第91回都市対抗野球大会中国地区二次予選(長くなるので以下省略)7日目、試合順としては都合により前後しますが、第一代表決定戦を迎えました。

前日のトーナメント一回戦を制して勝ち上がってきたのは、広島市・三菱重工広島と、倉敷市・三菱自動車倉敷オーシャンズ。こんな所、と言っては失礼ですが、期せずして「中国地区三菱グループ硬式野球部対抗戦」となりました。もっとも、それだけレベルが高い、と言う事なのかも知れません。

まずは、シティライト岡山との岡山決戦すらあった今回の二次予選を勝ち抜いて、7年ぶりの代表決定戦に駒を進めた三菱自動車倉敷オーシャンズ。




廣畑敦也投手と言う「超新戦力」の台頭で、台風の目どころか、2003年以来17年ぶりの本選出場すらも見えてきたように思います。先の対ツネイシブルーパイレーツ戦などは「ゼロに抑えておれば負けない」と言う典型的な試合。ディフェンスがしっかりしておれば負けるわけがないんですよね。


そんな中で、限られたチャンスをモノにして、ここまで4得点ながら代表決定戦に名乗りを上げたチーム、てのもそうそうないと思います。前日、豪打でJFE西日本を降してきた三菱重工広島相手にどんな試合を繰り広げてくれるか。そして久しぶりの東京ドームに手が届くか。

そして、前述のように、何かにとりつかれたの如く猛打爆発でここまで来た三菱重工広島。



打線は水物、とはよく言われますが、勝った試合は5点、6点と来て、対JFE西日本戦は、相手投手陣の絶不調もありましたが、ものの見事に「繋ぎの野球」を展開しての10得点。一発長打ではなく、よくベンチから声が飛ぶ「ライナー!ライナー!」が忠実に守られています。



「これが最後」の思いもあるんでしょう。もう広島県で行われる、チームとしての公式戦はこれが最後。大きく変わることのなかったメンバーの一番の充実期にあると思います。もしかしたらこれまでの広島県社会人野球の中でも「最重量打線」だったりするんでしょうか。
スターティングオーダー
先攻:
1(遊)竹井 陸 (関西高校)
2(ニ)平山大海 (鹿児島実業高校)
3(左)平井孝治 (尽誠学園高校~筑波大学)
4(指)田島一志 (北九州市立高校)
5(一)寺田陽光 (神戸国際大学付属高校~立教大学)
6(中)高見良太 (岡山東商業高校~中部学院大学)
7(三)宮崎 新 (履正社高校~明治大学)
8(捕)本木駿也 (上尾高校~履正社医療スポーツ専門学校)
9(右)沖 成樹 (南陽工業高校~MSH医療専門学校)


投:矢部祐歩 (立教大学新座高校~立教大学)
後攻:
1(左)市原一樹 (松商学園高校~専修大学)
2(三)田中友博(享栄高校~愛知学院大学)
3(右)古川卓人 (明徳義塾高校~横浜商科大学)
4(一)松永弘樹 (広陵高校~早稲田大学)
5(指)松原匡志 (天理高校~同志社大学)
6(中)青木拓巳 (関西大学北陽高校~関西大学)
7(遊)堤 裕貴(龍谷高校~オリックスバファローズ)
8(捕)佐々木駿(桐光学園高校~國學院大學)
9(二)櫻井 涼 (広島商業高校~近畿大学工学部)


投:鮫島優樹 (神村学園高等部~MSH医療専門学校)
審判員
球審:戸田 一塁:古川裕 二塁:品川 三塁:藤田


成績
1回表

竹井 0―1から2球目を打ってレフトフライ

平山 2―2から6球目を打ってセンターフライ

平井 1―2から4球目を打ってショートゴロ
1回裏

市原 1―から3球目を打ってライトフライ

田中 1―1から3球目を打ってセンター前ヒット

古川 初球を打ってレフト前ヒット
次打者松永の初球がワイルドピッチ

松永 1―2から4球目を打ってショートゴロ サードランナー田中ホームイン

三菱重工広島1-0倉敷オーシャンズ

松原 3―1から5球目を打ってライトオーバータイムリーツーベースヒット

三菱重工広島2-0倉敷オーシャンズ

青木 3―1から5球目を打ってライトオーバーツーベースヒット


三菱重工広島3-0倉敷オーシャンズ
三菱自動車倉敷オーシャンズ選手交代


ピッチャー矢部に代えて守屋泰輔(玉島商業高校~関西国際大学)

