いよいよ、2年ぶりに始まりました社会人野球日本選手権。
通常は晩秋に行われるこの大会。今年は(未だにもめている)東京オリンピックの影響で、梅雨まだ明けぬ6月29日より、ほっともっとフィールド神戸で一回戦16試合、そして4日間の雨天予備日を挟んで、7月9日より二回戦以降を京セラドーム大阪で行うと言う変則日程となっております。

おはようございますほっともっとフィールド神戸。プロ野球ではたびたぴ訪れてはいますが、アマチュア野球の公式戦としては、2014年の第2 7回JRグループ硬式野球大会以来。1990年から1996年までは、大阪球場に代わってここ「グリーンスタジアム神戸」で全試合が行われていました。


2010年の第37大会では、一回戦のみを、日立市民運動公園野球場、岡崎市民球場、わかさスタジアム京都、倉敷マスカットスタジアムで行うと言う試みも行われましたが、遠征費用の負担も増えると言う事であえなく頓挫、以降は通常通り全試合を京セラドーム大阪で行う現在の形式に戻りました。


今年の社会人野球日本選手権は1日3試合の際の試合開始予定時刻は、一回戦は09:00/12:30/16:00。各試合の間隔に余裕を持たせ、昨年の都市対抗野球大会と同様に、全席指定席、さらには試合毎の入替え制となっています。これも新型コロナウイルス感染症の余波と言えば余波かな。


そして、個人的ではありますが、チーム席はともかく、特別席その他の「全席指定席」は今後も継続して頂ければ、とも思います。観たい席を確保の為に、早朝もしくは試合開始の何時間も前から並ぶ、と言う手間も省けますし。待ち合わせで、後から後から合流される、てのも煩わしいですからね。

それよりも何よりも、こうやって大会が行われる事にまずは感謝。梅雨時と言う微妙な天気予報の下でも、こうやって入念にグラウンド整備をされている皆さんにもこれまた感謝です。

そして、記念すべき(?)ほっともっとフィールド神戸での「個人的第一戦」は、今年の全日本クラブ野球選手権を制した全足利クラブと、近畿地区第二代表の日本生命。一昨年の大会では、同じくクラブ選手権優勝のマツゲン箕島がトヨタ自動車相手に熱闘を演じただけに、クラブチームの奮闘に期待。負けたら終わりのトーナメントだけに、何があるかわかりませんからね。
スターティングオーダー
先攻:全足利クラブ
1(ニ)藁谷遊人 (専修大学松戸高校~獨協大学/株式会社深井製作所)
2(三)八代竜匡 (桐生第一高校~平成国際大学/菊地歯車株式会社)
3(中)倉澤弘毅 (今市工業高校~作新学院大学/丸山建設工業株式会社)
4(一)松本大吾 (桐生第一高校~東京農業大学北海道オホーツク/岩澤建設株式会社)
5(捕)岩崎昂佑 (佐野日本大学高校~仙台大学/株式会社堀江パーツ工業)
6(指)山崎竜馬 (足利高校~学習院大学/丸山建設工業株式会社)
7(左)山本風太 (東京学館船橋高校~東北福祉大学/株式会社グランド)
8(遊)石崎啓太 (創価高校~創価大学/岩澤建設株式会社)
9(右)猪熊友輔 (桐生市立高校~関東学院大学/ 足利小山信用金庫)



投:中田智暁 (栃木高校~専修大学/株式会社深井製作所)
後攻:日本生命
1(ニ)伊藤ヴィットル(本荘第一高校~共栄大学)
2(三)原田拓実 (天理高校~立正大学)
3(中)上西主起 (県立和歌山商業高校~中部学院大学)
4(一)廣本拓也 (浪速高校~法政大学)
5(右)早野僚馬 (自由ヶ丘高校~九州共立大学)
6(左)越智達矢 (丹原高校~明治大学)
7(指)山﨑基輝 (愛知工業大学名電高校~東洋大学)
8(捕)古川昌平 (大阪産業大学付属高校~愛知学院大学)
9(遊)船山貴大 (日本大学第三高校~日本体育大学)


