同一都道府県どころか、同一市内に社会人野球部がある、と言うのは、広島市内にJR西日本と三菱重工広島、福山市内にJFE西日本とツネイシブルーパイレーツなどなど、全国を探せば幾らでも例はあると思いますが、同一市内のさらにほぼ隣町、と言う例はなかなかないかと思われます。

大阪ガス硬式野球部は、登録上は大阪府野球連盟ではありますが、本拠地球場は兵庫県西宮市今津西浜町にある「大阪ガス今津グラウンド」。陸上部もここにある陸上競技場で練習をされています。

関メディベースボール学院野球選手科の練習グラウンドは、基本的には西宮市津門住江町にある「津門中央公園野球場」。かつては神戸製鋼硬式野球部が使用していた野球場を拠点としています。
両野球場とも、最寄り駅は阪神電鉄本線・阪急電鉄今津線の今津駅。さらに両野球場間は徒歩約10分と、やや大袈裟ではありますがほぼお隣さんの存在。特に育ち盛り伸び盛りの選手ばかりの関メディベースボール学院野球選手科の皆さんにとっては、全国優勝経験のある「超」強豪チームがすぐ近くで練習している、と言うのは、学ぶべき部分がどこのチームよりも多いかと思われます。

そんな大阪ガス硬式野球部と、関メディベースボール学院野球選手科のオープン戦を観戦しました。

まずは大阪ガス硬式野球部。



2月5日から15日間に及んだ、和歌山県田辺市・田辺スポーツセンター野球場での春季合宿を終え、いよいよ本格的にオープン戦に突入。3月に入ればほぼ試合の毎日。20日からは今年最初のJABA公式戦でもある、大阪府春季大会が待ち受けています。



合宿中に観戦に行った、マツゲン箕島とのオープン戦は、残念ながら僅差で敗けてしまいましたが、メンバー的には若手選手主体のオーダー。大阪府春季大会やJABA岡山大会や京都大会、さらには社会人野球日本選手権に向けて、そろそろレギュラー組が「起きて来る頃」かと思われます。

そして、毎度お馴染みとなってしまいました関メディベースボール学院野球選手科。






今年は東京オリンピックの影響で日本野球連盟のスケジュールも大混乱(?)。例年3月下旬に行われる「兵庫県社会人野球春季大会」が、第45回全日本クラブ野球選手権兵庫県一次予選が優先され、残念ながら中止となってしまいましたが、東京ドームと言う大目標に向かってのスタートダッシュには好都合かと思われます。






ここまで幾度か練習見学をさせていただきましたが、全てに於いて実戦モード。3月9日からは宮崎県・清武総合運動公園野球場SOKKENスタジアムで春季合宿。既にオープン戦を幾つか終え、今冬の鍛練の成果は見えたとは思いますが、さらなる高みを目指す為の闘いが始まっています。
※以下、赤細字は2020年新加入の選手です。
スターティングオーダー
先攻:関メディベースボール学院野球選手科
1(二)宮下大成 (相生学園高校)
2(三)中村泰河 (京都国際高校)
3(中)井上浩輝 (報徳学園高校~立命館大学)
4(一)山本航介 (高野山高校)
5(捕)幸明慶勲 (武生工業高校)
6(左)有田諒嘉 (香川西高校)
7(遊)田中優都 (京都国際高校)
8(右)山本海翔 (関メディ高等学院)
9(指)村上 蓮 (相生学園高校)



投:池田大夢 (佐賀学園高校)
後攻:大阪ガス
1(中)清水聖也 (智辧学園高校~東北福祉大学)
2(二)山川晃汰 (長崎商業高校~近畿大学)
3(三)古川昂樹 (立命館大学宇治高校~立命館大学)
4(指)末包昇大 (高松商業高校~東洋大学)
5(一)松谷竜暉 (報徳学園高校~筑波大学)
6(遊)橋本真生 (西日本短期大学付属高校)
7(左)室屋太郎 (鹿児島実業高校)
8(捕)高橋佑八 (龍谷大学付属平安高校~関西大学)
9(右)宮崎一斗 (帝京大学第三高校~亜細亜大学)