次打者堤の2球目がワイルドピッチ

堤 3―0から4球目を空振り三振
2回表

田島 1―か2ら球目を打ってレフト前ヒット

寺田 1―2から4球目をピッチャー前送りバントセカンドへ悪送球 記録はフィルダースチョイス


高見 1―0から2球目を送りバント犠打失敗ピッチャーフライ
※インフィールドフライ宣告

宮崎 1―1から3球目を打ってショートフライ

本木 1―2から4球目を空振り三振

2回裏

佐々木 フルカウントから6球目を打ってサードゴロ


櫻井 1―1から3球目を打ってレフトオーバーツーベースヒット


市原 0―1から2球目をファースト前セーフティバント内野安打

次打者田中の2球目(ボール)にファーストランナー市原セカンド盗塁成功

田中 1―1から3球目を打ってレフトへ犠牲フライ


三菱重工広島4-0倉敷オーシャンズ

古川 1―2から4球目を空振り三振
3回表

沖 0―2から3球目を打ってライト前ヒット

竹井 初球を打ってピッチャーフライ

平山 0―2から3球目を打ってライト前ヒット

平井 1―2から5球目を打ってキャッチャーファウルフライ

田島 1―0から2球目を打ってレフトフライ


3回裏

松永 0―1から2球目を打ってファーストゴロ

松原 1―2から4球目を打ってショートゴロ

青木 初球を打ってライト前ヒット

堤 0―2から3球目を打ってサードゴロゴロ捕球エラー

佐々木 フルカウントから7球目を空振り三振
4回表

寺田 0―1から2球目を打ってファーストゴロ

高見 2―1から4球目を打ってファーストゴロ

宮崎 2―2から6球目を見逃し三振

4回裏

櫻井 フルカウントから6球目を打ってピッチャーゴロ

市原 1―2から4球目を空振り三振

田中 0―1から2球目を打ってライト前ヒット

次打者古川の3球目(ストライク)にファーストランナー田中セカンド盗塁成功

古川 フルカウントから球目を打ってセカンドゴロ捕球エラー

松永 フルカウントから8球目を打ってライトフライ
5回表

本木の代打森祐大(海部高校) 1―2から4球目を空振り三振

沖 2―2から5球目を空振り三振
竹井 1―1から3球目を打ってセカンドゴロ

5回裏
三菱自動車倉敷オーシャンズシート変更
代打森がそのまま入りキャッチャー

松原の代打渕上大地(球磨工業高校~日本福祉大学) 1―1から3球目を打ってピッチャーゴロ

青木 0―2から3球目を打ってセンター前ヒット

堤 初球をピッチャー前送りバント

佐々木 2―1から4球目を打ってレフトオーバータイムリーツーベースヒット


三菱重工広島5-0倉敷オーシャンズ

櫻井 初球を打ってセカンドライナー


6回表
平山 フルカウントから11球目を打ってレフト前ヒット
平井 1―0から2球目を打ってセンターフライダブルプレイ
田島 初球を打ってライトフライライトフライ

6回裏

市原 0―2から3球目を打ってセカンドゴロ

田中 0―2から3球目を打ってセンターフライ

古川 1―0から2球目を打ってサードゴロ捕球エラーでセカンドへ
三菱重工広島選手交代

セカンドランナー古川に代えて実政太一(如水館高校)

松永 2―1から4球目を打ってセンターフライ
7回表
三菱重工広島シート変更
代走実政がそのまま入りライト
寺田 1―2から4球目を空振り三振

高見 0―1から2球目を打ってレフト前ヒット

宮崎の代打岡崎崇(市立船橋高校) 3―1から5球目を打ってキャッチャーファウルフライ

次打者森の3球目(ボール)にファーストランナー高見セカンド盗塁失敗
7回裏
三菱自動車倉敷オーシャンズ選手交代
代打岡崎に代えてサード杉村彰哉(京都外国語大学西高校)



