

第47回社会人野球日本選手権も無事、トヨタ自動車の優勝で幕を閉じ、野球シーズンもぼちぼち終わり、のようにも思えますが、実は、日本野球連盟主催ではなくても、大会は幾つか残っています。


日本選手権で優勝したトヨタ自動車が所属する、愛知県でも「愛知県野球連盟杯」。そして近畿地区では「第18回兵庫県知事杯争奪大学・社会人野球大会」。例年、日本選手権が終わってから始まるこの大会は、参加するどのチームも、来年度に向けての試金石、になるかと思われます。


社会人チームの目的までは知り得ませんが、大学生チームは3年生が主体。来年度のチーム編成に向けて、レギュラーポジション獲得なd、比較的重要な大会、とも思えます。
もしかしたらこの中から、来年度のドラフト会議で話題になる選手が出ないとも限りません。また、どこかの企業チーム、クラブチームでお目にかかる選手がいるかも知れません。もっとも、学生野球をそう言った目線で見た事はないんですけどね。












そんな、大学・社会人野球大会の初戦は、今年は残念ながら日本選手権出場を逃した日本製鉄広畑イーグレッツと、今年の阪神大学野球連盟秋季リーグ戦3位の関西国際大学。












今年のプロ野球・読売ジャイアンツで、クローザーとして活躍した翁田大勢投手の母校でもあり、三菱自動車倉敷オーシャンズ・末野雄大投手、守屋泰助投手の母校でもあります。日本製鉄広畑にもOBはたくさん在籍されています。
スターティングオーダー
先攻:日本製鉄広畑イーグレッツ
1(二)向井地大 (近江高校~龍谷大学)
2(三)斎藤功次郎 (壱岐商業高校~日本文理大学)
3(遊)岡 勝輝 (近江高校~愛知学院大 学)
4(一)西川雄大 (丸亀城西高校~関西国際大学)
5(指)佐々木建介( 京都外国語大学西高校~京都学園大学)
6(左)上田哲平 (福井工業大附属福井高校~関西国際大学)
7(右)岩崎孟瑠 (東洋大附属姫路高校~関西国際大
8(捕)小出凌太郎(長崎商業高校~日本文理大学)
9(中)山本翔馬 (明石北高等学校~山口大学)



















投:川瀬航作 (米子松蔭高校~京都学園大学)
後攻:関西国際大学
1(左)神内 秦 (3年/福知山成美高校)
2(三)林 龍希 (3年/関西大学北陽高校)
3(二)山添倭茄 (3年/鹿児島実業高校)
4(捕)山下 尚 (3年/如水館高校)
5(右)橋本卓郎 (2年/神戸第一高校)
6(投)不後祐将 (3年/中京学院大中京)
7(一)杉浦玲吏 (3年/日高高校中津分校)
8(遊)藤原任冶 (1年/神港学園高校)
9(中)井戸田直也(1年/鹿児島実業高校)















不後投手。阪神大学野球連盟のリーグ戦では指名打者制を導入していますが、ピッチャーえdありながらも6番打者。このまま、今流行りの「二刀流」えd行くのかどうか。
審判員