投:高橋拓巳 (前橋育英高校~桐蔭横浜大学)
審判員


球審:永井秀亮 一塁:大滝達也 二塁:山脇一也 三塁:美野正則
成績
1回表

藁谷 1―2から5球目を見逃し三振

八代 2―2から5球目を打ってセカンドライナー

倉澤 0―2から3球目を空振り三振
1回裏
全足利クラブ選手交代
ショート石崎に代えて小野柊人(桐生第一高校~大正大学/株式会社創和工販)

ヴィットル 1―2から4球目を打ってセカンドゴロ

原田 1―0から2球目を打ってファーストライナー

上西 2―2から5球目を打ってサードゴロ
2回表

松本 1―0から2球目を打ってセカンドゴロ

岩崎 フルカウントから6球目を空振り三振

山崎 0―2から3球目を打ってショートゴロ
2回裏

廣本 1―1から3球目を打ってピッチャーゴロ


早野 1―2から4球目を打ってレフト前ヒット


越智 1―0から2球目を打ってセンターフライ


山﨑 1―2から4球目を打ってセカンドゴロ
3回表

山本 1―2から4球目を打ってショートゴロ


小野 2―2から5球目を打ってショートゴロ


猪熊 初球をピッチャー左へセーフティバント内野安打

藁谷 フルカウントから9球目を見逃し三振
3回裏

古川 初球を打ってライトフライ

船山 フルカウントから6球目を空振り三振


ヴィットル 1―1から3球目を打ってショート内野安打

原田 初球を打ってセカンドゴロ
4回表

八代 2―2から5球目を打ってレフトフライ

倉澤 0―2から3球目を空振り三振

松本 2―2から5球目を打ってセカンドゴロ
4回裏
上西 2―2から5球目を打ってレフト前ヒット

廣本 初球をピッチャー前に送りバント
早野 0―1から2球目を打ってセンター前タイムリーヒット

日本生命1-0全足利クラブ
越智 0―1から2球目を打ってセンター前ヒット
山﨑 0―1から2球目を打ってレフトフライ

古川 2―2から5球目を打ってショートゴロ
5回表

岩崎 初球を打ってセンター前ヒット


山崎 0―1から2球目をピッチャー前に送りバント

山本 初球を打ってセカンドゴロ

小野 2―2から5球目を打ってファーストゴロ
5回裏

船山 フルカウントから6球目を空振り三振

ヴィットル 2―2から7球目を打ってセカンドゴロ
原田 1―2から4球目を打ってセンターフライ


6回表
猪熊 1―2から4球目を空振り三振
藁谷 1―1から3球目を打ってライトフライ

八代 1―2から4球目を打ってセンター前ヒット
倉澤 1―0から2球目を打ってショートゴロ
6回裏

上西 フルカウントから6球目を打ってサードゴロエラー
廣本 初球をピッチャー前に送りバント
早野 1―1から3球目を打ってレフト前ヒット
越智 初球を打ってショートゴロセカンドフォースアウト サードランナーホームイン
日本生命2-0全足利クラブ


山﨑 0―2から球目を打ってセカンドファウルフライ

7回表

松本 1―1から3球目を打ってライト前ヒット
岩崎 1―2から4球目を見逃し三振
山崎 1―2から4球目を空振り三振

山本の代打西村天志(人吉高校~白鴎大学/足利市役所) 2―2から5球目を空振り三振
7回裏
全足利クラブ選手交代
代打西村天に代えてレフト長竹啓成(樹徳高校~日本大学国際関係学部/足利市農業協同組合)
古川 初球を打ってライト前ヒット
船山 0―1から2球目をピッチャー前に送りバント
ヴィットル 0―1から2球目を打ってファーストゴロ
原田 1―2から4球目を打ってライト前タイムリーヒット
日本生命3-0全足利クラブ
上西 0―1から2球目を打ってセンターフライ
8回表
小野 フルカウントから7球目を打ってセカンドゴロ

猪熊 2―2から5球目を打ってレフトフライ

藁谷 1―2から4球目を打ってショートゴロ
8回裏
廣本 1―0から2球目を打ってセンターフライ
早野 フルカウントから9球目を空振り三振


越智 1―0から2球目を打ってサードゴロ
9回表
八代 初球を打ってセンターフライ

倉澤 1―2から4球目を打ってレフト前ヒット
全足利クラブ選手交代
ファーストランナー倉澤に代えて田部井皓平(大間々高校~鈴鹿大学/足利印刷株式会社)


