

大会も3日目。海の日を含んだ三連休の真ん中を迎えました。今大会「特定シード」を申請したチームは全てここに集結、と言っても過言ではないでしょう。基準は1万人。それが両チーム友となると、最低でも2万人は集まる計算。ここで集客出来るかが、今大会の観客数にも関わるでしょう。






そこで対戦するのは、太田市・SUBARUと、福山市・倉敷市、JFE西日本。SUBARUは太田市からの応援、JFE西日本は、出場ならなかったJFEスチール東日本製作所、ならびに関連会社からの協力を得て、の動員でしょうか。尤も、ダラダラ観てる人間にはあまり関係のない事ですが。









ただやはり、応援は多い方がいいし、賑やかな方がいいに決まっています。特に社会人野球の応援と言うのは「ただの応援」だけでなく「選手を鼓舞する」面において大きな役割を果たしています。直接応援に関わる事はほとんどありませんが、これは正直、ダイレクトに感じます。









職場の同僚、上司、先輩、後輩だけでなく、出身校の同級生、先輩後輩、恩師、そして忘れてはならない「家族」。この辺のつながりと言うのは、フェンスのこっち側の人間が想像している以上に大きく、深いものがあります。だから余計に、選手の皆さんは力が入るもんなんだ、とも思っています。









そして、高校・大学で同じ釜の飯を食ったライバルの存在。都市対抗野球大会や社会ん野球日本選手権、その他JABA大会ともなると、大会前後に同級生先輩後輩で盃を酌み交わす話をよく見聞きします。短い時間ながらも、互いに切磋琢磨し合った仲。この絆は絶対的なもの、とも感じます。
もしかしたらこの辺の縁と言うか輪、みたいなものは、我々いちファンが想像する以上jに、大きなものかも知れません。これがもっともっと大きなうねりになって、社会人野球の存在がもっと大きなものになればいいな、と日々考えています。
スターティングオーダー
先攻:福山市・倉敷市/JFE西日本
1(一)土井克也 (北条高校~神奈川大学)
2(右)上西嵐満 (宇部鴻城高校~日本体育大学)
3(左)鳥井 凌 (尽誠学園高校~仙台大学)
4(指)綿屋 樹 (鹿児島実業高校)
5(三)古田 塁 (天理高校~東洋大学)
6(二)新田旬希 (市立呉高校~駒澤大学)
7(捕)後藤将太 (奈良大学付属高校~帝京大学)
8(遊)岡 将吾 (西日本短期大学付属高校~駒澤大学)
9(中)永山裕真 (報徳学園高校~青山学院大学)















投:津山裕希 (明秀学園日立高校~中部学院大学)
後攻:太田市/SUBARU
1(左)藤原龍之介(秋田南高校~上武大学)
2(遊)横瀬辰樹 (横浜隼人高校~東京農業大学)
3(三)森下智之 (米子東高校~明治大学)
4(一)小玉佳吾 (東海大菅生高校~東海大学)
5(中)古川幸拓 (関東学園大学附属高校~白鴎大学)
6(右)龍昇之介 (久留米商業高校~白鴎大学)
7(指)山田知輝 (桐生第一高校~東洋大学)
8(捕)新出篤史 (函館大附属有斗高校~専修大学)
9(二)日置翔兼 (堀越高校~立正大学)















投:阿部博光 (佐久長聖高校~東洋大学)
審判員







球審:斎藤 一塁:塚本 二塁:三浦 三塁:中西
成績
1回表




土井 1―1から3球目を打ってサードゴロ








上西 1―1から3球目を打ってショートゴロ送球エラー








鳥井 0―1から2球目を打ってショートゴロダブルプレイ
1回裏




藤原 初球を打ってレフト前ヒット



次打者の初球(ストライク)にファーストランナーセカンド盗塁成功




横瀬 フルカウントから6球目を打ってセカンドゴロ
森下 1―0から2球目を打ってセンターオーバータイムリースリーベースヒット
SUBARU1―0JFE西日本
小玉 0―2から3球目を空振り三振
古川 1―0から2球目を打ってライトフライ
2回表




