第45回社会人野球日本選手権開幕を約二週間後に控えた10月7日。三重県営松阪野球場に、第67回JABA伊勢・松阪大会(正式名称:伊勢神宮奉納社会人野球JABA伊勢・松阪大会)を観戦に行ってまいりました。
一昨年に初めて、伊勢市倉田山公園野球場で観戦したこの大会。昨年も行く気満々でいたんですが、残念ながら近鉄大阪線が不通になってしまったので敢えなく断念した、と言う経緯があります。
で、前述の如く、前回は伊勢市倉田山公園野球場(ダイムスタジアム伊勢)に行ったので、今回は三重県営松阪野球場に行くか、と思った次第。三重県の野球場って、そうそう行きませんしね。

と言うわけでおはようございます南海高野線初芝駅。ちなみに南海電車での早朝出立の場合、なんば駅までは「少しでも寝たい」ので、各駅停車の事が多いです。

難波駅到着。現状、お行儀の悪い外国人旅行客が本当に目立ちますが、事業として正式に発表になった「なにわ筋線」が開業すれば、南海難波駅の様相はどのように変わるんでしょうか。


大阪難波駅からは当然「近鉄特急」。乗車するのは06:05発賢島行。大和高田駅や榛原駅にも停車する、いわゆる「阪伊乙特急」。これが大阪難波駅からは一番に伊勢方面に向かう特急です。


07:39。松阪駅到着。近鉄では使えるICカード乗車券各種がJRでは使えないと言う不思議な駅。そしてこちら側南口はJR東海の管轄になっています。

松阪に来ると絶対に買わねばならない、駅弁のあら竹謹製「元祖特選牛肉弁当(1500円)」。そう言えば駅構内にもコンビニエンスストアが進出し、駅弁屋さんもなかなか見なくなりました。

ここからは三重交通バスのお世話になります。4番乗り場から「道の駅飯高行」に乗車します。

三重県営松阪野球場のある「中部台運動公園」までは、イベントが開催の際は直通バスがあるようですが、平素は麓の「中部中学校口停留所」が最寄りになります。二枚目の画像は松阪駅前方面行。

さて、ここからウォーキング。バス停のすぐ手前にある「中部中学校入口」交差点を右折。
で、だいたい主要都市にはそれなりに、レンタサイクルがあります。ご多分に漏れず松阪市にもあるんですが、基本料金が4時間、さらに1時間幾らで加算されるシステムなので今回は断念しました。

断念した報いなのか、3分程歩くといきなりの急勾配。目指す所が運動公園ゆえ「運動しろ」と言う事なんでしょう。ただ、JR西日本グラウンド周辺の高低差には到底及びませんが。

視界の悪い、信号のない三叉路を右へ曲がります。左手に見えているのは「松阪市立中部中学校」。パッと見ですが、グラウンドはテニスコートにかなりのスペースを割いているように思えました。

再び下り坂。ひと山越えた所にようやく「中部台公園」交差点があります。

さらに軽く登ったところにようやく「野球場」の文字が見えます。

登った所は野球場の周回道路。

バスを降りて、中部中学校の交差点を曲がってからおおよそ15分。三重県営松阪野球場に到着。案内図がありますが、いつから更新されていないのか、ショウワノニホヒが漂ってきます。

開場は1975年。おそらくそれ以降、設備に関しては全くの手付かずと思われます。

正面玄関の脇に階段がありますが、これが内野スタンドへのアプローチ。喫煙所は、おそらく仮設かと思われますが、この階段下にありました。

グラウンドの様子。内野は黒土、外野は天然芝になっています。

両翼92.8メートル、センター120メートル。公認野球規則の規格には及びません。過去には拡張を含めた改修の話もあったそうですがどうなったんでしょう。

スコアボードは、今では懐かしさすら憶えるパネル式。場内アナウンスはありましたが、残念ながら選手名の表示はなし。高校野球予選では出されるそうですが、人員に余裕がないのかな、とも。

