3月25日から27日、やまみ三原市民球場で、広島県野球連盟の全チームが集結する「春の祭典」第70回JABA松本滝蔵旗兼第58回JABA三浦芳郎旗争奪広島県大会が行われました。
毎年この大会は、無事に開催されても、どこかしらで天気が豹変して試合が中断になったり(雹が降ったこともありました)、丸一日雨天順延(昨年)になったりしてるような気もします。もっとも、季節的にそう言う時期なので、致し方ない部分もあります。運営の皆さんは大変だとは思いますけどね。
で、今年の松本旗三浦旗大会なんですが、無事に3日間通しで大会は終了しました。しかしながら二日目26日土曜日は、前夜からの大雨で、グラウンドコンディションは最悪の状態。それでも、大会関係者のご尽力によって、予定より大幅遅れながらも、予定されていた3試合を終了しました。
で、ここでは、広島県野球連盟の皆さん、そして所属するチーム関係者の皆さんに敬意を表しつつ、画像は少ないながらも、朝から試合開始までの「ドキュメント」をば。
当日は、9:00/福山ローズファイターズ対JFE西日本、11:30/JR西日本対広島鯉城クラブ、14:00/MSH医療専門学校対三原ヤッサベースボールクラブと、3試合が予定されていました。
前夜からの雨は一向に止む気配はなし一応天気予報では「午後から晴れ」とはなっていましたが、三原市民球場の水はけの良し悪しも分からず、出場チームのSNSでは「雨天順延」の通知はないまま。こんな場合、京都府野球連盟の場合であれば、朝6時に判断され、告知がありますが、残念ながら広島県野球連盟はSNSは持っておらず(関係者のSNSは存じております)、見通し立たず。
とは言うものの、この大会の為に三連休を取っていたので、中止になったとしても何なりとする事はあるだろう出来るだろう、と言う事で「予定通り」午前7時半、福山市内のホテルを出立しました。

08:30。やまみ三原市民球場到着。、福山市内にホテルを取っているので、毎年二日目以降の球場到着はこの時間。ゆえに試合前のシートノックは撮れない場合が多くなっています。

球場への道の途中に「スポーツ広場」があります。ここで第二試合以降の選手がウォーミングアップをしてたりしますが、当然やってません。どころか思い切り水が浮いてます。ちなみに選手の移動バスは、球場西側の駐車場に停めているので、この時点で選手が到着しているかどうかは不明。

08:40。三塁側のグラウンド整備用の用具ゲートの所から、グラウンドの様子を覗いてみました。マウンドとホームベース付近にシートは被せてありましたが、その他の部分はいわゆるノーガードの状態。水が浮いているどころか、水溜まりになっていました。それでも、JR西日本の水口マネージャー、MSH医療専門学校の廣重マネージャー、県連審判の馬場圭一さんらが総出で「排水作業」。
そして午前9時になって「第一試合開始は12:00」と、一球速報に告知が出ました。以下、第二試合は14:30、第三試合は17:00。幸いにも三原市民球場には照明設備があるので何とかなります。

10:05。スポンジや雑巾、ありったけのバケツを総動員、そしてチーム関係者の皆さん(JFE西日本の田中友博コーチも参加)しての排水作業のおかげで、内野各ポジションにあった水溜まりは全て解消。トンボでの地均しが始まりました。審判の馬場さん曰く「平日に延期されたら人数の揃わない、クラブチームの皆さんが試合をするんだから」との事。ただただ頭が下がる思いです。

10:30。ついに、マウンドとホームベース付近を覆っていたシートの撤収開始。ちなみに、第一試合の福山ローズファイターズ、JFE西日本の選手の皆さんは。09:20頃に球場入りされ、外周道路でウォーミングアップをされていました。試合開始予定時刻まであと1時間と30分。

