JABA岡山大会二日目、倉敷市営球場会場第三試合は、共につい先日まで、松山坊っちゃんスタジアムで行われていた、第51回JABA四国大会に参加していたチーム同士の戦いとなりました。
ひとつ前の記事でも申し上げた通り、この時期は「日本選手権対象大会」が目白押し。チームによっては中数日で、本拠地に帰る間もなく「連続参戦」のチームもあります。プロ野球でもこのような「連戦」はありますが、社会人野球の場合は大半が「バス移動」。心身共にタフでないと戦えません。




四国銀行硬式野球部は、高知が地元とは言え、四国大会最後の試合から中二日、高知から倉敷までは高速道路で2時間前後。大会期間中は倉敷市内宿泊とは言うものの、疲労の度合いはいかがでしょうか。もっとも、選手の皆さんは「そう言う世界」と言うのは叩き込まれているはず。




オープン戦ともなると、余程の事がない限り日帰り、いつどこから、どんな選手がプロ野球に進むか分かりませんが、こんな環境の中で自身を鍛え、高めているんですから、いい選手が出てきて当たり前。その先にあるのは「二大大会」と言う大舞台。皆さんそこを目指して日々戦っておられます。






対するツネイシブルーパイレーツも同じく中二日。こちらは地元が福山市沼隈町と言う事で、今大会は全て寮からの日帰りとなります。、今大会、中国地区から参加のチームは全チーム日帰り。JFE西日本と共に、かなり過酷な日程になっています。、疲労回復の度合いは如何なものでしょう。






そんな中で見せた、四国大会での粘り腰。予選リーグ最終戦こそ、前日の第三試合(延長タイブレーク)からの第一試合と言う事で、力尽きた感はありましたが、昨年以降、着実に「中国地区突破」と言う、もう一段上のステップが見えてきていると思います。そしてこの日の相手も、全国大会常連チーム。四国大会での成績がフロック出なかったことを証明する岡山大会になる事と思います。
スターティングオーダー
先攻:四国銀行
1(中)真田一斗 (明徳義塾高校~日本大学)
2(右)大谷雄志 (今治北高校~神戸学院大学)
3(捕)南 武志 (土佐高校~同志社大学)
4(二)大北海斗 (明徳義塾高校~拓殖大学)
5(指)橋川亮佑 (鳴門高校~流通経済大学)
6(一)藤井拓海 (英明高校~拓殖大学)
7(三)平瀬 亨 (高知商業高校~中央大学)
8(左)柴田一路 (春日丘高校~高知大学)
9(遊)下村一成 (高知商業高校~松山大学)




投:田井惣士 (新田高校~創価大学)
後攻:ツネイシブルーパイレーツ
1(遊)小南飛雄 (川之江高校~広島経済大学)
2(右)河野椋斗 (尾道高校~上武大学)
3(一)小南飛雄 (川之江高校~広島経済大学)
4(左)手束海斗 (鳴門高校)
5(右)前本武蔵 (広陵高校~近畿大学)
6(三)新田大晟 (近江高校~大阪商業大学)
7(指)栗栖 徹 (岩国商業高校~福岡大学)
8(二)工 遼汰 (広陵高校~大阪商業大学)
9(捕)小林亮太 (倉敷商業高校~東北福祉大学)