ファウルゾーン、特にキャッチャーの後ろはかなり広くなっています。さらにはバックネットのすぐ手前には天然芝ゾーン。グラウンドとも段差が出来ていますが、引っ掛けてコケたりせんかな。

バックネット裏はベンチシート。屋根は最上段から4列しか、その恩恵に与れません。二段に分かれていますが、前ブロックは、バックネットのさらに手前に金網があるので、視覚的には決してよいものではありません。チーム関係者がビデオカメラを据えていましたが、ちゃんと録れたのかな。

そしてバックネット裏スタンドの建物の脇から、ベンチ上の芝生席に入る事も出来ますが、ロッカールームがないのか、選手の荷物が置いたままになっています。これがローカル球場たる所以。

さらに厄介なのが、バックネットが銀色に塗装されているので、この日のように曇り空なら何とか撮影は出来そうですが、晴天だと球場が南向きなので悲惨な事になりそうです。頑張って抜いて下さい。

そして、満足な画像がないんですが、ダッグアウトのさらに外野寄りに、同時に二人が投げる事の出来るブルペンがあります。若干上からになりますが、ピッチャーを正面から見ることが出来ます。

バックネット裏スタンド以外は外野席も全て芝生席になっています。比較的緩かったので、ブルペンのさらに外野寄りの芝生席からの撮影を試みました。ダイヤモンドを斜めから見る事になります。

ネットが金網な上に、濃いめの緑色に塗装されているので、ピッチャーや内外野の守備を撮る分にはよいポジションかとは思いますが、バッターの写真としてはいまいち不出来ですねぇ。

とまぁ「撮る」事を前提にいろいろ綴ってみましたが、観戦環境としては、バックネット裏スタンド以外はあまり「観る」事は考えられていないような気もしました。車椅子観戦スペースも、ダッグアウトの外野寄りの芝生席にありましたし、そこまでスロープもありましたが、改修の余地ありかな。
高校野球の三重県予選も開催される松阪市野球場。再来年2021年には「三重とこわか国体」の特別競技でもある高校軟式野球が行われますが、それまでに少しは改装されればいいな、と思います。
一昨年に初めて、伊勢市倉田山公園野球場で観戦したこの大会。昨年も行く気満々でいたんですが、残念ながら近鉄大阪線が不通になってしまったので敢えなく断念した、と言う経緯があります。
で、前述の如く、前回は伊勢市倉田山公園野球場(ダイムスタジアム伊勢)に行ったので、今回は三重県営松阪野球場に行くか、と思った次第。三重県の野球場って、そうそう行きませんしね。


と言うわけでおはようございます南海高野線初芝駅。ちなみに南海電車での早朝出立の場合、なんば駅までは「少しでも寝たい」ので、各駅停車の事が多いです。


難波駅到着。現状、お行儀の悪い外国人旅行客が本当に目立ちますが、事業として正式に発表になった「なにわ筋線」が開業すれば、南海難波駅の様相はどのように変わるんでしょうか。




大阪難波駅からは当然「近鉄特急」。乗車するのは06:05発賢島行。大和高田駅や榛原駅にも停車する、いわゆる「阪伊乙特急」。これが大阪難波駅からは一番に伊勢方面に向かう特急です。




07:39。松阪駅到着。近鉄では使えるICカード乗車券各種がJRでは使えないと言う不思議な駅。そしてこちら側南口はJR東海の管轄になっています。



松阪に来ると絶対に買わねばならない、駅弁のあら竹謹製「元祖特選牛肉弁当(1500円)」。そう言えば駅構内にもコンビニエンスストアが進出し、駅弁屋さんもなかなか見なくなりました。


ここからは三重交通バスのお世話になります。4番乗り場から「道の駅飯高行」に乗車します。


三重県営松阪野球場のある「中部台運動公園」までは、イベントが開催の際は直通バスがあるようですが、平素は麓の「中部中学校口停留所」が最寄りになります。二枚目の画像は松阪駅前方面行。


