第92回都市対抗野球大会中国地区二次予選第一代表決定トーナメント1回戦第二試合です。



今回の中国地区二次予選は、これまで行われてきた、参加8チームが2ブロックに分かれてのリーグ戦プラス2つの代表決定トーナメント、の方式ではなく、東海地区や近畿地区に見られる、敗者復活戦を含んだトーナメント戦を繰り返す「ダブルイリミネーション方式」のトーナメントとなっています。繰り返すと言っても、トーナメントのやまがたは2つしかないんです、が。



第一代表を獲得するにはただ一つ。3連勝するのみ。1回戦敗退で第二代表決定トーナメントに回ると、代表権獲得まで、今度は4連勝せねばなりません。当然、第二代表決定トーナメントの方がかなり過酷な戦いを強いられるわけですが、リーグ戦同様、2敗したチームはそこでオシマイ、と言う形は変わりません。どんな対戦方式であれ、心身共にタフでないと勝ち抜けないのは一緒。



逆に、今勢いのあるチームが一気に駆け抜ける可能性もなきにしもあらず。その勢いを「投」が付けるか「打」が付けるかはチームによって変わってくるかも知れませんが、いずれにしろ緒戦の戦いぶりに全てが懸かっている、と言っても過言ではない、かと思います。



そして第一代表決定トーナメント1回戦第二試合は、3年前のここ周南市野球場で、第一代表を獲得した東広島市・伯和ビクトリーズと、チーム創立50周年を迎え、まだ見ぬ東京ドームへと目標を定める福山市・ツネイシブルーパイレーツの試合。



伯和ビクトリーズにとってはJABA広島大会で予選リーグの言わば「リベンジマッチ」。ここで勢いが付けばと考えています。無論、前述のように、節目の年を迎えているツネイシブルーパイレーツも「返り討ち」を狙っているはず。改名して5年目。春の松本旗三浦旗大会優勝の実績こそあれど、まだ確固たる地位を築き上げたとは言い難い現状。早いうちに打破しておかないと。
スターティングオーダー
先攻:
1(二)岡田拓己 (岡山東商業高校~環太平洋大学)
2(左)林 和宏 (崇徳高校~関東学院大学)
3(一)永岡 涼 (宇部鴻城高校~福山大学)
4(指)坂東 駿 (徳島商業高校~中部学院大学)
5(中)若狭大地 (今治西高校~筑波大学)
6(右)手束海斗 (鳴門高校)
7(捕)栗栖 徹 (岩国商業高校~福岡大学)
8(三)新田大晟 (近江高校~大阪商業大学)
9(遊)工 遼汰 (広陵高校~大阪商業大学)





投:松田徹太 (山陽高校~東亜大学)
後攻:
1(中)泉 祐介 綾羽高校~花園大学~滋賀ユナイテッド
2(一)池田侑矢 (広陵高校~大阪商業大学)
3(右)藤澤直樹 (伊那弥生ケ丘高校~日本体育大学)
4(左)中山竜秀 (九州国際大学附属高校)
5(遊)中西玲人 (箕島高校~奈良学園大学)
6(三)森脇智哉 (作陽高校~広島経済大学)
7(指)上甲凌大 (宇和島東高校)
8(捕)橋本昂稀 (地球環境高校~京都学園大学)
9(二)土井力丸 (尽誠学園高校~大阪商業大学)





投:平岡 航 (鴨沂高校~京都学園大学)
審判員


球審:品川淳史 一塁:藤村孝 二塁:前野雅基 三塁:矢橋輝
成績
1回表

岡田 0―1から2球目を打ってセンターフライ


林 2―2から5球目を打ってセカンドゴロ


永岡 0―1から2球目を打ってライトフライ
1回裏

泉 0―1から2球目を打ってセカンドゴロ

池田 3―1から5球目を選んでフォアボール
藤澤 1―0から2球目を打ってセンター前ヒット
中山 1―1から3球目を打ってレフト前タイムリーヒット
東広島市1―0福山市

中西 3―1から5球目を選んでフォアボール



森脇 2―1から4球目を打って左中間へ満塁ホームラン


東広島市5―0福山市

上甲 2―2から5球目を打ってライト前ヒット

橋本 初球を打ってセンターフライ

土井 0―2から3球目を打ってライト前ヒット

泉 1―0から2球目を打ってライトフライタイムリーエラー(落球)

東広島市7―0福山市

ツネイシブルーパイレーツ選手交代




ピッチャー松田に代えて森國広太(岩国商業高校~関西国際大学)

