

6月29日に開幕した、第46回社会人野球日本選手権大会も無事、ほっともっとフィールド神戸での一回戦全16試合を、雨天順延などなく予定通り終了しました。そしてこの日からは京セラドーム大阪に舞台を移して6日間、二回戦以降、7月14日の優勝決定戦までの全15試合が行われます。


一回戦を観戦した7月2日は、終始小雨が降り続く悪天候に加え、馴れぬスタジアムゆえ、観客の入れ替え等、個人的にはひと苦労しましたが、この日からは、自宅からも近く、入場ゲートからの順路その他、ある程度は勝手知ったる京セラドーム大阪での開催。何とか快適に観戦出来そうではあります。


おはようございます京セラドーム大阪。社会人野球に目覚めた時は既に日本選手権はここで行われていたので、やっぱり一番落ち着きます。そして、二回戦以降、一日三試合開催の日の試合開始時刻は、第一試合が09:00、第二試合が13:00、第三試合が17:00となっております。


で、ここまでは、京セラドーム大阪での、入場前の検温その他の様子を掲載してみました。オリックスバファローズ主催のプロ野球同様の体勢。一階にあるバス転回場での検温の様子。チーム券の受付もここでやっていました。これもまたいい思い出になればそれもよし。






そして今大会は、一回戦でも記しましたが、チーム席も含めた全席指定席の全試合入れ替え制、なんですが、個人的にはこれは今後も継続していただきたい、と考えています。組み合わせ発表後、ある程度の予測をを元にチケットを買う事になりますが、目的の席を確保したいがために早朝から並ぶ、と言うある種無駄な行動も減らせますし、余裕を持って出かけられますから。






ただ難点としては、試合進行の状況によって、開場時間が試合開始30分前等になる可能性も無きにしもあらず。今回は大規模な応援団は入っていませんが、応援席の機材の撤収や人員の入れ替え、と言う課題も残っているように思います。これさえ何とかなれば、とも考えています。
スターティングオーダー
先攻:ENEOS
1(中)村上貴哉 (松山東高校~明治大学)
2(遊)川口 凌 (横浜高校~法政大学)
3(一)山﨑 鎌 (慶應義塾高校~慶應義塾大学)
4(二)小豆澤誠 (飛龍高校~上武大学)
5(指)度会隆輝 (横浜高校)
6(右)岡部通織 (帝京高校~立教大学)
7(左)瀧澤虎太朗(山梨学院高校~早稲田大学)
8(捕)柏木秀文 (阿波高校~城西国際大学)
9(三)篠原 涼 (敦賀気比高校~筑波大学)








投:柏原史陽 (桐光学園高校~城西国際大学)
後攻:NTT東日本
1(二)下川知哉 (筑陽学園高校~駒澤大学)
2(右)火ノ浦明正(れいめい高校~専修大学)
3(指)桝澤 伶 (八王子学園八王子高校~亜細亜大学)
4(中)向山基生 (法政大学第二高校~法政大学)
5(三)中村 迅 (常総学院高校~法政大学)
6(左)喜納淳弥 (成立学園高校~桐蔭横浜大学)
7(一)内山京祐 (習志野高校~中央大学)
8(捕)白石翔樹 (大村工業高校~東京農業大学)
9(遊)上川畑大悟(倉敷商業高校~日本大学)












投:上出拓真 (札幌第一高校~國學院大學)
審判員








球審:西岡淳仁 一塁:中東桂 二塁:端場直樹 三塁:乗金悟
成績
1回表




村上 0―1から2球目を打ってショートゴロ




川口 0―2から3球目を打ってファーストゴロ




山﨑 0―2から4球目を空振り三振
1回裏




下川 フルカウントから7球目を空振り三振




火ノ浦 2―2から5球目を打ってショートフライ




桝澤 2―1から4球目を打ってセンターフライ
2回表




小豆澤 1―2から4球目を空振り三振




度会 0―2から3球目を空振り三振




岡部 フルカウントから6球目を選んでフォアボール








瀧澤 2―2から6球目を空振り三振
2回裏
向山 初球を打ってピッチャーゴロ
中村 1―1から3球目を打ってショートライナー
喜納 1―2から4球目を空振り三振
内山 初球を打ってレフト前ヒット








