第59回JABA広島大会二日目第一試合。四国銀行対MSH医療専門学校の試合です。
前日の福山ローズファイターズ同様、MSH医療専門学校も、今年は今大会まで、オープン戦すらも全く観戦出来ずじまい。もうこれはある種致し方ない事、なんだと思います。アレがアレですし。
それはそうと、かなり以前に聞いた事があるんですが、MSH医療専門学校の3年生は、この大会が「学生生活最後の大会」と伺ったんですが、まだ都市対抗野球予選が残っている今年はどうなるんですかね。やはり社会人野球最大の舞台「目指せ東京ドーム」を最後にするんでしょうか。

はいいんですが、何とこの試合は「遅刻(と言うか寝坊)」。練習開始どころかプレイボールにすら間に合わないと言う、これまでにない大失態となってしまい、広島県営球場に着いたら既に2回裏。

なのでここで、今大会の予選リーグか行われている、広島県営球場のスタンドその他に掲示してある「新型コロナウイルス感染症拡大防止、さらに熱中症に関する注意喚起」の掲示物をご覧下さい。

参加各チームが趣向を凝らしての注意喚起。何か怪しげなイラストがありますが、帽子の「M」の字でお分かりのように、三菱重工広島・鮫島優樹「画伯」作。これらが観客席に貼ってあります。

ぶっ倒れている伯和ビクトリーズ・根岸太朗マネージャーの画像がありますが、これは実際に根岸さんが倒れられた時の写真、とか。今年は実際にこんな場面を目の当たりにしただけに、説得力あり。

光シーガルズさんはわりとネタに走っているところもあります。
特に、広島県営球場は、内野の観客席がコンクリート打ちっぱなしなので、これだけでも十分に熱中症の原因になります。前日大会初日には、広島市内某所で最高気温38.1℃を記録したとか。そんな中での観戦以上に、プレイする選手の皆さんも気をつけていただきたいと思います。
さて、試合は3回表からです。
スターティングオーダー
先攻:MSH医療専門学校
1(二)杉山 淳 (尾道商業高校)
2(三)作本武謙 (岡山理科大学付属高校)
3(捕)久保田健史(多良木高校)
4(中)小柳周太 (北九州高校)
5(遊)井上敬太 (鹿児島商業高校)
6(右)中西愛斗 (岡山共生高校)
7(左)織田慶次郎(日章学園高校)
8(一)武田金太郎(香川西高校)
9(指)小川大和 (鳥取中央育英高校)


投:辻 興聖 (岡山共生高校)
後攻:四国銀行
1(左)山中大地 (土佐高校~慶應義塾大学)
2(二)下村一成 (高知商業高校~松山大学)
3(一)小林健輔 (高松商業高校~日本大学)
4(捕)南 武志 (土佐高校~同志社大学)
5(三)平瀬 亨 (高知商業高校~中央大学)
6(指)赤松克絋 (高松南高校~亜細亜大学)
7(右)橋川亮佑 (鳴門高校~流通経済大学)
8(遊)十河秀介 (高知高校~松山大学)
9(中)真田一斗 (明徳義塾高校~日本大学)


投:菊地大樹 (八幡浜高校~龍谷大学)
成績
3回表
小川 1-2から6球6目を打ってピッチャーゴロ
杉山 1-2から4球目を打ってサードゴロ

作本 2-1から4球目を打ってショートゴロ
3回裏
真田 3-1から5球目を打ってレフトオーバーツーベースヒット
次打者山中の初球にパスボール
山中 2-2から5球目を空振り三振