池田 初球を打ってショートフライ
2回表


坂東 1―2から5球目を打ってサードゴロ

若狭 初球を打ってショートゴロ遊ゴロ送球エラー


手束 初球を打ってセンターフライ

栗栖 2―2から5球目を打ってセカンドゴロ
2回裏

藤澤 1―0から2球目を打ってレフトフライ

中山 1―1から3球目を打ってセカンドライナー

中西 1―2から5球目を打ってセンターフライ
3回表

新田 1―2から4球目を打ってレフト前ヒット

工 1―1から3球目を打ってライト前ヒット ファーストランナー新田はサードへ


岡田 2―2から5球目を打ってサードゴロ サードランナー新田がタッチアウト

林 1―0から2球目を打ってピッチャーライナー

永岡 初球を打ってライトフライ

3回裏
ツネイシブルーパイレーツ選手交代






ピッチャー森國に代えて深田樹暉(近江高校~大阪工業大学)

森脇 初球を打ってサードゴロ

上甲 初球を打ってレフトフライ

橋本 1―1から3球目を打ってショートフライ
4回表

坂東 2―2から5球目を打ってサードゴロ

若狭 フルカウントから6球目を打ってショートゴロ


手束 1―0から2球目を打ってライトフライ
4回裏
ツネイシブルーパイレーツ選手交代
ライト手束に代えて前本武蔵(広陵高校~近畿大学)

土井 1―0から2球目を打ってライト線ツーベースヒット

泉 初球をサード前送りバント

池田 初球デッドボール


藤澤 1―1から3球目を打って右中間へタイムリースリーベースヒット


東広島市9―0福山市

中山 1―1から3球目を打ってピッチャーゴロ

中西 1―1から3球目を打ってライト線タイムリーツーベースヒット

東広島市10―0福山市

森脇 フルカウントから球目を打ってセンターフライ
5回表

栗栖 1―0から2球目を打ってライト前ヒット
新田 1―0から2球目を打ってショートゴロ
工 フルカウントから6球目を打ってセンターフライ

岡田 初球を打ってサードゴロ
5回裏
上甲 2―1から4球目を打ってショートゴロ

橋本 2―2から6球目を空振り三振

土井 1―2から8球目を打ってサードゴロ
6回表

林 3―1から5球目を選んでフォアボール

永岡 1―0から2球目を打ってライトフライ

坂東 1―1から3球目を打ってレフト線ツーベースヒット

若狭 フルカウントから6球目がデッドボール

前本 初球を打ってライトゴロ(ファーストランナーがセカンドフォースアウト サードランナーはホームイン
東広島市10―1福山市
栗栖 初球を打ってファーストゴロ
6回裏
ツネイシブルーパイレーツ選手交代




ピッチャー深田に代えて小野晋一郎(西京高校~吉備国際大学)
泉 0―1から2球目を打ってライト前ヒット

池田 初球をファースト前送りバント
藤澤 2―2から5球目を打ってセカンドライナー

中山 3―1から5球目を打ってレフトオーバータイムリーツーベースヒット


東広島市11―1福山市

中西 1―0から2球目を打ってセンターフライ
7回表
伯和ビクトリーズ選手交代


ピッチャー平岡に代えて成田達也(享栄高校~名城大学)
新田 フルカウントから8球目を空振り三振

工 0―1から2球目を打ってレフトフライ

岡田 1―1から3球目を打ってセンター前ヒット

林 2―1から4球目を打ってセンターフライ


周南市野球場
第92回都市対抗野球大会中国地区二次予選第一代表決定戦 兼 第69回中国地区社会人野球選手権大会
福山市・ツネイシブルーパイレーツ
000 001 0 1 H5 E1
700 301 X 11 H10 E1
東広島市・伯和ビクトリーズ
試合開始13:02 試合終了15:09

若い若いとは申しますが、昨年度から大幅にメンバーの入れ替えのなかった伯和ビクトリーズ。その分、じっくりと時間をかけて鍛練してきた結果が、この試合に存分に発揮されたとも思います。広島県の緊急事態宣言により、東広島アクアスタジアムを満足に使えなかった時期もあったろうとは思いますが、選手の皆さん、揃ってひと周り体躯が大きくなっておられました。
そして、力の差を見せつけるが如くの、1回裏の一挙7得点、さらには11点のコールドゲーム。森脇選手の満塁ホームランは、ツネイシブルーパイレーツには大きなダメージだったはず。それ以上に、ブルーパイレーツは満足なスイングをさせてもらえてなかった印象が残りました。これが現在の力の差と言えばそれまでですが、ちょっと厳しいモノがあるかなぁ、とも思いました。
この後、勝った伯和ビクトリーズはシティライト岡山と、敗けたツネイシブルーパイレーツは、三菱自動車倉敷オーシャンズとの対戦が待っています。









