



第94回都市対抗野球大会も、無事8日目を迎えました。









残念ながら、個人的に応援していたJR西日本、JFE西日本、そして三菱重工Westは、みな一回戦敗退となってしまいました。が、東京ドームでは、まだまだ熱い戦いが繰り広げています。









勝負事ですから、勝ち負けは必ずついて回ります。しかしながら、都市対抗野球大会は、日本野球連盟に所属する全てのチームが目指せる大会、ここににたどり着く事すら叶わなかったチームの方が多いんです。その、敗退したチームの熱も、この東京ドームには詰まっているとも考えています。









そしてその熱は、大会が進むにつれて凝縮されているもの、とも考えています。二回戦に進んだチームも、たくさんの人の想いを背負い、そして個人の想いを胸に秘め、このグラウンドに立っています。









そして、全国大会の観戦ってのは、一期一会だとも考えています。ちょっと大袈裟かも知れませんがこの先、もしかしたらその選手が、この場に立つ事はもうないかも知れない。もしかしたら、今年を最後に勇退を考えている選手もいるかも知れない。だから、一瞬たりとも気を抜けないんです。









こうやって、観戦する事になったのも、何かの縁だとも思っています。もしかしたら、どこかで出会う事のないまま終わる縁かも知れませんが、そんな些細な縁も、大事にしていきたい、と考えています。
スターティングオーダー
先攻:門真市/パナソニック
1(左)植田勝至 (興国高校~大阪商業大学)
2(二)武田登生 (中央学院高校~中央学院大学/日本新薬からの補強選手)
3(指)山本ダンテ武蔵(大阪桐蔭高校~國學院大學)
4(右)三宅浩史郎(神港学園高校~立命館大学)
5(捕)久保田拓真(津田学園高校~関西大学)
6(一)花本太紀 (東大阪大学柏原高校~創価大学/大阪ガスからの補強選手)
7(三)松根 優 (南部高校~近畿大学)
8(遊)永江大樹 (東福岡高校~福岡大学)
9(中)上田隼也 (高知高校~亜細亜大学)











投:與座健人 (沖縄尚学高校~関西国際大学)
後攻:東京都/JR東日本
1(中)向山基生 (法政第二高校~法政大学/NTT東日本からの補強選手)
2(指)金子莉久 (國學院大學栃木高校~白鴎大学)
3(二)杉崎成輝 (東海大学付属相模高校~東海大学)
4(右)山内 慧 (美来工科高校~専修大学)
5(一)菅田大介 (京都共栄学園高校~奈良学園大
6(三)下川知弥 (筑陽学園高校~駒澤大 学/NTT東日本からの補強選手)
7(捕)渡辺和哉 (文星芸術大学附属高校~専修大学)
8(左)佐藤拓也 (浦和学院高校~立教大学)
9(遊)海﨑雄太 (埼玉栄高校~法政大学)















投:多田裕作 (日本体育大学附属柏高校~拓殖大学/ NTT東日本からの補強選手)
審判員







球審:太田 一塁:稲葉 二塁:清水 三塁:松川
成績
1回表




植田 2―2から5球目を空振り三振




武田 1―2から4球目を空振り三振




山本 フルカウントから7球目を選んでフォアボール



次打者三宅の4球目(ボール)にファーストランナー山本セカンド盗塁失敗
1回裏











向山 2―2から7球目を打ってライト前ヒット




金子 1―2から7球目を見逃し三振







杉崎 1―0から2球目を打ってサードファウルフライ
次打者山内の4球目前にファーストランナー向山飛び出しタッチアウト
2回表




三宅 3―1から5球目を選んでフォアボール




久保田 初球を打ってセンターフライ











花本 0―2から3球目を打ってレフト線ツーベースヒット




松根 1―1から3球目をピッチャー前スクイズ



JR東日本0―1パナソニック




永江 2―2から5球目を空振り三振
2回裏








山内 2―2から5球目を打ってセカンドゴロ








菅田 1―2から4球目を打ってセンターフライ








下川 1―2から5球目を空振り三振
3回表








上田 2―2から6球目を打ってショートゴロ




植田 0―2から3球目を空振り三振




武田 1―2から4球目を打ってショートゴロ
3回裏




渡辺 フルカウントから6球目を空振り三振




佐藤 2―2から5球目を空振り三振




海崎 1―2から4球目を空振り三振
4回表








山本 0―1から2球目を打ってセンター前ヒット








三宅 初球を打ってセンター前ヒット












久保田 0―1から2球目をピッチャー前送りバント失敗ダブルプレイ




花本 0―2から3球目を見逃し三振
4回裏
パナソニック選手交代



キャッチャー久保田に代えて川上翔大(高知高校~近畿大学)