投:多根井蒼太(報徳学園高校~大阪商業大学)
審判員


球審:藤田芳博 一塁:矢橋輝 二塁:品川正 三塁:稲田誠司
成績
1回表


真田 0―1から二適時内野安打球目を打ってファーストゴロ

大谷 0―2から3球目を空振り三振

南 2―2から5球目を空振り三振
1回裏

中里 1―1から3球目を打ってセンターフライ

河野 1―1から3球目を打ってレフトオーバーソロホームラン

ツネイシブルーパイレーツ1―0四国銀行


小南 フルカウントから7球目を打ってレフトフライ

手束 フルカウントから8球目を空振り三振
2回表

大北 2―1から4球目を打ってライトフライ

橋川 1―2から4球目を空振り三振


藤井 1―2から4球目を打ってセカンドゴロ捕球エラー


平瀬 1―0から2球目を打ってライトフライ

2回裏

前本 1―2から4球目を空振り三振

新田 1―1から3球目を打ってセンター前ヒット

栗栖 1―0から2球目を打ってレフト前ヒット
次打者の3球目(ストライク)にセカンドランナー新田飛び出しタッチアウト

工 2―2から5球目を選んでフォアボール

小林 2―2から5球目を打ってショートゴロ
3回表


柴田 フルカウントから7球目を打ってサードゴロ


下村 2―2から5球目を打ってショートゴロ

真田 2―2から5球目を空振り三振

3回裏

中里 1―2から4球目を空振り三振

河野 2―2から8球目を空振り三振

小南 1―2から5球目を見逃し三振
4回表

大谷 1―0から2球目を打ってライトオーバーソロホームラン

ツネイシブルーパイレーツ1―1四国銀行

南 2―2から5球目を空振り三振


大北 1―0から2球目を打ってレフト前ヒット

橋川 2―1から4球目を打ってレフトフライ

藤井 2―2から5球目を打ってセンター前ヒット ファーストランナーはサードへ

平瀬 初球を打ってセカンドゴロ
4回裏


手束 2―0から3球目を打ってセンター前ヒット

前本 2―0から3球目をピッチャー前送りバント

新田 0―2から3球目を打ってファーストゴロ セカンドランナーはサードへ

栗栖 ストレートのフォアボール


工 0―1から2球目を打ってファーストフライ
5回表
ツネイシブルーパイレーツ選手交代




ピッチャー多根井に代えて松田徹太(山陽高校~東亜大学)

柴田 2―2から5球目を打ってショート内野安打
次打者下村の4球目がワイルドピッチ

下村 2―2から6球目を打ってピッチャーゴロ

真田 1―2から4球目を打ってセンターへ犠牲フライ

ツネイシブルーパイレーツ1―2四国銀行


大谷 1―2から5球目を打ってショートゴロ送球エラー

南 2―1から4球目を打ってレフト前ヒット


大北 初球を打ってショートゴロ
5回裏
四国銀行選手交代




ピッチャー田井に代えて浮橋遼太(富岡西高校~静岡大学)

小林 0―2から3球目を空振り三振

中里 フルカウントから7球目を選んでフォアボール
次打者河野の3球目(ストライク)にファーストランナー中里セカンド盗塁成功

河野 2―1から4球目を打ってピッチャーゴロ
ツネイシブルーパイレーツ選手交代

セカンドランナー中里に代えて新地由樹 (明徳義塾高校~至誠館大学)

小南 1―2から4球目を空振り三振
6回表
ツネイシブルーパイレーツシート変更
代走新地がそのまま入りショート

橋川 0―1から2球目を打ってセカンドフライ

藤井 0―2から3球目を打ってショートゴロ

平瀬 初球を打ってレフト前ヒット

柴田 0―1から2球目を打ってライトフライ

6回裏

手束 2―2から5球目を打ってセンター前ヒット

前本 2―1から4球目を打ってセカンドゴロセカンドフォースアウト
次打者新田の初球(空振り)にファーストランナーセカンド盗塁成功

新田 0―2から3球目を見逃し三振


栗栖 初球を打ってライトフライ
7回表

下村 2―2から5球目を選んでフォアボール

真田 1―0から2球目をピッチャー前送りバント失敗セカンドフォースアウト


大谷 0―1から2球目を打ってショートゴロ

南 0―1から2球目を打ってセンターフライ
7回裏

工 2―2から6球目を打ってレフトフライ

小林 初球を打ってレフトフライ

新地 0―2から3球目を見逃し三振
8回表

大北 フルカウントから6球目を空振り三振

橋川 1―2から4球目を打ってライト前ヒット

藤井 0―1から2球目を打ってショートゴロダブルプレイ
8回裏

河野 初球を打ってライト前ヒット

小南 0―2から3球目を打ってファーストゴロダブルプレイ
手束 初球を打ってセカンドフライ
9回表
ツネイシブルーパイレーツ選手交代


ピッチャー松田に代えて上村爽真(星淋高校)
平瀬 1―1から3球目を打ってライトフライ

柴田 1―1から3球目を打ってサードゴロ


下村 フルカウントから6球目を空振り三振
9回裏
四国銀行選手交代




ピッチャー浮橋に代えて田中大成(八幡浜高校~亜細亜大学)

