


4月25日に開幕した、第72回JABA京都大会。紆余曲折ありましたが、ようやく優勝決定トーナメントの日を迎えました。


















本来なら4月30日に、わかさスタジアム京都で行われるはずだった優勝決定戦。2日目以降は皇子山球場共々、予選リーグで降雨ノーゲームや雨天順延が連発。一日3試合が行われたのは4月28日だけ。枚方市のパナソニックベースボールスタジアムも使用して、漸く30日に予選リーグ終了。















そして、イベント絡みで優勝決定トーナメント1回戦と優勝決定戦を29日と30日に分ける予定が、結局通常通り1日でわかさスタジアム京都で5月1日に行う事になりましたが、またもや雨で順延。ついに、わかさスタジアム京都ではなく、大阪シティ信用金庫スタジアムでの開催となりました。


















最初から万が一を考慮して確保していたのか、それとも急遽確保したのか、までは分かりませんが、全日本大学野球選手権出場の懸かっている、近畿地区の各大学春季リーグ戦が佳境を迎えんとするこの時期に、よくも都合よくこれだけの規模のスタジアムが確保出来たな、と言う印象です。
もっとも、JABA京都大会は、1947年に始まり、1962年から1998年までは「大阪大会」として開催されていました(しかも最終年度は舞洲ベースボールスタジアム開催)ので、ある種の原点回帰、なのかも知れません。関係者の皆様のご尽力に感謝いたします。本当にありがとうございます。
スターティングオーダー
先攻:日本製鉄広畑イーグレッツ
1(二)向井地大 (近江高校~龍谷大学)
2(三)市原脩平 (関西高校)
3(遊)岡 勝輝 (近江高校~愛知学院大学)
4(一)西川雄大 (丸亀城西高校~関西国際大学)
5(左)佐々木建介(京都外国語大学西高校)
6(右)椎名 潤 (橘学苑高校~富士大学)
7(指)上田哲平 (福井工業大学福井高校~関西国際大学)
8(捕)福井圭祐 (京都共栄学園高校~姫路獨協大学)
9(中)山本翔馬 (明石北高校~山口大学)




















投:川瀬航作 (米子松蔭高校~京都学園大学)
後攻:
1(中)根来祥汰 (滝川第二高校)
2(三)和氣暉親 (都立小平西高校~大東文化大学~三菱日立パワーシステムズ)
3(二)湯口郁実 (大垣日本大学高校~大阪商業大学)
4(一)西岡武蔵 (三重高校)
5(指)佐藤悠輝 (飛龍高校~東北福祉大学)
6(左)藤原隆蒔 (近江高校~京都産業大学)
7(右)青木拓巳 (関西大学北陽高校~関西大学~三菱重工広島)
8(捕)拾尾昌哉 (奈良大学付属高校~三菱重工名古屋)
9(遊)中山将太 (市立和歌山高校~中部学院大学~三菱重工名古屋)












投:守安玲緒 (菊華高校~富士大学)
審判員







球審:那須健二 一塁:大都篤 二塁:西本和博 三塁:飯田昌幸
成績
1回表




向井 1―2から4球目を打ってファーストファウルフライ




市原 1―1から3球目を打ってセンター前ヒット




岡 1―2から6球目を打ってピッチャーゴロダブルプレイ



1回裏




根来 フルカウントから6球目を打ってレフト前ヒット




和氣 フルカウントから6球目を打ってセンター前ヒット



ファーストランナー根来はサードへ




湯口 フルカウントから6球目を打ってピッチャー強襲タイムリー内野安打



三菱重工West1―0日本製鉄広畑




西岡 1―2から4球目がデッドボール




佐藤 1―2から4球目を打って右中間へタイムリースリーベースヒット






三菱重工West4―0日本製鉄広畑
日本製鉄広畑選手交代











ピッチャー川瀬に代えて森本汰一(秀岳館高校~九州共立大学)




藤原 2―2から5球目を打ってセンターへ犠牲フライ






三菱重工West5―0日本製鉄広畑




青木 2―2から5球目を空振り三振




拾尾 1―2から4球目を打ってライトフライ












2回表








西川 1―0から2球目を打ってセンターフライ




佐々木 1―2から4球目を空振り三振




椎名 フルカウントから6球目を見逃し三振



2回裏




中山 フルカウントから7球目を選んでフォアボール




根来 0―1から2球目を打ってライト前ヒット




和氣 1―0から2球目をサード前送りバント



日本製鉄広畑選手交代











ピッチャー森本に代えて島袋洋平(小禄高校~日本文理大学)




