

第65回JABA岡山大会、四日目を迎えました。


本来ならこの日、4月17日は、優勝決定トーナメントのはずだったんですが、4月15日・三日目が雨天の為順延。そのまま日程をずらさず、丸々17日に開催された次第。ゆえに優勝決定トーナメントは翌18日。なので残念ながら今年は、優勝決定トーナメントは観戦不可能となってしまいました。


















既に予選リーグを終え、敗退の決まってしまったチームもありますが、最終日を迎え、未だに3連勝で優勝決定トーナメント進出を決めたチームがありません。3連勝の可能性を残しているチームもありますが、最終日にならないと、優勝決定トーナメント進出チームが決まらない、と言う大混戦。


















その大混戦の筆頭にあるのが、この日のマスカットスタジアムでの第一試合・予選リーグⅮブロックの4チーム。全チームが1勝1敗。コールド勝ちなどで与えられるポイントも全チーム「ゼロ」。









そして第一試合での三菱自動車倉敷オーシャンズ対JR東海、第二試合の伯和ビクトリーズ対ミキハウスで総てが決するという、余りにも熾烈な優勝決定トーナメント進出争い。どのチームも、全国大会出場経験があるだけに、勝敗やポイントだけでなく、総失点や得失点差、ややこしい計算の元に明日を迎えるチームが出る可能性があります。これが、日本選手権対象大会の恐ろしさでしょう。









とは言うものの、大会は残す所あと二日。正念場も正念場。ここで、耐え難きを耐え、忍び難きを「凌いだ」たった1チームだけが、晩秋の京セラドーム大阪に進む事が出来ます。まず、この試合を勝って、第二試合の結果待ち、かと思いますが、まずは目の前の1勝。これが必要不可欠です。
スターティングオーダー
先攻:JR東海
1(遊)山﨑大輝 (長崎商業高校~中部学院大学)
2(二)佐々木将太(金光大阪高校~愛知学院大学)
3(三)平野英丸 (静岡高校~駒澤大学)
4(一)中田亮二 (明徳義塾高校~亜細亜大学~中日ドラゴンズ)
5(指)堀尾良馬 (神港学園神港高校~亜細亜大学)
6(右)三村政喜 (中部第一高校~東海学園大学)
7(左)山本晃大 (浦和学院高校~慶應義塾大学)
8(捕)牛場友哉 (常葉学園橘高校~亜細亜大学)
9(中)吉田 隼 (国士舘高校~東北福祉大学)















投:戸田公星 (日田林工高校)
後攻:三菱自動車倉敷オーシャンズ
1(右)沖 成樹 (南陽工業高校~MSH医療専門学校)
2(三)杉村彰哉 (京都外国語大学西高校)
3(中)小柳周太 (北九州高校~MSH医療専門学校)
4(左)平井孝治 (尽誠学園高校~筑波大学~三菱自動車岡崎)
5(一)牛尾涼太 (瀬戸内高校~MSH医療専門学校)
6(指)尾堂吉郎 (れいめい高校~福井工業大学)
7(二)宮崎 新 (履正社高校~明治大学)
8(捕)本木駿也 (上尾高校~履正社医療スポーツ専門学校)
9(遊)猪崎真也 (興譲館高校~履正社医療スポーツ専門学校)


















