近畿地区のクラブチームの選手の皆さんは、マツゲン箕島のような実績のあるチームでもない限り、都市対抗野球大会予選や普段のオープン戦などで企業チームと試合をする事はまずありません。
ゆえに、各府県の春季・秋季などのローカル大会で、同じグラウンド、同じ条件で対戦する事を楽しみにしている方が本当に多いです。むしろ「選手全員」と言ってもいいんではないでしょうか。




この試合に登場する、YBS播磨もそんなチームのひとつ。先に行われたJABA近畿クラブ会長杯で、県警桃太郎に敗れはしたものの準優勝。過去には伊勢・松阪y大会で準優勝、都市対抗野球大会予選でもあと一歩まで迫った実績のあるとーむなだけに、侮れないチームかと思います。


さらに、先の近畿クラブ会長杯の記事でも記しましたが、ここ数年でかなりの大型補強を行い、残り少なくなった2022年、そして2023年シーズンに向けて、力を誇示しておきたい所かと思います。まだ兵庫県では、日本選手権終了後(予定)の11月に「大学・社会人野球選手権」もある事ですし。



かたや日本製鉄広畑イーグレッツ。都市対抗野球大会本選出場を逃し、残すは社会人野球日本選手権近畿地区最終予選。予定では9月3日が初戦。第一代表決定トーナメント二回戦からの出場になりますが、連敗すれば代表権は獲得出来ぬまま、今シーズンが終了してしまいます。



残す所二週間と少し。そろそろ、怪我や体調に留意しながらの調整の時期。そして最終予選に向けて、気持ちも高めていかなければならない頃、まだまだ「夏」を終わらすわけにはいかないでしょうし、その為にはこの試合を落とせませんし、今大会も勝って終わらせねばならないでしょう。


スターティングオーダー
先攻:YBS播磨
1(遊)新宅真弥 (広島新庄高校~高知工科大学)
2(二)本干尾聖人(関西高校~岡山商科大学)
3(右)高田誠也 (広陵高校~東海大学)
4(中)下方忠嗣 (北海高校~奈良学園大学)
5(指)大山 心 (東洋大附属姫路高校~徳山大学)
6(左)佐藤勇治 (広陵高校~駒澤大学)
7(捕)中嶋良平 (関西高校~立正大学)
8(一)三浦拓人 (大分高校~東北公益文科大学)
9(三)川北陽太 (滝川第二高校~奈良学園大学)





投:塚本晃士 (盈進高校~福山大学)
後攻:日本製鉄広畑イーグレッツ
1(一)上田哲平 (福井工業大附属福井高校~関西国際大学)
2(三)斎藤功次郎(壱岐商業高校~日本文理大学)
3(遊)岡 勝輝 (近江高校~愛知学院大学)
4(左)佐々木建介(京都外国語大学西高校~京都学園大学)
5(中)椎名 潤 (橘学苑校~富士大学)
6(指)堀口裕眞 (近江高校~龍谷大学)
7(中)岩崎孟瑠 (東洋大学附属姫路高校~関西国際大学)
8(捕)福井圭祐 (京都共栄学園高校~姫路獨協大学)
9(二)向井地大 (近江高校~龍谷大学)