下村 2-0から3球目を打ってセンター前タイムリーヒット

四国銀行3‐0MSH医療専門学校

次打者小林の3球目(ボール)にファーストランナー下村セカンド盗塁成功

小林 3-1から5球目を選んでフォアボール

次打者南の初球にワイルドピッチ

南 1-2から4球目を打ってショートライナーダブルプレイ
4回表

久保田 0-2から4球目を空振り三振

小柳 2-2から8球目を打ってライト前ヒット


井上 初球を打ってファーストゴロ セカンドはセーフ

中西 初球を打ってセカンドゴロ
4回裏
平瀬 1-0から2球目を打ってライト前ヒット

赤松 1-2から4球目を送りバント失敗三振
橋川 0-2から3球目を打ってセカンド内野安打
十河 初球を打ってファーストゴロ

真田 2-2から5球目を打ってショートタイムリー内野安打
四国銀行4‐0MSH医療専門学校

山中 0-1から2球目を打ってサードフライ
5回表


織田 初球を打ってライトへツーベースヒット

武田 0-1から2球目を打ってセンターフライ

小川 初球を打ってバット粉砕センター前ヒット


杉山 1-1から3球目を打ってセカンドゴロダブルプレイ
5回裏

下村 1-1から3球目を打ってファーストゴロ

小林 ストレートのフォアボール


南 フルカウントから6球目を打ってレフトオーバーホームラン
四国銀行6‐0MSH医療専門学校

平瀬 1-0から2球目を打ってライトフライ

赤松 フルカウントから7球目を空振り三振
6回表
作本 0-1から2球目を打ってライト前ヒット


久保田 1-1から3球目を打ってキャッチャーファウルフライ

小柳 初球を打ってレフト前ヒット

井上 2-1から4球目を打ってセカンドゴロセカンドフォースアウト

中西 1-2から4球目を空振り三振
6回裏
MSH医療専門学校選手交代


ピッチャー辻に代えて北村嶺侍(矢上高校)
橋川 2-1から4球目を打ってライト前ヒット

十河 初球を送りバント失敗ピッチャーフライ
真田 初球をサード前送りバントが内野安打
四国銀行選手交代
ファーストランナー真田に代えて大河碧斗(新田高校~創価大学)

山中 1-0から2球目を打ってライト前ヒット
下村 1-2から4球目を打ってショートゴロセカンドフォースアウト
四国銀行7‐0MSH医療専門学校
次打者小林の初球前にファーストランナー下村牽制タッチアウト
7回表
四国銀行シート変更
代走大河がそのまま入りセンター

織田 0-2から4球目を空振り三振

武田 1-0から2球目を打ってサードゴロ捕球エラー
MSH医療専門学校選手交代
ファーストランナー武田に代えて桒田康介(常磐高校)

小川の代打稲田海生(神辺旭高校) 1-2から5球目を打ってセカンドゴロダブルプレイ

MSH医療専門学校
000 000 0 0
201 121 X 0
四国銀行

四国銀行の先発・菊池大樹投手はもう貫禄のピッチング、と言っても良いくらいの楽々の完封。

ではありましたが、MSH医療専門学校からすると、完璧に捩じ伏せられたわけではなく、本当に「あと1本が出なかった」試合。4イニングしか観れませんでしたが、うち3イニングではしっかりヒットも打ててます。空振り三振も二つだけ。菊池投手相手にこれは大きな収穫ではないでしょうか。
前の試合でも記しましたが、今年からMSH医療専門学校には、永田利則氏、長内孝氏と言う「ぷろの知識」を持ったスタッフが加入しました。MSH医療専門学校の3年生。全員が全員、卒業後も野球を続ける、とは限りません。在学中に得た資格を元に就職する選手がほとんどでしょう。

しかしながら、岩見優輝コーチと共に、指導面では確実に上向き加減、かと思います。これまでにも広島県下を始めとして、色んなチームに選手を送り込んでいます。時間が掛かりながらも確固たる地位を築いた選手もいます。だからこのチームが楽しみなんです。

画像でもお分かりのように、今年から真っ白の「ホームユニフォーム」が導入されました。これもまた「企業チーム」としての、意識改革のひとつ、とも考えています。これを真っ黒にして、次のステップに進む。個人的にはすごく格好いい、とすら思います。