白石 1―2から4球目を空振り三振
3回表




柏木 フルカウントから6球目を空振り三振




篠原 2―2から7球目を見逃し三振




村上 0―2から5球目を打ってサードゴロ
3回裏




上川畑 2―2から5球目を打ってレフトフライ




下川 1―1から3球目を打ってファーストゴロ




火ノ浦 2―2から5球目を空振り三振
4回表




川口 初球を打ってセンターフライ




山﨑 0―2から3球目を打ってファーストゴロ
小豆澤 0―2から3球目を打ってセンターフライ



4回裏




桝澤 1―2から5球目を打ってショートゴロ




向山 1―1から3球目を打ってサードゴロ




中村 1―2から5球目を空振り三振
5回表




度会 初球を打ってファーストゴロ








岡部 2―2から5球目がデッドボール




瀧澤 初球を打ってレフトフライ




柏木 2―0から3球目を打ってショートゴロ
5回裏




喜納 1―2から4球目を打ってライト前ヒット




内山 初球をキャッチャー前に送りバント




白石 フルカウントから6球目を選んでフォアボール




上川畑 1―0から2球目を打ってセンターフライ




下川 2―2から5球目を空振り三振
6回表








篠原 2―0から3球目を打ってライトフライ




村上 2―2から7球目を打ってレフトフライ








川口 0―1から2球目を打ってライト線ツーベースヒット




山﨑 0―1から2球目を打ってセカンドゴロ
6回裏




火ノ浦 2―2から5球目を打ってショートゴロ








桝澤 1―2から4球目を空振り三振




向山 フルカウントから6球目を打ってサードゴロ
7回表








小豆澤 1―2から4球目を打ってファーストゴロ




度会 1―1から3球目を打ってセンターフライ(の前のファウル)




岡部 2―2から5球目を打ってセンターフライ
7回裏








中村 2―2から5球目を打ってライトオーバーソロホームラン






NTT東日本1-0ENEOS
喜納 2―2から5球目を空振り三振








内山 0―2から3球目を打ってサードゴロ送球エラー




白石 1―0から2球目をピッチャー左へ送りバント




上川畑 2―0から3球目を打ってショートフライ



8回表




瀧澤 0―2から3球目を打ってショートゴロ




柏木 1―0から2球目を打ってショートゴロ




篠原 2―2から5球目を打ってセンター前ヒット








村上 1―1から3球目を打ってセンター前ヒット




川口 0―2から3球目を打ってセンター前タイムリーヒット









NTT東日本1-1ENEOS




山﨑 1―1から3球目を打ってファーストゴロ



8回裏
ENEOS選手交代








ピッチャー柏原に代えて加藤三範(花巻東高校~筑波大学)
ショート川口に代えて瀬戸西純(慶應義塾高校~慶應義塾大学)
篠原 0―2から3球目を空振り三振
火ノ浦 1―2から5球目を打ってファーストゴロ




桝澤 0―1から2球目を打ってショートゴロ
9回表
NTT東日本選手交代








ピッチャー上出に代えて堀誠(日本航空高校~立正大学)








小豆澤 1―2から4球目を打ってショートフライ








度会 初球を打ってライト線ツーベースヒット
ENEOS選手交代
セカンドランナー度会に代えて田中将也(帝京高校~東洋大学)




岡部 1―1から3球目を打ってセンターフライ




瀧澤 フルカウントから8球目を空振り三振






9回裏
向山 2―2から5球目を打ってサードゴロ送球エラー









このプレイで、向山選手と、ファーストの山﨑選手が交錯、山﨑選手が負傷退場となりました。
ENEOS選手交代
ファースト山﨑に代えて佐々木勝哉(日本大学第三高校~立正大学)




中村 初球をピッチャー前に送りバント




喜納の代打宮内和也(習志野高校~明治大学) 申告敬遠
内山 初球を打ってセンターフライ




白石 1―1から3球目を打ってレフトフライ

延長タイブレーク10回表
ワンアウト サードランナー篠原 セカンドランナー村上 ファーストランナー瀬戸西
NTT東日本選手交代
代打宮内に代えてレフト村岡勇樹(千葉経済大学付属高校~桜美林大学)




佐々木 フルカウントから7球目を空振り三振




小豆澤 フルカウントから7球目を空振り三振



延長タイブレーク10回裏
ワンアウト サードランナー上川畑 セカンドランナー下川 ファーストランナー火ノ浦




桝澤 2―2から6球目を見逃し三振



ENEOS選手交代








ピッチャー加藤に代えて大場遼太郎(日本大学第三高校~筑波大学)




向山 フルカウントから7球目を打ってレフトオーバーサヨナラ満塁ホームラン












京セラドーム大阪
第46回社会人野球日本選手権二回戦
ENEOS
000 000 010 0 0 H5 E1
000 000 100 4 5 H6 E0
NTT東日本
試合開始09:00 試合終了12:01

二回戦初っ端の試合から延長タイブレークと言うギリギリの戦いになりました。




試合終盤に同点の場合、10回表開始前に、延長タイブレークの方法がスコアボードに掲示されます。ノーアウトランナー1、2塁やワンアウト満塁など、大会によって手法は違いますが、今大会はワンアウト満塁からの開始。ホームランやヒットはもとより、エラーやフォアボール、ワイルドピッチやパスボール、もっと言えばボークですらも許されない中、ホームランと言うのは初めて見ました。


特に表の攻撃のチームが無得点のまま終わったのであればなおさら。一球たりともミスの許されない中で登板したピッチャーと言うのは、チームの中でも絶対の信頼を置かれているぴチャーだと思います。打たれた直後、大場投手はうな垂れたまま、しばらく動かないままでしたが、大久保秀昭監督が絶対の信頼を寄せて送り込んだはず。これも勝負、と割り切るしかない、かと思います。
幸いにも今年は、今大会で終わりではありません。晩秋に都市対抗野球大会があります。是非ともこの屈辱を糧に、東京ドームで観る機会があることを願ってやみません。
2021.07.10 / Top↑
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