ようやく半分を終えた2020年と言う年は、生活全てに於いて新型コロナウイルス感染症に振り回されています。生活スタイルの激変、人と人との繋がり方の急激な変化。
ついて行けてる人行けてない人おられると思いますが、何もかもが「これまで通り」といかなくなったのは確かだと思います。まだ何か「生活しづらい」感が拭えません。
スポーツ界も、最大のイベントだった東京オリンピックの一年延期、プロ野球やJリーグの開幕見合せや陽性患者発生による試合の中止。当然その波は社会人野球の世界にも一気に押し寄せ、ローカル大会だけでなく、社会人野球日本選手権、全日本クラブ野球選手権も中止を余儀なくされました。
様子を見ながら再開された大会もことごとく無観客での開催。いったいどこでどうやって盛り上がればよいのか、何が正解で何が不正解なのか既に方向性すら見失ってしまっているように思います。
そんな殺伐とした世情の中、近畿地方に一つ、社会人野球のクラブチームが産声を上げました。

B‐BACKS


京都市のクラブチーム・京都フルカウンツに在籍されていた井堂輝明投手が「一人でも多くの人に硬式野球を続けて欲しい」の念の元、今年7月に後輩の方らと立ち上げられたクラブチーム。


ツイッターやインスタグラムなどでも選手やマネージャーさんを募集、5人とか、本当に少ない人数ながら週一回程度、短い時間ながら、京都府城陽市にある、鴻ノ巣山運動公園野球場(城陽市総合運動公園)で練習を積み重ね、この日はいよいよ記念すべき「対外試合初戦」となりました。

もちろんこのグラウンドにたどり着くまでに、理想や目標、希望など、さまざまなプラス要素と同じくらいの「不安」ももしかしたらあったかも知れません。しかしながらそれらは、グラウンドで対外試合をする事によって、全て払拭されるんではないかな、とも。

日本野球連盟への登録は2021年度に、とか。それまでに日々練習を重ね、オープン戦の繰り返し。それと同時に選手募集や練習場確保などなどまだまだせねばならん事も多かろうと思いますが。

企業チームの解散や活動休止が伝えられる中、そしてクラブチームの認知度がまだまだ低い中、こうやってチームが動き出すのは非常によい事と考えています。

そして試合内容は、井堂監督以外まだ誰が誰か殆んど分からぬ状態ゆえ割愛しますが、選手の皆さん、くっそ暑い中ではありましたが(終了後暫くしてから夕立も)心底試合を楽しんでおられました。


特に記念すべき「開幕投手」の熊谷大智投手。ご本人曰く「5年ぶりくらいの先発」だそうでして。ただ、最後4回表はバテバテだったのか、頭ブレブレ帽子飛びまくり。


そして、マウンドにいる間、常に誰かと話してる。内野から声を掛けられるといちいち答える神対応。最初の対外試合の緊張を自らほぐす意味もあったんでしょう。


そんな熊谷選手の第一打席は「チーム第1号ホームラン(スリーラン)」。この後ショートの守備に就いた後にもうソロホームランを1本。投げる方は(略)ですが、とんでもない選手がいたもんだ。


あとはもう、三振をするにも内野ゴロやヒットを打つにもフォアボールを出すにしてもポジションにボールが飛んでも、もっと言えば失点しても「チーム結成後初記録」のオンパレード。


酷暑とも思える陽射しの中、両チームの皆さん思い切り汗をかいておられました。


少ない人数、特にピッチャーがまだ足りないのか、またくっそ暑い中だったので短いイニングの継投だったのか、熊谷選手の後は交代交代。投げる前に足がつった人がいたりと、なかなか大変でした。


でもって、けっしてグラウンドはいいものとは言えませんでした。それでもやはり、グラウンド(野球場)は選手にとっての「舞台」。そしてこの先の舞台はどんどん大きくなるはず。そしてその舞台の最高到達点は、西武ドームであり、東京ドーム、だとも思います。


某選手曰く「砂浜」みたいなグラウンドにも、自身の目標を高く掲げて、プレイする選手の皆さんがいます。事ある毎に野球人口の減少が懸念されていますが、けっして悲観することはないと思います。


そして試合終盤は、井堂輝明監督自らサード守備、そしてファースト守備、さらには自ら「人生初の柵越えホームラン」を放ち、最後は急遽マウンドに上って試合を締め括ると言う展開。

この辺は人が足りないがゆえのシート変更の賜物ではありますが、そして心底猛暑の中の試合でしたが、皆さん存分に「試合が出来る喜び」を噛み締めておられたんどはないかな、と思います。けどやっぱり、暑い中の「タイム」はこうなりますよねぇ。何か無駄に和む時間。


マネージャーさんも、チームのスコアブックを記すのは初のお仕事。合同練習ついでですが、未来永劫語られる「歴史の1ページ目」。そしてそれは「大勝利」で終えることが出来ました。
試合結果
瀬田クラブ
201 300 1 7
611 014 X 13
B‐BACKS
※球場使用時間終了の為コールドゲーム