年に数試合しか観れませんが、こんなチームがどんどん増えて行って欲しいし、それが学生野球とはまた違う、社会人野球の楽しみ方、とも感じています。今後ともよろしくお願いいたします。
前日の福山ローズファイターズ同様、MSH医療専門学校も、今年は今大会まで、オープン戦すらも全く観戦出来ずじまい。もうこれはある種致し方ない事、なんだと思います。アレがアレですし。
それはそうと、かなり以前に聞いた事があるんですが、MSH医療専門学校の3年生は、この大会が「学生生活最後の大会」と伺ったんですが、まだ都市対抗野球予選が残っている今年はどうなるんですかね。やはり社会人野球最大の舞台「目指せ東京ドーム」を最後にするんでしょうか。


はいいんですが、何とこの試合は「遅刻(と言うか寝坊)」。練習開始どころかプレイボールにすら間に合わないと言う、これまでにない大失態となってしまい、広島県営球場に着いたら既に2回裏。


なのでここで、今大会の予選リーグか行われている、広島県営球場のスタンドその他に掲示してある「新型コロナウイルス感染症拡大防止、さらに熱中症に関する注意喚起」の掲示物をご覧下さい。


参加各チームが趣向を凝らしての注意喚起。何か怪しげなイラストがありますが、帽子の「M」の字でお分かりのように、三菱重工広島・鮫島優樹「画伯」作。これらが観客席に貼ってあります。


ぶっ倒れている伯和ビクトリーズ・根岸太朗マネージャーの画像がありますが、これは実際に根岸さんが倒れられた時の写真、とか。今年は実際にこんな場面を目の当たりにしただけに、説得力あり。


光シーガルズさんはわりとネタに走っているところもあります。
特に、広島県営球場は、内野の観客席がコンクリート打ちっぱなしなので、これだけでも十分に熱中症の原因になります。前日大会初日には、広島市内某所で最高気温38.1℃を記録したとか。そんな中での観戦以上に、プレイする選手の皆さんも気をつけていただきたいと思います。
さて、試合は3回表からです。
スターティングオーダー
先攻:MSH医療専門学校
1(二)杉山 淳 (尾道商業高校)
2(三)作本武謙 (岡山理科大学付属高校)
3(捕)久保田健史(多良木高校)
4(中)小柳周太 (北九州高校)
5(遊)井上敬太 (鹿児島商業高校)
6(右)中西愛斗 (岡山共生高校)
7(左)織田慶次郎(日章学園高校)
8(一)武田金太郎(香川西高校)
9(指)小川大和 (鳥取中央育英高校)








投:辻 興聖 (岡山共生高校)
後攻:四国銀行
1(左)山中大地 (土佐高校~慶應義塾大学)
2(二)下村一成 (高知商業高校~松山大学)
3(一)小林健輔 (高松商業高校~日本大学)
4(捕)南 武志 (土佐高校~同志社大学)
5(三)平瀬 亨 (高知商業高校~中央大学)
6(指)赤松克絋 (高松南高校~亜細亜大学)
7(右)橋川亮佑 (鳴門高校~流通経済大学)
8(遊)十河秀介 (高知高校~松山大学)
9(中)真田一斗 (明徳義塾高校~日本大学)








投:菊地大樹 (八幡浜高校~龍谷大学)
成績
3回表
小川 1-2から6球6目を打ってピッチャーゴロ
杉山 1-2から4球目を打ってサードゴロ




作本 2-1から4球目を打ってショートゴロ
3回裏
真田 3-1から5球目を打ってレフトオーバーツーベースヒット
次打者山中の初球にパスボール
山中 2-2から5球目を空振り三振