ピッチャー守屋に代えて大田凌也(広島工業大学高校~MSH医療専門学校)

渕上の代打菅力也(崇徳高校~駒澤大学) 2―2から6球目を打ってピッチャーゴロ
青木 0―1から2球目がデッドボール

次打者堤の初球(ボール)にファーストランナー青木セカンド盗塁成功

堤 ストレートのフォアボール
佐々木 3―1から5球目を選んでフォアボール

櫻井 1―1から3球目を打ってセンター前タイムリーヒット

三菱重工広島6-0倉敷オーシャンズ

三菱自動車倉敷オーシャンズ選手交代


ピッチャー大田に代えて彦坂魁人)尾山台高校~西日本工業大学)
市原の代打汐月祐太郎(熊本高校~筑波大学) S 0―1から2球目を打ってレフトへ犠牲フライ
三菱重工広島7-0倉敷オーシャンズ
次打者田中の4球目前に櫻井牽制タッチアウト
8回表
三菱重工広島シート変更
代打汐月がそのまま入りレフト

森 1―2から4球目を打ってレフトへヒット

沖の代打橋本拓実(鹿児島実業高校) 初球を打ってサードゴロダブルプレイ

竹井 1―0から2球目を打ってレフトフライ
8回裏

田中 初球を打ってショートゴロ


実政 2―2から球目を打ってライト前ヒット

松永 0―2から3球目を打ってショートフライ

菅 0―1から2球目を打ってレフト前ヒット

青木 0―1から2球目を打ってセカンドタイムリー内野安打


三菱重工広島8-0倉敷オーシャンズ

堤の代打山崎義隆(昭和学園第一高校~中京学院大学) 初球を打ってライト前ヒット

佐々木 初球を打ってライト前サヨナラヒット

三菱重工広島10-0倉敷オーシャンズ


その「瞬間」はいきなりやってきました。第一であれ第二であれ、代表決定戦に「コールドゲーム」があると言う事を知りませんでした。ゆえに、心の準備が全く出来てはいなかったんですが・・・・。


創立75周年、広島市・三菱重工広島硬式野球部、3年ぶり17回目、最後の都市対抗野球大会出場!理想の翼を東京ドームへ!おめでとうございます!
倉敷市・三菱自動車倉敷オーシャンズ
000 000 00 0 H 6 E3
310 010 23 10 H16 E10
広島市・三菱重工広島

三菱重工広島硬式野球部を気にしだしてから丸5年。その間、スターティングオーダーが大きく変わる事はありませんでした。工業系のチームは選手の入れ替えが少ない、と言う事を耳にしたことがありますが、5年前といえば町田公二郎監督がヘッドコーチから昇格した頃。そこから熟成し続けたこの打線、おそらく簡単に揺らぐことはないと思います。この二日間の猛打がその表れでしょう。

もちろん社業があっての野球なので「選手育成」と言う概念は相応しくないかも知れません。そんな中で、会社のシンボルとして、勝つ事を義務付けられたチームとしては、やはり時間をかけて鍛えていかなければならないのかも、とも思います。皆さん野球ばっかりやってる訳にはいきませんから。


そして選手の皆さんは、野球を「やらせてもらっている」という思いを常に持ってらっしゃいます。ゆえに負けると、某チームのように厳し言葉がかかることもある、かも知れません。それこそ「勝てば官軍負ければ賊軍」の世界。プロ野球とはまた違う、厳しい世界だrと思います。


とあるチームのOBの方が「勝って報酬が貰えるわけでもなく、負けて給料が減るわけでもない。それでもチームの皆が死ぬ気で勝ちたいと思ってるし死んでも負けたくないって思ってる。」と言われてました。実際のところどうかは存じませんが、これが社会人野球が光ってる理由なんでしょうね。
さて表彰式です