前本 1―0から2球目を打ってレフト線ツーベースヒット

新田の代打林和宏(崇徳高校~関東学院大学) 1―1から3球目を打ってセカンドゴロ

栗栖 2―2から5球目を空振り三振

工 フルカウントから6球目を打ってライトオーバータイムリーツーベースヒット
ツネイシブルーパイレーツ2―2四国銀行

小林 初球を打ってライト前サヨナラタイムリーヒット


ツネイシブルーパイレーツ3―2四国銀行

四国銀行
000 110 000 0 H8 E0
100 000 002 3 H9 E1
ツネイシブルーパイレーツ
試合開始15:11 試合終了17:37

両チーム、先発投手を早めに交代させ、目先を変えての投手戦。1点差がついていたとは言うものの、どちらに転んでもおかしくない試合でした。

土壇場、9回ツーアウトからの逆転サヨナラ勝ちのツネイシブルーパイレーツ。工選手がフルカウントまで追い詰められましたが、粘り切っての同点タイムリーツーベースヒット、そして止めは3年目の小林捕手のサヨナラタイムリーヒット。これだけ見事な逆転サヨナラ試合は久しぶりに見ました。

そして思ったのが、最後の場面。追い付いたヒットの後の初球を、迷う事なく捉えられたのが勝因かと思います。ここで「じっくり攻めようか」と言う作戦を取ると、もしかしたら追い付けぬままだったかも知れません。しかも相手投手は新加入。ここで初球ストライク、となると、落ち着きを取り戻したかも。
この辺が、昨年からツネイシブルーパイレーツが身につけた、試合に対する勝負勘と言いますか、勝負所に対する「嗅覚」みたいなもんだと考えます。

こんな事を言ったら叱られるかも知れませんが、元々から打力はあるチームです。ただこれまでは「何がなんでもイケイケ」で失敗して来た部分もありましたが、先の四国大会以降、構える所は構え、押しまくる所は押す、メリハリのある試合が出来ているように感じました。これも去年が糧になっているのかな。

全国大会常連チームのひしめくJABA四国大会、そしJABA岡山大会。初戦を落としているので、予選リーグ突破は微妙な所ではありますが、これまでにない経験値を纏いつつあるツネイシブルーパイレーツ。これまでとは違うチームに生まれ変わろうとしているように思いますが如何でしょうか。
ひとつ前の記事でも申し上げた通り、この時期は「日本選手権対象大会」が目白押し。チームによっては中数日で、本拠地に帰る間もなく「連続参戦」のチームもあります。プロ野球でもこのような「連戦」はありますが、社会人野球の場合は大半が「バス移動」。心身共にタフでないと戦えません。












四国銀行硬式野球部は、高知が地元とは言え、四国大会最後の試合から中二日、高知から倉敷までは高速道路で2時間前後。大会期間中は倉敷市内宿泊とは言うものの、疲労の度合いはいかがでしょうか。もっとも、選手の皆さんは「そう言う世界」と言うのは叩き込まれているはず。












オープン戦ともなると、余程の事がない限り日帰り、いつどこから、どんな選手がプロ野球に進むか分かりませんが、こんな環境の中で自身を鍛え、高めているんですから、いい選手が出てきて当たり前。その先にあるのは「二大大会」と言う大舞台。皆さんそこを目指して日々戦っておられます。


















対するツネイシブルーパイレーツも同じく中二日。こちらは地元が福山市沼隈町と言う事で、今大会は全て寮からの日帰りとなります。、今大会、中国地区から参加のチームは全チーム日帰り。JFE西日本と共に、かなり過酷な日程になっています。、疲労回復の度合いは如何なものでしょう。


















そんな中で見せた、四国大会での粘り腰。予選リーグ最終戦こそ、前日の第三試合(延長タイブレーク)からの第一試合と言う事で、力尽きた感はありましたが、昨年以降、着実に「中国地区突破」と言う、もう一段上のステップが見えてきていると思います。そしてこの日の相手も、全国大会常連チーム。四国大会での成績がフロック出なかったことを証明する岡山大会になる事と思います。
スターティングオーダー
先攻:四国銀行
1(中)真田一斗 (明徳義塾高校~日本大学)
2(右)大谷雄志 (今治北高校~神戸学院大学)
3(捕)南 武志 (土佐高校~同志社大学)
4(二)大北海斗 (明徳義塾高校~拓殖大学)
5(指)橋川亮佑 (鳴門高校~流通経済大学)
6(一)藤井拓海 (英明高校~拓殖大学)
7(三)平瀬 亨 (高知商業高校~中央大学)
8(左)柴田一路 (春日丘高校~高知大学)
9(遊)下村一成 (高知商業高校~松山大学)















