11月23日に開幕した、第91回都市対抗野球大会。遅ればせながら私も、ようやく開幕を迎える事が出来ました。外はもう秋深くなってきましたが、東京ドームでは「夏」が始まっています。
予定されていた東京オリンピックの影響で、この時期に設定された今回の都市対抗野球大会。新型コロナウイルス感染症の影響で、チケットの販売方法、入場の方法、その他諸々にかなりの制約が設定されていますが、とにもかくにも「開幕出来た」だけでもありがたいこと、と考えています。
そして今大会は、一日3試合、各試合ごとに入れ替えの全席指定制。ゆえに「この試合」と決めてかかっての観戦。もちろんその試合は、今シーズンで最期を迎える、三菱重工広島硬式野球部。そしてこの日の時点で一回戦突破を決めている、三菱自動車倉敷オーシャンズに絞る事にしました。

約一年半振りの東京ドーム。そう言えば未だにプロ野球公式戦で来た事がありません。

三菱重工広島硬式野球部の皆様おはようございます。満足に試合を観る事が出来なかった2020年ですが、それでも数える事14試合目となりました。もちろん、今年ダントツの数字、であります。





背負うものがあまりにも大きくなってしまった2020年シーズンですが、JABA広島大会や都市対抗野球大会広島県予選・中国地区二次予選では、それを感じさせない戦いを繰り広げられています。





それ以上に皆さん、試合前とか非常にリラックスした表情をされています。これもまた、長年中国地区でトップを張ってきたチームゆえの貫禄であり、また余裕なのかも知れません。また。キャリアの長い選手も結構おられるので、この辺りの気持ちの持ちようは「伝授」されてるんだと思います。





壮行試合を幾つか観戦させてもらいましたが、選手の皆さん心技体、走攻守全てに於いて充実されてます。ここ暫らく怪我に泣かされてきた選手も無事鮮烈に復帰され、戦力は申し分ない状態。あとは12月3日の優勝決定戦まで9日間、脇目も振らず全力疾走するだけ。三菱重工広島硬式野球部75年の歴史の最後のページをど派手に飾るであろう、最後の大勝負が始まります。

相対するは鹿嶋市代表・日本製鉄鹿島ブルーウィンズ。

三菱重工広島とは一昨年の第44回社会人野球日本選手権大会一回戦以来の顔合わせ。この時は2対1で日本製鉄鹿島が勝っています。言い方はちょっと酷くなりますが、三菱重工広島としては、ひとまずは借りを返しておいて、二回戦に進みたいところ。とは言うものの、簡単に行かないのも都市対抗野球大会の面白さでもあり、怖さ。トーナメントですから「絶対」はありえません。

その日本製鉄鹿島ブルーウィンズ。試合前に堀越匠選手が「10年連続出場」で表彰されました。

比較的「現役生活」の短い社会人野球の選手。その中で10年間現役でいただけでなく、自チームや他チームの補強選手、特に補強選手と言うのは、他チームにもシの実力が認められている証拠。そして都市対抗野球大会に出場し続ける、と言うのは、ただただ頭が下がる思いです。
スターティングオーダー
先攻:広島市・三菱重工広島
1(左)市原一樹(松商学園高校~専修大学)
2(三)田中友博(享栄高校~愛知学院大学)
3(右)実政太一(如水館高校)
4(一)松永弘樹(広陵高校~早稲田大学)
5(指)松原匡志(天理高校~同志社大学)
6(遊)岡 将吾(西日本短期大学付属高校~駒澤大学/JFE西日本からの補強選手)
7(二)櫻井 涼(広島商業高校~近畿大学工学部)
8(中)青木拓己(関西大学北陽高校~関西大学)
9(捕)佐々木駿(桐光学園高校~國學院大學)


投:児山祐斗(関西高校~東京ヤクルトスワローズ/シティライト岡山からの補強選手)
後攻:鹿嶋市・日本製鉄鹿島
1(遊)池間誉人 (糸満高校~専修大学)
2(左)堀越 匠 (浦和学院高校~東洋大学)
3(二)林 悠平 (桐生第一高校~東洋大学)
4(右)髙畠裕平 (関メディスポーツ学院高等学校通信科~未来高校沖縄学習センター~日本体育大学)
5(一)岩元聡樹 (尽誠学園高校~日本経済大学/SUBARUからの補強選手)
6(指)生田目忍 (水戸工業高校~星槎道都大学)
7(三)佐藤竜一郎(作新学院高校~法政大学)
8(捕)片葺翔太 (関西大学北陽高校~八戸大学)
9(中)山田克志 (東海大甲府高校~専修大学)