松本 1―1から3球目を打ってライト前ヒット ファーストランナー田部井はサードへ
全足利クラブ選手交代
ファーストランナー松本に代えて坂村貴弘(足利大学附属高校/株式会社板通)
岩崎 1―2から5球目を空振り三振


山崎 1―2から4球目を空振り三振

ほっともっとフィールド神戸
第46回社会人野球日本選手権一回戦
全足利クラブ
000 000 000 0 H6 E1
000 101 10X 3 H8 E0
日本生命
試合開始08:58 試合終了11:04

昨年から今年にかけて、日本生命の試合を全く観てないので(と言うか観れてない)ので、一昨年より前の印象しかありませんが、「強打の日生」としては、全足利クラブの情報は各方面から仕入れておられるとは思いますが、この試合に関する限り、かなり手こずったように見えました。

序盤は「これでは攻略出来ぬ」と言う事だったのか、4番の廣本選手に送りバント。これもまた「大企業」を背負ったチームの、なりふり構わない戦法の一つかと思われます。幸いにも2度とも得点に繋がりましたが、これが失敗していたら、もしかしたら日生は負けていたかも知れません。

そして、残念ながら京セラドーム大阪に届かなかった全足利クラブ。大袈裟かも知れませんが、全日本クラブ野球選手権予選・本選で散っていったチームの期待を背負っての試合だったかと思います。そして、敗れはしましたが、堂々の戦いが出来たかと思います。そして、練習環境や仕事など、何かと制約のあるクラブチームでも「やれば出来る」事を証明してくれたと思います。
社会人野球日本選手権大会には、2006年から全日本クラブ野球選手権大会優勝チームが出場出来るようになりましたが、都市対抗野球大会と違い、どちらかと言えばまだまだ企業色が強い面もあります。しかしながらこうやって、地域色の強いクラブチームが出てくるのもまた楽しみです。そして、なかなか大きく取り上げられる事はないですが、クラブチームも立派に「社会人野球」です。
通常は晩秋に行われるこの大会。今年は(未だにもめている)東京オリンピックの影響で、梅雨まだ明けぬ6月29日より、ほっともっとフィールド神戸で一回戦16試合、そして4日間の雨天予備日を挟んで、7月9日より二回戦以降を京セラドーム大阪で行うと言う変則日程となっております。


おはようございますほっともっとフィールド神戸。プロ野球ではたびたぴ訪れてはいますが、アマチュア野球の公式戦としては、2014年の第2 7回JRグループ硬式野球大会以来。1990年から1996年までは、大阪球場に代わってここ「グリーンスタジアム神戸」で全試合が行われていました。






2010年の第37大会では、一回戦のみを、日立市民運動公園野球場、岡崎市民球場、わかさスタジアム京都、倉敷マスカットスタジアムで行うと言う試みも行われましたが、遠征費用の負担も増えると言う事であえなく頓挫、以降は通常通り全試合を京セラドーム大阪で行う現在の形式に戻りました。






今年の社会人野球日本選手権は1日3試合の際の試合開始予定時刻は、一回戦は09:00/12:30/16:00。各試合の間隔に余裕を持たせ、昨年の都市対抗野球大会と同様に、全席指定席、さらには試合毎の入替え制となっています。これも新型コロナウイルス感染症の余波と言えば余波かな。






そして、個人的ではありますが、チーム席はともかく、特別席その他の「全席指定席」は今後も継続して頂ければ、とも思います。観たい席を確保の為に、早朝もしくは試合開始の何時間も前から並ぶ、と言う手間も省けますし。待ち合わせで、後から後から合流される、てのも煩わしいですからね。



それよりも何よりも、こうやって大会が行われる事にまずは感謝。梅雨時と言う微妙な天気予報の下でも、こうやって入念にグラウンド整備をされている皆さんにもこれまた感謝です。