投:川瀬航作 (米子松蔭高校~京都学園大学)
審判員


球審:常石 一塁:山崎 二塁:江夏 三塁:板垣
成績
1回表

新宅 2―2から6球目を空振り三振

本干尾 2―2から5球目を打ってセカンドゴロ


高田 0―2から3球目を打ってファーストフライ
1回裏

上田 フルカウントから7球目を選んでフォアボール


齋藤 1―0から球目をキャッチャー前送りバント


岡 0―1から2球目を打ってレフト前タイムリーヒット

日本製鉄広畑1―0YBS播磨

佐々木 3―1から5球目を選んでフォアボール


椎名 1―2から4球目を打ってレフトフライ

堀口 2―2から5球目を見逃し三振

2回表


下方 1―1から3球目を打ってサードゴロ


大山 1―1から3球目を打って右中間へツーベースヒット


佐藤 2―2から5球目を打ってショートゴロ


中嶋 1―0から2球目を打ってセカンド内野安打


三浦 1―2から4球目を打ってショートゴロ

2回裏


岩崎 1―1から3球目を打ってライトフライ


福井 フルカウントから7球目を打ってピッチャーフライ

向井 0―2から3球目を空振り三振

3回表


川北 1―1から3球目を打ってライト前ヒット


新宅 1―1から3球目をピッチャー前送りバント捕球エラー

さらにファーストへの送球エラーでファーストランナー川北はサードへ


本干尾 初球を打ってライト前タイムリーヒット

日本製鉄広畑1―1YBS播磨

高田 1―2から4球目をスリーバント失敗

下方 1―2から4球目を見逃し三振

大山 1―2から4球目を見逃し三振
3回裏

上田 フルカウントから6球目を打ってレフト前ヒット


齋藤 初球をピッチャー前送りバント捕球エラー

岡 1―1から3球目を打ってライト前ヒット


佐々木 初球を打ってライトオーバータイムリーツーベースヒット


日本製鉄広畑4―1YBS播磨
YBS播磨選手交代



ピッチャー塚本に代えて大原昌樹(比叡山高校~びわこ成蹊スポーツ大学)
椎名 初球をピッチャー前送りバント


堀口 初球を打ってファーストゴロ

岩崎 0―2から3球目を空振り三振

4回表

佐藤 1―2から4球目を打ってレフトフライ

中嶋 3―1から5球目を打ってピッチャーゴロ

三浦 1―2から4球目を見逃し三振
4回裏


福井 0―2から3球目を打ってセカンドゴロ

向井 1―2から4球目を空振り三振

上田 2―2から5球目を見逃し三振
5回表



川北 1―0から2球目を打って左中間へツーベースヒット

日本製鉄広畑選手交代



ピッチャー川瀨に代えて島袋洋平(小禄高校~日本文理大学)
新宅 初球をサード前送りバント

本干尾 1―0から2球目を打ってファーストゴロ

サードランナー川北ホームタッチアウト
次打者高田の2球目がワイルドピッチ

高田 3―1から5球目を選んでフォアボール

下方 フルカウントから7球目を選んでフォアボール

大山 2―2から5球目を打ってセンター前タイムリーヒット

日本製鉄広畑4―2YBS播磨
日本製鉄広畑選手交代



ピッチャー島袋に代えて神頭剛(関西高校)

佐藤 フルカウントから7球目を空振り三振

5回裏


齋藤 1―2から5球目を打ってショートゴロ


岡 1―1から3球目を打ってショートゴロ
佐々木 0―2から3球目を打ってセカンドゴロ
6回表
中嶋 フルカウントから6球目を空振り三振

三浦 フルカウントから6球目を選んでフォアボール

川北 フルカウントから10球目を選んでフォアボール

新宅 2―1から4球目を打ってライト前ヒット


本干尾 0―2から3球目を見逃し三振


高田 2―1から4球目を打ってセンターフライ

6回裏
椎名 0―1から2球目を打ってサードゴロ


堀口 1―2から4球目を打ってサードゴロ

岩崎 3―1から5球目を選んでフォアボール

次打者福井の初球前にファーストランナ岩崎牽制タッチアウト
7回表
日本製鉄広畑選手交代




ピッチャー神藤に代えて伊藤銀二(立志舎高校 )

下方 1―1から3球目を打ってライト前ヒット

大山 1―0から2球目を打ってサードゴロセカンドフォースアウト
日本製鉄広畑選手交代




ピッチャー伊藤に代えて森本汰一(秀岳館高校~九州共立大学)

佐藤 1―0から2球目を打ってセンターフライ


中嶋 初球を打ってセカンドフライ
7回裏


福井 1―2から7球目を打ってショートゴロ

向井 初球を打ってレフト前ヒット

上田 1―2から4球目を打ってセンター前ヒット

ファーストランナー福井はサードへ


齋藤 1―2から4球目を打ってセンターへ犠牲フライ

日本製鉄広畑5―2YBS播磨


岡 初球を打ってレフトフライ
8回表

三浦 2―2から5球目を空振り三振


川北 1―0から2球目を打ってセカンドゴロ

新宅 1―2から4球目を見逃し三振
8回裏
YBS播磨選手交代




ピッチャー大原に代えて萩森彩人(松山中央高校~高知工科大学)

