

ようやく日中の日射しも秋らしくなってきました。そして社会人野球日本選手権開幕まで二週間ほどになりましたが、そんな中、いわゆるJABA地区連盟主催大会のひとつ、第67回伊勢神宮奉納社会人野球JABA伊勢・松阪大会(通称:JABA伊勢・松阪大会を観戦してきました。









東海地区,そして日本選手権に出場するチームを中心に12チームが参加。それが3ブロックに分かれての予選リーグを行い、ブロック1位チームプラス、3ブロック2位チームの中でのポイントその他での1位のチーム、つまりはワイルドカードチームの4チームで、最終日の優勝決定トーナメントとなります。









この時期は、選手権出場チームの壮行試合が頻繁に行われており、ぶっちゃけこの大会も、その一環のようにも思えます。67回目を迎えた「伊勢神宮奉納野球大会」。報道でよく取り上げられる、高校野球・大学野球の「明治神宮野球大会」の社会人野球版、みたいな大会でしょうか。
スターティングオーダー
先攻:トヨタ自動車
1(中)辰巳智大 (郡山高校~慶應義塾大学)
2(指)小河 諒 (桐蔭学園高校~中央大学)
3(右)逢澤峻介 (関西高校~明治大学)
4(一)沓掛祥和 (慶應義塾高校~慶應義塾大学)
5(捕)小畑尋規 (北照高校~立正大学)
6(左)高橋 優 (神戸国際大学附属高校~亜細亜大学)
7(二)下石涼太 (広陵高校~東海大学)
8(三)北村祥治 (星陵高校~亜細亜大学)
9(遊)河原右京 (大阪桐蔭高校~早稲田大学)












投:諏訪 洸 (下妻第二高校~亜細亜大学)
後攻:鷺宮製作所
1(遊)土谷恵介 (前橋育英高校~中央大学)
2(中)竹原祐太 (二松学舎大学附属高校~東洋大学)
3(二)保戸田則裕(千葉経済大学附属高校~青森大学)
4(一)大坂智哉 (青森山田高校~仙台大学)
5(指)橋本顕太郎(横浜高校~城西大学)
6(捕)長澤健弘 (東海大学付属甲府高校~国際武道大学)
7(右)茶谷良太 (東北高校~東洋大学)
8(左)酒井直哉 (大分東明高校~日本文理大学)
9(三)中山 俊 (駒澤大学付属苫小牧高校~東日本国際大学)








投:平川裕太 (東海大学付属浦安高校~国際武道大学)
審判員
球審:中川 一塁:東出 三塁:平野
成績
1回表
辰巳 初球を打ってサード強襲内野安打



次打者小河の2球目(ストライク)にファーストランナー辰巳セカンド盗塁成功
小河 2-2から5球目を打ってセカンドゴロ セカンドランナー辰巳はサードへ
逢澤 1-2から4球目を打ってセカンドゴロ サードランナー辰巳ホームイン



鷺宮製作所0-1トヨタ自動車
沓掛 2-2から5球目を見逃し三振
1回裏
土谷 1-1から3球目を打ってセンターフライ




竹原 2-2から5球目を打ってライト前ヒット
保戸田 1-0から2球目を打ってレフトへツーベースヒット
大坂 フルカウントから6球目がデッドボール
橋本 1-2から6球目を空振り三振




長澤 1-0から2球目を打ってセカンドライナー
2回表
小畑 フルカウントから6球目を選んでフォアボール




高橋 0-1から2球目をキャッチャー前送りバント失敗セカンドフォースアウト




下石 2-1から4球目を打ってファーストゴロ




北村 1-0から2球目を打ってサードゴロ
2回裏
茶谷 2-2から9球目を選んでフォアボール




酒井 初球をサード前送りバント
中山 2-1から4球目を打ってライト前ヒット
土谷 3-1から5球目を選んでフォアボール



竹原 2-2から5球目を打ってショートゴロセカンドへ悪送球ランナー茶谷中山ホームイン
鷺宮製作所2-1トヨタ自動車



次打者保戸田の初球にワイルドピッチでサードランナー土谷ホームイン
鷺宮製作所3-1トヨタ自動車
保戸田 1-1から3球目を打ってライトへ犠牲フライ
鷺宮製作所4-1トヨタ自動車
大坂 1-0から2球目を打ってセンターフライ
3回表
河原 1-2から4球目を打ってピッチャーゴロ
辰巳 0-1から2球目をファースト前バントヒット
小河 ストレートのフォアボール
逢澤 フルカウントから6球目を打ってレフトフライ




沓掛 3-1から5球目を打ってレフトフライ
3回裏
橋本 1-2から5球目を空振り三振
長澤 1-2から4球目を打ってショートフライ
茶谷 2-2から5球目を打ってライト前ヒット
酒井 0-2から6球目を空振り三振
4回表
小畑 1-0から2球目を打ってライト前ヒット
高橋 初球をピッチャー前送りバント
下石 1-1から3球目を打って左中間へタイムリーツーベースヒット
鷺宮製作所4-2トヨタ自動車
北村 0-2から3球目を見逃し三振
河原 初球を打ってレフトへタイムリーツーベースヒット
鷺宮製作所4-3トヨタ自動車
辰巳 2-2から5球目を打ってショートゴロ
4回裏
中山 1-2から6球目を打ってファーストファウルフライ
土谷 2-2から5球目を打ってセカンドゴロ
竹原 2-2から8球目を空振り三振
5回表
鷺宮製作所選手交代