何と言っても急に試合が決してしまったもんですんで、バックネット裏でスコアラーをやってた選手も大慌てで衣装替え。歓喜の輪に加わりました。もう大変です。



小さな小さな盾かも知れません。けど社会人野球の選手の皆さんは、この小さな盾を得るために、日々練習で汗を流し、そして社業に就かれています。それらが全て報われる瞬間。言わば血と汗の結晶、とでも申しましょうか。ちなみに優勝旗は「青獅子旗」と呼ぶそうです。

そしてこのカップが、タイトルに併記している「中国地区社会人野球選手権」の優勝杯。

最高殊勲選手賞は三菱重工広島・青木拓巳外野手。

首位打者賞は」これも三菱重工広島から佐々木駿捕手。

終わってほっと一息。そしてバックスクリーンを背に恒例の記念撮影。


そしてこれも恒例、胴上げが始まるんですが、なぜか町田公二郎監督は「拒否の姿勢」。


しかしながら、上げる人を上げておかないと締まりません。



次々と上げられ行くチーム関係者。ちなみに三菱重工広島硬式野球部の部長さんは女性です。パンツルックだったから良かったものの、スカートならえらいことになってたような。



さらに、選手の胴上げなんですが、歓喜の輪の中心でジャンプするだけ。まぁこれはこれでいいでしょう。ちなみに鮫島投手は「断固拒否」の姿勢を貫かれてました。よく見たら、ジャンプする選手の後ろで何かやってはりますが。

古川ロペスJr(愛称です)卓人選手も「僕のことも胴上げしてくださいよ!」と所望されてましたが「お前新人やろ!一人でやってろ!」と言う事で一人で「バンザーイ」。


あとはもう、盾を持って撮ったり撮られたりの繰り返し、でありました。


グラウンドでの歓喜の輪は解けました。スタジアムの外では、家族と言葉を交わす選手、会社のに挨拶をして回るチームスタッフ。その輪はなかなか解けることはありませんでした。ささやかながらも「撮影会」に参加もさせていただきました。
中国地区第一代表は無事決定しました。個人的には「収まるべきところに収まった」と考えています。そして翌日は、第二代表が決まります。


前日のトーナメント一回戦を制して勝ち上がってきたのは、広島市・三菱重工広島と、倉敷市・三菱自動車倉敷オーシャンズ。こんな所、と言っては失礼ですが、期せずして「中国地区三菱グループ硬式野球部対抗戦」となりました。もっとも、それだけレベルが高い、と言う事なのかも知れません。


まずは、シティライト岡山との岡山決戦すらあった今回の二次予選を勝ち抜いて、7年ぶりの代表決定戦に駒を進めた三菱自動車倉敷オーシャンズ。











廣畑敦也投手と言う「超新戦力」の台頭で、台風の目どころか、2003年以来17年ぶりの本選出場すらも見えてきたように思います。先の対ツネイシブルーパイレーツ戦などは「ゼロに抑えておれば負けない」と言う典型的な試合。ディフェンスがしっかりしておれば負けるわけがないんですよね。






そんな中で、限られたチャンスをモノにして、ここまで4得点ながら代表決定戦に名乗りを上げたチーム、てのもそうそうないと思います。前日、豪打でJFE西日本を降してきた三菱重工広島相手にどんな試合を繰り広げてくれるか。そして久しぶりの東京ドームに手が届くか。


そして、前述のように、何かにとりつかれたの如く猛打爆発でここまで来た三菱重工広島。









打線は水物、とはよく言われますが、勝った試合は5点、6点と来て、対JFE西日本戦は、相手投手陣の絶不調もありましたが、ものの見事に「繋ぎの野球」を展開しての10得点。一発長打ではなく、よくベンチから声が飛ぶ「ライナー!ライナー!」が忠実に守られています。