綿屋 フルカウントから7球目を空振り三振








古田 0―1から2球目を打ってセンター前ヒット




新田 1―2から4球目を見逃し三振




後藤 2―2から6球目を打ってショートゴロ
2回裏








龍 0―2から3球目を空振り三振
山田 0―1から2球目を打ってショートフライ
新出 1―2から5球目を打ってショートゴロ
3回表




岡 1―2から5球目を空振り三振








永山 1―0から2球目を打ってセカンドゴロ




土井 2―1から4球目を打ってショートゴロ
3回裏




日置 フルカウントから7球目を選んでフォアボール








藤原 1―1から3球目を打ってセカンドゴロダブルプレイ




横瀬 1―1から3球目を打ってサードライナー
4回表




上西 1―0から2球目を打ってセンター前ヒット




鳥井 2―2から6球目を空振り三振




綿屋 1―0から2球目を打ってセンターフライ
次打者の初球目(ボール)にファーストランナー上西セカンド盗塁成功




古田 1―1から3球目を打ってライトフライ
4回裏




森下 フルカウントから7球目を打ってファーストゴロ




小玉 2―0から3球目を打ってセンターフライ
古川 1―1から3球目を打ってピッチャーゴロ
5回表




新田 1―1から3球目を打ってセンターフライ
後藤 2―1から4球目を打ってサードフライ




岡 2―1から4球目を打ってセカンドゴロ
5回裏




龍 1―2から4球目を打ってセカンドゴロ




山田 1―2から4球目を打ってファーストゴロ
新出 3―1から5球目を選んでフォアボール




日置 1―1から3球目を打ってセンターフライ
6回表




永山の代打三木大知(倉敷工業高校~岡山商科大学) フルカウントから6球目を打ってファーストゴロ




土井 0―2から3球目を空振り三振




上西 1―2から4球目を打ってセカンドゴロ
6回裏
JFE西日本選手交代
代打三木がそのまま入りセンター











ピッチャー津山に代えて筒井恒匡(松本工業高校~日本体育大学)
藤原 0―2から3球目を空振り三振




横瀬 フルカウントから7球目を選んでフォアボール




森下 2―2から球目を打ってライト前ヒット ファーストランナーはサードへ




小玉 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
古川 フルカウントから7球目を打ってレフトへ犠牲フライ
SUBARU2―0JFE西日本
JFE西日本選手交代











ピッチャー筒井に代えて尾田恭平(智辯学園高校~大阪商業大学)




龍 0―2から3球目を空振り三振

7回表




鳥井の代打篠原翔太(報徳学園高校~明治大学) SF―から球目を打ってライトフライ




綿屋 0―2から3球目を空振り三振




古田 2―2から5球目を打ってセンターフライ


7回裏
JFE西日本選手交代
代打條原に代えてセンター田中多聞(呉港高校)
センター三木がレフト
山田 1―0から2球目を打ってショートライナー
新出 2―2から5球目を空振り三振
日置 2―0から3球目を打ってライトフライ
8回表




新田 初球を打ってセンターフライ
後藤 0―1から2球目を打ってレフトフライ




岡 2―2から6球目を空振り三振
8回裏
JFE西日本選手交代















ピッチャー尾田に代えて米田知弘(橋本高校~大阪大谷大学/シティライト岡山からの補強選手)
藤原 フルカウントから6球目を打ってレフト前ヒット
横瀬 1―1から3球目をピッチャー前送りバント



JFE西日本選手交代











ピッチャー米田に代えて稲葉虎大(関西高校~東海学園大学/シティライト岡山からの補強選手)




森下 フルカウントから7球目を打ってレフトフライ




セカンドランナータッチアップでサードへ




小玉 0―2から4球目を打ってライトフライ
9回表




三木 1―0から2球目を打ってファーストゴロ




土井 2―2から5球目を空振り三振
上西 2―2から5球目を打ってセカンドゴロ



福山市・倉敷市/JFE西日本
000 000 000 0 H2 E0
100 001 00X 2 H4 E1
太田市/SUBARU
試合開始10:06 試合終了12:16

豪打快打で広島県、そして中国地区を突破したJFE西日本打線ですが、すっかり沈黙してしまいました。大会直前のオープン戦を1試合観戦しましたが、どことなく「おかしいなぁ」と言うものは感じていましたが、それが大事な大事な本選の一回戦で露わになるとは思いもよりませんでした。
ただ、企業チームのほぼ全チームと言っていいくらいに「アナライザー」と呼ばれる、データ分析のスタッフが揃っている現状を鑑みると、ある程度の解析が行われているのかも、と思わざるを得ません。JABA大会等でも、次に対戦するであろうチームを視察に行く事もよくある事ですし。



JFE西日本ほどのチームにもなると、それらが顕著になるとも思います。近年は、大小問わず、公式戦全試合のデータをそろえているサイトもあるくらいですから「ちょっと観に行っておこうか」と言う事にもなりかねません。何といっても、一次予選二次予選全試合コールドゲーム、のチームですから。
打線は水物と申します。ある程度の波があります。打てる時期もあれば、さっぱりの時期もあります。オープン戦、公式戦がプロ野球に比べて格段に少ない社会人野球ともなると、それが目立たないだけで、その「波が来なくなった時期」が今になってしまったんでしょう。厳しいし悔しいですけどね。



JFE西日本さんは、既にJABA大会を制しているので、社会人野球日本選手権最終予選への出場はありません。その分、実践の場は若干少なくなるとは思いますが、気持ちを切り替えて、初冬のほっともっとフィールド神戸、そして京セラドーム大阪に臨んで頂けたら、と思っています。
お疲れさまでした。次はJABA広島大会でお会いしましょう。
2023.07.17 / Top↑
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