投:山本宵吾 (育英高校)
成績
1回表


宮下 フルカウントから6球目を打ってライトへツーベースヒット

中村 0-1から2球目をキャッチャー前送りバント

井上 0-2から3球目を打ってファーストゴロ サードランナー宮下ホームイン
大阪ガス0―1関メディ

山本航 0-2から4球目がデッドボール
次打者幸明の3球目前にボーク

幸明 2-2から6球目を打ってセカンドフライ
1回裏

清水 フルカウントから7球目を選んでフォアボール

山川 初球を打ってセカンドフライ

次打者古川の2球目(ボール)にファーストランナー清水セカンド盗塁成功

古川 3-1から5球目を選んでフォアボール

末包 初球を打ってサードゴロダブルプレイ
2回表


有田 0-1から2球目を打ってライト前ヒット

田中 0-1から2球目をサード前送りバント

山本海 1-2から4球目を空振り三振

次打者村上の3球目がワイルドピッチ

村上 フルカウントから6球目を選んでフォアボール

宮下 フルカウントから6球目を選んでフォアボール

中村 0-1から2球目を打ってレフト前タイムリーヒット
大阪ガス0―2関メディ

井上 2-2から6球目を打ってセンターフライ
2回裏

松谷 2-2から5球目を打ってレフト前ヒット

橋本 2-0から3球目を打ってライトへツーベースヒット

室屋 1-2から4球目を空振り三振

高橋 初球を打ってセンター前タイムリーヒット
大阪ガス2―2関メディ

宮崎 2-0から3球目がデッドボール


清水 1-2から4球目を打ってセカンドゴロダブルプレイ
3回表
大阪ガス選手交替



ピッチャー山本に代えて宮本大勢(大阪体育大学浪商高校)

山本航 2-2から6球目を見逃し三振

幸明 2-2から6球目を打ってセンターフライ

有田 2-1から4球目を打ってライトへソロホームラン

大阪ガス2―3関メディ

田中 1-1から3球目を打ってショートゴロ
3回裏

山川 1-2から5球目を見逃し三振

古川 フルカウントから8球目を選んでフォアボール

末包 0-2から3球目を見逃し三振
次打者松谷の2球目前にファーストへ牽制悪送球

松谷 フルカウントから7球目を打ってレフトへタイムリーツーベースヒット
大阪ガス3―3関メディ
橋本 3-1から5球目を選んでフォアボール セカンドランナー松谷はサード盗塁成功

次打者室屋の2球目(ボール)にファーストランナー橋本セカンド盗塁失敗
4回表

山本海 2-2から5球目を打ってショートゴロ

村上 2-1から4球目を打ってピッチャーゴロ

宮下 1-2から6球目を見逃し三振
4回裏


室屋 2-0から3球目を打ってセンター横へツーベースヒット
高橋 3-1から5球目を選んでフォアボール
宮崎 フルカウントから6球目を選んでフォアボール

清水 初球を打ってセンターへ犠牲フライ

大阪ガス4―3関メディ
次打者山川の2球目がワイルドピッチでサードランナー高橋ホームイン
大阪ガス5―3関メディ
山川 ストレートのフォアボール
関メディベースボール学院選手交替


ピッチャー池田に代えて山本昂城(貴志川高校)
次打者野口の3球目前にファーストランナー飛び出し 挟まれる間にサードランナー宮崎ホームイン
大阪ガス6―3関メディ


古川の代打野口海音(履正社高校) 3-1から5球目を打ってレフトフライ

末包 2-2から8球目を空振り三振
5回表
大阪ガスシート変更
代打野口がそのまま入りサード
ライト宮崎に代えて登地慶輔(常葉学園菊川高校)


ピッチャー宮本に代えて緒方悠(鳴門第一高校)

中村 初球を打ってピッチャーゴロ

井上 2-2から6球目を打ってライトフライ
山本航 1-2から4球目を見逃し三振
5回裏

松谷 1-2から4球目を空振り三振

橋本 フルカウントから7球目を空振り三振


室屋 1-1から3球目を打ってセンター前ヒット

次打者高橋の初球(ストライク)にファーストランナー室屋セカンド盗塁成功

高橋 1-1から3球目を打ってライト前タイムリーヒット
大阪ガス7―3関メディ

登地 3-1から5球目を選んでフォアボール

清水 0-2から3球目を打ってレフト前ヒット
しかしファーストランナー登地がセカンドを回った所でタッチアウト
6回表
大阪ガス選手交替
キャッチャー高橋に代えて鳥飼力斗(鳥取城北高校)