11:05。トンボ掛けもいよいよ大詰め。試合開始予定時刻まで1時間を切りました。

この頃になると、両チームの皆さんは、ファウルゾーンでのダッシュと外野でのキャッチボールを開始。当然の事ながら、試合前のフィールディング練習は省略されました。

それと同時に、内野では土入れの作業。聞く所によると、三原市民球場には予備の土が非常に少ないとか。この辺は、広島東洋カープも試合をするような球場なだけに、改善して欲しいなぁ、と。

11:17。土入れと最後のトンボ掛けが終了しました。

ホームベース付近もこの通り。ちなみにこの後第三試合まで、小雨が降ったり止んだりの状況が続きましたが、最後まで水が浮くことは全くありませんでした。そして、第一試合開始は11:51、第三試合終了は17:28。ある意味、7イニング制大会の利点がフルに発揮された一日になりました。

都市対抗野球大会一次予選、日本選手権最終予選、広島県下で行われる社会人野球の大会は、イニング間そして試合開始前後のグラウンド整備は全て、チームのマネージャー、そして選手の皆さんの手で行われています。中には選手兼任の方もおられます。アマチュア野球ではごく当たり前の事と思いますが、そしてチームの業務その他、大変だとは思いますが、ただただ感謝の極みです。

プロ野球では、ごくごく一部の球場を除いて、阪神園芸さんに代表されるような「プロ」の方もおられます。しかしながら思うに、自らがお金を稼ぐ場、そしてプレイする場なんだから、たまにが、グラウンド整備に参加してもいいんではないかな、と思う次第。アマチュアの頃にはやってた事ですからね。

大会の大小関係なく、試合が進行される上で、見えない所で運営に関わっておられる方はたくさんおられます。もしかしたら両チームの選手よりも多いかも知れません。どの方も「選手に思い切りプレイして欲しい」の思いが籠っているはず。こうやってグラウンド整備の光景を撮っていますが、皆さんの「手」で、大会、そして試合が運営されている事に、これからも感謝したい、と思っています。
広島県野球連盟の各チームスタッフの皆様、県連関係者の皆様、本当にありがとうございました。
毎年この大会は、無事に開催されても、どこかしらで天気が豹変して試合が中断になったり(雹が降ったこともありました)、丸一日雨天順延(昨年)になったりしてるような気もします。もっとも、季節的にそう言う時期なので、致し方ない部分もあります。運営の皆さんは大変だとは思いますけどね。
で、今年の松本旗三浦旗大会なんですが、無事に3日間通しで大会は終了しました。しかしながら二日目26日土曜日は、前夜からの大雨で、グラウンドコンディションは最悪の状態。それでも、大会関係者のご尽力によって、予定より大幅遅れながらも、予定されていた3試合を終了しました。
で、ここでは、広島県野球連盟の皆さん、そして所属するチーム関係者の皆さんに敬意を表しつつ、画像は少ないながらも、朝から試合開始までの「ドキュメント」をば。
当日は、9:00/福山ローズファイターズ対JFE西日本、11:30/JR西日本対広島鯉城クラブ、14:00/MSH医療専門学校対三原ヤッサベースボールクラブと、3試合が予定されていました。
前夜からの雨は一向に止む気配はなし一応天気予報では「午後から晴れ」とはなっていましたが、三原市民球場の水はけの良し悪しも分からず、出場チームのSNSでは「雨天順延」の通知はないまま。こんな場合、京都府野球連盟の場合であれば、朝6時に判断され、告知がありますが、残念ながら広島県野球連盟はSNSは持っておらず(関係者のSNSは存じております)、見通し立たず。
とは言うものの、この大会の為に三連休を取っていたので、中止になったとしても何なりとする事はあるだろう出来るだろう、と言う事で「予定通り」午前7時半、福山市内のホテルを出立しました。


08:30。やまみ三原市民球場到着。、福山市内にホテルを取っているので、毎年二日目以降の球場到着はこの時間。ゆえに試合前のシートノックは撮れない場合が多くなっています。


