第62回JABA広島大会、いよいよ「本拠地チーム」の登場です。

二週間前に行われた「第36回JRグループ硬式野球大会で、優勝成ったJR西日本硬式野球部。




同大会では、杉本涼選手が最優秀選手賞、そして植本亮太選手が首位打者賞と、今年新加入の選手が揃って勲章を獲得。都市対抗野球大会2年連続出場に相応しい、選手層の厚さを見せた大会となりました。残念ながら、同大会では、JR西日本さんの試合は全く見る事が出来ませんでしたが。





都市対抗野球大会本選では、残念ながら一回戦敗退となりましたが、これは「まだ強くなれる余地がある」と考えています。その為には、両選手始め、キャリアの浅い選手がどれだけ力を付けるか、そしてそれに呼応して、春原選手や田村選手が、どれだけ引っ張れるかにかかっているでしょう。

相対するは、MSH医療専門学校。






かなり以前に伺ったことがありますが、同校3年生にとっては、これが最後の「学生生活最後の大会」。なかなか予選リーグ突破、とはいきませんし、この先医療関係の仕事に就く選手ももちろんおられますが、卒業後に他の企業チームに「移籍」する選手も、中国地区に数多くおられます。







このユニフォームで試合をするのもこの大会が最後。学業と野球。資格試験もあったり、目指す大会もあったりと、両立はかなり大変だったと思いますが、他チーム移籍後にレギュラーを獲得している選手もいます。ここでの経験は必ず、この先に生きてくるはず。いつ見ても、楽しみなチームです。
スターティングオーダー
先攻:MSH医療専門学校
1(遊)米田愛翔 (島根中央高校)
2(二)丸山 陸 (精華高校)
3(捕)森﨑誠治 (関西高校)
4(右)新木 蓮 (龍谷高校)
5(一)中前颯一朗(境高校)
6(三)佐伯歩優 (南陽工業高校)
7(中)北脇晋也 (出雲工業高校)
8(指)橋本森羅 (伊香高校)
9(左)肥田透冴 (瀬戸内高校)







投:坂本大悟 (帝京大学第五高校)
後攻:JR西日本
1(中)奥野翔琉 (明徳義塾高校)
2(二)杉本 亮 (島根開星高校~近畿大学工学部)
3(遊)野邊優汰 (明豊高校)
4(三)土居拓海 (広島新庄高校)
5(一)植本良太 (明石商業高校~大阪商業大学)
6(左)春原直登 (佐久長聖高校~関東学院大学)
7(指)西野力矢 (大阪桐蔭高校)
8(捕)岩崎魁人 (九州国際大学付属高校~東北福祉大学)
9(右)戸田航史 (大阪商業大学付属高校~大阪商業大学)