幸明 1-2から4球目を空振り三振

有田 1-2から4球目を打ってライト前ヒット

田中 0-1から2球目を打ってセカンドゴロダブルプレイ
6回裏

山川 初球を打ってライト前ヒット

野口 1-0から2球目を打ってファーストゴロ捕球エラー

末包の代打土井翔平(智辧学園高校~法政大学) フルカウントから6球目を打ってセンターフライ
セカンドランナー山川はサードへ

松谷の代打大谷幸宏(大垣北高校~同志社大学) 初球デッドボール

橋本 2-2から5球目を打ってファーストライナーダブルプレイ
7回表
大阪ガス選手交替とシート変更


ピッチャー緒方に代えて中谷佳太(天理高校)
代打大谷がそのまま入りセンター
センター清水に代えてセカンド峰下智弘(佐賀学園高校~近畿大学)
セカンド山川がファーストへ
山本海の代打小野剛昌(おかやま山陽高校) 1-1から3球目を打ってショートフライ

村上の代打福井優真(育英高校) 2-2から5球目を空振り三振
宮下 初球を打ってピッチャーライナー
7回裏
関メディベースボール学院選手交替


ピッチャー山本に代えて喜田想(育英高校)
代打小野に代えてライト井場大貴(高梁日新高校)
ファースト山本航に代えて小林旺晟(関メディ高等学院)
室屋 3-1から5球目を選んでフォアボール
鳥飼 2-1から4球目を打って右中間へヒット
登地 初球を打ってライトへタイムリーツーベースヒット
大阪ガス8―3関メディ
関メディベースボール学院選手交替


ピッチャー喜田に代えて西田心(島原中央高校)


峰下 1-1から3球目を打って右中間へタイムリーヒット
大阪ガス9―3関メディ
山川 フルカウントから7球目を選んでフォアボール

野口 1-1から3球目を打ってレフト前タイムリーヒット
大阪ガス12―3関メディ


土井 2-0から3球目を打ってレフトフライ

大谷 1-0から2球目を打ってレフト前ヒット

橋本 1-0から2球目がデッドボール

室屋 2-1から4球目を打ってセンターオーバータイムリーツーベースヒット バックホームの間にサードへ
大阪ガス15―3関メディ
鳥飼 0-1から2球目を打ってライトへ犠牲フライ
大阪ガス16―3関メディ

登地 1-1から3球目を打ってセンター前ヒット
次打者峰下の初球にファーストライナー登地セカンド盗塁成功

峰下 3-0から4球目を打ってファースト強襲内野安打
次打者山川の3球目前にファーストへ牽制悪送球でサードランナー登地ホームイン
大阪ガス17―3関メディ

山川 1-1から3球目を打って右中間へタイムリーツーベースヒット
大阪ガス18―3関メディ
バッターランナー山川はサードタッチアウト
8回表
大阪ガス選手交替
サード野口に代えて青柳匠(金光学園高校~亜細亜大学)

中村 1-2から4球目を打ってショートライナー
井上 1-2から5球目を見逃し三振
小林 1-2から4球目を打ってセカンドゴロ
8回裏
関メディベースボール学院選手交替



ピッチャー西田に代えて前田響(日本航空石川高校)
キャッチャー幸明に代えて岩嵜大暉(武生工業高校)
青柳 ストレートのフォアボール
土井 ストレートのフォアボール

大谷 3-1から5球目を選んでフォアボール

橋本 1-1から3球目を打ってショートゴロダブルプレイの間にサードランナー青柳ホームイン
大阪ガス19―3関メディ
次打者室屋の2球目がワイルドピッチでサードランナー土井ホームイン
大阪ガス20―3関メディ
室屋 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
次打者鳥飼の初球にファーストランナー室屋セカンド盗塁成功

鳥飼 2-0から3球目を打ってレフト前タイムリーヒット
大阪ガス21―3関メディ
次打者登地の初球(ボール)にファーストランナー鳥飼セカンド盗塁成功

登地 1-1から3球目を打ってライトフライ
9回表
大阪ガス選手交替


ピッチャー中谷に代えて飯塚孝史(履正社高校)

岩嵜 2-2から7球目を打ってセカンドゴロ
有田 1-1から3球目を打ってレフトフライ

田中の代打森風童(箕島高校) 2-2から7球目を空振り三振
関メディベースボール学院
111 000 000 3 H5 E1
021 310 113X 21 H19 E0
大阪ガス