佐々木 2―2か5球目を打ってレフトフライ

椎名 0―2から3球目を空振り三振


堀口 初球を打ってショートゴロ
9回表
日本製鉄広畑選手交代




ピッチャー森本に代えて前川哲 (新潟産業大学附属高校~新潟アルビレックス)

本干尾 1―2から5球目を打ってショートゴロ

高田 1―2から4球目がデッドボール

下方 フルカウントから6球目を選んでフォアボール

大山 1―2から4球目を空振り三振


佐藤 フルカウントから7球目を空振り三振



YBS播磨
001 010 000 2 H8 E1
103 000 10X 5 H6 E2
日本製鉄広畑
試合開始12:56 試合終了15:50

試合結果としては日本製鉄広畑の勝ち、となりましたが、決して楽ではなかったように感じました。
ヒットにダブルエラーも絡んでのピンチの連続。3回裏の3点がなければ明らかに、日本製鉄広畑は負けていたような試合内容。2回表、6回表、そして9回表にそれこそ「あと一本」が出ておれば、試合結果は逆になっていたような気もします。それだけYBS播磨は押しに押しまくっていました。
前述のように、クラブチームの皆さんは、企業チームとの試合ともなると「一発かましたる!」と言わんばかりに並々ならぬ意欲で臨みます。最後のバッター、残念ながら空振り三振に終わってしまった佐藤選手の悔しがりようは半端なく、試合終了の挨拶が終わった後も、まだ悔しがってました。
これが、クラブチームの「意気と力」だと思うし、これが社会人野球の、また別の面での魅力だとも感じます。そして社会人野球に、クラブチームや企業チームと言う隔たりは、グラウンドには一切ありません。日本製鉄広畑もおそらく冷や汗をかいていたはず。そんな試合だったと思います。
ゆえに、各府県の春季・秋季などのローカル大会で、同じグラウンド、同じ条件で対戦する事を楽しみにしている方が本当に多いです。むしろ「選手全員」と言ってもいいんではないでしょうか。












この試合に登場する、YBS播磨もそんなチームのひとつ。先に行われたJABA近畿クラブ会長杯で、県警桃太郎に敗れはしたものの準優勝。過去には伊勢・松阪y大会で準優勝、都市対抗野球大会予選でもあと一歩まで迫った実績のあるとーむなだけに、侮れないチームかと思います。






さらに、先の近畿クラブ会長杯の記事でも記しましたが、ここ数年でかなりの大型補強を行い、残り少なくなった2022年、そして2023年シーズンに向けて、力を誇示しておきたい所かと思います。まだ兵庫県では、日本選手権終了後(予定)の11月に「大学・社会人野球選手権」もある事ですし。









かたや日本製鉄広畑イーグレッツ。都市対抗野球大会本選出場を逃し、残すは社会人野球日本選手権近畿地区最終予選。予定では9月3日が初戦。第一代表決定トーナメント二回戦からの出場になりますが、連敗すれば代表権は獲得出来ぬまま、今シーズンが終了してしまいます。









残す所二週間と少し。そろそろ、怪我や体調に留意しながらの調整の時期。そして最終予選に向けて、気持ちも高めていかなければならない頃、まだまだ「夏」を終わらすわけにはいかないでしょうし、その為にはこの試合を落とせませんし、今大会も勝って終わらせねばならないでしょう。




スターティングオーダー
先攻:YBS播磨
1(遊)新宅真弥 (広島新庄高校~高知工科大学)
2(二)本干尾聖人(関西高校~岡山商科大学)
3(右)高田誠也 (広陵高校~東海大学)
4(中)下方忠嗣 (北海高校~奈良学園大学)
5(指)大山 心 (東洋大附属姫路高校~徳山大学)
6(左)佐藤勇治 (広陵高校~駒澤大学)
7(捕)中嶋良平 (関西高校~立正大学)
8(一)三浦拓人 (大分高校~東北公益文科大学)
9(三)川北陽太 (滝川第二高校~奈良学園大学)


