投:石黒佑弥 (星城高校)
審判員


球審:波田野翼 一塁:滝隆志 二塁:槇原満典 三塁:南場浩治
公式記録員:池田侑矢
場内アナウンス:原由希子
成績
1回表


米田 1―2から4球目を打ってライト前ヒット

丸山 2―0から3球目をサード前送りバント失敗セカンドフォースアウト

森崎 2―2から5球目を空振り三振

ファーストランナー丸山はセカンド盗塁失敗
1回裏


奥野 0―1から2球目を打ってセカンドゴロ

杉本 1―0から2球目を打ってセンターフライ



野邊 1―1から3球目を打ってセカンドゴロ
2回表

新木 フルカウントから6球目を打ってショートゴロ

仲前 0―1から2球目を打ってセンターフライ

佐伯 1―0から2球目を打ってショートゴロ
2回裏


土居 1―1から3球目を打ってサードゴロ

植本 初球を打ってセカンドゴロ

春原 1―1から3球目を打ってセカンドゴロ
3回表

北脇 フルカウントから8球目を見逃し三振


橋本 2―1から4球目を打ってライト前ヒット

肥田 0―1から2球目を空振り三振 ファーストランナー橋本は盗塁失敗
3回裏

西野 初球デッドボール


岩崎 0―1から2球目を打ってライト前ヒット

戸田 初球をサード前送りバント

奥野 初球を打ってセカンドゴロファーストへタイムリー送球エラー

JR西日本1―0MSH医療専門学校
次打者杉本の2球目(ストライク)にファーストランナー奥野セカンド盗塁成功


杉本 2―2から5球目を打って左中間へタイムリースリーベースヒット

JR西日本3―0MSH医療専門学校

野邊 1―1から3球目を打ってセンターへ犠牲フライ


JR西日本4―0MSH医療専門学校

土居 0―1から2球目を打ってショートゴロ捕球エラー


植本 2―2から5球目を打ってセンター前ヒット


春原 0―1から2球目を打ってライト前タイムリーヒット

JR西日本5―0MSH医療専門学校


西野 0―2から3球目を打ってサードゴロ
4回表

米田 2―2から5球目を打ってショートゴロ

丸山 2―2から8球目を空振り三振

森崎 2―2から5球目を空振り三振
4回裏

岩崎 1―1から3球目を打ってサードゴロ

戸田 3―1から5球目を打ってレフト線ツーベースヒット

奥野 0―1から2球目を打ってファーストライナー


杉本 フルカウントから7球目を打ってセンターフライ
5回表


新木 1―0から2球目を打ってキャッチャーファウルフライ


中前 2―0から3球目を打ってセカンドゴロ

佐伯 初球を打ってセカンドゴロ
5回裏
MSH医療専門学校選手交代
レフト肥田に代えて矢田真大(岡山興譲館高校)


野邊 1―1から3球目を打ってライト線ツーベースヒット


土居 初球を打ってセカンドファウルフライ

植本 初球を打ってライトフライ

セカンドランナー野邊タッチアップでサードへ


春原 初球を打ってライト前タイムリーヒット

JR西日本6―0MSH医療専門学校


西野の代打黒野諒太郎(吉良高校~愛知産業大学) 0―1から2球目を打ってセカンドゴロ
6回表
JR西日本選手交代



ピッチャー石黒に代えて齋藤祐太(智辯学園和歌山高校)

北脇 1―2から4球目を空振り三振

橋本の代打沖本成海(三次青陵高校) 1―0から2球目を打ってピッチャーゴロ

矢田 1―1から3球目を打ってショートゴロ
6回裏

岩崎 初球を打ってレフト前ヒット


戸田 1―1から3球目を打ってサードゴロセカンドフォースアウト
次打者奥野の5球目(ボール)にファーストランナー戸田セカンド盗塁成功


奥野 2―2から7球目を打ってファーストファウルフライ


杉本の代打石嵜健人(如水館高校~近畿大学工学部) 0―1から2球目を打ってライト前タイムリーヒット

JR西日本7―0MSH医療専門学校

野邊 初球を打ってセンターフライ
7回表
JR西日本選手交代とシート変更
J代打石嵜がそのまま入りセカンド



ピッチャー齋藤に代えて岡田和馬(南陽工業高校~近畿大学)

米田 2―2から6球目を空振り三振

丸山 1―2から4球目を空振り三振

森崎 2―2から5球目を打ってライトフライ
MSH医療専門学校
000 000 0 0 H2 E2
005 011 X 7 H9 E0
JR西日本
試合開始15:50 試合終了17:20

田村選手、大倉選手、と言った主戦級の選手は「お休み」のJR西日本打線。若い選手を起用しての試合でしたが、これもなかなか見ごたえのあるスターティングオーダー。同世代とも思えるMSH医療専門学校を圧倒しました。そんな中で目立ったのは、10年目を迎えた春原選手。

普段は初見のピッチャーは、ある程度ボールを投げさせて「見極める」1番打者特有の打席が多いですが、この試合では早いカウントから打って出ての3打数2安打2打点。最近は打順が「不確定」ではありますが、この試合に関しては、若い選手の「見本」のような立場だったのかもしれません。

負けじとタイムリーヒットを打ったのは、11年目の石嵜選手。出場機会があったりなかったり、また守備位置も変わる事も多いですが、それでもしっかり結果を出されるのは、普段のコンディショニングの賜物かと思います。JR大会では試合を観れませんでしたが、お二方ともお元気そうで何より。

広島と言う土地柄、あまり全国で大きく報じられる事はありませんが、社会人野球界で、JFE西日本の岡選手共々、30歳を過ぎても、まだまだ第一線で活躍されている選手はたくさんおられます。若さを前面に押し出すのもいいですが「ベテラン」ももっと沢山取り上げて欲しいなぁ、と思った次第。
あと10年、とは言いません、。あと5年は頑張って戴きたいです。