前回の田辺スポーツセンター野球場での対マツゲン箕島戦同様、新加入選手主体のオーダーで臨んだ大阪ガス。序盤はバッテリー間の呼吸が合わなかったのか、何となくぎこちない試合運びでしたが、中盤以降は打線も活発化し、さらにはレギュラー組の出場で、終わってみれば「圧勝」でした。

そんな中でも目立ったのが、4安打2盗塁と大暴れを見せた室屋太郎選手。5年目ここまでなかなかレギュラーを掴めずに来たように見えますが、ここにきてようやく陽の目を見る時が来たのかなぁ、とも思います。この試合でも数少ないフル出場。期するところはあるはず、かと。

とは言うものの、新加入の選手も、東北福祉大学の清水選手を始め、学生野球の世界で名を馳せた選手ばかりの集まりでもある大阪ガス硬式野球部。まだまだ熾烈なポジション争いが続くとは思いますが、とにか怪我などのないよう。
そして、結果的には惨敗となった関メディベースボール学院ですが、先頭バッターの宮下選手のツーベースヒットをしっかり生かして先制点を取れた事は二重丸。簡単に出来る事ではありません。むしろあのツーベースヒットからの得点で、一度は試合の主導権が掴めたはず、とも思います。

注目すべきは、4番手でマウンドに昇った、今年の新入生・西田心投手。とは言いますが実は西田投手は内野手登録。突飛な登板にも思えますし、思い切り野手投げっぽいフォーム、そして凄惨な結果ではありますが、チーム指導陣の皆さんは、何かしらの可能性を見てマウンドに上げたはず。

過去には2年生まで外野手だったのに、3年生になってピッチャーへコンバート、一気にエースの座に駆け上がった園田龍矢投手(現:伯和ビクトリーズ)の例もあります。また関メディベースボール学院が、可能性を試行錯誤する、そして堂々と試行錯誤していい場所だとも思っています。

いわゆる「中央」で名前の知れた選手はほとんどいません。現在43名いる選手の中でも、全国大会を知っている選手は2人しかいません。いわば「超・雑草軍団」。3年後、どんな大輪の花を咲かす事になるか。これもまた、関メディベースボール学院野球選手科の楽しみでもあります。


大阪ガス硬式野球部は、登録上は大阪府野球連盟ではありますが、本拠地球場は兵庫県西宮市今津西浜町にある「大阪ガス今津グラウンド」。陸上部もここにある陸上競技場で練習をされています。


関メディベースボール学院野球選手科の練習グラウンドは、基本的には西宮市津門住江町にある「津門中央公園野球場」。かつては神戸製鋼硬式野球部が使用していた野球場を拠点としています。
両野球場とも、最寄り駅は阪神電鉄本線・阪急電鉄今津線の今津駅。さらに両野球場間は徒歩約10分と、やや大袈裟ではありますがほぼお隣さんの存在。特に育ち盛り伸び盛りの選手ばかりの関メディベースボール学院野球選手科の皆さんにとっては、全国優勝経験のある「超」強豪チームがすぐ近くで練習している、と言うのは、学ぶべき部分がどこのチームよりも多いかと思われます。


そんな大阪ガス硬式野球部と、関メディベースボール学院野球選手科のオープン戦を観戦しました。


まずは大阪ガス硬式野球部。












2月5日から15日間に及んだ、和歌山県田辺市・田辺スポーツセンター野球場での春季合宿を終え、いよいよ本格的にオープン戦に突入。3月に入ればほぼ試合の毎日。20日からは今年最初のJABA公式戦でもある、大阪府春季大会が待ち受けています。












合宿中に観戦に行った、マツゲン箕島とのオープン戦は、残念ながら僅差で敗けてしまいましたが、メンバー的には若手選手主体のオーダー。大阪府春季大会やJABA岡山大会や京都大会、さらには社会人野球日本選手権に向けて、そろそろレギュラー組が「起きて来る頃」かと思われます。


そして、毎度お馴染みとなってしまいました関メディベースボール学院野球選手科。
























今年は東京オリンピックの影響で日本野球連盟のスケジュールも大混乱(?)。例年3月下旬に行われる「兵庫県社会人野球春季大会」が、第45回全日本クラブ野球選手権兵庫県一次予選が優先され、残念ながら中止となってしまいましたが、東京ドームと言う大目標に向かってのスタートダッシュには好都合かと思われます。
























