそう言うわけでもないらしく、2006年10月10日の、対スワローズ戦で一度ありました。まぁ時期的にも「完全消化試合」ですから、何の参考にもなりませんが。ちなみに、5打数1安打1死球2三振。試合は8-13でスワローズが勝ってます。
で、その「3番・井生」。ピッチャーがマーフィーから右の大谷に変わっても、何ら変わらない「右打ち」。挙げ句に打球にスピンをかけてツーベースにしてしまうと言う「秘打」を披露。だからいい加減、左右関係なしに井生君を使ってみろって。彼には二軍で地道に積み重ねたものがたくさんあるんだ。
そして、8回裏には、粘り粘ってフォアボール。今日は結局4打席1打数1安打1二塁打3四球。打率は.476。打点と言う面ではぶっちゃけ廣瀬君には遠く及びませんが、前回スタメンだったホークス戦から、7打席連続出塁。これはもう、運とかそんなもんでは絶対にないはず。
今日のフォアボールの前に、井生君がセーフティバントをやった。結果ファウルやったけども、その姿は、あっついあっつい鳴尾浜球場で見てた彼の姿と何ら変わらない。いつも通りの井生君でした。
どっちかっつーたら童顔の多い「カープ昭和55年会」。梵君や東出君と同級生とは思えん、オッサンくさい顔をしとるけど、前出の二人とはまた違った道を歩いて、違ったモノを積み重ねてる。
プロ入りして12年間、紆余曲折を繰り返して、苦労して得たものを今年、一気に発散させる時かと思います。廣瀬君が昨年、一気に表舞台に踊り出たけども、今年は井生君の番なんかも知れません。
けど、フォアボールって本当に恐ろしいもので。
今シーズン最初のジャイアンツ戦、9回裏のタクロー君のフォアボール然り、昨日のジャイアンツ対バファローズ戦の9回表の、寺原のフォアボール然り、今日の8回裏の井生君のフォアボール然り。
前出のジャイアンツ戦、タクロー君のフォアボールを、解説の達川さんは「奪い取った、もぎ取ったフォアボール」と言うてたけど、これら3つのフォアボール、全部「奪い取った、もぎ取った」モノ。
その気魂が、梵君のタイムリーヒットを生み、今日は丸君の逆転ツーベースを呼ぶ。
よく野村謙二郎監督は「気持ちがどーたら」というけども、何でもかんでも気持ちぢゃないけど、打たずとも、気持ちは前に出せる。そのフォアボール1個で、試合の流れすら変えられるんですよ。
少しだけ話はそれますが
昨日寺原も、同点9回の場面なら、代打を送られてもええ場面。新聞紙上では、7回の時点で岡田監督から「任せた」と言われてたそうですが、それ以上の気魂と執念で、寺原は越智に向かっていった。
仮に寺原があの打席、延長戦を投げるつもりで、気を抜いた打席にしてたら、絶対に坂口のピッチャー強襲内野安打もなかったろうし、ラブリー山崎のホームランもなかったはず。
さらに付け加えるなら、ベースを一周して帰ってきた寺原を休ませるべく、山崎の次の田口がフォアボールを選んで、越智を引きずり降ろして、ピッチャー交代の時間を作って、寺原に十分な「休憩の時間」をやってる。こうやって気魂は繋がるんだ。
相手チームを凌駕するだけの気魂さえ持っていれば、勝てるんですよ。そこには「左右病」なんざ絶対に存在するわけがない。野村謙二郎監督も、気持ちがどーたらこーたら言うんであれば、左右病はいい加減に治した方がいい。
で
とにかく野手の昇格降格の少ないカープ。二軍の誰が使えるとかどうとか言う話はまず置いといて。
そろそろ「下げるべき選手」はボチボチあからさまになって来てる。つまらん所で左右にこだわってるから、選手の昇格降格がないんだ。今日の試合、5回裏に代打で出て来た嶋君なんかそう。もうスイングになってない。手先だけで何とか合わそうとしてるだけ。
野村謙二郎監督が、どんな意図をもって彼を一軍に置いてるかは分からない。けど「明らかに打てない」選手をベンチに置いているほど甘いもんじゃないはずだ。「打てない」選手よりも「分からない選手」の方が、まだ期待が持てる。
スタメンの選手を「ヒット1本で喜んでもらっては困る」と言うて二軍に下げた監督ではあるけど、これがどうして、全選手に同じように出来んのか。これぢゃちっとも「競争」にはなりませんよ。
しかーし、予想通りお客さんが入ってなかったですね。まぁ場所的にも、仕事帰りのサラリーマンとかが「ちょっと寄ってくか」っちゅうようなお手軽な場所にあるわけじゃないししゃあないかな、と。
やっぱりこう言った、振替日の対処法は、球場周辺整備も含めて、早急な熟考を要するかも知れません。先々、商業施設を作る計画ももありますが、今日みたいな日に、隣にある商業施設から、いかにお客さんを引っ張って来るか。これはかなりの問題ですよ。
とにもかくにも今日は井生君バンザイ!