「これが最後」の思いもあるんでしょう。もう広島県で行われる、チームとしての公式戦はこれが最後。大きく変わることのなかったメンバーの一番の充実期にあると思います。もしかしたらこれまでの広島県社会人野球の中でも「最重量打線」だったりするんでしょうか。
スターティングオーダー
先攻:
1(遊)竹井 陸 (関西高校)
2(ニ)平山大海 (鹿児島実業高校)
3(左)平井孝治 (尽誠学園高校~筑波大学)
4(指)田島一志 (北九州市立高校)
5(一)寺田陽光 (神戸国際大学付属高校~立教大学)
6(中)高見良太 (岡山東商業高校~中部学院大学)
7(三)宮崎 新 (履正社高校~明治大学)
8(捕)本木駿也 (上尾高校~履正社医療スポーツ専門学校)
9(右)沖 成樹 (南陽工業高校~MSH医療専門学校)








投:矢部祐歩 (立教大学新座高校~立教大学)
後攻:
1(左)市原一樹 (松商学園高校~専修大学)
2(三)田中友博(享栄高校~愛知学院大学)
3(右)古川卓人 (明徳義塾高校~横浜商科大学)
4(一)松永弘樹 (広陵高校~早稲田大学)
5(指)松原匡志 (天理高校~同志社大学)
6(中)青木拓巳 (関西大学北陽高校~関西大学)
7(遊)堤 裕貴(龍谷高校~オリックスバファローズ)
8(捕)佐々木駿(桐光学園高校~國學院大學)
9(二)櫻井 涼 (広島商業高校~近畿大学工学部)








投:鮫島優樹 (神村学園高等部~MSH医療専門学校)
審判員
球審:戸田 一塁:古川裕 二塁:品川 三塁:藤田




成績
1回表




竹井 0―1から2球目を打ってレフトフライ




平山 2―2から6球目を打ってセンターフライ




平井 1―2から4球目を打ってショートゴロ
1回裏




市原 1―から3球目を打ってライトフライ




田中 1―1から3球目を打ってセンター前ヒット




古川 初球を打ってレフト前ヒット
次打者松永の初球がワイルドピッチ




松永 1―2から4球目を打ってショートゴロ サードランナー田中ホームイン



三菱重工広島1-0倉敷オーシャンズ




松原 3―1から5球目を打ってライトオーバータイムリーツーベースヒット



三菱重工広島2-0倉敷オーシャンズ




青木 3―1から5球目を打ってライトオーバーツーベースヒット






三菱重工広島3-0倉敷オーシャンズ
三菱自動車倉敷オーシャンズ選手交代








ピッチャー矢部に代えて守屋泰輔(玉島商業高校~関西国際大学)