さて、ここからウォーキング。バス停のすぐ手前にある「中部中学校入口」交差点を右折。
で、だいたい主要都市にはそれなりに、レンタサイクルがあります。ご多分に漏れず松阪市にもあるんですが、基本料金が4時間、さらに1時間幾らで加算されるシステムなので今回は断念しました。


断念した報いなのか、3分程歩くといきなりの急勾配。目指す所が運動公園ゆえ「運動しろ」と言う事なんでしょう。ただ、JR西日本グラウンド周辺の高低差には到底及びませんが。


視界の悪い、信号のない三叉路を右へ曲がります。左手に見えているのは「松阪市立中部中学校」。パッと見ですが、グラウンドはテニスコートにかなりのスペースを割いているように思えました。


再び下り坂。ひと山越えた所にようやく「中部台公園」交差点があります。


さらに軽く登ったところにようやく「野球場」の文字が見えます。


登った所は野球場の周回道路。


バスを降りて、中部中学校の交差点を曲がってからおおよそ15分。三重県営松阪野球場に到着。案内図がありますが、いつから更新されていないのか、ショウワノニホヒが漂ってきます。


開場は1975年。おそらくそれ以降、設備に関しては全くの手付かずと思われます。


正面玄関の脇に階段がありますが、これが内野スタンドへのアプローチ。喫煙所は、おそらく仮設かと思われますが、この階段下にありました。

グラウンドの様子。内野は黒土、外野は天然芝になっています。


両翼92.8メートル、センター120メートル。公認野球規則の規格には及びません。過去には拡張を含めた改修の話もあったそうですがどうなったんでしょう。


スコアボードは、今では懐かしさすら憶えるパネル式。場内アナウンスはありましたが、残念ながら選手名の表示はなし。高校野球予選では出されるそうですが、人員に余裕がないのかな、とも。


ファウルゾーン、特にキャッチャーの後ろはかなり広くなっています。さらにはバックネットのすぐ手前には天然芝ゾーン。グラウンドとも段差が出来ていますが、引っ掛けてコケたりせんかな。


バックネット裏はベンチシート。屋根は最上段から4列しか、その恩恵に与れません。二段に分かれていますが、前ブロックは、バックネットのさらに手前に金網があるので、視覚的には決してよいものではありません。チーム関係者がビデオカメラを据えていましたが、ちゃんと録れたのかな。


そしてバックネット裏スタンドの建物の脇から、ベンチ上の芝生席に入る事も出来ますが、ロッカールームがないのか、選手の荷物が置いたままになっています。これがローカル球場たる所以。


さらに厄介なのが、バックネットが銀色に塗装されているので、この日のように曇り空なら何とか撮影は出来そうですが、晴天だと球場が南向きなので悲惨な事になりそうです。頑張って抜いて下さい。


そして、満足な画像がないんですが、ダッグアウトのさらに外野寄りに、同時に二人が投げる事の出来るブルペンがあります。若干上からになりますが、ピッチャーを正面から見ることが出来ます。


バックネット裏スタンド以外は外野席も全て芝生席になっています。比較的緩かったので、ブルペンのさらに外野寄りの芝生席からの撮影を試みました。ダイヤモンドを斜めから見る事になります。


ネットが金網な上に、濃いめの緑色に塗装されているので、ピッチャーや内外野の守備を撮る分にはよいポジションかとは思いますが、バッターの写真としてはいまいち不出来ですねぇ。


とまぁ「撮る」事を前提にいろいろ綴ってみましたが、観戦環境としては、バックネット裏スタンド以外はあまり「観る」事は考えられていないような気もしました。車椅子観戦スペースも、ダッグアウトの外野寄りの芝生席にありましたし、そこまでスロープもありましたが、改修の余地ありかな。
高校野球の三重県予選も開催される松阪市野球場。再来年2021年には「三重とこわか国体」の特別競技でもある高校軟式野球が行われますが、それまでに少しは改装されればいいな、と思います。
2019.10.10 / Top↑
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