二週間前に行われた「第36回JRグループ硬式野球大会で、優勝成ったJR西日本硬式野球部。












同大会では、杉本涼選手が最優秀選手賞、そして植本亮太選手が首位打者賞と、今年新加入の選手が揃って勲章を獲得。都市対抗野球大会2年連続出場に相応しい、選手層の厚さを見せた大会となりました。残念ながら、同大会では、JR西日本さんの試合は全く見る事が出来ませんでしたが。















都市対抗野球大会本選では、残念ながら一回戦敗退となりましたが、これは「まだ強くなれる余地がある」と考えています。その為には、両選手始め、キャリアの浅い選手がどれだけ力を付けるか、そしてそれに呼応して、春原選手や田村選手が、どれだけ引っ張れるかにかかっているでしょう。


相対するは、MSH医療専門学校。


















かなり以前に伺ったことがありますが、同校3年生にとっては、これが最後の「学生生活最後の大会」。なかなか予選リーグ突破、とはいきませんし、この先医療関係の仕事に就く選手ももちろんおられますが、卒業後に他の企業チームに「移籍」する選手も、中国地区に数多くおられます。





















このユニフォームで試合をするのもこの大会が最後。学業と野球。資格試験もあったり、目指す大会もあったりと、両立はかなり大変だったと思いますが、他チーム移籍後にレギュラーを獲得している選手もいます。ここでの経験は必ず、この先に生きてくるはず。いつ見ても、楽しみなチームです。
スターティングオーダー
先攻:MSH医療専門学校
1(遊)米田愛翔 (島根中央高校)
2(二)丸山 陸 (精華高校)
3(捕)森﨑誠治 (関西高校)
4(右)新木 蓮 (龍谷高校)
5(一)中前颯一朗(境高校)
6(三)佐伯歩優 (南陽工業高校)
7(中)北脇晋也 (出雲工業高校)
8(指)橋本森羅 (伊香高校)
9(左)肥田透冴 (瀬戸内高校)


























投:坂本大悟 (帝京大学第五高校)
後攻:JR西日本
1(中)奥野翔琉 (明徳義塾高校)
2(二)杉本 亮 (島根開星高校~近畿大学工学部)
3(遊)野邊優汰 (明豊高校)
4(三)土居拓海 (広島新庄高校)
5(一)植本良太 (明石商業高校~大阪商業大学)
6(左)春原直登 (佐久長聖高校~関東学院大学)
7(指)西野力矢 (大阪桐蔭高校)
8(捕)岩崎魁人 (九州国際大学付属高校~東北福祉大学)
9(右)戸田航史 (大阪商業大学付属高校~大阪商業大学)











