10月上旬から中旬と言うのは、社会人野球日本選手権が迫っているので、企業チーム参加の大会トピ言うのは数える程しかありませんが、クラブチームの大会ともなると、JABA高砂市長杯争奪大会を初め、全国津々浦々でやっている、と言っても過言ではありません。正に「スポーツの秋」。



それらの大会が、各地区レベルで行われている中、これだけ遠方のチームが参加していると言う大会は、びわこ杯以外ではあまり見られません。全日本クラブ野球選手権が今年47回目を迎えましたが、40回を数えるびわこ杯大会も、それに匹敵する「重要さ」を感じる事が出来ます。




第一試合の記事でも紹介しましたが、参加するチームも、企業からの支援のあるチーム、部費を徴収しての完全な自主運営のチームと、形態も様々。当然の事ながら、職業も様々。今回は参加してませんが、とあるチームには「現役のアナウンサー」が2人も在籍されているチームもあります。




選手の皆さんの経歴も、元プロ野球選手もいれば、野球強豪校卒業の40代50代、通っている大学や高校に野球部がありながら、クラブチームに在籍されている選手もいます。皆さん、野球と言うスポーツに、何かしらの価値を見出して、クラブチームに所属されているものと思います。




無論チームによっては、企業チームに近い形態の所もありますが、もっと上手くなりたい、学生の頃にはやり足りなかった、学生野球ぢゃ物足りない、もう一度野球をやりたくなった。続ける理由は人それぞれかと思いますが、そんな人達の集まりが、クラブチームの熱ね一端かと思います。
スターティングオーダー
先攻:京都フルカウンツ
1(中)吉田遥也 (日吉ヶ丘高校~関西大学在学中)
2(遊)岩間空良 (西城陽高校~龍谷大学在学中)
3(一)高田康介 (比叡山高校~藍野大学)
4(指)西村佑太 (交野高校~近畿大学)
5(三)橋本圭太 (京都外国語大学西高校)
6(二)山崎勢那 (洛西高校)
7(左)小西敬諒 (Global Vision Christian School)
8(捕)近藤弘教 (暁高校~関西外国語大学)
9(右)古川 晨 (鹿島高校~奈良大学在学中)




投:河野亮平 (彦根東高校~関西外国語大学)
後攻:ジェイグループ
1(右)平田和玖 (飛龍高校~明星大学)
2(三)恒川文秀 (中京高校~愛知学院大学)
3(二)岡本啓吾 (伊万里農林高校~折尾愛真短期大学)
4(一)富川公貴 (愛知啓成高校~中京学院大学)
5(指)伊藤彰汰 (京都外国語大学西高校~駒澤大学)
6(捕)伊藤 陽 (愛知商業高校)
7(中)加藤 修 (中部大学第一高校~中京学院大学)
8(左)熊谷豪大 (秋田商業高校)
9(遊)宇津澤瑠偉(常総学院高校~千葉経済大学)