投:飯田晴海 (常総学院高校~東洋大学)
審判員

球審:津田 一塁:近野 二塁:高橋進 三塁:高橋徳
成績
1回表

市原 0―1から2球目を打ってショート深い所への内野安打

田中 1―2から5球目を空振り三振

次打者実政の2球目(ボール)にファーストランナー市原セカンド盗塁成功

実政 2―2から5球目を打ってセカンドゴロ

松永 1―2から4球目を打ってレフト線タイムリーツーベースヒット
日本製鉄鹿島0―1三菱重工広島

松原 フルカウントから7球目を打ってレフト線タイムリーツーベースヒット
日本製鉄鹿島0―2三菱重工広島

次打者岡の初球がワイルドピッチ

岡 2―2から6球目を空振り三振
1回裏

池間 1―2から4球目を空振り三振

堀越 1―2から6球目を打ってショートゴロ

林 2―2から5球目を空振り三振

2回表

櫻井 1―2から5球目を空振り三振

青木 初球を打ってファーストゴロ

佐々木 フルカウントから7球目を選んでフォアボール
次打者市原の3球目前にファーストランナー佐々木飛び出しタッチアウト
2回裏

高畠 初球を打ってセンターフライ

岩元 3―1から5球目を打ってレフト線ツーベースヒット

生田目 1―2から5球目を空振り三振

佐藤竜 フルカウントから6球目を打ってセカンド内野安打

片葺 1―2から4球目を空振り三振

3回表

市原 1―1から3球目を打ってレフト前ヒット

田中 初球をピッチャー前送りバント

実政 0―2から4球目を打ってセカンドゴロ

松永 1―0から2球目を打ってサードタイムリー内野安打


日本製鉄鹿島0―3三菱重工広島

次打者松原の初球(ストライク)にファーストランナーセカンド盗塁成功

松原 1―2から4球目がデッドボール
日本製鉄鹿島選手交代


ピッチャー飯田に代えて能間隆彰(桐蔭学園高→東洋大学)

岡 フルカウントから6球目を打ってセカンドゴロ
3回裏
山田 2―2から5球目を打ってショートゴロ

池間 1―1から3球目を打ってショート内野安打

堀越 初球を打って右中間へツーベースヒット

林 2―0から3球目を打ってサードファウルフライ

高畠 初球を打ってライト前タイムリーヒット

日本製鉄鹿島2―3三菱重工広島

岩元 1―1から3球目を打ってショートゴロ
4回表

櫻井 フルカウントから6球目を選んでフォアボール


青木 1―1から3球目をキャッチャー前送りバント

佐々木 0―2から3球目を空振り三振

市原の代打鳥井凌(尽誠学園高校~仙台大学/JFE西日本からの補強選手) 2―2から6球目を打ってショートゴロ
4回裏
三菱重工広島選手交代
代打鳥井がそのまま入りレフト

生田目 1―2から5球目を打って左中間へソロホームラン

日本製鉄鹿島3―3三菱重工広島

佐藤竜 1―2から4球目を見逃し三振

片葺 初球を打ってライトフライ
山田 1―1から3球目を打ってショートゴロ

5回表
日本製鉄鹿島選手交代
センター山田に代えて藤本雄也(都城商業高校~國學院大学)

田中 初球をピッチャー前セーフティバント内野安打

実政 2―2から6球目を打ってセンター前ヒット

ファーストランナー田中はサードへ

松永 2―2から6球目を打ってセンター前タイムリーヒット

日本製鉄鹿島3―4三菱重工広島


松原 初球をファースト前送りバント

岡 フルカウントから10球目を打ってセンター前タイムリーヒット

日本製鉄鹿島3―5三菱重工広島

櫻井 初球スクイズ成功

日本製鉄鹿島3―6三菱重工広島

青木 フルカウントから6球目を打ってレフト前タイムリーヒット
日本製鉄鹿島3―7三菱重工広島
日本製鉄鹿島選手交代
ピッチャー能間に代えて伊藤拓郎(帝京高校)