投:田井惣士 (新田高校~創価大学)
後攻:ツネイシブルーパイレーツ
1(遊)小南飛雄 (川之江高校~広島経済大学)
2(右)河野椋斗 (尾道高校~上武大学)
3(一)小南飛雄 (川之江高校~広島経済大学)
4(左)手束海斗 (鳴門高校)
5(右)前本武蔵 (広陵高校~近畿大学)
6(三)新田大晟 (近江高校~大阪商業大学)
7(指)栗栖 徹 (岩国商業高校~福岡大学)
8(二)工 遼汰 (広陵高校~大阪商業大学)
9(捕)小林亮太 (倉敷商業高校~東北福祉大学)















投:多根井蒼太(報徳学園高校~大阪商業大学)
審判員







球審:藤田芳博 一塁:矢橋輝 二塁:品川正 三塁:稲田誠司
成績
1回表








真田 0―1から二適時内野安打球目を打ってファーストゴロ




大谷 0―2から3球目を空振り三振




南 2―2から5球目を空振り三振
1回裏




中里 1―1から3球目を打ってセンターフライ




河野 1―1から3球目を打ってレフトオーバーソロホームラン



ツネイシブルーパイレーツ1―0四国銀行








小南 フルカウントから7球目を打ってレフトフライ




手束 フルカウントから8球目を空振り三振
2回表




大北 2―1から4球目を打ってライトフライ




橋川 1―2から4球目を空振り三振








藤井 1―2から4球目を打ってセカンドゴロ捕球エラー








平瀬 1―0から2球目を打ってライトフライ



2回裏




前本 1―2から4球目を空振り三振




新田 1―1から3球目を打ってセンター前ヒット




栗栖 1―0から2球目を打ってレフト前ヒット
次打者の3球目(ストライク)にセカンドランナー新田飛び出しタッチアウト




工 2―2から5球目を選んでフォアボール




小林 2―2から5球目を打ってショートゴロ
3回表








柴田 フルカウントから7球目を打ってサードゴロ








下村 2―2から5球目を打ってショートゴロ




真田 2―2から5球目を空振り三振



3回裏




中里 1―2から4球目を空振り三振




河野 2―2から8球目を空振り三振




小南 1―2から5球目を見逃し三振
4回表




大谷 1―0から2球目を打ってライトオーバーソロホームラン



ツネイシブルーパイレーツ1―1四国銀行




南 2―2から5球目を空振り三振








大北 1―0から2球目を打ってレフト前ヒット




橋川 2―1から4球目を打ってレフトフライ




藤井 2―2から5球目を打ってセンター前ヒット ファーストランナーはサードへ




平瀬 初球を打ってセカンドゴロ
4回裏








手束 2―0から3球目を打ってセンター前ヒット




前本 2―0から3球目をピッチャー前送りバント




新田 0―2から3球目を打ってファーストゴロ セカンドランナーはサードへ




栗栖 ストレートのフォアボール








工 0―1から2球目を打ってファーストフライ
5回表
ツネイシブルーパイレーツ選手交代















ピッチャー多根井に代えて松田徹太(山陽高校~東亜大学)




柴田 2―2から5球目を打ってショート内野安打
次打者下村の4球目がワイルドピッチ




下村 2―2から6球目を打ってピッチャーゴロ




真田 1―2から4球目を打ってセンターへ犠牲フライ



ツネイシブルーパイレーツ1―2四国銀行







大谷 1―2から5球目を打ってショートゴロ送球エラー




南 2―1から4球目を打ってレフト前ヒット







大北 初球を打ってショートゴロ
5回裏
四国銀行選手交代















ピッチャー田井に代えて浮橋遼太(富岡西高校~静岡大学)




小林 0―2から3球目を空振り三振




中里 フルカウントから7球目を選んでフォアボール
次打者河野の3球目(ストライク)にファーストランナー中里セカンド盗塁成功




河野 2―1から4球目を打ってピッチャーゴロ
ツネイシブルーパイレーツ選手交代



セカンドランナー中里に代えて新地由樹 (明徳義塾高校~至誠館大学)