投:柳 大樹 (太成学院大高校~大阪商業大学)
審判員



球審:中西 一塁:永井 二塁:東原 三塁:加藤
成績
1回表


吉田 1―2から2球目を打ってサードゴロ


岩間 2―2から6球目を打ってセンター前ヒット


髙田 1―0から2球目を打ってファーストゴロダブルプレイ
1回裏


平田 2―1から4球目を打ってキャッチャーファウルフライ


恒川 1―1から3球目を打ってライト前ヒット

岡本 1―2から4球目を空振り三振


次打者冨川の初球(ボール)にファーストランナーセカンド盗塁成功


冨川 1―1から3球目を打ってサードゴロ
2回表


西村 1―2から4球目を打ってファーストゴロ


橋本 0―2から4球目を打ってセンターフライ


山崎 0―1から2球目を打ってセカンドゴロ
2回裏


伊藤彰 2―2から6球目を打ってライト前ヒット


伊藤陽 2―1から4球目を打ってサードゴロ



加藤 1―1から3球目を打ってレフトフライ

熊谷 ストレートのフォアボール


宇津澤 初球を打ってレフト前タイムリーヒット

ジェイグループ1―0フルカウンツ

平田 0―1から2球目を打ってライトフライ
3回表

小西 1―2から4球目を見逃し三振

近藤 0―2から3球目を空振り三振

古川 2―2から5球目を空振り三振
3回裏

恒川 フルカウントから7球目を選んでフォアボール

岡本 フルカウントから8球目を選んでフォアボール

冨川 0―1から2球目を打ってセンターフライ


伊藤彰 1―2から4球目を打ってサードゴロダブルプレイ

4回表

吉田 初球を打ってレフトフライ


岩間 1―2から4球目を打ってショートゴロ


髙田 1―1から3球目を打ってファーストゴロ

4回裏

伊藤陽 1―0から2球目がデッドボール


加藤 1―1から3球目をピッチャー前送りバント

熊谷 0―2から7球目を打ってサードゴロ


宇津澤 0―1から2球目を打ってレフトフライ


5回表

西村 2―2から5球目を空振り三振

橋本 初球を打ってレフトオーバーソロホームラン



ジェイグループ1―1フルカウンツ

山崎 0―2から4球目を打ってセカンドフライ


小西 2―1から4球目を打ってショートゴロ

5回裏

平田 2―1から4球目を打ってセンター前ヒット


恒川 2―0から3球目を打ってファーストゴロダブルプレイ

岡本 フルカウントから6球目を選んでフォアボール


冨川 1―1から3球目を打ってライト前ヒット ファーストランナー岡本はサードへ

伊藤彰 ストレートのフォアボール

次打者伊藤陽の初球がワイルドピッチでサードランナーホームイン


ジェイグループ2―1フルカウンツ
伊藤陽 1―0から2球目を打ってライトフライ

6回表

近藤 フルカウントから9球目を選んでフォアボール


古川 1―0から2球目を打ってセカンドゴロ ファーストランナー近藤はセカンドへ

吉田 1―2から4球目を打ってショートゴロ セカンドランナー近藤はサードへ

岩間 2―2から5球目を空振り三振
6回裏


加藤 1―0から2球目をセーフティバント失敗キャッチャーゴロ


熊谷 0―1から2球目を打ってレフトフライ
宇津澤 1―0から2球目を打ってサードゴロ


7回表



髙田 1―2から’4球目を空振り三振


西村 2―0から3球目を打ってライト前ヒット


橋本 2―2から6球目を打ってショートゴロダブルプレイ
京都フルカウンツ
000 0100 0 1 H3 E0
010 010 X 2 H5 E0
ジェイグループ
試合開始11:07 試合終了12:35

やはり平日と言う事で、人数のなかなか揃わない事の多いクラブチーム。京都フルカウンツは、小澤選手兼任監督を含め、総勢13人で試合に臨みました。そんな状態なので、普段は立たないポジションで出場された選手もおられましたが、持っているものが全て出た試合だったと思います。

そんな中頑張ったのは、京都フルカウンツ先発の河野投手。実は内野手登録。でありながら7イニング完投2失点のナイスピッチング。これには敬服するしかありません。もっとも、これがクラブチームの実態。環境に恵まれているチームはそう多くはないですが、どの選手も「試合に出る、そして勝つ」事を目標に、日々汗を流しておられます。これが本来、スポーツの、あるべき姿ではないでしょうか。

そして、一番大事なのは「楽しむ事」。もちろん大会ですから、勝負です。しか皆さん、野球に限らず、そのスポーツを好きになって始めたはず。だからグラウンドでは思い切り「はしゃいでいい」と思っています。画像は、ホームランを打ってホームインした後の京都フルカウンツ・橋本選手なんですが。

皇子山球場は、両翼100メートル、センター122メートル。JABA大会だけでなく、大学野球、そして近年では少なくなりましたが、NPBの一軍公式戦も行われました。そんなスタジアムでホームランを打った。それだけでもはしゃいでいいと思います。みなそれを「楽しみ」にされているんですから。
クラブチームのみの大会と言うのは、大きく取り上げられる事はなかなかありません。それでも選手の皆さんは、何かしらの価値を見出して、日々プレイされています。雨天順延で観戦する事の出来たこの試合。この先、もう少し時間を作って、クラブチームの「熱闘」を見てみたいです。
そして予選リーグAブロックは、ジェイグループが連勝。翌24日に行なわれる、優勝決定戦に進出。トーナメントになる予定でしたが、全府中野球俱楽部とGООD・JОB硬式野球部が出場辞退と言う事で、近畿の雄・大和高田クラブとの優勝決定戦となりました。