次打者堤の2球目がワイルドピッチ




堤 3―0から4球目を空振り三振
2回表



田島 1―か2ら球目を打ってレフト前ヒット




寺田 1―2から4球目をピッチャー前送りバントセカンドへ悪送球 記録はフィルダースチョイス








高見 1―0から2球目を送りバント犠打失敗ピッチャーフライ
※インフィールドフライ宣告




宮崎 1―1から3球目を打ってショートフライ




本木 1―2から4球目を空振り三振



2回裏




佐々木 フルカウントから6球目を打ってサードゴロ








櫻井 1―1から3球目を打ってレフトオーバーツーベースヒット








市原 0―1から2球目をファースト前セーフティバント内野安打



次打者田中の2球目(ボール)にファーストランナー市原セカンド盗塁成功




田中 1―1から3球目を打ってレフトへ犠牲フライ






三菱重工広島4-0倉敷オーシャンズ




古川 1―2から4球目を空振り三振
3回表




沖 0―2から3球目を打ってライト前ヒット




竹井 初球を打ってピッチャーフライ




平山 0―2から3球目を打ってライト前ヒット




平井 1―2から5球目を打ってキャッチャーファウルフライ




田島 1―0から2球目を打ってレフトフライ






3回裏




松永 0―1から2球目を打ってファーストゴロ




松原 1―2から4球目を打ってショートゴロ




青木 初球を打ってライト前ヒット




堤 0―2から3球目を打ってサードゴロゴロ捕球エラー




佐々木 フルカウントから7球目を空振り三振
4回表




寺田 0―1から2球目を打ってファーストゴロ




高見 2―1から4球目を打ってファーストゴロ




宮崎 2―2から6球目を見逃し三振



4回裏




櫻井 フルカウントから6球目を打ってピッチャーゴロ




市原 1―2から4球目を空振り三振




田中 0―1から2球目を打ってライト前ヒット



次打者古川の3球目(ストライク)にファーストランナー田中セカンド盗塁成功




古川 フルカウントから球目を打ってセカンドゴロ捕球エラー




松永 フルカウントから8球目を打ってライトフライ
5回表




本木の代打森祐大(海部高校) 1―2から4球目を空振り三振




沖 2―2から5球目を空振り三振
竹井 1―1から3球目を打ってセカンドゴロ



5回裏
三菱自動車倉敷オーシャンズシート変更
代打森がそのまま入りキャッチャー




松原の代打渕上大地(球磨工業高校~日本福祉大学) 1―1から3球目を打ってピッチャーゴロ




青木 0―2から3球目を打ってセンター前ヒット




堤 初球をピッチャー前送りバント




佐々木 2―1から4球目を打ってレフトオーバータイムリーツーベースヒット






三菱重工広島5-0倉敷オーシャンズ




櫻井 初球を打ってセカンドライナー






6回表
平山 フルカウントから11球目を打ってレフト前ヒット
平井 1―0から2球目を打ってセンターフライダブルプレイ
田島 初球を打ってライトフライライトフライ



6回裏




市原 0―2から3球目を打ってセカンドゴロ




田中 0―2から3球目を打ってセンターフライ




古川 1―0から2球目を打ってサードゴロ捕球エラーでセカンドへ
三菱重工広島選手交代



セカンドランナー古川に代えて実政太一(如水館高校)




松永 2―1から4球目を打ってセンターフライ
7回表
三菱重工広島シート変更
代走実政がそのまま入りライト
寺田 1―2から4球目を空振り三振




高見 0―1から2球目を打ってレフト前ヒット




宮崎の代打岡崎崇(市立船橋高校) 3―1から5球目を打ってキャッチャーファウルフライ



次打者森の3球目(ボール)にファーストランナー高見セカンド盗塁失敗
7回裏
三菱自動車倉敷オーシャンズ選手交代
代打岡崎に代えてサード杉村彰哉(京都外国語大学西高校)












ピッチャー守屋に代えて大田凌也(広島工業大学高校~MSH医療専門学校)




渕上の代打菅力也(崇徳高校~駒澤大学) 2―2から6球目を打ってピッチャーゴロ
青木 0―1から2球目がデッドボール



次打者堤の初球(ボール)にファーストランナー青木セカンド盗塁成功




堤 ストレートのフォアボール
佐々木 3―1から5球目を選んでフォアボール




櫻井 1―1から3球目を打ってセンター前タイムリーヒット



三菱重工広島6-0倉敷オーシャンズ



三菱自動車倉敷オーシャンズ選手交代








ピッチャー大田に代えて彦坂魁人)尾山台高校~西日本工業大学)
市原の代打汐月祐太郎(熊本高校~筑波大学) S 0―1から2球目を打ってレフトへ犠牲フライ
三菱重工広島7-0倉敷オーシャンズ
次打者田中の4球目前に櫻井牽制タッチアウト
8回表
三菱重工広島シート変更
代打汐月がそのまま入りレフト




森 1―2から4球目を打ってレフトへヒット




沖の代打橋本拓実(鹿児島実業高校) 初球を打ってサードゴロダブルプレイ




竹井 1―0から2球目を打ってレフトフライ
8回裏




田中 初球を打ってショートゴロ








実政 2―2から球目を打ってライト前ヒット




松永 0―2から3球目を打ってショートフライ




菅 0―1から2球目を打ってレフト前ヒット




青木 0―1から2球目を打ってセカンドタイムリー内野安打






三菱重工広島8-0倉敷オーシャンズ




堤の代打山崎義隆(昭和学園第一高校~中京学院大学) 初球を打ってライト前ヒット




佐々木 初球を打ってライト前サヨナラヒット



三菱重工広島10-0倉敷オーシャンズ






その「瞬間」はいきなりやってきました。第一であれ第二であれ、代表決定戦に「コールドゲーム」があると言う事を知りませんでした。ゆえに、心の準備が全く出来てはいなかったんですが・・・・。
