佐々木 1―2から5球目を打ってセンター前ヒット
次打者鳥井の3球目(ボール)にファーストランナー佐々木セカンド盗塁成功

鳥井 1―2から5球目を空振り三振

5回裏
池間 1―0から2球目を打ってライトフライ

堀越 2―2から5球目を打ってセンターフライ


林 2―1から4球目を打って右中間へツーベースヒット

高畠 2―2から6球目を打ってショートゴロ


6回表

田中 1―1から3球目を打ってライト前ヒット

実政 1―2から4球目を打ってショートゴロダブルプレイ

松永 0―1から2球目を打ってセーフティバント内野安打

松原 2―2から球目を空振り三振
6回裏
三菱重工広島選手交代


ピッチャー児山に代えて長島彰(中部大学第一高校~中京学院大学)
岩元 初球を打ってサードゴロ
生田目 0―1から2球目を打ってセンター前ヒット

佐藤竜 2―2から5球目を空振り三振

片葺の代打原田寛樹(春日部共栄高校~法政大学) フルカウントから10球目を選んでフォアボール

藤本 2―1から4球目を打ってレフトフライ

7回表
日本製鉄鹿島選手交代
代打原田に代えてキャッチャー坂口凌(桐生商業高校~関東学院大学)

岡 2―1から4球目を打ってセンター前ヒット

次打者櫻井の初球(ボール)にファーストランナー岡セカンド盗塁失敗

櫻井 フルカウントから6球目を打ってセンター前ヒット


青木 2―2から5球目を打ってショート内野安打

佐々木 2―2から6球目を見逃し三振

鳥井の代打汐月祐太郎(熊本高校~筑波大学) フルカウントから7球目を打ってファーストゴロ
7回裏
三菱重工広島選手交代
代打汐月がそのまま入りレフト

池間 2―2から5球目を打ってレフト線ツーベースヒット

堀越 1―1から3球目を打ってサードフライ
林 2―1から4球目を打ってファーストゴロタイムリーエラー
日本製鉄鹿島4―7三菱重工広島


高畠 初球を打ってレフトオーバー2ランホームラン

日本製鉄鹿島6―7三菱重工広島
岩元 1―1から3球目がデッドボール
生田目 1―2から4球目を打ってレフトフライ

三菱重工広島選手交代


ピッチャー長島に代えて松下和貴(崇徳高校~近畿大学工学部)

佐藤竜の代打西村竜治(智辯学園高校~明治大学) 0―2から3球目を空振り三振

8回表
日本製鉄鹿島選手交代
代打西村に代えてサード木村圭汰(山陽学園高校~立正大学)


ピッチャー伊藤に代えて角田皆斗(栃木工業高校~専修大学/SUBARUからの補強選手)

田中 1―2から5球目を打ってレフトフライ

実政 フルカウントから6球目を選んでフォアボール

松永 1―2から4球目を空振り三振

松原 初球を打ってショートゴロ
8回裏
三菱重工広島選手交代


ピッチャー松下に代えて鮫島優樹(神村学園高等部~MSH医療専門学校)
坂口 初球を打ってセンター前ヒット


藤本 初球をピッチャー前送りバント

池間 2―2から5球目を打ってファーストゴロ
堀越 1―2から5球目を空振り三振

9回表


岡 2―1から4球目を打ってセカンドゴロ

櫻井 2―2から5球目を空振り三振
青木 2―2から5球目を空振り三振
9回裏
林 1―2から4球目を空振り三振

高畠 1―1から3球目を打ってファーストゴロ
岩元 0―2から3球目を打ってライトフライ

広島市・三菱重工広島
201 040 000 7 H16 E1
002 100 300 6 H11 E0
鹿嶋市・日本製鉄鹿島

最後は接戦になりましたが、三菱重工広島が「振り切り」ました。

新型コロナウイルス感染症の影響で、普段とは全く違う雰囲気の中で開幕した今年の都市対抗野球大会。いつもなら応援団が東京ドームの空気を支配するか、に興味が行くところですが、今年はそうはいきません。となると、先制した方が試合の行方を左右するように思います、が。

1回表、三菱重工広島・先頭バッターの市原選手の内野安打(画像はありませんが一塁へはヘッドスライディング)とセカンド盗塁で、試合の空気は三菱重工広島が支配したと思われます。しかしながらここは「負けたら終わり」のトーナメント戦。日本製鉄鹿島もただでは終わりませんでした。

じわりじわり追い上げる日本製鉄鹿島。中でも髙畠裕平選手のツーランホームランが飛び出した時はそれこそ「まずい」と思いましたが、それを食い止めたのはベテランながら未だ主戦の鮫島投手。ベンチに引き上げる時は猛ダッシュ、の方ですが、今回はそこに、絶叫とも取れる雄叫び付き。