小南 1―2から4球目を空振り三振
6回表
ツネイシブルーパイレーツシート変更
代走新地がそのまま入りショート




橋川 0―1から2球目を打ってセカンドフライ




藤井 0―2から3球目を打ってショートゴロ




平瀬 初球を打ってレフト前ヒット




柴田 0―1から2球目を打ってライトフライ



6回裏




手束 2―2から5球目を打ってセンター前ヒット




前本 2―1から4球目を打ってセカンドゴロセカンドフォースアウト
次打者新田の初球(空振り)にファーストランナーセカンド盗塁成功




新田 0―2から3球目を見逃し三振








栗栖 初球を打ってライトフライ
7回表




下村 2―2から5球目を選んでフォアボール




真田 1―0から2球目をピッチャー前送りバント失敗セカンドフォースアウト








大谷 0―1から2球目を打ってショートゴロ




南 0―1から2球目を打ってセンターフライ
7回裏




工 2―2から6球目を打ってレフトフライ




小林 初球を打ってレフトフライ




新地 0―2から3球目を見逃し三振
8回表




大北 フルカウントから6球目を空振り三振




橋川 1―2から4球目を打ってライト前ヒット




藤井 0―1から2球目を打ってショートゴロダブルプレイ
8回裏




河野 初球を打ってライト前ヒット




小南 0―2から3球目を打ってファーストゴロダブルプレイ
手束 初球を打ってセカンドフライ
9回表
ツネイシブルーパイレーツ選手交代








ピッチャー松田に代えて上村爽真(星淋高校)
平瀬 1―1から3球目を打ってライトフライ




柴田 1―1から3球目を打ってサードゴロ








下村 フルカウントから6球目を空振り三振
9回裏
四国銀行選手交代















ピッチャー浮橋に代えて田中大成(八幡浜高校~亜細亜大学)




前本 1―0から2球目を打ってレフト線ツーベースヒット




新田の代打林和宏(崇徳高校~関東学院大学) 1―1から3球目を打ってセカンドゴロ




栗栖 2―2から5球目を空振り三振




工 フルカウントから6球目を打ってライトオーバータイムリーツーベースヒット
ツネイシブルーパイレーツ2―2四国銀行




小林 初球を打ってライト前サヨナラタイムリーヒット






ツネイシブルーパイレーツ3―2四国銀行



四国銀行
000 110 000 0 H8 E0
100 000 002 3 H9 E1
ツネイシブルーパイレーツ
試合開始15:11 試合終了17:37

両チーム、先発投手を早めに交代させ、目先を変えての投手戦。1点差がついていたとは言うものの、どちらに転んでもおかしくない試合でした。


土壇場、9回ツーアウトからの逆転サヨナラ勝ちのツネイシブルーパイレーツ。工選手がフルカウントまで追い詰められましたが、粘り切っての同点タイムリーツーベースヒット、そして止めは3年目の小林捕手のサヨナラタイムリーヒット。これだけ見事な逆転サヨナラ試合は久しぶりに見ました。


そして思ったのが、最後の場面。追い付いたヒットの後の初球を、迷う事なく捉えられたのが勝因かと思います。ここで「じっくり攻めようか」と言う作戦を取ると、もしかしたら追い付けぬままだったかも知れません。しかも相手投手は新加入。ここで初球ストライク、となると、落ち着きを取り戻したかも。
この辺が、昨年からツネイシブルーパイレーツが身につけた、試合に対する勝負勘と言いますか、勝負所に対する「嗅覚」みたいなもんだと考えます。


こんな事を言ったら叱られるかも知れませんが、元々から打力はあるチームです。ただこれまでは「何がなんでもイケイケ」で失敗して来た部分もありましたが、先の四国大会以降、構える所は構え、押しまくる所は押す、メリハリのある試合が出来ているように感じました。これも去年が糧になっているのかな。


全国大会常連チームのひしめくJABA四国大会、そしJABA岡山大会。初戦を落としているので、予選リーグ突破は微妙な所ではありますが、これまでにない経験値を纏いつつあるツネイシブルーパイレーツ。これまでとは違うチームに生まれ変わろうとしているように思いますが如何でしょうか。
2023.04.16 / Top↑
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