第91回都市対抗野球大会11日目・準決勝第二試合です。

本選なので、一回戦から既にそうだと思うんですが、そして残す所2日なので当たり前なんですが、ここまで来たらそれこそ気力の勝負。楽観的に考えるなら「あと2日頑張れば心身共に休める」と言うのが本音ではないかな、と考えます。

ここまで勝ち進んできたチームの中でも、もしかしたら「今年最後」と腹を括って挑んでいる選手もおられるでしょう。「これでただの男に」とは、とあるグループの名曲の一節ですが、そこまでにどれだけ全身全霊を注ぎ込めるか。そこが勝負。
で、この試合なんですが。

第一試合が延長タイブレークに突入し、一旦退出したのは17時過ぎ。さらには想像してたよりも、第二試合の入場列が長く、スタンドに着く頃には既に後攻・日本新薬のスターティングメンバーが場内に紹介されている途中。個人的には試合前のシートノックから、と言うのが常ではあるんですが、もうこれだけは大会運営上の取り決めとして予め発表会されていたものゆえ、致し方ありません、
スターティングオーダー
先攻:東京都・NTT東日本
1(中)向山基生 (法政大学第二高校~法政大学)
2(二)丸山雅史 (星稜高校~国士舘大学)
3(三)下川知弥 (筑陽学園高校~駒澤大学)
4(三)火ノ浦明正(れいめい高校~専修大学)
5(右)笹川晃平 (浦和学院高校~東洋大学/東京ガスからの補強選手)
6(指)枡澤 怜 (八王子高校~亜細亜大学)
7(一)喜納淳弥 (成立学園高校~ 桐蔭横浜大学)
8(捕)保坂淳介 (佐野日本大学高校~中央大学)
9(遊)上川畑大悟(倉敷商業高校~日本大学)


投:大竹飛鳥 (愛知高校~関東学院大学)
後攻:京都市・日本新薬
1(中)舩曳 海(天理高校~法政大学)
2(三)古川 陸(東大阪大学柏原高校~関西大学)
3(指)北川倫太郎(明徳義塾高校~東北福祉大学~東北楽天ゴールデンイーグルス/カナフレックスからの補強選手)
4(二)福永裕基(天理高校~専修大学)
5(左)藤原隆蒔(近江高校~京都産業大学/三菱重工神戸・高砂からの補強選手)
6(一)濵田竜之祐(鹿児島実業高校~専修大学)
7(右)井澤凌一朗(龍谷大学平安高校~東北福祉大学)
8(捕)鎌田将吾(鈴鹿高校~朝日大学)
9(遊)板倉健人(静岡高校~立正大学)