向山 1―2から4球目を空振り三振




金子 0―1から2球目を打ってセンターフライ




杉崎 2―2から5球目を打ってセカンドゴロ
5回表




松根 1―2から5球目を打ってファーストゴロ




永江 初球を打ってセンターフライ




上田 フルカウントから8球目を選んでフォアボール






次打者植田の2球目(バントの構え見送りボール)にファーストランナー上田セカンド盗塁失敗
5回裏








山内 初球を打ってショートゴロファーストへ送球エラー




菅田 フルカウントから7球目を選んでフォアボール




下川 初球をピッチャー前送りバント




渡辺 2―2から6球目を打ってショートフライ









佐藤 2―2から6球目を打ってセンターフライ






6回表
JR東日本選手交代
ピッチャー多田に代えて西田光汰(大阪体育大学浪商高校)




植田 1―2から5球目を空振り三振




武田 フルカウントから9球目を選んでフォアボール








山本 1―2から5球目を打ってサードゴロダブルプレイ
6回裏




海崎 初球を打ってライトファウルフライ




向山 0―1から2球目を打ってセカンドゴロ




金子 2―2から6球目を打ってピッチャーライナー
7回表




三宅 フルカウントから6球目を選んでフォアボール




川上 初球をピッチャー前送りバント




花本 0―2から3球目を打ってレフト前ヒット










松根 1―0から2球目をファースト前スクイズ成功ホームへ送球エラーでセカンドへ



JR東日本0―2パナソニック




永江 1―2から4球目を打ってライトフライ




上田 フルカウントから6球目を打ってレフト前タイムリーヒット



JR東日本0―3パナソニック



セカンドランナーはホームタッチアウト
7回裏




杉崎 1―2から4球目を打ってセンター前ヒット







山内 1―1から3球目を打ってレフト前ヒット




菅田 1―2から4球目を空振り三振




下川 初球を打ってライトオーバーソ3ランホームラン












JR東日本3―3パナソニック










渡辺 0―2から3球目を打ってショート後方ツーベースヒット




佐藤 2―2から6球目を打ってファーストライナー



パナソニック選手交代











ピッチャー與座に代えて榎本亮(京都学園高校~佛教大学)




海崎の代打大城悠也(城北高校~横浜商科大学) 1―2から4球目を打ってセカンドゴロファーストへタイムリー送球エラー






JR東日本4―3パナソニック
JR東日本選手交代



セカンドランナー大城に代えて福武修(東海大学甲府高校~立命館大学)




向山 2―2から5球目を空振り三振
8回表
JR東日本選手交代
キャッチャー渡辺に代えて小藤翼(日本大学第三高校~早稲田大学)
代走福武がそのまま入りショート
ピッチャー西田に代えて西居建陽(和歌山商業高校~中部学院大学)




植田の代打村上隼介(西脇工業高校~専修大学) 2―2から5球目を見逃し三振




武田 2―2から5球目を打ってセンターフライ




山本 1―2から4球目を空振り三振
8回裏
パナソニック選手交代
代打村上がそのまま入りレフト



サード松根に代えて小峰聡志(帝京高校~東洋大学)




金子 初球を打ってセカンドゴロ




杉崎 フルカウントから6球目を空振り三振




山内 2―2から6球目を打ってセンター前ヒット




菅田 2―2から7球目を打ってセカンドゴロ
9回表
三宅 0―1から2球目を打ってピッチャーゴロ




川上の代打大坪直希(神村学園高校~亜細亜大学) 0―2から3球目を打ってショートゴロ




花本 1―1から3球目を打ってショート内野安打








小峰 1―2から4球目を打ってセンターフライ









門真市/パナソニック
010 000 200 3 H6 E2
000 000 40X 4 H8 E1
東京都/JR東日本
試合開始10:03 試合終了12:41

この試合の、パナソニックの敗戦で、近畿地区5代表全てが、今大会敗退となってしまいました。



トーナメント戦ですから「絶対」はありません。パナソニックのように、56回目の出場でも、これだけは覆せません。どこのチームも、並々ならぬ意欲を持って、このグラウンドに立っています。



正直、力の差はない、とも思っています。勝負を決めるのは、情念、そして執念の差。それがほんの少しだけ、JR東日本が勝っただけの事。と、観てるだけの人間は簡単に言いますが、選手の皆さんはそれどころではないんでしょうね。これだけは、いちファンが言及する所ではない、と思いますが。
また、どこかでお会いしましょう・・・。
2023.07.22 / Top↑
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