この表情が、今大会に命すら懸ける三菱重工広島ナインの全てを体現していると思います。泣いても笑っても都市対抗野球大会は残り一週間と少し。全力で突っ走ってください。
予定されていた東京オリンピックの影響で、この時期に設定された今回の都市対抗野球大会。新型コロナウイルス感染症の影響で、チケットの販売方法、入場の方法、その他諸々にかなりの制約が設定されていますが、とにもかくにも「開幕出来た」だけでもありがたいこと、と考えています。
そして今大会は、一日3試合、各試合ごとに入れ替えの全席指定制。ゆえに「この試合」と決めてかかっての観戦。もちろんその試合は、今シーズンで最期を迎える、三菱重工広島硬式野球部。そしてこの日の時点で一回戦突破を決めている、三菱自動車倉敷オーシャンズに絞る事にしました。


約一年半振りの東京ドーム。そう言えば未だにプロ野球公式戦で来た事がありません。


三菱重工広島硬式野球部の皆様おはようございます。満足に試合を観る事が出来なかった2020年ですが、それでも数える事14試合目となりました。もちろん、今年ダントツの数字、であります。















背負うものがあまりにも大きくなってしまった2020年シーズンですが、JABA広島大会や都市対抗野球大会広島県予選・中国地区二次予選では、それを感じさせない戦いを繰り広げられています。















それ以上に皆さん、試合前とか非常にリラックスした表情をされています。これもまた、長年中国地区でトップを張ってきたチームゆえの貫禄であり、また余裕なのかも知れません。また。キャリアの長い選手も結構おられるので、この辺りの気持ちの持ちようは「伝授」されてるんだと思います。















壮行試合を幾つか観戦させてもらいましたが、選手の皆さん心技体、走攻守全てに於いて充実されてます。ここ暫らく怪我に泣かされてきた選手も無事鮮烈に復帰され、戦力は申し分ない状態。あとは12月3日の優勝決定戦まで9日間、脇目も振らず全力疾走するだけ。三菱重工広島硬式野球部75年の歴史の最後のページをど派手に飾るであろう、最後の大勝負が始まります。


相対するは鹿嶋市代表・日本製鉄鹿島ブルーウィンズ。



三菱重工広島とは一昨年の第44回社会人野球日本選手権大会一回戦以来の顔合わせ。この時は2対1で日本製鉄鹿島が勝っています。言い方はちょっと酷くなりますが、三菱重工広島としては、ひとまずは借りを返しておいて、二回戦に進みたいところ。とは言うものの、簡単に行かないのも都市対抗野球大会の面白さでもあり、怖さ。トーナメントですから「絶対」はありえません。


その日本製鉄鹿島ブルーウィンズ。試合前に堀越匠選手が「10年連続出場」で表彰されました。


比較的「現役生活」の短い社会人野球の選手。その中で10年間現役でいただけでなく、自チームや他チームの補強選手、特に補強選手と言うのは、他チームにもシの実力が認められている証拠。そして都市対抗野球大会に出場し続ける、と言うのは、ただただ頭が下がる思いです。
スターティングオーダー
先攻:広島市・三菱重工広島
1(左)市原一樹(松商学園高校~専修大学)
2(三)田中友博(享栄高校~愛知学院大学)
3(右)実政太一(如水館高校)
4(一)松永弘樹(広陵高校~早稲田大学)
5(指)松原匡志(天理高校~同志社大学)
6(遊)岡 将吾(西日本短期大学付属高校~駒澤大学/JFE西日本からの補強選手)
7(二)櫻井 涼(広島商業高校~近畿大学工学部)
8(中)青木拓己(関西大学北陽高校~関西大学)
9(捕)佐々木駿(桐光学園高校~國學院大學)








投:児山祐斗(関西高校~東京ヤクルトスワローズ/シティライト岡山からの補強選手)
後攻:鹿嶋市・日本製鉄鹿島
1(遊)池間誉人 (糸満高校~専修大学)
2(左)堀越 匠 (浦和学院高校~東洋大学)
3(二)林 悠平 (桐生第一高校~東洋大学)
4(右)髙畠裕平 (関メディスポーツ学院高等学校通信科~未来高校沖縄学習センター~日本体育大学)
5(一)岩元聡樹 (尽誠学園高校~日本経済大学/SUBARUからの補強選手)
6(指)生田目忍 (水戸工業高校~星槎道都大学)
7(三)佐藤竜一郎(作新学院高校~法政大学)
8(捕)片葺翔太 (関西大学北陽高校~八戸大学)
9(中)山田克志 (東海大甲府高校~専修大学)