投:塚本晃士 (盈進高校~福山大学)
後攻:日本製鉄広畑イーグレッツ
1(一)上田哲平 (福井工業大附属福井高校~関西国際大学)
2(三)斎藤功次郎(壱岐商業高校~日本文理大学)
3(遊)岡 勝輝 (近江高校~愛知学院大学)
4(左)佐々木建介(京都外国語大学西高校~京都学園大学)
5(中)椎名 潤 (橘学苑校~富士大学)
6(指)堀口裕眞 (近江高校~龍谷大学)
7(中)岩崎孟瑠 (東洋大学附属姫路高校~関西国際大学)
8(捕)福井圭祐 (京都共栄学園高校~姫路獨協大学)
9(二)向井地大 (近江高校~龍谷大学)


















投:川瀬航作 (米子松蔭高校~京都学園大学)
審判員







球審:常石 一塁:山崎 二塁:江夏 三塁:板垣
成績
1回表




新宅 2―2から6球目を空振り三振




本干尾 2―2から5球目を打ってセカンドゴロ








高田 0―2から3球目を打ってファーストフライ
1回裏




上田 フルカウントから7球目を選んでフォアボール








齋藤 1―0から球目をキャッチャー前送りバント








岡 0―1から2球目を打ってレフト前タイムリーヒット



日本製鉄広畑1―0YBS播磨




佐々木 3―1から5球目を選んでフォアボール








椎名 1―2から4球目を打ってレフトフライ




堀口 2―2から5球目を見逃し三振



2回表








下方 1―1から3球目を打ってサードゴロ








大山 1―1から3球目を打って右中間へツーベースヒット








佐藤 2―2から5球目を打ってショートゴロ








中嶋 1―0から2球目を打ってセカンド内野安打








三浦 1―2から4球目を打ってショートゴロ



2回裏








岩崎 1―1から3球目を打ってライトフライ








福井 フルカウントから7球目を打ってピッチャーフライ




向井 0―2から3球目を空振り三振



3回表








川北 1―1から3球目を打ってライト前ヒット








新宅 1―1から3球目をピッチャー前送りバント捕球エラー



さらにファーストへの送球エラーでファーストランナー川北はサードへ








本干尾 初球を打ってライト前タイムリーヒット



日本製鉄広畑1―1YBS播磨




高田 1―2から4球目をスリーバント失敗




下方 1―2から4球目を見逃し三振




大山 1―2から4球目を見逃し三振
3回裏




上田 フルカウントから6球目を打ってレフト前ヒット








齋藤 初球をピッチャー前送りバント捕球エラー




岡 1―1から3球目を打ってライト前ヒット








佐々木 初球を打ってライトオーバータイムリーツーベースヒット






日本製鉄広畑4―1YBS播磨
YBS播磨選手交代











ピッチャー塚本に代えて大原昌樹(比叡山高校~びわこ成蹊スポーツ大学)
椎名 初球をピッチャー前送りバント








堀口 初球を打ってファーストゴロ




岩崎 0―2から3球目を空振り三振



4回表




佐藤 1―2から4球目を打ってレフトフライ




中嶋 3―1から5球目を打ってピッチャーゴロ




三浦 1―2から4球目を見逃し三振
4回裏








福井 0―2から3球目を打ってセカンドゴロ




向井 1―2から4球目を空振り三振




上田 2―2から5球目を見逃し三振
5回表












川北 1―0から2球目を打って左中間へツーベースヒット



日本製鉄広畑選手交代











ピッチャー川瀨に代えて島袋洋平(小禄高校~日本文理大学)
新宅 初球をサード前送りバント




本干尾 1―0から2球目を打ってファーストゴロ



サードランナー川北ホームタッチアウト
次打者高田の2球目がワイルドピッチ




高田 3―1から5球目を選んでフォアボール




下方 フルカウントから7球目を選んでフォアボール




大山 2―2から5球目を打ってセンター前タイムリーヒット



日本製鉄広畑4―2YBS播磨
日本製鉄広畑選手交代











ピッチャー島袋に代えて神頭剛(関西高校)