ここまで幾度か練習見学をさせていただきましたが、全てに於いて実戦モード。3月9日からは宮崎県・清武総合運動公園野球場SOKKENスタジアムで春季合宿。既にオープン戦を幾つか終え、今冬の鍛練の成果は見えたとは思いますが、さらなる高みを目指す為の闘いが始まっています。
※以下、赤細字は2020年新加入の選手です。
スターティングオーダー
先攻:関メディベースボール学院野球選手科
1(二)宮下大成 (相生学園高校)
2(三)中村泰河 (京都国際高校)
3(中)井上浩輝 (報徳学園高校~立命館大学)
4(一)山本航介 (高野山高校)
5(捕)幸明慶勲 (武生工業高校)
6(左)有田諒嘉 (香川西高校)
7(遊)田中優都 (京都国際高校)
8(右)山本海翔 (関メディ高等学院)
9(指)村上 蓮 (相生学園高校)












投:池田大夢 (佐賀学園高校)
後攻:大阪ガス
1(中)清水聖也 (智辧学園高校~東北福祉大学)
2(二)山川晃汰 (長崎商業高校~近畿大学)
3(三)古川昂樹 (立命館大学宇治高校~立命館大学)
4(指)末包昇大 (高松商業高校~東洋大学)
5(一)松谷竜暉 (報徳学園高校~筑波大学)
6(遊)橋本真生 (西日本短期大学付属高校)
7(左)室屋太郎 (鹿児島実業高校)
8(捕)高橋佑八 (龍谷大学付属平安高校~関西大学)
9(右)宮崎一斗 (帝京大学第三高校~亜細亜大学)












投:山本宵吾 (育英高校)
成績
1回表








宮下 フルカウントから6球目を打ってライトへツーベースヒット




中村 0-1から2球目をキャッチャー前送りバント




井上 0-2から3球目を打ってファーストゴロ サードランナー宮下ホームイン
大阪ガス0―1関メディ




山本航 0-2から4球目がデッドボール
次打者幸明の3球目前にボーク




幸明 2-2から6球目を打ってセカンドフライ
1回裏




清水 フルカウントから7球目を選んでフォアボール




山川 初球を打ってセカンドフライ




次打者古川の2球目(ボール)にファーストランナー清水セカンド盗塁成功




古川 3-1から5球目を選んでフォアボール




末包 初球を打ってサードゴロダブルプレイ
2回表








有田 0-1から2球目を打ってライト前ヒット




田中 0-1から2球目をサード前送りバント




山本海 1-2から4球目を空振り三振




次打者村上の3球目がワイルドピッチ




村上 フルカウントから6球目を選んでフォアボール




宮下 フルカウントから6球目を選んでフォアボール




中村 0-1から2球目を打ってレフト前タイムリーヒット
大阪ガス0―2関メディ




井上 2-2から6球目を打ってセンターフライ
2回裏




松谷 2-2から5球目を打ってレフト前ヒット




橋本 2-0から3球目を打ってライトへツーベースヒット




室屋 1-2から4球目を空振り三振




高橋 初球を打ってセンター前タイムリーヒット
大阪ガス2―2関メディ




宮崎 2-0から3球目がデッドボール








清水 1-2から4球目を打ってセカンドゴロダブルプレイ
3回表
大阪ガス選手交替












ピッチャー山本に代えて宮本大勢(大阪体育大学浪商高校)




山本航 2-2から6球目を見逃し三振




幸明 2-2から6球目を打ってセンターフライ




有田 2-1から4球目を打ってライトへソロホームラン




大阪ガス2―3関メディ




田中 1-1から3球目を打ってショートゴロ
3回裏




山川 1-2から5球目を見逃し三振




古川 フルカウントから8球目を選んでフォアボール




末包 0-2から3球目を見逃し三振
次打者松谷の2球目前にファーストへ牽制悪送球




松谷 フルカウントから7球目を打ってレフトへタイムリーツーベースヒット
大阪ガス3―3関メディ
橋本 3-1から5球目を選んでフォアボール セカンドランナー松谷はサード盗塁成功