投:西川大地(高知高校~立命館大学)
審判員

球審:山口 一塁:須藤 二塁:小原 三塁:深沢
成績
1回表

向山 1―1から3球目を打ってライトフライ

丸山 2―2から5球目を打ってサード内野安打
下川 初球を打ってセンターフライ


次打者の初球(ボール)にファーストランナー丸山 セカンド盗塁失敗
1回裏



舩曳 2―0から3球目を打ってキャッチャーゴロ

古川 2―1から4球目を打ってレフトフライ

北川 フルカウントから6球目を見逃し三振

2回表


火ノ浦 1―2から4球目を空振り三振


笹川 2―2から5球目を打ってサードファウルフライ
枡澤 1―0から2球目を打ってセンターフライ
2回裏

福永 1―2から7球目を打ってショートゴロ

藤原 2―2から5球目を空振り三振

濱田 1―2から4球目を打ってセンターフライ

3回表

喜納 1―0から2球目を打ってライトフライ


保坂 1―0から2球目を打ってサードフライ

上川畑 3―1から5球目を打ってセカンドゴロ
3回裏

井澤 0―2から3球目を空振り三振

鎌田 フルカウントから7球目を打ってライトフライ


板倉 初球を打ってショートゴロ
4回表

向山 0―1から2球目を打ってライトフライ

丸山 0―1から2球目を打ってレフト前ヒット

下川 初球をキャッチャー前送りバント

火ノ浦 3―1から5球目を選んでフォアボール

笹川 初球デッドボール


枡澤 1―0から2球目を打ってレフト前タイムリーヒット

日本新薬0―1NTT東日本

喜納 2―2から5球目を空振り三振
4回裏

舩曳 2―2から5球目を打ってサードファウルフライ

古川 初球を打ってセンターフライ

北川 0―2から3球目をを空振り三振

5回表

保坂 1―2から5球目を打ってサードゴロ

上川畑 初球デッドボール


次打者の4球目(ボール)にファーストランナー上川畑セカンド盗塁成功さらにセカンドの捕球エラーでサードへ

向山 2―2から5球目を空振り三振

丸山 初球を打ってショートフライ
5回裏

福永 0―2から3球目を打ってサードゴロ


藤原 フルカウントから7球目を打ってセカンドフライ

濱田 0―2から3球目を空振り三振

6回表

下川 フルカウントから7球目を空振り三振

火ノ浦 2―1から4球目を打ってショートフライ

笹川 2―2から5球目を打ってレフトフライ

6回裏

井澤の代打田中一八(福知山成美高校~九州共立大学) 1―2から5球目を空振り三振

鎌田 1―2から4球目を打ってセンター前ヒット

板倉 1―1から3球目を打ってレフト前ヒット


舩曳 2―2から5球目を打ってレフトフライ

古川 2―2から5球目を打ってセンターフライ

古川選手の打席の際、投球間隔が空きすぎての「20秒ルール」に抵触「1回目の注意」のジェスチャーをする、球審の山口智久さん。都市対抗野球大会、また社会人野球日本選手権大会では、全国の審判の方が集まって来られますが、所属される都道府県連盟などを紹介される事は残念ながらありません。審判の方も目標にする全国大会。詳細の紹介くらいはあってもいいと思うんですが。
7回表
日本新薬選手交代とシート変更
代打田中に代えてレフト大崎拓也(智辯学園高校~法政大学) レフト藤原がライトへ

枡澤 フルカウントから9球目を選んでフォアボール


喜納 初球をピッチャー前送りバント

保坂 1―2から4球目を打ってセンターフライ

セカンドランナー枡澤はタッチアップでサードへ

上川畑の代打楠研次郎(東海大学相模高校~富士大学/東京ガスからの補強選手) 2―2から5球目を見逃し三振
7回裏
NTT東日本シート変更
代打楠に代えてセカンド阿部健太郎(帝京高校~東洋大学) セカンド丸山がショートへ

北川 2―1から4球目を打ってセカンドゴロ

福永 1―0から2球目を打ってセカンドゴロ

藤原の代打黒川卓也(九州国際大学付属高校~日本文理大学) 0―2から3球目を見逃し三振(の前の空振り)
8回表
日本新薬選手交代
代打黒川に代えてライト松本丈志郎(関西創価高校~創価大学)

向山 フルカウントから6球目を打ってレフトフライ

丸山 1―0から2球目を打ってサードフライ

下川 1―2から4球目を打ってレフト前ヒット


次打者火ノ浦の3球目(空振り)にファーストランナーセカンド盗塁成功

火ノ浦 1―2から4球目を打ってサードファウルフライ
8回裏
NTT東日本選手交代


ピッチャー大竹に代えて熊谷拓也(平塚学園高校~法政大学)

濱田の代打正木健太郎(履正社高校~創価大学) フルカウントから6球目を打ってレフトフライ

大崎 0―1から2球目を打ってレフトフライ

鎌田 2―1から4球目を打ってサードゴロ

9回表
日本新薬シート変更
代打正木がそのまま入りファースト
笹川 初球を打ってレフトファウルフライ
枡澤 0―2から3球目を打ってサードゴロ
喜納 フルカウントから7球目を空振り三振
9回裏
板倉の代打大畑建人(神村学園高等部~大阪体育大学) 初球を打ってライトフライ
舩曳 0―1から2球目を打ってライトフライ
古川 1―2から4球目を空振り三振


東京都・NTT東日本
000 100 000 1 H4 E0
000 000 000 0 H2 E1
京都市・日本新薬


NTT東日本・大竹投手、日本新薬・西川(にしがわ)投手の息詰まる「熱投」となりました。得てしてこう言う試合は「先にマウンドを降りた方が負け」とは申しますが、この試合に関してはそうもいかず、大竹投手の「熱」をそのまま受け継いだ熊谷投手も鬼気迫るピッチングでした。

NTT東日本先発の大竹投手。5回まではフォアボールすら出さないパーフェクトピッチング。6回裏 ワンアウトから鎌田選手がヒットを放った際には、場内にため息が漏れ、何とも言えない空気が漂いました。まぁパーフェクトなど出るものではないし、ピッチャーだけで出来るものでもないですが。

こんな場合、緊張の糸が切れ、連打連打で一気に失点したりするものですが、結局ヒットを許したのはこの回だけ、と言う完璧な内容。こんな試合、そうそう見れません。

そして、西日本勢唯一の勝ち残りだった日本新薬、二度目の準決勝進出でしたが、ここで敗退となり、3位の証でもある黄獅子旗、となりました。しかしながら、ここまでたどり着くのも至難の業。無念だとは思いますが、胸を張ってもいいと思います。そしてこれからも、京都府野球連盟所属全チームの標的、そして近畿地区の雄であっていただきたい、とすら思います。お疲れ様でした。