下村 2-0から3球目を打ってセンター前タイムリーヒット



四国銀行3‐0MSH医療専門学校



次打者小林の3球目(ボール)にファーストランナー下村セカンド盗塁成功




小林 3-1から5球目を選んでフォアボール



次打者南の初球にワイルドピッチ




南 1-2から4球目を打ってショートライナーダブルプレイ
4回表




久保田 0-2から4球目を空振り三振




小柳 2-2から8球目を打ってライト前ヒット








井上 初球を打ってファーストゴロ セカンドはセーフ




中西 初球を打ってセカンドゴロ
4回裏
平瀬 1-0から2球目を打ってライト前ヒット




赤松 1-2から4球目を送りバント失敗三振
橋川 0-2から3球目を打ってセカンド内野安打
十河 初球を打ってファーストゴロ




真田 2-2から5球目を打ってショートタイムリー内野安打
四国銀行4‐0MSH医療専門学校




山中 0-1から2球目を打ってサードフライ
5回表








織田 初球を打ってライトへツーベースヒット




武田 0-1から2球目を打ってセンターフライ




小川 初球を打ってバット粉砕センター前ヒット








杉山 1-1から3球目を打ってセカンドゴロダブルプレイ
5回裏




下村 1-1から3球目を打ってファーストゴロ




小林 ストレートのフォアボール








南 フルカウントから6球目を打ってレフトオーバーホームラン
四国銀行6‐0MSH医療専門学校




平瀬 1-0から2球目を打ってライトフライ




赤松 フルカウントから7球目を空振り三振
6回表
作本 0-1から2球目を打ってライト前ヒット








久保田 1-1から3球目を打ってキャッチャーファウルフライ




小柳 初球を打ってレフト前ヒット




井上 2-1から4球目を打ってセカンドゴロセカンドフォースアウト




中西 1-2から4球目を空振り三振
6回裏
MSH医療専門学校選手交代








ピッチャー辻に代えて北村嶺侍(矢上高校)
橋川 2-1から4球目を打ってライト前ヒット




十河 初球を送りバント失敗ピッチャーフライ
真田 初球をサード前送りバントが内野安打
四国銀行選手交代
ファーストランナー真田に代えて大河碧斗(新田高校~創価大学)




山中 1-0から2球目を打ってライト前ヒット
下村 1-2から4球目を打ってショートゴロセカンドフォースアウト
四国銀行7‐0MSH医療専門学校
次打者小林の初球前にファーストランナー下村牽制タッチアウト
7回表
四国銀行シート変更
代走大河がそのまま入りセンター




織田 0-2から4球目を空振り三振




武田 1-0から2球目を打ってサードゴロ捕球エラー
MSH医療専門学校選手交代
ファーストランナー武田に代えて桒田康介(常磐高校)




小川の代打稲田海生(神辺旭高校) 1-2から5球目を打ってセカンドゴロダブルプレイ


MSH医療専門学校
000 000 0 0
201 121 X 0
四国銀行

四国銀行の先発・菊池大樹投手はもう貫禄のピッチング、と言っても良いくらいの楽々の完封。


ではありましたが、MSH医療専門学校からすると、完璧に捩じ伏せられたわけではなく、本当に「あと1本が出なかった」試合。4イニングしか観れませんでしたが、うち3イニングではしっかりヒットも打ててます。空振り三振も二つだけ。菊池投手相手にこれは大きな収穫ではないでしょうか。
前の試合でも記しましたが、今年からMSH医療専門学校には、永田利則氏、長内孝氏と言う「ぷろの知識」を持ったスタッフが加入しました。MSH医療専門学校の3年生。全員が全員、卒業後も野球を続ける、とは限りません。在学中に得た資格を元に就職する選手がほとんどでしょう。


しかしながら、岩見優輝コーチと共に、指導面では確実に上向き加減、かと思います。これまでにも広島県下を始めとして、色んなチームに選手を送り込んでいます。時間が掛かりながらも確固たる地位を築いた選手もいます。だからこのチームが楽しみなんです。


画像でもお分かりのように、今年から真っ白の「ホームユニフォーム」が導入されました。これもまた「企業チーム」としての、意識改革のひとつ、とも考えています。これを真っ黒にして、次のステップに進む。個人的にはすごく格好いい、とすら思います。


年に数試合しか観れませんが、こんなチームがどんどん増えて行って欲しいし、それが学生野球とはまた違う、社会人野球の楽しみ方、とも感じています。今後ともよろしくお願いいたします。
2020.08.24 / Top↑
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