次打者室屋の2球目(ボール)にファーストランナー橋本セカンド盗塁失敗
4回表




山本海 2-2から5球目を打ってショートゴロ




村上 2-1から4球目を打ってピッチャーゴロ




宮下 1-2から6球目を見逃し三振
4回裏








室屋 2-0から3球目を打ってセンター横へツーベースヒット
高橋 3-1から5球目を選んでフォアボール
宮崎 フルカウントから6球目を選んでフォアボール




清水 初球を打ってセンターへ犠牲フライ




大阪ガス4―3関メディ
次打者山川の2球目がワイルドピッチでサードランナー高橋ホームイン
大阪ガス5―3関メディ
山川 ストレートのフォアボール
関メディベースボール学院選手交替








ピッチャー池田に代えて山本昂城(貴志川高校)
次打者野口の3球目前にファーストランナー飛び出し 挟まれる間にサードランナー宮崎ホームイン
大阪ガス6―3関メディ








古川の代打野口海音(履正社高校) 3-1から5球目を打ってレフトフライ




末包 2-2から8球目を空振り三振
5回表
大阪ガスシート変更
代打野口がそのまま入りサード
ライト宮崎に代えて登地慶輔(常葉学園菊川高校)








ピッチャー宮本に代えて緒方悠(鳴門第一高校)




中村 初球を打ってピッチャーゴロ




井上 2-2から6球目を打ってライトフライ
山本航 1-2から4球目を見逃し三振
5回裏




松谷 1-2から4球目を空振り三振




橋本 フルカウントから7球目を空振り三振








室屋 1-1から3球目を打ってセンター前ヒット




次打者高橋の初球(ストライク)にファーストランナー室屋セカンド盗塁成功




高橋 1-1から3球目を打ってライト前タイムリーヒット
大阪ガス7―3関メディ




登地 3-1から5球目を選んでフォアボール




清水 0-2から3球目を打ってレフト前ヒット
しかしファーストランナー登地がセカンドを回った所でタッチアウト
6回表
大阪ガス選手交替
キャッチャー高橋に代えて鳥飼力斗(鳥取城北高校)




幸明 1-2から4球目を空振り三振




有田 1-2から4球目を打ってライト前ヒット




田中 0-1から2球目を打ってセカンドゴロダブルプレイ
6回裏




山川 初球を打ってライト前ヒット




野口 1-0から2球目を打ってファーストゴロ捕球エラー




末包の代打土井翔平(智辧学園高校~法政大学) フルカウントから6球目を打ってセンターフライ
セカンドランナー山川はサードへ




松谷の代打大谷幸宏(大垣北高校~同志社大学) 初球デッドボール




橋本 2-2から5球目を打ってファーストライナーダブルプレイ
7回表
大阪ガス選手交替とシート変更








ピッチャー緒方に代えて中谷佳太(天理高校)
代打大谷がそのまま入りセンター
センター清水に代えてセカンド峰下智弘(佐賀学園高校~近畿大学)
セカンド山川がファーストへ
山本海の代打小野剛昌(おかやま山陽高校) 1-1から3球目を打ってショートフライ




村上の代打福井優真(育英高校) 2-2から5球目を空振り三振
宮下 初球を打ってピッチャーライナー
7回裏
関メディベースボール学院選手交替








ピッチャー山本に代えて喜田想(育英高校)
代打小野に代えてライト井場大貴(高梁日新高校)
ファースト山本航に代えて小林旺晟(関メディ高等学院)
室屋 3-1から5球目を選んでフォアボール
鳥飼 2-1から4球目を打って右中間へヒット
登地 初球を打ってライトへタイムリーツーベースヒット
大阪ガス8―3関メディ
関メディベースボール学院選手交替








ピッチャー喜田に代えて西田心(島原中央高校)








峰下 1-1から3球目を打って右中間へタイムリーヒット
大阪ガス9―3関メディ
山川 フルカウントから7球目を選んでフォアボール




野口 1-1から3球目を打ってレフト前タイムリーヒット
大阪ガス12―3関メディ








土井 2-0から3球目を打ってレフトフライ




大谷 1-0から2球目を打ってレフト前ヒット




橋本 1-0から2球目がデッドボール




室屋 2-1から4球目を打ってセンターオーバータイムリーツーベースヒット バックホームの間にサードへ
大阪ガス15―3関メディ
鳥飼 0-1から2球目を打ってライトへ犠牲フライ
大阪ガス16―3関メディ