佐藤 フルカウントから7球目を空振り三振



5回裏








齋藤 1―2から5球目を打ってショートゴロ








岡 1―1から3球目を打ってショートゴロ
佐々木 0―2から3球目を打ってセカンドゴロ
6回表
中嶋 フルカウントから6球目を空振り三振




三浦 フルカウントから6球目を選んでフォアボール




川北 フルカウントから10球目を選んでフォアボール




新宅 2―1から4球目を打ってライト前ヒット







本干尾 0―2から3球目を見逃し三振








高田 2―1から4球目を打ってセンターフライ



6回裏
椎名 0―1から2球目を打ってサードゴロ








堀口 1―2から4球目を打ってサードゴロ




岩崎 3―1から5球目を選んでフォアボール




次打者福井の初球前にファーストランナ岩崎牽制タッチアウト
7回表
日本製鉄広畑選手交代















ピッチャー神藤に代えて伊藤銀二(立志舎高校 )




下方 1―1から3球目を打ってライト前ヒット




大山 1―0から2球目を打ってサードゴロセカンドフォースアウト
日本製鉄広畑選手交代














ピッチャー伊藤に代えて森本汰一(秀岳館高校~九州共立大学)




佐藤 1―0から2球目を打ってセンターフライ








中嶋 初球を打ってセカンドフライ
7回裏








福井 1―2から7球目を打ってショートゴロ




向井 初球を打ってレフト前ヒット




上田 1―2から4球目を打ってセンター前ヒット



ファーストランナー福井はサードへ








齋藤 1―2から4球目を打ってセンターへ犠牲フライ



日本製鉄広畑5―2YBS播磨








岡 初球を打ってレフトフライ
8回表




三浦 2―2から5球目を空振り三振








川北 1―0から2球目を打ってセカンドゴロ




新宅 1―2から4球目を見逃し三振
8回裏
YBS播磨選手交代















ピッチャー大原に代えて萩森彩人(松山中央高校~高知工科大学)




佐々木 2―2か5球目を打ってレフトフライ




椎名 0―2から3球目を空振り三振








堀口 初球を打ってショートゴロ
9回表
日本製鉄広畑選手交代















ピッチャー森本に代えて前川哲 (新潟産業大学附属高校~新潟アルビレックス)




本干尾 1―2から5球目を打ってショートゴロ




高田 1―2から4球目がデッドボール




下方 フルカウントから6球目を選んでフォアボール




大山 1―2から4球目を空振り三振








佐藤 フルカウントから7球目を空振り三振









YBS播磨
001 010 000 2 H8 E1
103 000 10X 5 H6 E2
日本製鉄広畑
試合開始12:56 試合終了15:50

試合結果としては日本製鉄広畑の勝ち、となりましたが、決して楽ではなかったように感じました。
ヒットにダブルエラーも絡んでのピンチの連続。3回裏の3点がなければ明らかに、日本製鉄広畑は負けていたような試合内容。2回表、6回表、そして9回表にそれこそ「あと一本」が出ておれば、試合結果は逆になっていたような気もします。それだけYBS播磨は押しに押しまくっていました。
前述のように、クラブチームの皆さんは、企業チームとの試合ともなると「一発かましたる!」と言わんばかりに並々ならぬ意欲で臨みます。最後のバッター、残念ながら空振り三振に終わってしまった佐藤選手の悔しがりようは半端なく、試合終了の挨拶が終わった後も、まだ悔しがってました。
これが、クラブチームの「意気と力」だと思うし、これが社会人野球の、また別の面での魅力だとも感じます。そして社会人野球に、クラブチームや企業チームと言う隔たりは、グラウンドには一切ありません。日本製鉄広畑もおそらく冷や汗をかいていたはず。そんな試合だったと思います。
2022.08.20 / Top↑
| Home |