そして、記念すべき(?)ほっともっとフィールド神戸での「個人的第一戦」は、今年の全日本クラブ野球選手権を制した全足利クラブと、近畿地区第二代表の日本生命。一昨年の大会では、同じくクラブ選手権優勝のマツゲン箕島がトヨタ自動車相手に熱闘を演じただけに、クラブチームの奮闘に期待。負けたら終わりのトーナメントだけに、何があるかわかりませんからね。
スターティングオーダー
先攻:全足利クラブ
1(ニ)藁谷遊人 (専修大学松戸高校~獨協大学/株式会社深井製作所)
2(三)八代竜匡 (桐生第一高校~平成国際大学/菊地歯車株式会社)
3(中)倉澤弘毅 (今市工業高校~作新学院大学/丸山建設工業株式会社)
4(一)松本大吾 (桐生第一高校~東京農業大学北海道オホーツク/岩澤建設株式会社)
5(捕)岩崎昂佑 (佐野日本大学高校~仙台大学/株式会社堀江パーツ工業)
6(指)山崎竜馬 (足利高校~学習院大学/丸山建設工業株式会社)
7(左)山本風太 (東京学館船橋高校~東北福祉大学/株式会社グランド)
8(遊)石崎啓太 (創価高校~創価大学/岩澤建設株式会社)
9(右)猪熊友輔 (桐生市立高校~関東学院大学/ 足利小山信用金庫)












投:中田智暁 (栃木高校~専修大学/株式会社深井製作所)
後攻:日本生命
1(ニ)伊藤ヴィットル(本荘第一高校~共栄大学)
2(三)原田拓実 (天理高校~立正大学)
3(中)上西主起 (県立和歌山商業高校~中部学院大学)
4(一)廣本拓也 (浪速高校~法政大学)
5(右)早野僚馬 (自由ヶ丘高校~九州共立大学)
6(左)越智達矢 (丹原高校~明治大学)
7(指)山﨑基輝 (愛知工業大学名電高校~東洋大学)
8(捕)古川昌平 (大阪産業大学付属高校~愛知学院大学)
9(遊)船山貴大 (日本大学第三高校~日本体育大学)








投:高橋拓巳 (前橋育英高校~桐蔭横浜大学)
審判員






球審:永井秀亮 一塁:大滝達也 二塁:山脇一也 三塁:美野正則
成績
1回表

藁谷 1―2から5球目を見逃し三振

八代 2―2から5球目を打ってセカンドライナー

倉澤 0―2から3球目を空振り三振
1回裏
全足利クラブ選手交代
ショート石崎に代えて小野柊人(桐生第一高校~大正大学/株式会社創和工販)