登地 1-1から3球目を打ってセンター前ヒット
次打者峰下の初球にファーストライナー登地セカンド盗塁成功




峰下 3-0から4球目を打ってファースト強襲内野安打
次打者山川の3球目前にファーストへ牽制悪送球でサードランナー登地ホームイン
大阪ガス17―3関メディ




山川 1-1から3球目を打って右中間へタイムリーツーベースヒット
大阪ガス18―3関メディ
バッターランナー山川はサードタッチアウト
8回表
大阪ガス選手交替
サード野口に代えて青柳匠(金光学園高校~亜細亜大学)




中村 1-2から4球目を打ってショートライナー
井上 1-2から5球目を見逃し三振
小林 1-2から4球目を打ってセカンドゴロ
8回裏
関メディベースボール学院選手交替












ピッチャー西田に代えて前田響(日本航空石川高校)
キャッチャー幸明に代えて岩嵜大暉(武生工業高校)
青柳 ストレートのフォアボール
土井 ストレートのフォアボール




大谷 3-1から5球目を選んでフォアボール




橋本 1-1から3球目を打ってショートゴロダブルプレイの間にサードランナー青柳ホームイン
大阪ガス19―3関メディ
次打者室屋の2球目がワイルドピッチでサードランナー土井ホームイン
大阪ガス20―3関メディ
室屋 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
次打者鳥飼の初球にファーストランナー室屋セカンド盗塁成功




鳥飼 2-0から3球目を打ってレフト前タイムリーヒット
大阪ガス21―3関メディ
次打者登地の初球(ボール)にファーストランナー鳥飼セカンド盗塁成功




登地 1-1から3球目を打ってライトフライ
9回表
大阪ガス選手交替








ピッチャー中谷に代えて飯塚孝史(履正社高校)




岩嵜 2-2から7球目を打ってセカンドゴロ
有田 1-1から3球目を打ってレフトフライ




田中の代打森風童(箕島高校) 2-2から7球目を空振り三振
関メディベースボール学院
111 000 000 3 H5 E1
021 310 113X 21 H19 E0
大阪ガス

前回の田辺スポーツセンター野球場での対マツゲン箕島戦同様、新加入選手主体のオーダーで臨んだ大阪ガス。序盤はバッテリー間の呼吸が合わなかったのか、何となくぎこちない試合運びでしたが、中盤以降は打線も活発化し、さらにはレギュラー組の出場で、終わってみれば「圧勝」でした。


そんな中でも目立ったのが、4安打2盗塁と大暴れを見せた室屋太郎選手。5年目ここまでなかなかレギュラーを掴めずに来たように見えますが、ここにきてようやく陽の目を見る時が来たのかなぁ、とも思います。この試合でも数少ないフル出場。期するところはあるはず、かと。


とは言うものの、新加入の選手も、東北福祉大学の清水選手を始め、学生野球の世界で名を馳せた選手ばかりの集まりでもある大阪ガス硬式野球部。まだまだ熾烈なポジション争いが続くとは思いますが、とにか怪我などのないよう。
そして、結果的には惨敗となった関メディベースボール学院ですが、先頭バッターの宮下選手のツーベースヒットをしっかり生かして先制点を取れた事は二重丸。簡単に出来る事ではありません。むしろあのツーベースヒットからの得点で、一度は試合の主導権が掴めたはず、とも思います。


注目すべきは、4番手でマウンドに昇った、今年の新入生・西田心投手。とは言いますが実は西田投手は内野手登録。突飛な登板にも思えますし、思い切り野手投げっぽいフォーム、そして凄惨な結果ではありますが、チーム指導陣の皆さんは、何かしらの可能性を見てマウンドに上げたはず。


過去には2年生まで外野手だったのに、3年生になってピッチャーへコンバート、一気にエースの座に駆け上がった園田龍矢投手(現:伯和ビクトリーズ)の例もあります。また関メディベースボール学院が、可能性を試行錯誤する、そして堂々と試行錯誤していい場所だとも思っています。


いわゆる「中央」で名前の知れた選手はほとんどいません。現在43名いる選手の中でも、全国大会を知っている選手は2人しかいません。いわば「超・雑草軍団」。3年後、どんな大輪の花を咲かす事になるか。これもまた、関メディベースボール学院野球選手科の楽しみでもあります。
2020.02.25 / Top↑
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