投:彦坂魁人 (尾山台高校~西日本工業大学)
審判員










球審:瀧隆志 一塁:古谷大介 二塁:橘修 三塁:馬場圭一
成績
1回表












山﨑 0―1から2球目を打って右中間へスリーベースヒット








佐々木 0―1から2球目がデッドボール








平野 1―2から4球目を打ってファーストゴロセカンドフォースアウト サードランナーホームイン
倉敷オーシャンズ0―1JR東海




中田 2―2から5球目を打ってセンター前ヒット







堀尾 1―0から2球目を打ってライトフライ セカンドランナータッチアップでサードへ




三村 1―1から3球目を打ってショートゴロ
1回裏




沖 初球を打ってライトフライ




杉村 2―2から5球目を打ってセカンドゴロ








小柳 初球を打ってレフト前ヒット











平井 初球を打ってライト前ヒット ファーストランナー小柳はサードへ




牛尾 0―1から2球目を空振り三振



2回表




山本 0―2から3球目を打ってサードゴロ








牛場 2―0から3球目を打ってレフト線ツーベースヒット








吉田隼 2―2から6球目を空振り三振




山﨑 1―2から4球目を打ってファーストゴロ






2回裏




尾堂 フルカウントから8球目を選んでフォアボール




宮崎 3―1から5球目を打ってセカンドゴロ捕球エラー








本木 0―1から2球目をキャッチャー前送りバント失敗ダブルプレイ




猪崎 3―1から5球目を打ってショートゴロ



3回表




佐々木 2―2から6球目を空振り三振




平野 0―2から3球目を空振り三振




中田 2―2から5球目を打ってセンター前ヒット




堀尾 2―2から5球目を打ってセカンドゴロ
3回裏




沖 初球を打ってライト前ヒット




杉村 初球をファースト前送りバント




小柳 1―2から5球目を空振り三振




平井 3―1から5球目を打ってピッチャーゴロ
4回表










三村 フルカウントから6球目を打ってセンター前ヒットと処理エラー




山本 初球をキャッチャー前送りバント








牛場 1―2から5球目を空振り三振




吉田隼 フルカウントから6球目を選んでフォアボール







山﨑 2―1から4球目を打ってレフト前タイムリーヒット
倉敷オーシャンズ0―2JR東海



三菱自動車倉敷オーシャンズ選手交代











ピッチャー彦坂に代えて守屋泰輔(玉島商業高校~関西国際大学)
佐々木 0―2から3球目を打ってセンター前タイムリーヒット
倉敷オーシャンズ0―3JR東海




平野 0―2から3球目を空振り三振
4回裏




牛尾 0―2からさ球目を空振り三振




尾堂 1―2から4球目を打ってライトフライ




宮崎 ストレートのフォアボール




本木 初球を打ってサードゴロ
5回表




中田 1―2から5球目を空振り三振




堀尾 2―2から5球目を空振り三振




三村 0―2から3球目を空振り三振






5回裏




猪崎 初球を打ってショートゴロ








沖 1―2から4球目を打ってセンター前ヒット
杉村 初球を打ってレフトフライ




小柳 0―1から2球目を打ってセンターフライ
6回表
山本 1―2から4球目を打ってレフトフライ




牛場 2―2から6球目を空振り三振




吉田隼 初球をセーフティバントもファーストゴロ
6回裏




平井 初球を打ってレフトフライ
牛尾の代打福島未来翔(小松高校) 0―1から2球目を打ってファーストゴロ








尾堂 1―1から3球目を打ってセンターフライ
7回表
三菱自動車倉敷オーシャンズシート変更



代打福島がそのまま入りセカンド セカンド宮崎がファースト




山﨑 1―1から3球目を打ってショートフライ




佐々木 1―2から5球目を打ってセカンドゴロ








平野 0―1から2球目を打ってセカンドゴロ



7回裏




宮崎 初球を打ってファーストゴロ




本木 1―2から4球目を空振り三振








猪崎 1―0から2球目を打って右中間へツーベースヒット




沖 フルカウントから6球目を選んでフォアボール








杉村 初球を打ってライトフライ






8回表




中田 2―2から5球目を打ってサードゴロ






三菱自動車倉敷オーシャンズ選手交代















ピッチャー守屋に代えて眞田拓(東郷高校~名城大学)








堀尾 初球を打ってショートゴロ捕球エラー




三村 ストレートのフォアボール




山本 0―2から3球目を打ってセカンドゴロセカンドフォースアウト




牛場 3―1から5球目を打ってショートゴロ
8回裏




小柳 2―2から5球目を打ってライトフライ




平井 1―2から4球目を打ってセカンドゴロ




福島 1―2から4球目を打ってレフトフライ



9回表








吉田隼 1―2から4球目を打ってショートゴロ




山﨑 1―2から4球目を見逃し三振




佐々木 フルカウントから6球目を空振り三振



9回裏
JR東海選手交代















ピッチャー戸田に代えて川本祐輔(尾道高校~亜細亜大学)




尾堂 フルカウントから7球目を選んでフォアボール




宮崎 フルカウントから6球目を打ってレフトフライ








本木の代打竹井陸(関西高校) 1―0から2目を打ってレフトフライ




猪崎 1―2から4球目を空振り三振









JR東海
100 200 000 3 H7 E0
000 000 000 0 H5 E1
三菱自動車倉敷オーシャンズ
試合開始08:57 試合終了11:17

前日まで、4チーム1勝1敗ながら、総失点その他で1位だった倉敷オーシャンズですが、残念ながらこの試合の敗戦で、予選リーグ敗退となってしまいました。先発の彦坂投手の後を受けた守屋投手が、ほぼ完ぺきなピッチングだっただけに、ちょっともったいない敗戦だったように思います。
ただ、光明はあります。若干波がありましたが、個人的に課題だったと思われる得点力不足も解消されつつあります。打順も固定されつつありますし、ホームランこそありませんが、打線に繋がりが出てきたように思います。藻類その他、小技の利く選手も増えました。厳しい戦いの経験も積めたと思います。ゴールデンウイーク明けに始まる、JABA九州大会に向けての光明は幾らでもあります。
そして、接戦もモノにしたJR東海はこれで一歩リード。次の試合でミキハウスが勝っても、直接対決で勝利しているので予選通過、伯和ビクトリーズが勝てば、直接対決で負けているだけに予選リーグ敗退。やきもきする予選リーグの結果は、もうしばらく後になります。気が気じゃないでしょうね。
2023.04.18 / Top↑
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