投:飯田晴海 (常総学院高校~東洋大学)
審判員




球審:津田 一塁:近野 二塁:高橋進 三塁:高橋徳
成績
1回表




市原 0―1から2球目を打ってショート深い所への内野安打




田中 1―2から5球目を空振り三振



次打者実政の2球目(ボール)にファーストランナー市原セカンド盗塁成功




実政 2―2から5球目を打ってセカンドゴロ




松永 1―2から4球目を打ってレフト線タイムリーツーベースヒット
日本製鉄鹿島0―1三菱重工広島




松原 フルカウントから7球目を打ってレフト線タイムリーツーベースヒット
日本製鉄鹿島0―2三菱重工広島



次打者岡の初球がワイルドピッチ




岡 2―2から6球目を空振り三振
1回裏




池間 1―2から4球目を空振り三振




堀越 1―2から6球目を打ってショートゴロ




林 2―2から5球目を空振り三振



2回表




櫻井 1―2から5球目を空振り三振




青木 初球を打ってファーストゴロ




佐々木 フルカウントから7球目を選んでフォアボール
次打者市原の3球目前にファーストランナー佐々木飛び出しタッチアウト
2回裏




高畠 初球を打ってセンターフライ




岩元 3―1から5球目を打ってレフト線ツーベースヒット




生田目 1―2から5球目を空振り三振




佐藤竜 フルカウントから6球目を打ってセカンド内野安打




片葺 1―2から4球目を空振り三振



3回表




市原 1―1から3球目を打ってレフト前ヒット




田中 初球をピッチャー前送りバント




実政 0―2から4球目を打ってセカンドゴロ




松永 1―0から2球目を打ってサードタイムリー内野安打






日本製鉄鹿島0―3三菱重工広島



次打者松原の初球(ストライク)にファーストランナーセカンド盗塁成功




松原 1―2から4球目がデッドボール
日本製鉄鹿島選手交代








ピッチャー飯田に代えて能間隆彰(桐蔭学園高→東洋大学)




岡 フルカウントから6球目を打ってセカンドゴロ
3回裏
山田 2―2から5球目を打ってショートゴロ




池間 1―1から3球目を打ってショート内野安打




堀越 初球を打って右中間へツーベースヒット




林 2―0から3球目を打ってサードファウルフライ




高畠 初球を打ってライト前タイムリーヒット



日本製鉄鹿島2―3三菱重工広島




岩元 1―1から3球目を打ってショートゴロ
4回表




櫻井 フルカウントから6球目を選んでフォアボール








青木 1―1から3球目をキャッチャー前送りバント




佐々木 0―2から3球目を空振り三振




市原の代打鳥井凌(尽誠学園高校~仙台大学/JFE西日本からの補強選手) 2―2から6球目を打ってショートゴロ
4回裏
三菱重工広島選手交代
代打鳥井がそのまま入りレフト




生田目 1―2から5球目を打って左中間へソロホームラン



日本製鉄鹿島3―3三菱重工広島




佐藤竜 1―2から4球目を見逃し三振




片葺 初球を打ってライトフライ
山田 1―1から3球目を打ってショートゴロ



5回表
日本製鉄鹿島選手交代
センター山田に代えて藤本雄也(都城商業高校~國學院大学)




田中 初球をピッチャー前セーフティバント内野安打




実政 2―2から6球目を打ってセンター前ヒット



ファーストランナー田中はサードへ




松永 2―2から6球目を打ってセンター前タイムリーヒット



日本製鉄鹿島3―4三菱重工広島








松原 初球をファースト前送りバント




岡 フルカウントから10球目を打ってセンター前タイムリーヒット



日本製鉄鹿島3―5三菱重工広島




櫻井 初球スクイズ成功



日本製鉄鹿島3―6三菱重工広島




青木 フルカウントから6球目を打ってレフト前タイムリーヒット
日本製鉄鹿島3―7三菱重工広島
日本製鉄鹿島選手交代
ピッチャー能間に代えて伊藤拓郎(帝京高校)