ヴィットル 1―2から4球目を打ってセカンドゴロ

原田 1―0から2球目を打ってファーストライナー



上西 2―2から5球目を打ってサードゴロ
2回表



松本 1―0から2球目を打ってセカンドゴロ



岩崎 フルカウントから6球目を空振り三振



山崎 0―2から3球目を打ってショートゴロ
2回裏



廣本 1―1から3球目を打ってピッチャーゴロ






早野 1―2から4球目を打ってレフト前ヒット






越智 1―0から2球目を打ってセンターフライ






山﨑 1―2から4球目を打ってセカンドゴロ
3回表



山本 1―2から4球目を打ってショートゴロ






小野 2―2から5球目を打ってショートゴロ






猪熊 初球をピッチャー左へセーフティバント内野安打



藁谷 フルカウントから9球目を見逃し三振
3回裏



古川 初球を打ってライトフライ



船山 フルカウントから6球目を空振り三振






ヴィットル 1―1から3球目を打ってショート内野安打



原田 初球を打ってセカンドゴロ
4回表



八代 2―2から5球目を打ってレフトフライ



倉澤 0―2から3球目を空振り三振



松本 2―2から5球目を打ってセカンドゴロ
4回裏
上西 2―2から5球目を打ってレフト前ヒット



廣本 初球をピッチャー前に送りバント
早野 0―1から2球目を打ってセンター前タイムリーヒット



日本生命1-0全足利クラブ
越智 0―1から2球目を打ってセンター前ヒット
山﨑 0―1から2球目を打ってレフトフライ



古川 2―2から5球目を打ってショートゴロ
5回表



岩崎 初球を打ってセンター前ヒット






山崎 0―1から2球目をピッチャー前に送りバント



山本 初球を打ってセカンドゴロ



小野 2―2から5球目を打ってファーストゴロ
5回裏



船山 フルカウントから6球目を空振り三振



ヴィットル 2―2から7球目を打ってセカンドゴロ
原田 1―2から4球目を打ってセンターフライ






6回表
猪熊 1―2から4球目を空振り三振
藁谷 1―1から3球目を打ってライトフライ



八代 1―2から4球目を打ってセンター前ヒット
倉澤 1―0から2球目を打ってショートゴロ
6回裏



上西 フルカウントから6球目を打ってサードゴロエラー
廣本 初球をピッチャー前に送りバント
早野 1―1から3球目を打ってレフト前ヒット
越智 初球を打ってショートゴロセカンドフォースアウト サードランナーホームイン
日本生命2-0全足利クラブ






山﨑 0―2から球目を打ってセカンドファウルフライ



7回表



松本 1―1から3球目を打ってライト前ヒット
岩崎 1―2から4球目を見逃し三振
山崎 1―2から4球目を空振り三振



山本の代打西村天志(人吉高校~白鴎大学/足利市役所) 2―2から5球目を空振り三振
7回裏
全足利クラブ選手交代
代打西村天に代えてレフト長竹啓成(樹徳高校~日本大学国際関係学部/足利市農業協同組合)
古川 初球を打ってライト前ヒット
船山 0―1から2球目をピッチャー前に送りバント
ヴィットル 0―1から2球目を打ってファーストゴロ
原田 1―2から4球目を打ってライト前タイムリーヒット
日本生命3-0全足利クラブ
上西 0―1から2球目を打ってセンターフライ
8回表
小野 フルカウントから7球目を打ってセカンドゴロ



猪熊 2―2から5球目を打ってレフトフライ



藁谷 1―2から4球目を打ってショートゴロ
8回裏
廣本 1―0から2球目を打ってセンターフライ
早野 フルカウントから9球目を空振り三振






越智 1―0から2球目を打ってサードゴロ
9回表
八代 初球を打ってセンターフライ



倉澤 1―2から4球目を打ってレフト前ヒット
全足利クラブ選手交代
ファーストランナー倉澤に代えて田部井皓平(大間々高校~鈴鹿大学/足利印刷株式会社)






松本 1―1から3球目を打ってライト前ヒット ファーストランナー田部井はサードへ
全足利クラブ選手交代
ファーストランナー松本に代えて坂村貴弘(足利大学附属高校/株式会社板通)
岩崎 1―2から5球目を空振り三振






山崎 1―2から4球目を空振り三振



ほっともっとフィールド神戸
第46回社会人野球日本選手権一回戦
全足利クラブ
000 000 000 0 H6 E1
000 101 10X 3 H8 E0
日本生命
試合開始08:58 試合終了11:04

昨年から今年にかけて、日本生命の試合を全く観てないので(と言うか観れてない)ので、一昨年より前の印象しかありませんが、「強打の日生」としては、全足利クラブの情報は各方面から仕入れておられるとは思いますが、この試合に関する限り、かなり手こずったように見えました。


序盤は「これでは攻略出来ぬ」と言う事だったのか、4番の廣本選手に送りバント。これもまた「大企業」を背負ったチームの、なりふり構わない戦法の一つかと思われます。幸いにも2度とも得点に繋がりましたが、これが失敗していたら、もしかしたら日生は負けていたかも知れません。


そして、残念ながら京セラドーム大阪に届かなかった全足利クラブ。大袈裟かも知れませんが、全日本クラブ野球選手権予選・本選で散っていったチームの期待を背負っての試合だったかと思います。そして、敗れはしましたが、堂々の戦いが出来たかと思います。そして、練習環境や仕事など、何かと制約のあるクラブチームでも「やれば出来る」事を証明してくれたと思います。
社会人野球日本選手権大会には、2006年から全日本クラブ野球選手権大会優勝チームが出場出来るようになりましたが、都市対抗野球大会と違い、どちらかと言えばまだまだ企業色が強い面もあります。しかしながらこうやって、地域色の強いクラブチームが出てくるのもまた楽しみです。そして、なかなか大きく取り上げられる事はないですが、クラブチームも立派に「社会人野球」です。
2021.07.03 / Top↑
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