

社会人野球日本選手権二回戦の3試合目。個人的にはこの試合が「メインイベント」になりました。



約5年間応援させてもらった三菱重工広島硬式野球部、そして三菱重工名古屋硬式野球部。「広島」の、約1/3の選手は勇退、社業専念になりましたが、残る約2/3の選手は、チーム再編で生まれた三菱重工East、そして三菱重工West、また他チームに新天地を求めて移籍されました。



神戸と横浜。移籍先の振り分けの決定方法、まではど素人が知る由もありませんが、企業のシンボルチームとして野球をされてきた皆さん。三菱重工業がまた新たなコンセプトの元に、企業の野球チームの活動を継続させると言うのであれぱ、これはこれで応援しないわけにはいかないでしょう。



ましてや、ほんのわずかな期間ですが、試合に出場するしないに関係なく、応援してきた選手の皆さんがいます。オープン戦、公式戦問わず、なかなか観戦する事のないチーム。一回戦が対伯和ビクトリーズだったので、どうしようもなかったですが、勝ち上がった以上は1番を目指して欲しいです。



タイトルには「3大会連続8回目出場」としていますが、再編後のチームなので個人的には「初出場」とも考えています。そして、この大会から、また新しい歴史が始まるもの、とも思っています。
スターティングオーダー
先攻:日本通運
1(中)手銭竜汰 (秀岳館高校~九州共立大学)
2(指)諸見里匠 (沖縄尚学高校~國學院大學)
3(三)稲垣誠也 (明豊高校~中部学院大学)
4(一)北川利生 (大阪桐蔭高校~創価大学)
5(遊)添田真海 (作新学院高校~明治大学)
6(二)浦部剛史 (広陵高校~神奈川大学)
7(左)大谷昇吾 (樟南高校~上武大学)
8(捕)木南 了 (千葉経済大学付属高校~帝京大学)
9(右)高橋 俊 (流通経済大学付属高校~流通経済大学)




投:相馬和磨 (横浜高校~国際武道大学)
後攻:三菱重工East
1(指)久保皓史 (佐賀商業高校~富士大学)
2(中)八戸勝登 (清峰高校~西南学院大学)
3(二)中山遙斗 (大阪桐蔭高校~國學院大學)
4(左)小柳卓也 (春日部共栄高校~日本体育大学~三菱重工名古屋)
5(遊)江越啓太 (川崎工科高校~神奈川大学)
6(一)久木田雄介(れいめい高校~第一工業大学)
7(三)矢野幸耶 (福岡第一高校~北陸大学)
8(捕)対馬和樹 (駒澤大学苫小牧高校~九州共立大学)
9(右)江越海地 (長崎海星高校)












投:大野亨輔 (星陵高校~専修大学)
審判員




球審:小野暢也 一塁:土井淳宏 二塁:奥井孝昭 三塁:上野富蔵
成績
1回表




手銭 1―2から6球目を打ってショートゴロ








諸見里 3―1から5球目を打って左中間へヒット






次打者の5球目(ボール)にファーストランナー諸見里セカンド盗塁失敗




稲垣 2―2から6球目がデッドボール






次打者の初球(ボール)にファーストランナー稲垣セカンド盗塁成功 さらにキャッチャーの悪送球でサードへ




北川 ストレートのフォアボール








添田 1―1から3球目を打ってセンターフライ
1回裏








久保 1―1から3球目を打ってサードゴロ








八戸 2―2から球目を打ってライト前ヒット



次打者の3球目(空振り)にファーストランナー八戸セカンド盗塁失敗




中山 1―2から4球目を空振り三振
2回表
浦部 初球を打ってライトフライ




大谷 1―2から4球目を打ってセンターフライ








木南 初球を打ってレフトオーバーソロホームラン









三菱重工East0-1日本通運








高橋 0―1から2球目を打って右中間へツーベースヒット




手銭 1―1から3球目を打ってショートフライ
2回裏








小柳 1―2から4球目を打って右中間へスリーベースヒット




江越啓 初球を打ってセカンドゴロ サードランナーホームイン



三菱重工East1-1日本通運








久木田 0―1から2球目を打って左中間へヒット








矢野 1―1から3球目を打ってライト前ヒット




対馬 フルカウントから6球目を選んでフォアボール








江越海 1―1から3球目を打って右中間へタイムリーツーベースヒット



三菱重工East3-1日本通運




久保 初球を打ってサードゴロ サードランナー対馬ホームタッチアウト




八戸 1―2から5球目を空振り三振
3回表




諸見里 1―0から2球目を打ってライトフライ




稲垣 3―1から5球目を打ってセンター前ヒット




北川 1―2から4球目を打ってライトフライ



次打者の初球(ボール)にファーストランナー稲垣セカンド盗塁成功




添田 フルカウントから8球目を打ってファーストゴロ
3回裏




中山 初球を打ってサードゴロ








小柳 フルカウントから9球目を打ってレフト線ツーベースヒット



日本通運選手交代








ピッチャー相馬に代えて中田浩貴(大宮東高校~東洋大学)