それらの大会が、各地区レベルで行われている中、これだけ遠方のチームが参加していると言う大会は、びわこ杯以外ではあまり見られません。全日本クラブ野球選手権が今年47回目を迎えましたが、40回を数えるびわこ杯大会も、それに匹敵する「重要さ」を感じる事が出来ます。












第一試合の記事でも紹介しましたが、参加するチームも、企業からの支援のあるチーム、部費を徴収しての完全な自主運営のチームと、形態も様々。当然の事ながら、職業も様々。今回は参加してませんが、とあるチームには「現役のアナウンサー」が2人も在籍されているチームもあります。












選手の皆さんの経歴も、元プロ野球選手もいれば、野球強豪校卒業の40代50代、通っている大学や高校に野球部がありながら、クラブチームに在籍されている選手もいます。皆さん、野球と言うスポーツに、何かしらの価値を見出して、クラブチームに所属されているものと思います。












無論チームによっては、企業チームに近い形態の所もありますが、もっと上手くなりたい、学生の頃にはやり足りなかった、学生野球ぢゃ物足りない、もう一度野球をやりたくなった。続ける理由は人それぞれかと思いますが、そんな人達の集まりが、クラブチームの熱ね一端かと思います。
スターティングオーダー
先攻:京都フルカウンツ
1(中)吉田遥也 (日吉ヶ丘高校~関西大学在学中)
2(遊)岩間空良 (西城陽高校~龍谷大学在学中)
3(一)高田康介 (比叡山高校~藍野大学)
4(指)西村佑太 (交野高校~近畿大学)
5(三)橋本圭太 (京都外国語大学西高校)
6(二)山崎勢那 (洛西高校)
7(左)小西敬諒 (Global Vision Christian School)
8(捕)近藤弘教 (暁高校~関西外国語大学)
9(右)古川 晨 (鹿島高校~奈良大学在学中)















投:河野亮平 (彦根東高校~関西外国語大学)
後攻:ジェイグループ
1(右)平田和玖 (飛龍高校~明星大学)
2(三)恒川文秀 (中京高校~愛知学院大学)
3(二)岡本啓吾 (伊万里農林高校~折尾愛真短期大学)
4(一)富川公貴 (愛知啓成高校~中京学院大学)
5(指)伊藤彰汰 (京都外国語大学西高校~駒澤大学)
6(捕)伊藤 陽 (愛知商業高校)
7(中)加藤 修 (中部大学第一高校~中京学院大学)
8(左)熊谷豪大 (秋田商業高校)
9(遊)宇津澤瑠偉(常総学院高校~千葉経済大学)