創立75周年、広島市・三菱重工広島硬式野球部、3年ぶり17回目、最後の都市対抗野球大会出場!理想の翼を東京ドームへ!おめでとうございます!
倉敷市・三菱自動車倉敷オーシャンズ
000 000 00 0 H 6 E3
310 010 23 10 H16 E10
広島市・三菱重工広島

三菱重工広島硬式野球部を気にしだしてから丸5年。その間、スターティングオーダーが大きく変わる事はありませんでした。工業系のチームは選手の入れ替えが少ない、と言う事を耳にしたことがありますが、5年前といえば町田公二郎監督がヘッドコーチから昇格した頃。そこから熟成し続けたこの打線、おそらく簡単に揺らぐことはないと思います。この二日間の猛打がその表れでしょう。


もちろん社業があっての野球なので「選手育成」と言う概念は相応しくないかも知れません。そんな中で、会社のシンボルとして、勝つ事を義務付けられたチームとしては、やはり時間をかけて鍛えていかなければならないのかも、とも思います。皆さん野球ばっかりやってる訳にはいきませんから。




そして選手の皆さんは、野球を「やらせてもらっている」という思いを常に持ってらっしゃいます。ゆえに負けると、某チームのように厳し言葉がかかることもある、かも知れません。それこそ「勝てば官軍負ければ賊軍」の世界。プロ野球とはまた違う、厳しい世界だrと思います。




とあるチームのOBの方が「勝って報酬が貰えるわけでもなく、負けて給料が減るわけでもない。それでもチームの皆が死ぬ気で勝ちたいと思ってるし死んでも負けたくないって思ってる。」と言われてました。実際のところどうかは存じませんが、これが社会人野球が光ってる理由なんでしょうね。
さて表彰式です


何と言っても急に試合が決してしまったもんですんで、バックネット裏でスコアラーをやってた選手も大慌てで衣装替え。歓喜の輪に加わりました。もう大変です。






小さな小さな盾かも知れません。けど社会人野球の選手の皆さんは、この小さな盾を得るために、日々練習で汗を流し、そして社業に就かれています。それらが全て報われる瞬間。言わば血と汗の結晶、とでも申しましょうか。ちなみに優勝旗は「青獅子旗」と呼ぶそうです。


そしてこのカップが、タイトルに併記している「中国地区社会人野球選手権」の優勝杯。


最高殊勲選手賞は三菱重工広島・青木拓巳外野手。


首位打者賞は」これも三菱重工広島から佐々木駿捕手。


終わってほっと一息。そしてバックスクリーンを背に恒例の記念撮影。




そしてこれも恒例、胴上げが始まるんですが、なぜか町田公二郎監督は「拒否の姿勢」。




しかしながら、上げる人を上げておかないと締まりません。






次々と上げられ行くチーム関係者。ちなみに三菱重工広島硬式野球部の部長さんは女性です。パンツルックだったから良かったものの、スカートならえらいことになってたような。






さらに、選手の胴上げなんですが、歓喜の輪の中心でジャンプするだけ。まぁこれはこれでいいでしょう。ちなみに鮫島投手は「断固拒否」の姿勢を貫かれてました。よく見たら、ジャンプする選手の後ろで何かやってはりますが。


古川ロペスJr(愛称です)卓人選手も「僕のことも胴上げしてくださいよ!」と所望されてましたが「お前新人やろ!一人でやってろ!」と言う事で一人で「バンザーイ」。




あとはもう、盾を持って撮ったり撮られたりの繰り返し、でありました。




グラウンドでの歓喜の輪は解けました。スタジアムの外では、家族と言葉を交わす選手、会社のに挨拶をして回るチームスタッフ。その輪はなかなか解けることはありませんでした。ささやかながらも「撮影会」に参加もさせていただきました。
中国地区第一代表は無事決定しました。個人的には「収まるべきところに収まった」と考えています。そして翌日は、第二代表が決まります。
2020.10.07 / Top↑
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