暑い中お疲れ様でした。そしてありがとうございました。こうやって新しいチームの「最初の第一歩」を観る機会があったのは感謝の極み。また時間があれば観に行きます。今後共よろしくお願いします。
ついて行けてる人行けてない人おられると思いますが、何もかもが「これまで通り」といかなくなったのは確かだと思います。まだ何か「生活しづらい」感が拭えません。
スポーツ界も、最大のイベントだった東京オリンピックの一年延期、プロ野球やJリーグの開幕見合せや陽性患者発生による試合の中止。当然その波は社会人野球の世界にも一気に押し寄せ、ローカル大会だけでなく、社会人野球日本選手権、全日本クラブ野球選手権も中止を余儀なくされました。
様子を見ながら再開された大会もことごとく無観客での開催。いったいどこでどうやって盛り上がればよいのか、何が正解で何が不正解なのか既に方向性すら見失ってしまっているように思います。
そんな殺伐とした世情の中、近畿地方に一つ、社会人野球のクラブチームが産声を上げました。

B‐BACKS






京都市のクラブチーム・京都フルカウンツに在籍されていた井堂輝明投手が「一人でも多くの人に硬式野球を続けて欲しい」の念の元、今年7月に後輩の方らと立ち上げられたクラブチーム。






ツイッターやインスタグラムなどでも選手やマネージャーさんを募集、5人とか、本当に少ない人数ながら週一回程度、短い時間ながら、京都府城陽市にある、鴻ノ巣山運動公園野球場(城陽市総合運動公園)で練習を積み重ね、この日はいよいよ記念すべき「対外試合初戦」となりました。



もちろんこのグラウンドにたどり着くまでに、理想や目標、希望など、さまざまなプラス要素と同じくらいの「不安」ももしかしたらあったかも知れません。しかしながらそれらは、グラウンドで対外試合をする事によって、全て払拭されるんではないかな、とも。



日本野球連盟への登録は2021年度に、とか。それまでに日々練習を重ね、オープン戦の繰り返し。それと同時に選手募集や練習場確保などなどまだまだせねばならん事も多かろうと思いますが。



企業チームの解散や活動休止が伝えられる中、そしてクラブチームの認知度がまだまだ低い中、こうやってチームが動き出すのは非常によい事と考えています。



そして試合内容は、井堂監督以外まだ誰が誰か殆んど分からぬ状態ゆえ割愛しますが、選手の皆さん、くっそ暑い中ではありましたが(終了後暫くしてから夕立も)心底試合を楽しんでおられました。






特に記念すべき「開幕投手」の熊谷大智投手。ご本人曰く「5年ぶりくらいの先発」だそうでして。ただ、最後4回表はバテバテだったのか、頭ブレブレ帽子飛びまくり。






そして、マウンドにいる間、常に誰かと話してる。内野から声を掛けられるといちいち答える神対応。最初の対外試合の緊張を自らほぐす意味もあったんでしょう。






そんな熊谷選手の第一打席は「チーム第1号ホームラン(スリーラン)」。この後ショートの守備に就いた後にもうソロホームランを1本。投げる方は(略)ですが、とんでもない選手がいたもんだ。






あとはもう、三振をするにも内野ゴロやヒットを打つにもフォアボールを出すにしてもポジションにボールが飛んでも、もっと言えば失点しても「チーム結成後初記録」のオンパレード。






酷暑とも思える陽射しの中、両チームの皆さん思い切り汗をかいておられました。






少ない人数、特にピッチャーがまだ足りないのか、またくっそ暑い中だったので短いイニングの継投だったのか、熊谷選手の後は交代交代。投げる前に足がつった人がいたりと、なかなか大変でした。






でもって、けっしてグラウンドはいいものとは言えませんでした。それでもやはり、グラウンド(野球場)は選手にとっての「舞台」。そしてこの先の舞台はどんどん大きくなるはず。そしてその舞台の最高到達点は、西武ドームであり、東京ドーム、だとも思います。






某選手曰く「砂浜」みたいなグラウンドにも、自身の目標を高く掲げて、プレイする選手の皆さんがいます。事ある毎に野球人口の減少が懸念されていますが、けっして悲観することはないと思います。






そして試合終盤は、井堂輝明監督自らサード守備、そしてファースト守備、さらには自ら「人生初の柵越えホームラン」を放ち、最後は急遽マウンドに上って試合を締め括ると言う展開。



この辺は人が足りないがゆえのシート変更の賜物ではありますが、そして心底猛暑の中の試合でしたが、皆さん存分に「試合が出来る喜び」を噛み締めておられたんどはないかな、と思います。けどやっぱり、暑い中の「タイム」はこうなりますよねぇ。何か無駄に和む時間。






マネージャーさんも、チームのスコアブックを記すのは初のお仕事。合同練習ついでですが、未来永劫語られる「歴史の1ページ目」。そしてそれは「大勝利」で終えることが出来ました。
試合結果
瀬田クラブ
201 300 1 7
611 014 X 13
B‐BACKS
※球場使用時間終了の為コールドゲーム



暑い中お疲れ様でした。そしてありがとうございました。こうやって新しいチームの「最初の第一歩」を観る機会があったのは感謝の極み。また時間があれば観に行きます。今後共よろしくお願いします。
2020.08.11 / Top↑
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