投:柳 大樹 (太成学院大高校~大阪商業大学)
審判員










球審:中西 一塁:永井 二塁:東原 三塁:加藤
成績
1回表








吉田 1―2から2球目を打ってサードゴロ








岩間 2―2から6球目を打ってセンター前ヒット








髙田 1―0から2球目を打ってファーストゴロダブルプレイ
1回裏








平田 2―1から4球目を打ってキャッチャーファウルフライ








恒川 1―1から3球目を打ってライト前ヒット




岡本 1―2から4球目を空振り三振






次打者冨川の初球(ボール)にファーストランナーセカンド盗塁成功








冨川 1―1から3球目を打ってサードゴロ
2回表








西村 1―2から4球目を打ってファーストゴロ








橋本 0―2から4球目を打ってセンターフライ








山崎 0―1から2球目を打ってセカンドゴロ
2回裏








伊藤彰 2―2から6球目を打ってライト前ヒット








伊藤陽 2―1から4球目を打ってサードゴロ











加藤 1―1から3球目を打ってレフトフライ




熊谷 ストレートのフォアボール








宇津澤 初球を打ってレフト前タイムリーヒット



ジェイグループ1―0フルカウンツ




平田 0―1から2球目を打ってライトフライ
3回表




小西 1―2から4球目を見逃し三振




近藤 0―2から3球目を空振り三振




古川 2―2から5球目を空振り三振
3回裏




恒川 フルカウントから7球目を選んでフォアボール




岡本 フルカウントから8球目を選んでフォアボール




冨川 0―1から2球目を打ってセンターフライ








伊藤彰 1―2から4球目を打ってサードゴロダブルプレイ



4回表




吉田 初球を打ってレフトフライ








岩間 1―2から4球目を打ってショートゴロ








髙田 1―1から3球目を打ってファーストゴロ



4回裏




伊藤陽 1―0から2球目がデッドボール








加藤 1―1から3球目をピッチャー前送りバント




熊谷 0―2から7球目を打ってサードゴロ








宇津澤 0―1から2球目を打ってレフトフライ






5回表




西村 2―2から5球目を空振り三振




橋本 初球を打ってレフトオーバーソロホームラン









ジェイグループ1―1フルカウンツ




山崎 0―2から4球目を打ってセカンドフライ








小西 2―1から4球目を打ってショートゴロ



5回裏




平田 2―1から4球目を打ってセンター前ヒット








恒川 2―0から3球目を打ってファーストゴロダブルプレイ




岡本 フルカウントから6球目を選んでフォアボール







冨川 1―1から3球目を打ってライト前ヒット ファーストランナー岡本はサードへ




伊藤彰 ストレートのフォアボール



次打者伊藤陽の初球がワイルドピッチでサードランナーホームイン






ジェイグループ2―1フルカウンツ
伊藤陽 1―0から2球目を打ってライトフライ



6回表




近藤 フルカウントから9球目を選んでフォアボール








古川 1―0から2球目を打ってセカンドゴロ ファーストランナー近藤はセカンドへ




吉田 1―2から4球目を打ってショートゴロ セカンドランナー近藤はサードへ




岩間 2―2から5球目を空振り三振
6回裏








加藤 1―0から2球目をセーフティバント失敗キャッチャーゴロ








熊谷 0―1から2球目を打ってレフトフライ
宇津澤 1―0から2球目を打ってサードゴロ






7回表












髙田 1―2から’4球目を空振り三振








西村 2―0から3球目を打ってライト前ヒット








橋本 2―2から6球目を打ってショートゴロダブルプレイ
京都フルカウンツ
000 0100 0 1 H3 E0
010 010 X 2 H5 E0
ジェイグループ
試合開始11:07 試合終了12:35

やはり平日と言う事で、人数のなかなか揃わない事の多いクラブチーム。京都フルカウンツは、小澤選手兼任監督を含め、総勢13人で試合に臨みました。そんな状態なので、普段は立たないポジションで出場された選手もおられましたが、持っているものが全て出た試合だったと思います。


そんな中頑張ったのは、京都フルカウンツ先発の河野投手。実は内野手登録。でありながら7イニング完投2失点のナイスピッチング。これには敬服するしかありません。もっとも、これがクラブチームの実態。環境に恵まれているチームはそう多くはないですが、どの選手も「試合に出る、そして勝つ」事を目標に、日々汗を流しておられます。これが本来、スポーツの、あるべき姿ではないでしょうか。


そして、一番大事なのは「楽しむ事」。もちろん大会ですから、勝負です。しか皆さん、野球に限らず、そのスポーツを好きになって始めたはず。だからグラウンドでは思い切り「はしゃいでいい」と思っています。画像は、ホームランを打ってホームインした後の京都フルカウンツ・橋本選手なんですが。


皇子山球場は、両翼100メートル、センター122メートル。JABA大会だけでなく、大学野球、そして近年では少なくなりましたが、NPBの一軍公式戦も行われました。そんなスタジアムでホームランを打った。それだけでもはしゃいでいいと思います。みなそれを「楽しみ」にされているんですから。
クラブチームのみの大会と言うのは、大きく取り上げられる事はなかなかありません。それでも選手の皆さんは、何かしらの価値を見出して、日々プレイされています。雨天順延で観戦する事の出来たこの試合。この先、もう少し時間を作って、クラブチームの「熱闘」を見てみたいです。
そして予選リーグAブロックは、ジェイグループが連勝。翌24日に行なわれる、優勝決定戦に進出。トーナメントになる予定でしたが、全府中野球俱楽部とGООD・JОB硬式野球部が出場辞退と言う事で、近畿の雄・大和高田クラブとの優勝決定戦となりました。
2023.10.24 / Top↑
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