ピッチャー平川に代えて中川源和(宇和島東高校~駒澤大学)
キャッチャー長澤に代えて弓削田智輝(成田高校~国士舘大学)
小河 1-2から4球目を打ってライト前ヒット






次打者逢澤の7球目(ボール)にファーストランナー小河セカンド盗塁成功さらにキャッチャーからの悪送球でサードへ
逢澤 フルカウントから9球目を打ってレフト前タイムリーヒット
鷺宮製作所4-4トヨタ自動車
沓掛 初球を打ってサードゴロダブルプレイ
小畑 2-2から5球目を打ってセンターフライ
5回裏
保戸田 1-1から3球目を打ってライトフライ



大坂 フルカウントから7球目を打ってセンター前ヒットと捕球エラーでセカンドへ
橋本の代打吉濱雅人(横浜商大高校~横浜商科大学) フルカウントから6球目を打ってサードゴロ
弓削田 初球を打ってキャッチャーファウルフライ
6回表
高橋 0-1から2球目を打ってセカンドゴロ
下石 3-1から5球目を選んでフォアボール




北村 2-2から7球目を打ってライト前ヒット




河原 初球を打ってレフトへタイムリーツーベースヒット



鷺宮製作所4-6トヨタ自動車
辰巳 3-1から5球目を打ってセンター前タイムリーヒット
鷺宮製作所4-7トヨタ自動車
小河の代打大城建二(東海大学相模高校~東海大学) 2-1から4球目を打ってライト前ヒット




逢澤 0-2から3球目を打ってセンターフライ




沓掛 0-2から3球目を打ってレフト前タイムリーヒット
鷺宮製作所4-8トヨタ自動車








小畑 初球を打ってレフトオーバー3ランホームラン



鷺宮製作所4-11トヨタ自動車




高橋 2-2から5球目を打ってセンターフライ
6回裏








茶谷 2-2から9球目を打ってレフトオーバーソロホームラン



鷺宮製作所5-11トヨタ自動車
酒井の代打秦夢有希(東海大学相模高校~立正大学) 2-2から5球目を見逃し三振
中山 初球を打ってピッチャーゴロ
土谷 フルカウントから6球目を空振り三振
7回表
鷺宮製作所選手交代
代打秦がそのまま入りレフト








ピッチャー中川に代えて及川豪(盛岡大学附属高校~青山学院大学)
下石 2-2から8球目を打ってセンター前ヒット
北村 初球をピッチャー前送りバント
河原 2-1から4球目を打ってファーストゴロ




辰巳 1-1から3球目を打ってピッチャーゴロ
7回裏
トヨタ自動車選手交代












ピッチャー諏訪に代えて藤田純基(浜田高校~東洋大学)
竹原 0-2から3球目を打って右中間へスリーベースヒット
保戸田 0-2から3球目を空振り三振
大坂 1-2から6球目を空振り三振




吉濱の代打津久井夏生(関東第一高校~桐蔭横浜大学) 1-1から3球目を打ってサードフライ
8回表




大城の代打望月直也(盛岡大学附属高校) 初球を打ってライトフライ




逢澤の代打樺澤健(前橋商業高校~東京農業大学) フルカウントから7球目を打ってレフトへツーベースヒット
沓掛 1-0から2球目を打ってレフト前ヒット




小畑 フルカウントから6球目を空振り三振








高橋の代打石塚賢次(玉野光南高校~亜細亜大学) フルカウントから6球目を振り逃げサードランナー樺澤ホームイン
鷺宮製作所5-12トヨタ自動車




下石 初球を打ってレフトフライ
8回裏
トヨタ自動車選手交代とシート変更
代打樺澤がそのまま入りショート
ショート河原に代えてレフト八木健太郎(早稲田実業学校高等部~早稲田大学)
代打石塚がそのまま入りライト
キャッチャー小畑に代えて細山田武史(鹿児島城西高校~早稲田大学~横浜ベイスターズ~福岡ソフトバンクホークス)
弓削田の代打新納真哉(神村学園高等部~立正大学) 初球デッドボール
茶谷 2-1から4球目を打ってショートゴロダブルプレイ
秦 1-2から4球目を空振り三振
トヨタ自動車
100 217 01 12
040 000 00 5
鷺宮製作所
※大会規定によりコールドゲーム

コールド勝ちをおさめたトヨタ自動車、先に全日程を終えたHonda鈴鹿との、かなり熾烈な(と言うか失点率とか面倒くさいポイント計算の差、なので省略します)ワイルドカード争いを制して、優勝決定トーナメント進出を決めました。舞台裏ではチーム関係者の方が右往左往されてたようです。
しかしながら、調整がてらの大会とは言え、トヨタ自動車のタオルを握りしめたファンの方もかなり来られてました。そんなファンの前で負けるわけにはいかない、ブルペンでも、コールドゲームに向けての雑談に花が咲いてました。これが、強いチームが背負った宿命なのかな、とも思います。
日本選手権まで残すところ約二週間。強化と調整をひっくるめた日々はもうしばらく続きます。
2019.10.08 / Top↑
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