江越啓 2―2から5球目を打ってレフト前ヒット




久木田 フルカウントから6球目を空振り三振




矢野 2―1から4球目を打ってライトフライ
4回表




浦部 0―2から4球目を空振り三振




大谷 2―2から6球目を打ってセカンドゴロ送球エラー




木南 1―0から2球目を打ってセカンドライナーダブルプレイ
4回裏




対馬 2―2から5球目を打ってサードゴロ












江越海 2―2から5球目を打って右中間へツーベースヒット




久保 2―1から4球目を打ってピッチャーゴロ



セカンドランナー江越は挟まれタッチアウト
八戸 1―2から4球目を空振り三振
5回表
高橋 0―2から3球目を打ってセカンドゴロ
手銭 初球を打ってセンター前ヒット
諸見里 2―1から4球目を打ってライトフライ




稲垣 2―0から3月球目を打ってライト前タイムリーヒット






三菱重工East3-2日本通運









次打者北川の4球目(ボール)にファーストランナー稲垣セカンド盗塁失敗
5回裏








中山 2―0から3球目を打ってセンターオーバースリーベースヒット




小柳 フルカウントから7球目を見逃し三振
江越啓 1―0から2球目を打ってショートゴロ






次打者久木田の2球目キャッチャーが逸らす間にサードランナー中山かホーム突入もタッチアウト



6回表




北川 1―2から6球目を空振り三振
添田 1―2から6球目を打ってセンターフライ




浦部 初球を打ってライトフライ
6回裏
日本通運選手交代
ピッチャー中田に代えて前田啓太(中部商業高校~専修大学)
久木田 1―1から3球目を打ってセカンドライナー




矢野 1―2から4球目を見逃し三振




対馬 フルカウントから7球目を打ってピッチャーゴロ
7回表
大谷 1―2から4球目を打ってショートゴロ








木南 フルカウントから6球目を打ってサードゴロ
高橋 2―2から8球目を打ってサードファウルフライ
7回裏








江越海 2―0から3球目を打ってライトオーバーツーベースヒット
久保 初球をピッチャー前に送りバントファーストへ送球エラー
日本通運選手交代








ピッチャー前田に代えて庄司拓哉(東海大学相模高校~横浜商科大学)




八戸 初球をスクイズ ホーム転送も一塁もセーフ記録送りバントとフィルダースチョイス



三菱重工East4-2日本通運








中山 初球をピッチャー前に送りバント
小柳 S 0―1から球目を打ってライト前タイムリーヒット
三菱重工East5-2日本通運
しかしセカンドランナー八戸はタッチアウト




江越啓 1―2から4球目を打ってサードタイムリー内野安打



三菱重工East6-2日本通運
久木田 1―2から4球目を打ってセンター前ヒット








矢野 1―1から3球目を打ってレフト前ヒット




対馬 0―2から3球目を打ってファーストゴロ
8回表




手銭 1―2から4球目を打ってセカンドゴロ
諸見里の代打楠本晃希(花咲徳栄高校~東北福祉大学) 初球を打ってライト前ヒット




稲垣 0―1から2球目を打ってセカンドフライ




北川 1―2から4球目を打ってセカンドゴロ
8回裏




江越海 1―2から4球目を空振り三振




久保 初球を打ってショートゴロ




八戸 1―2から4球目を空振り三振
9回表








添田 2―2から5球目を打ってセカンドゴロ




浦部 2―2から5球目を打ってサードゴロ
大谷 初球を打ってライト線ツーベースヒット
木南 2―2から5球目を打ってショートゴロ



京セラドーム大阪
第46回社会人野球日本選手権二回戦
日本通運
010 010 000 2 H9 E3
030 000 30X 6 H13 E1
三菱重工East
試合開始16:59 試合終了19:50

総勢36人の、異例とも思える超大所帯になった三菱重工East。その中でレギュラーポジションを勝ち取った選手の皆さんのプレッシャーと言うのは半端ないものがあるかと思います。新生チームにはなった、会社は大々的にチームを推している。そんな中で、いきなり負けるわけにはいかない。


ここまで2試合、スターティングオーダーがガッチリ固定されていますが、これまた移籍組ともなる佐伯功監督の熟慮の末なんだとも思います。このメンバーを基に、三菱重工横浜とも、三菱日立パワーシステムズとも、もちろん三菱パワーとも全く違うチームが構築されていくんだと思います。そしてこの大会は、新しい歴史の「序章」でしかないのかも知れません。
2021.07.12 / Top↑
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