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2011.05.24 / Top↑
wakki
井生選手、よかったな~
昨年、2軍の試合(マツダスタジアム)を観に行った時、私の隣に座られたのが井生選手の奥さまでした。
ベビーカーに乗った坊ちゃんにパパのユニを着させ、年輩のご婦人と共に観戦されてましたが、残念ながらこの日は井生選手の出番はありませんでした。
野球選手の奥さまというオーラがビンビンに出ていて野球観戦と共にそちらが気になるという(笑)困った状態でして。
このご家族の為にも頑張らんといけんがな~なんて井生選手が出る度に祈るようなおもいでしたが。
今日の『球宴』は『熱いプレー井生MVP』でした。
何度もテレビで大写しになる井生選手の顔。私たちのハートもですが、どうやら監督のハートをもぶち抜いたようです。出番が増えそうな予感。チャンス掴んで頑張ってもらいたい。
嶋選手は公式戦が始まった時はまだ好調でしたね。出番を岩ちゃんにとられている間に不調になってしまいましたね。打てる気がしない。
代打やDHには小窪選手を使ってみて欲しいんですが。
昨年、2軍の試合(マツダスタジアム)を観に行った時、私の隣に座られたのが井生選手の奥さまでした。
ベビーカーに乗った坊ちゃんにパパのユニを着させ、年輩のご婦人と共に観戦されてましたが、残念ながらこの日は井生選手の出番はありませんでした。
野球選手の奥さまというオーラがビンビンに出ていて野球観戦と共にそちらが気になるという(笑)困った状態でして。
このご家族の為にも頑張らんといけんがな~なんて井生選手が出る度に祈るようなおもいでしたが。
今日の『球宴』は『熱いプレー井生MVP』でした。
何度もテレビで大写しになる井生選手の顔。私たちのハートもですが、どうやら監督のハートをもぶち抜いたようです。出番が増えそうな予感。チャンス掴んで頑張ってもらいたい。
嶋選手は公式戦が始まった時はまだ好調でしたね。出番を岩ちゃんにとられている間に不調になってしまいましたね。打てる気がしない。
代打やDHには小窪選手を使ってみて欲しいんですが。
2011/05/25 Wed 06:27 URL [ Edit ]
苦行僧
解説の達川さんは井生君を捕まえて何かと「生活感」と言われますが、その生活感は、日々の地道な練習で積み重ねた、彼にとってはごくごく当たり前のモノだから、そう簡単に揺らぐことはないですよ。
これは今ベンチにいるどの選手にも、コーチにも出せん「味」。大事にしてやって欲しいですよ。
これは今ベンチにいるどの選手にも、コーチにも出せん「味」。大事にしてやって欲しいですよ。
2011/05/25 Wed 06:52 URL [ Edit ]
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