今回の中国地区二次予選は、これまで行われてきた、参加8チームが2ブロックに分かれてのリーグ戦プラス2つの代表決定トーナメント、の方式ではなく、東海地区や近畿地区に見られる、敗者復活戦を含んだトーナメント戦を繰り返す「ダブルイリミネーション方式」のトーナメントとなっています。繰り返すと言っても、トーナメントのやまがたは2つしかないんです、が。









第一代表を獲得するにはただ一つ。3連勝するのみ。1回戦敗退で第二代表決定トーナメントに回ると、代表権獲得まで、今度は4連勝せねばなりません。当然、第二代表決定トーナメントの方がかなり過酷な戦いを強いられるわけですが、リーグ戦同様、2敗したチームはそこでオシマイ、と言う形は変わりません。どんな対戦方式であれ、心身共にタフでないと勝ち抜けないのは一緒。









逆に、今勢いのあるチームが一気に駆け抜ける可能性もなきにしもあらず。その勢いを「投」が付けるか「打」が付けるかはチームによって変わってくるかも知れませんが、いずれにしろ緒戦の戦いぶりに全てが懸かっている、と言っても過言ではない、かと思います。









そして第一代表決定トーナメント1回戦第二試合は、3年前のここ周南市野球場で、第一代表を獲得した東広島市・伯和ビクトリーズと、チーム創立50周年を迎え、まだ見ぬ東京ドームへと目標を定める福山市・ツネイシブルーパイレーツの試合。









伯和ビクトリーズにとってはJABA広島大会で予選リーグの言わば「リベンジマッチ」。ここで勢いが付けばと考えています。無論、前述のように、節目の年を迎えているツネイシブルーパイレーツも「返り討ち」を狙っているはず。改名して5年目。春の松本旗三浦旗大会優勝の実績こそあれど、まだ確固たる地位を築き上げたとは言い難い現状。早いうちに打破しておかないと。
スターティングオーダー
先攻:
1(二)岡田拓己 (岡山東商業高校~環太平洋大学)
2(左)林 和宏 (崇徳高校~関東学院大学)
3(一)永岡 涼 (宇部鴻城高校~福山大学)
4(指)坂東 駿 (徳島商業高校~中部学院大学)
5(中)若狭大地 (今治西高校~筑波大学)
6(右)手束海斗 (鳴門高校)
7(捕)栗栖 徹 (岩国商業高校~福岡大学)
8(三)新田大晟 (近江高校~大阪商業大学)
9(遊)工 遼汰 (広陵高校~大阪商業大学)


















投:松田徹太 (山陽高校~東亜大学)
後攻:
1(中)泉 祐介 綾羽高校~花園大学~滋賀ユナイテッド
2(一)池田侑矢 (広陵高校~大阪商業大学)
3(右)藤澤直樹 (伊那弥生ケ丘高校~日本体育大学)
4(左)中山竜秀 (九州国際大学附属高校)
5(遊)中西玲人 (箕島高校~奈良学園大学)
6(三)森脇智哉 (作陽高校~広島経済大学)
7(指)上甲凌大 (宇和島東高校)
8(捕)橋本昂稀 (地球環境高校~京都学園大学)
9(二)土井力丸 (尽誠学園高校~大阪商業大学)


















投:平岡 航 (鴨沂高校~京都学園大学)
審判員






球審:品川淳史 一塁:藤村孝 二塁:前野雅基 三塁:矢橋輝
成績
1回表




岡田 0―1から2球目を打ってセンターフライ








林 2―2から5球目を打ってセカンドゴロ








永岡 0―1から2球目を打ってライトフライ
1回裏




泉 0―1から2球目を打ってセカンドゴロ




池田 3―1から5球目を選んでフォアボール
藤澤 1―0から2球目を打ってセンター前ヒット
中山 1―1から3球目を打ってレフト前タイムリーヒット
東広島市1―0福山市




中西 3―1から5球目を選んでフォアボール










森脇 2―1から4球目を打って左中間へ満塁ホームラン






東広島市5―0福山市




上甲 2―2から5球目を打ってライト前ヒット




橋本 初球を打ってセンターフライ




土井 0―2から3球目を打ってライト前ヒット




泉 1―0から2球目を打ってライトフライタイムリーエラー(落球)



東広島市7―0福山市



ツネイシブルーパイレーツ選手交代














ピッチャー松田に代えて森國広太(岩国商業高校~関西国際大学)