湯口 3―1から5球目を打ってセカンドゴロ




西岡 フルカウントから7球目を空振り三振









3回表




上田 フルカウントから球目を7球目を空振り三振








福井 0―1から2球目を打ってショートフライ




山本 1―2から4球目を打ってサードゴロ



3回裏




佐藤 フルカウントから6球目を空振り三振




藤原 0―1から2球目を打ってレフトフライ




青木 0―2から4球目を空振り三振









4回表




向井 1―1から3球目を打ってショートゴロ








市原 1―2から4球目を打ってレフト前ヒット






次打者岡の2球目(空振り)にファーストランナーセカンド盗塁成功








岡 2―2から7球目を打ってライト線タイムリーツーベースヒット



三菱重工West5―1日本製鉄広畑




西川 2―0から3球目を打ってレフト前ヒット




佐々木 フルカウントから6球目を空振り三振




椎名 2―2から6球目がデッドボール











上田 1―2から6球目を見逃し三振
4回裏
日本製鉄広畑選手交代











ピッチャー島袋に代えて神頭剛(関西高校)








拾尾 1―0から2球目を打ってレフト線ツーベースヒット








中山 初球を送りバント失敗キャッチャーフライ
根来 2―2から6球目を見逃し三振




和氣 1―0から2球目を打ってショートゴロ
5回表
三菱重工West選手交代
















ピッチャー守安に代えて川上雄也(大阪商業大学堺高校~富士大学)




福井 0―1から2球目を打ってセカンドゴロ




山本 2―2から5球目を打ってセカンドゴロ




向井 0―1から2球目を打ってサードゴロ



5回裏




湯口 1―2から4球目を打ってレフト前ヒット



次打者西岡の3球目前にボーク




西岡 2―1から4球目を打ってレフトフライ
佐藤 2―2から7球目を見逃し三振




藤原 1―2から4球目を打ってショートゴロタイムリーエラー



三菱重工West6―1日本製鉄広畑




青木 1―2から4球目がデッドボール




拾尾 0―1から2球目を打ってショートゴロ






6回表
市原 0―1から2球目を打ってショートゴロ




岡 1―2から5球目を打ってセカンドゴロ




西川 1―1から3球目を打ってライト前ヒット




佐々木 フルカウントから9球目を打ってサードゴロ









6回裏








中山 初球を打ってショート内野安打




根来 0―1から2球目をピッチャー前バント




和氣 2―1から4球目を打ってショートゴロ








湯口の代打楠本歩(岡山城東高校~筑波大学~オセアン滋賀ブラックス) 2―2から5球目を空振り三振






7回表
三菱重工Westシート変更
代打楠本がそのまま入りセカンド




椎名 0―1から2球目を打ってセンター前ヒット








上田の代打斎藤功次郎(壱岐商業高校~日本文理大学) 1―2から5球目を打ってファーストライナー
福井 初球を打ってファーストフライ








山本の代打岩崎孟瑠(東洋大学姫路高校~関西国際大学) 1―0から2球目を打ってセンターフライ



7回裏
日本製鉄広畑tシート変更
代打岩崎がそのまま入りセンター




西岡 2―2から5球目を打ってセンター前ヒット
佐藤 1―2から4球目を打ってレフトフライ




藤原 フルカウントから6球目を打ってセンターフライ
青木 1―2から4球目を空振り三振
8回表




向井 1―2から5球目を打ってファーストゴロ




市原 初球を打ってセンターフライ
岡 0―1から2球目を打ってライトフライ
8回裏
日本製鉄広畑選手交代















ピッチャー神頭に代えて藤野幹大(福岡第一高校~日本文理大学)








拾尾 2―2から5球目を打ってレフト前ヒット




中山 初球をピッチャー前送りバント




根来 フルカウントから6球目を選んでフォアボール




和氣 0―1から2球目を打ってセンターフライ








楠本 1―0から2球目を打ってキャッチャーファウルフライ



9回表








西川 2―1から4球目を打ってショートフライ




佐々木 フルカウントから7球目を選んでフォアボール
椎名 初球を打ってセカンドファウルフライ








斎藤 0―2から3球目を空振り三振






日本製鉄広畑イーグレッツ
000 100 000 1 H6 E1
500 010 00X 6 H10 E0
三菱重工West
試合開始08:57 試合終了11:48

社会人野球日本選手権対象大会や近畿地区最終予選、都市対抗野球大会近畿地区二次予選のみならず、春季・秋季大会のようなローカル大会で、幾度となく手合わせがあるであろう「兵庫県ダービー」は、意外な展開になってしまい、結果的には三菱重工Westの「圧勝」となりました。
立ち上がりの日本製鉄広畑・川瀬投手。フルカウントにして痛打を浴びる悪循環。リズムを作れぬ、掴めぬまま1イニングも持たずに自責点5でマウンドを去る事になってしましました。予選リーグでの銅版は4月25日のリリーフ登板のみ。満を持しての登板だったと思いますが、残念ながら裏目。
大会 ともなると、エース格のピッチャーの使い方が難しくなるとは思いますが、個人的にはちょっと間隔が空きすぎたかな。5月末から始まる都市対抗野球大会二次予選もありますが、その前に参加した、JABA日立市長杯選抜野球大会の疲れもあったんでしょうか。ちょっと今後に向けて心配です。
そして、三菱重工Westは、同じく優勝決定トーナメントに進出した三菱重工Eastとの「究極の東西対決」に向けてまず1勝、となりました。
2022.05.03 / Top↑
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