球場への道の途中に「スポーツ広場」があります。ここで第二試合以降の選手がウォーミングアップをしてたりしますが、当然やってません。どころか思い切り水が浮いてます。ちなみに選手の移動バスは、球場西側の駐車場に停めているので、この時点で選手が到着しているかどうかは不明。


08:40。三塁側のグラウンド整備用の用具ゲートの所から、グラウンドの様子を覗いてみました。マウンドとホームベース付近にシートは被せてありましたが、その他の部分はいわゆるノーガードの状態。水が浮いているどころか、水溜まりになっていました。それでも、JR西日本の水口マネージャー、MSH医療専門学校の廣重マネージャー、県連審判の馬場圭一さんらが総出で「排水作業」。
そして午前9時になって「第一試合開始は12:00」と、一球速報に告知が出ました。以下、第二試合は14:30、第三試合は17:00。幸いにも三原市民球場には照明設備があるので何とかなります。


10:05。スポンジや雑巾、ありったけのバケツを総動員、そしてチーム関係者の皆さん(JFE西日本の田中友博コーチも参加)しての排水作業のおかげで、内野各ポジションにあった水溜まりは全て解消。トンボでの地均しが始まりました。審判の馬場さん曰く「平日に延期されたら人数の揃わない、クラブチームの皆さんが試合をするんだから」との事。ただただ頭が下がる思いです。

10:30。ついに、マウンドとホームベース付近を覆っていたシートの撤収開始。ちなみに、第一試合の福山ローズファイターズ、JFE西日本の選手の皆さんは。09:20頃に球場入りされ、外周道路でウォーミングアップをされていました。試合開始予定時刻まであと1時間と30分。


11:05。トンボ掛けもいよいよ大詰め。試合開始予定時刻まで1時間を切りました。


この頃になると、両チームの皆さんは、ファウルゾーンでのダッシュと外野でのキャッチボールを開始。当然の事ながら、試合前のフィールディング練習は省略されました。


それと同時に、内野では土入れの作業。聞く所によると、三原市民球場には予備の土が非常に少ないとか。この辺は、広島東洋カープも試合をするような球場なだけに、改善して欲しいなぁ、と。


11:17。土入れと最後のトンボ掛けが終了しました。


ホームベース付近もこの通り。ちなみにこの後第三試合まで、小雨が降ったり止んだりの状況が続きましたが、最後まで水が浮くことは全くありませんでした。そして、第一試合開始は11:51、第三試合終了は17:28。ある意味、7イニング制大会の利点がフルに発揮された一日になりました。


都市対抗野球大会一次予選、日本選手権最終予選、広島県下で行われる社会人野球の大会は、イニング間そして試合開始前後のグラウンド整備は全て、チームのマネージャー、そして選手の皆さんの手で行われています。中には選手兼任の方もおられます。アマチュア野球ではごく当たり前の事と思いますが、そしてチームの業務その他、大変だとは思いますが、ただただ感謝の極みです。


プロ野球では、ごくごく一部の球場を除いて、阪神園芸さんに代表されるような「プロ」の方もおられます。しかしながら思うに、自らがお金を稼ぐ場、そしてプレイする場なんだから、たまにが、グラウンド整備に参加してもいいんではないかな、と思う次第。アマチュアの頃にはやってた事ですからね。


大会の大小関係なく、試合が進行される上で、見えない所で運営に関わっておられる方はたくさんおられます。もしかしたら両チームの選手よりも多いかも知れません。どの方も「選手に思い切りプレイして欲しい」の思いが籠っているはず。こうやってグラウンド整備の光景を撮っていますが、皆さんの「手」で、大会、そして試合が運営されている事に、これからも感謝したい、と思っています。
広島県野球連盟の各チームスタッフの皆様、県連関係者の皆様、本当にありがとうございました。
2023.04.04 / Top↑
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