そして東京都・NTT東日本は3年ぶりの優勝決定戦進出。そしtえ3度目の黒獅子旗」奪取、なるか。


本選なので、一回戦から既にそうだと思うんですが、そして残す所2日なので当たり前なんですが、ここまで来たらそれこそ気力の勝負。楽観的に考えるなら「あと2日頑張れば心身共に休める」と言うのが本音ではないかな、と考えます。


ここまで勝ち進んできたチームの中でも、もしかしたら「今年最後」と腹を括って挑んでいる選手もおられるでしょう。「これでただの男に」とは、とあるグループの名曲の一節ですが、そこまでにどれだけ全身全霊を注ぎ込めるか。そこが勝負。
で、この試合なんですが。


第一試合が延長タイブレークに突入し、一旦退出したのは17時過ぎ。さらには想像してたよりも、第二試合の入場列が長く、スタンドに着く頃には既に後攻・日本新薬のスターティングメンバーが場内に紹介されている途中。個人的には試合前のシートノックから、と言うのが常ではあるんですが、もうこれだけは大会運営上の取り決めとして予め発表会されていたものゆえ、致し方ありません、
スターティングオーダー
先攻:東京都・NTT東日本
1(中)向山基生 (法政大学第二高校~法政大学)
2(二)丸山雅史 (星稜高校~国士舘大学)
3(三)下川知弥 (筑陽学園高校~駒澤大学)
4(三)火ノ浦明正(れいめい高校~専修大学)
5(右)笹川晃平 (浦和学院高校~東洋大学/東京ガスからの補強選手)
6(指)枡澤 怜 (八王子高校~亜細亜大学)
7(一)喜納淳弥 (成立学園高校~ 桐蔭横浜大学)
8(捕)保坂淳介 (佐野日本大学高校~中央大学)
9(遊)上川畑大悟(倉敷商業高校~日本大学)








投:大竹飛鳥 (愛知高校~関東学院大学)
後攻:京都市・日本新薬
1(中)舩曳 海(天理高校~法政大学)
2(三)古川 陸(東大阪大学柏原高校~関西大学)
3(指)北川倫太郎(明徳義塾高校~東北福祉大学~東北楽天ゴールデンイーグルス/カナフレックスからの補強選手)
4(二)福永裕基(天理高校~専修大学)
5(左)藤原隆蒔(近江高校~京都産業大学/三菱重工神戸・高砂からの補強選手)
6(一)濵田竜之祐(鹿児島実業高校~専修大学)
7(右)井澤凌一朗(龍谷大学平安高校~東北福祉大学)
8(捕)鎌田将吾(鈴鹿高校~朝日大学)
9(遊)板倉健人(静岡高校~立正大学)