球審:長谷川 一塁:藤野 二塁:稲留 三塁:三浦
成績
1回表




向井 1―2から4球目を打ってレフトフライ











斎藤 1―1から3球目を打ってショートゴロ




岡 フルカウントから8球目を選んでフォアボール








西川 2―2から5球目を打ってセンターフライ
1回裏







神内 1―2から4球目を打ってピッチャーゴロ




林 フルカウントから11球目を空振り三振




山添 1―2から6球目を打ってセンター前ヒット











山下 1―1から3球目を打ってサードゴロ
2回表




佐々木 0―1から2球目を打ってライトフライ




上田 フルカウントから6球目を打ってセンターフライ











岩崎 1―1から3球目を打ってサードゴロ
2回裏




橋本 初球を打ってセカンドゴロ




不後 フルカウントから6球目を打ってファーストゴロ




杉浦 1―1から3球目がデッドボール




藤原 初球を打ってライト前ヒット




井戸田 フルカウントから8球目を見逃し三振
3回表




小出 1―2から4球目を見逃し三振




山本 フルカウントから球目を選んでフォアボール




向井 2―2から9球目を打ってレフト前ヒット







斎藤 1―1から3球目を打ってセンターフライ セカンドランナー山本はサードへ




岡 0―2から4球目を打って左中間へタイムリーツーベースヒット



関西国際大学0―1日本製鉄広畑




西川 2―2から6球目を打ってサードゴロ
3回裏




神内 1―2から5球目を打ってショート内野安打




林 初球をピッチャー前送りバント




山添 フルカウントから9球目を打ってセカンドゴロ




山下 0―2から3球目を見逃し三振



4回表




佐々木 1―2から4球目を空振り三振




上田 2―1から4球目を打ってセンター前ヒット




岩崎 0―1から2球目を打ってサードゴロセカンドフォースアウト




小出 2―2から6球目を打ってレフトフライ
4回裏




橋本 フルカウントから6球目を打ってセンターフライ







不後 初球を打ってセンター前ヒット




杉浦 1―2から4球目を打ってセカンドライナー




藤原 3―1から5球目を打ってレフトフライ
5回表




山本 1―0から2球目を打ってライト前ヒット



次打者向井の2球目がワイルドピッチでファーストランナー山本はサードへ




向井 2―2から6球目を空振り三振




斎藤 1―0から2球目をファースト前スクイズ成功



関西国際大学0―2日本製鉄広畑




岡 2―2から5球目を打ってファーストゴロ
5回裏




井戸田 1―2から4球目を打ってファーストゴロ




神内 0―2から3球目を打ってショートゴロ




林 2―2から5球目を打ってピッチャーゴロ
6回表




西川 3―1から5球目を打ってピッチャー強襲内野安打




佐々木 初球を打ってショートフライ




上田 1―1から3球目を打ってライト前ヒット




岩崎の代打椎名潤(橘学苑高校~富士大学) 1―0から2球目を打ってライト前タイムリーヒット



関西国際大学0―3日本製鉄広畑




小出 初球を打ってレフトフライ




山本 フルカウントから6球目を選んでフォアボール




向井 初球を打ってセンターフライ
6回裏
日本製鉄広畑シート変更
代打椎名がそのまま入りライト




山添 初球を打ってショートゴロ




山下 初球を打ってレフトフライ




橋本 初球を打ってセカンドゴロ
7回表
関西国際大学選手交代


















ライト橋本に代えてピッチャー桑形康平(2年/西脇工業高校)
ピッチャー不後がレフト レフト神内がセンター センター井戸田がライトへ
斎藤 2―0から3球目を打ってショートゴロ
岡 1―2から4球目を見逃し三振
西川 2―0から球3目を打ってサードゴロ
7回裏




不後 フルカウントから6球目を選んでフォアボール




杉浦の代打一石湧暉(1年/滝川第二高校) 0―1から球目を打ってサードフライ




藤原 初球を打ってセカンドゴロセカンドフォースアウト




井戸田 初球を打ってショートゴロ
8回表
関西国際大学シート変更
代打一石に代えてファースト伊藤竜輝(乙訓高校)




佐々木 1―2から4球目を打ってセカンドゴロ




上田 フルカウントから6球目を空振り三振




椎名 1―1から3球目がデッドボール




小出 1―2から4球目を打ってファーストライナー
8回裏
日本製鉄広畑選手交代















ピッチャー川瀬に代えて島袋洋平(小禄高校~日本文理大 学)




神内の代打池田壮平(奈良大学付属高校) 0―2から4球目を打ってセカンドゴロ
林 初球を打ってセンターフライ




山添 1―1から3球目を打ってセカンドゴロ
9回表
関西国際大学シート変更
代打池田がそのまま入りセンター















ピッチャー桑形に代えて時澤健斗(1年/神戸弘陵高校)




山本の代打堀口裕眞(近江高校~龍谷大学) フルカウントから6球目を空振り三振




向井 ストレートのフォアボール




斎藤 初球を打ってライト前ヒット
次打者岡の2球目がパスボール




岡 3―1から5球目を打ってセカンドゴロ サードランナー堀口ホームイン
関西国際大学0―4日本製鉄広畑




西川 0―1から2球目を打ってライトフライ
9回裏
日本製鉄広畑選手交代
代打堀口がそのまま入りセンター
ファースト西川に代えて俵積田健人( 阪南大学高校~法政大学)











ピッチャー島袋に代えて前川哲(新潟産業大附属高校から新潟アルビレックス
山下 初球を打ってセカンドフライ




時澤の代打木谷颯(滝川第二高校) 1―2から4球目を空振り三振




不後 2―1から4球目を打ってセカンド内野安打




伊澤 1―0から2球目を打ってセカンドゴロ



日本製鉄広畑イーグレッツ
001 011 001 4 H8 E0
000 000 000 0 H5 E0
関西国際大学
試合開始09:52 試合終了12:29

日本選手権を終え、チームによってはボチボチ勇退選手が出る頃でもあり、来年に向けての新チームの始動の時期、更には各地のローカル大会を最後に勇退する選手もおられるでしょう。実際この試合の開始前にも、それらしきやり取りを目にしました。社会人野球はこの時期、そう言う時期です。


日本製鉄広畑は、日本選手権を横目に、来年に向けてのトレーニングの最中かと思います。そしてこの試合でも、エースの川瀬投手が登板。来年度の二大大会に対する決意表明のような試合。
そして、その決意を明確にする為には、ローカル大会と言えども、負けは許されないはず。兵庫県のもう一方の雄・三菱重工Westは二回戦から登場します。当たるとすれば優勝決定戦。学生主体の大会ではありますが、負けるわけにはいきません。今年最後の意地を見せられるか。
2022.11.12 / Top↑
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