池田 初球を打ってショートフライ
2回表








坂東 1―2から5球目を打ってサードゴロ




若狭 初球を打ってショートゴロ遊ゴロ送球エラー








手束 初球を打ってセンターフライ




栗栖 2―2から5球目を打ってセカンドゴロ
2回裏




藤澤 1―0から2球目を打ってレフトフライ




中山 1―1から3球目を打ってセカンドライナー




中西 1―2から5球目を打ってセンターフライ
3回表




新田 1―2から4球目を打ってレフト前ヒット




工 1―1から3球目を打ってライト前ヒット ファーストランナー新田はサードへ







岡田 2―2から5球目を打ってサードゴロ サードランナー新田がタッチアウト




林 1―0から2球目を打ってピッチャーライナー




永岡 初球を打ってライトフライ



3回裏
ツネイシブルーパイレーツ選手交代






















ピッチャー森國に代えて深田樹暉(近江高校~大阪工業大学)




森脇 初球を打ってサードゴロ




上甲 初球を打ってレフトフライ




橋本 1―1から3球目を打ってショートフライ
4回表




坂東 2―2から5球目を打ってサードゴロ




若狭 フルカウントから6球目を打ってショートゴロ








手束 1―0から2球目を打ってライトフライ
4回裏
ツネイシブルーパイレーツ選手交代
ライト手束に代えて前本武蔵(広陵高校~近畿大学)




土井 1―0から2球目を打ってライト線ツーベースヒット




泉 初球をサード前送りバント




池田 初球デッドボール








藤澤 1―1から3球目を打って右中間へタイムリースリーベースヒット






東広島市9―0福山市




中山 1―1から3球目を打ってピッチャーゴロ




中西 1―1から3球目を打ってライト線タイムリーツーベースヒット



東広島市10―0福山市




森脇 フルカウントから球目を打ってセンターフライ
5回表




栗栖 1―0から2球目を打ってライト前ヒット
新田 1―0から2球目を打ってショートゴロ
工 フルカウントから6球目を打ってセンターフライ




岡田 初球を打ってサードゴロ
5回裏
上甲 2―1から4球目を打ってショートゴロ




橋本 2―2から6球目を空振り三振




土井 1―2から8球目を打ってサードゴロ
6回表




林 3―1から5球目を選んでフォアボール




永岡 1―0から2球目を打ってライトフライ




坂東 1―1から3球目を打ってレフト線ツーベースヒット




若狭 フルカウントから6球目がデッドボール




前本 初球を打ってライトゴロ(ファーストランナーがセカンドフォースアウト サードランナーはホームイン
東広島市10―1福山市
栗栖 初球を打ってファーストゴロ
6回裏
ツネイシブルーパイレーツ選手交代














ピッチャー深田に代えて小野晋一郎(西京高校~吉備国際大学)
泉 0―1から2球目を打ってライト前ヒット




池田 初球をファースト前送りバント
藤澤 2―2から5球目を打ってセカンドライナー




中山 3―1から5球目を打ってレフトオーバータイムリーツーベースヒット






東広島市11―1福山市




中西 1―0から2球目を打ってセンターフライ
7回表
伯和ビクトリーズ選手交代








ピッチャー平岡に代えて成田達也(享栄高校~名城大学)
新田 フルカウントから8球目を空振り三振




工 0―1から2球目を打ってレフトフライ




岡田 1―1から3球目を打ってセンター前ヒット




林 2―1から4球目を打ってセンターフライ






周南市野球場
第92回都市対抗野球大会中国地区二次予選第一代表決定戦 兼 第69回中国地区社会人野球選手権大会
福山市・ツネイシブルーパイレーツ
000 001 0 1 H5 E1
700 301 X 11 H10 E1
東広島市・伯和ビクトリーズ
試合開始13:02 試合終了15:09

若い若いとは申しますが、昨年度から大幅にメンバーの入れ替えのなかった伯和ビクトリーズ。その分、じっくりと時間をかけて鍛練してきた結果が、この試合に存分に発揮されたとも思います。広島県の緊急事態宣言により、東広島アクアスタジアムを満足に使えなかった時期もあったろうとは思いますが、選手の皆さん、揃ってひと周り体躯が大きくなっておられました。
そして、力の差を見せつけるが如くの、1回裏の一挙7得点、さらには11点のコールドゲーム。森脇選手の満塁ホームランは、ツネイシブルーパイレーツには大きなダメージだったはず。それ以上に、ブルーパイレーツは満足なスイングをさせてもらえてなかった印象が残りました。これが現在の力の差と言えばそれまでですが、ちょっと厳しいモノがあるかなぁ、とも思いました。
この後、勝った伯和ビクトリーズはシティライト岡山と、敗けたツネイシブルーパイレーツは、三菱自動車倉敷オーシャンズとの対戦が待っています。
2021.10.03 / Top↑
| Home |