投:西川大地(高知高校~立命館大学)
審判員




球審:山口 一塁:須藤 二塁:小原 三塁:深沢
成績
1回表




向山 1―1から3球目を打ってライトフライ




丸山 2―2から5球目を打ってサード内野安打
下川 初球を打ってセンターフライ






次打者の初球(ボール)にファーストランナー丸山 セカンド盗塁失敗
1回裏












舩曳 2―0から3球目を打ってキャッチャーゴロ




古川 2―1から4球目を打ってレフトフライ




北川 フルカウントから6球目を見逃し三振



2回表








火ノ浦 1―2から4球目を空振り三振








笹川 2―2から5球目を打ってサードファウルフライ
枡澤 1―0から2球目を打ってセンターフライ
2回裏




福永 1―2から7球目を打ってショートゴロ




藤原 2―2から5球目を空振り三振




濱田 1―2から4球目を打ってセンターフライ



3回表




喜納 1―0から2球目を打ってライトフライ








保坂 1―0から2球目を打ってサードフライ




上川畑 3―1から5球目を打ってセカンドゴロ
3回裏




井澤 0―2から3球目を空振り三振




鎌田 フルカウントから7球目を打ってライトフライ








板倉 初球を打ってショートゴロ
4回表




向山 0―1から2球目を打ってライトフライ




丸山 0―1から2球目を打ってレフト前ヒット




下川 初球をキャッチャー前送りバント




火ノ浦 3―1から5球目を選んでフォアボール




笹川 初球デッドボール






枡澤 1―0から2球目を打ってレフト前タイムリーヒット



日本新薬0―1NTT東日本




喜納 2―2から5球目を空振り三振
4回裏




舩曳 2―2から5球目を打ってサードファウルフライ




古川 初球を打ってセンターフライ




北川 0―2から3球目をを空振り三振



5回表




保坂 1―2から5球目を打ってサードゴロ




上川畑 初球デッドボール






次打者の4球目(ボール)にファーストランナー上川畑セカンド盗塁成功さらにセカンドの捕球エラーでサードへ




向山 2―2から5球目を空振り三振




丸山 初球を打ってショートフライ
5回裏




福永 0―2から3球目を打ってサードゴロ








藤原 フルカウントから7球目を打ってセカンドフライ




濱田 0―2から3球目を空振り三振



6回表




下川 フルカウントから7球目を空振り三振




火ノ浦 2―1から4球目を打ってショートフライ




笹川 2―2から5球目を打ってレフトフライ



6回裏




井澤の代打田中一八(福知山成美高校~九州共立大学) 1―2から5球目を空振り三振




鎌田 1―2から4球目を打ってセンター前ヒット




板倉 1―1から3球目を打ってレフト前ヒット







舩曳 2―2から5球目を打ってレフトフライ




古川 2―2から5球目を打ってセンターフライ




古川選手の打席の際、投球間隔が空きすぎての「20秒ルール」に抵触「1回目の注意」のジェスチャーをする、球審の山口智久さん。都市対抗野球大会、また社会人野球日本選手権大会では、全国の審判の方が集まって来られますが、所属される都道府県連盟などを紹介される事は残念ながらありません。審判の方も目標にする全国大会。詳細の紹介くらいはあってもいいと思うんですが。
7回表
日本新薬選手交代とシート変更
代打田中に代えてレフト大崎拓也(智辯学園高校~法政大学) レフト藤原がライトへ




枡澤 フルカウントから9球目を選んでフォアボール







喜納 初球をピッチャー前送りバント




保坂 1―2から4球目を打ってセンターフライ



セカンドランナー枡澤はタッチアップでサードへ




上川畑の代打楠研次郎(東海大学相模高校~富士大学/東京ガスからの補強選手) 2―2から5球目を見逃し三振
7回裏
NTT東日本シート変更
代打楠に代えてセカンド阿部健太郎(帝京高校~東洋大学) セカンド丸山がショートへ




北川 2―1から4球目を打ってセカンドゴロ




福永 1―0から2球目を打ってセカンドゴロ




藤原の代打黒川卓也(九州国際大学付属高校~日本文理大学) 0―2から3球目を見逃し三振(の前の空振り)
8回表
日本新薬選手交代
代打黒川に代えてライト松本丈志郎(関西創価高校~創価大学)




向山 フルカウントから6球目を打ってレフトフライ




丸山 1―0から2球目を打ってサードフライ




下川 1―2から4球目を打ってレフト前ヒット






次打者火ノ浦の3球目(空振り)にファーストランナーセカンド盗塁成功




火ノ浦 1―2から4球目を打ってサードファウルフライ
8回裏
NTT東日本選手交代








ピッチャー大竹に代えて熊谷拓也(平塚学園高校~法政大学)




濱田の代打正木健太郎(履正社高校~創価大学) フルカウントから6球目を打ってレフトフライ




大崎 0―1から2球目を打ってレフトフライ




鎌田 2―1から4球目を打ってサードゴロ



9回表
日本新薬シート変更
代打正木がそのまま入りファースト
笹川 初球を打ってレフトファウルフライ
枡澤 0―2から3球目を打ってサードゴロ
喜納 フルカウントから7球目を空振り三振
9回裏
板倉の代打大畑建人(神村学園高等部~大阪体育大学) 初球を打ってライトフライ
舩曳 0―1から2球目を打ってライトフライ
古川 1―2から4球目を空振り三振






東京都・NTT東日本
000 100 000 1 H4 E0
000 000 000 0 H2 E1
京都市・日本新薬



NTT東日本・大竹投手、日本新薬・西川(にしがわ)投手の息詰まる「熱投」となりました。得てしてこう言う試合は「先にマウンドを降りた方が負け」とは申しますが、この試合に関してはそうもいかず、大竹投手の「熱」をそのまま受け継いだ熊谷投手も鬼気迫るピッチングでした。



NTT東日本先発の大竹投手。5回まではフォアボールすら出さないパーフェクトピッチング。6回裏 ワンアウトから鎌田選手がヒットを放った際には、場内にため息が漏れ、何とも言えない空気が漂いました。まぁパーフェクトなど出るものではないし、ピッチャーだけで出来るものでもないですが。



こんな場合、緊張の糸が切れ、連打連打で一気に失点したりするものですが、結局ヒットを許したのはこの回だけ、と言う完璧な内容。こんな試合、そうそう見れません。


そして、西日本勢唯一の勝ち残りだった日本新薬、二度目の準決勝進出でしたが、ここで敗退となり、3位の証でもある黄獅子旗、となりました。しかしながら、ここまでたどり着くのも至難の業。無念だとは思いますが、胸を張ってもいいと思います。そしてこれからも、京都府野球連盟所属全チームの標的、そして近畿地区の雄であっていただきたい、とすら思います。お疲れ様でした。




そして東京都・NTT東日本は3年ぶりの優勝決定戦進出。そしtえ3度目の黒獅子旗」奪取、なるか。
2020.12.04 / Top↑
| Home |