投:石黒佑弥 (星城高校)
審判員







球審:波田野翼 一塁:滝隆志 二塁:槇原満典 三塁:南場浩治
公式記録員:池田侑矢
場内アナウンス:原由希子
成績
1回表








米田 1―2から4球目を打ってライト前ヒット




丸山 2―0から3球目をサード前送りバント失敗セカンドフォースアウト




森崎 2―2から5球目を空振り三振



ファーストランナー丸山はセカンド盗塁失敗
1回裏








奥野 0―1から2球目を打ってセカンドゴロ




杉本 1―0から2球目を打ってセンターフライ











野邊 1―1から3球目を打ってセカンドゴロ
2回表




新木 フルカウントから6球目を打ってショートゴロ




仲前 0―1から2球目を打ってセンターフライ




佐伯 1―0から2球目を打ってショートゴロ
2回裏








土居 1―1から3球目を打ってサードゴロ




植本 初球を打ってセカンドゴロ




春原 1―1から3球目を打ってセカンドゴロ
3回表




北脇 フルカウントから8球目を見逃し三振








橋本 2―1から4球目を打ってライト前ヒット




肥田 0―1から2球目を空振り三振 ファーストランナー橋本は盗塁失敗
3回裏




西野 初球デッドボール








岩崎 0―1から2球目を打ってライト前ヒット




戸田 初球をサード前送りバント




奥野 初球を打ってセカンドゴロファーストへタイムリー送球エラー



JR西日本1―0MSH医療専門学校
次打者杉本の2球目(ストライク)にファーストランナー奥野セカンド盗塁成功








杉本 2―2から5球目を打って左中間へタイムリースリーベースヒット



JR西日本3―0MSH医療専門学校




野邊 1―1から3球目を打ってセンターへ犠牲フライ






JR西日本4―0MSH医療専門学校




土居 0―1から2球目を打ってショートゴロ捕球エラー








植本 2―2から5球目を打ってセンター前ヒット








春原 0―1から2球目を打ってライト前タイムリーヒット



JR西日本5―0MSH医療専門学校








西野 0―2から3球目を打ってサードゴロ
4回表




米田 2―2から5球目を打ってショートゴロ




丸山 2―2から8球目を空振り三振




森崎 2―2から5球目を空振り三振
4回裏




岩崎 1―1から3球目を打ってサードゴロ




戸田 3―1から5球目を打ってレフト線ツーベースヒット




奥野 0―1から2球目を打ってファーストライナー








杉本 フルカウントから7球目を打ってセンターフライ
5回表








新木 1―0から2球目を打ってキャッチャーファウルフライ








中前 2―0から3球目を打ってセカンドゴロ




佐伯 初球を打ってセカンドゴロ
5回裏
MSH医療専門学校選手交代
レフト肥田に代えて矢田真大(岡山興譲館高校)








野邊 1―1から3球目を打ってライト線ツーベースヒット








土居 初球を打ってセカンドファウルフライ




植本 初球を打ってライトフライ



セカンドランナー野邊タッチアップでサードへ








春原 初球を打ってライト前タイムリーヒット



JR西日本6―0MSH医療専門学校








西野の代打黒野諒太郎(吉良高校~愛知産業大学) 0―1から2球目を打ってセカンドゴロ
6回表
JR西日本選手交代











ピッチャー石黒に代えて齋藤祐太(智辯学園和歌山高校)




北脇 1―2から4球目を空振り三振




橋本の代打沖本成海(三次青陵高校) 1―0から2球目を打ってピッチャーゴロ




矢田 1―1から3球目を打ってショートゴロ
6回裏




岩崎 初球を打ってレフト前ヒット








戸田 1―1から3球目を打ってサードゴロセカンドフォースアウト
次打者奥野の5球目(ボール)にファーストランナー戸田セカンド盗塁成功








奥野 2―2から7球目を打ってファーストファウルフライ








杉本の代打石嵜健人(如水館高校~近畿大学工学部) 0―1から2球目を打ってライト前タイムリーヒット



JR西日本7―0MSH医療専門学校




野邊 初球を打ってセンターフライ
7回表
JR西日本選手交代とシート変更
J代打石嵜がそのまま入りセカンド











ピッチャー齋藤に代えて岡田和馬(南陽工業高校~近畿大学)




米田 2―2から6球目を空振り三振




丸山 1―2から4球目を空振り三振




森崎 2―2から5球目を打ってライトフライ
MSH医療専門学校
000 000 0 0 H2 E2
005 011 X 7 H9 E0
JR西日本
試合開始15:50 試合終了17:20


田村選手、大倉選手、と言った主戦級の選手は「お休み」のJR西日本打線。若い選手を起用しての試合でしたが、これもなかなか見ごたえのあるスターティングオーダー。同世代とも思えるMSH医療専門学校を圧倒しました。そんな中で目立ったのは、10年目を迎えた春原選手。


普段は初見のピッチャーは、ある程度ボールを投げさせて「見極める」1番打者特有の打席が多いですが、この試合では早いカウントから打って出ての3打数2安打2打点。最近は打順が「不確定」ではありますが、この試合に関しては、若い選手の「見本」のような立場だったのかもしれません。


負けじとタイムリーヒットを打ったのは、11年目の石嵜選手。出場機会があったりなかったり、また守備位置も変わる事も多いですが、それでもしっかり結果を出されるのは、普段のコンディショニングの賜物かと思います。JR大会では試合を観れませんでしたが、お二方ともお元気そうで何より。


広島と言う土地柄、あまり全国で大きく報じられる事はありませんが、社会人野球界で、JFE西日本の岡選手共々、30歳を過ぎても、まだまだ第一線で活躍されている選手はたくさんおられます。若さを前面に押し出すのもいいですが「ベテラン」ももっと沢山取り上げて欲しいなぁ、と思った次第。
あと10年、とは言いません、。あと5年は頑張って戴きたいです。
2023.08.28 / Top↑
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