佐々木 1―2から5球目を打ってセンター前ヒット
次打者鳥井の3球目(ボール)にファーストランナー佐々木セカンド盗塁成功




鳥井 1―2から5球目を空振り三振



5回裏
池間 1―0から2球目を打ってライトフライ




堀越 2―2から5球目を打ってセンターフライ








林 2―1から4球目を打って右中間へツーベースヒット




高畠 2―2から6球目を打ってショートゴロ






6回表




田中 1―1から3球目を打ってライト前ヒット




実政 1―2から4球目を打ってショートゴロダブルプレイ




松永 0―1から2球目を打ってセーフティバント内野安打




松原 2―2から球目を空振り三振
6回裏
三菱重工広島選手交代








ピッチャー児山に代えて長島彰(中部大学第一高校~中京学院大学)
岩元 初球を打ってサードゴロ
生田目 0―1から2球目を打ってセンター前ヒット




佐藤竜 2―2から5球目を空振り三振




片葺の代打原田寛樹(春日部共栄高校~法政大学) フルカウントから10球目を選んでフォアボール




藤本 2―1から4球目を打ってレフトフライ



7回表
日本製鉄鹿島選手交代
代打原田に代えてキャッチャー坂口凌(桐生商業高校~関東学院大学)




岡 2―1から4球目を打ってセンター前ヒット



次打者櫻井の初球(ボール)にファーストランナー岡セカンド盗塁失敗




櫻井 フルカウントから6球目を打ってセンター前ヒット








青木 2―2から5球目を打ってショート内野安打




佐々木 2―2から6球目を見逃し三振




鳥井の代打汐月祐太郎(熊本高校~筑波大学) フルカウントから7球目を打ってファーストゴロ
7回裏
三菱重工広島選手交代
代打汐月がそのまま入りレフト




池間 2―2から5球目を打ってレフト線ツーベースヒット




堀越 1―1から3球目を打ってサードフライ
林 2―1から4球目を打ってファーストゴロタイムリーエラー
日本製鉄鹿島4―7三菱重工広島








高畠 初球を打ってレフトオーバー2ランホームラン



日本製鉄鹿島6―7三菱重工広島
岩元 1―1から3球目がデッドボール
生田目 1―2から4球目を打ってレフトフライ



三菱重工広島選手交代








ピッチャー長島に代えて松下和貴(崇徳高校~近畿大学工学部)




佐藤竜の代打西村竜治(智辯学園高校~明治大学) 0―2から3球目を空振り三振



8回表
日本製鉄鹿島選手交代
代打西村に代えてサード木村圭汰(山陽学園高校~立正大学)








ピッチャー伊藤に代えて角田皆斗(栃木工業高校~専修大学/SUBARUからの補強選手)




田中 1―2から5球目を打ってレフトフライ




実政 フルカウントから6球目を選んでフォアボール




松永 1―2から4球目を空振り三振




松原 初球を打ってショートゴロ
8回裏
三菱重工広島選手交代








ピッチャー松下に代えて鮫島優樹(神村学園高等部~MSH医療専門学校)
坂口 初球を打ってセンター前ヒット








藤本 初球をピッチャー前送りバント




池間 2―2から5球目を打ってファーストゴロ
堀越 1―2から5球目を空振り三振




9回表








岡 2―1から4球目を打ってセカンドゴロ




櫻井 2―2から5球目を空振り三振
青木 2―2から5球目を空振り三振
9回裏
林 1―2から4球目を空振り三振




高畠 1―1から3球目を打ってファーストゴロ
岩元 0―2から3球目を打ってライトフライ





広島市・三菱重工広島
201 040 000 7 H16 E1
002 100 300 6 H11 E0
鹿嶋市・日本製鉄鹿島

最後は接戦になりましたが、三菱重工広島が「振り切り」ました。


新型コロナウイルス感染症の影響で、普段とは全く違う雰囲気の中で開幕した今年の都市対抗野球大会。いつもなら応援団が東京ドームの空気を支配するか、に興味が行くところですが、今年はそうはいきません。となると、先制した方が試合の行方を左右するように思います、が。


1回表、三菱重工広島・先頭バッターの市原選手の内野安打(画像はありませんが一塁へはヘッドスライディング)とセカンド盗塁で、試合の空気は三菱重工広島が支配したと思われます。しかしながらここは「負けたら終わり」のトーナメント戦。日本製鉄鹿島もただでは終わりませんでした。


じわりじわり追い上げる日本製鉄鹿島。中でも髙畠裕平選手のツーランホームランが飛び出した時はそれこそ「まずい」と思いましたが、それを食い止めたのはベテランながら未だ主戦の鮫島投手。ベンチに引き上げる時は猛ダッシュ、の方ですが、今回はそこに、絶叫とも取れる雄叫び付き。


この表情が、今大会に命すら懸ける三菱重工広島ナインの全てを体現していると思います。泣いても笑っても都市対抗野球大会は残り一週間と少し。全力で突っ走ってください。
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