先日9月25日、愛知県豊田市にある「トヨタスポーツセンター硬式野球場」に、トヨタ自動車硬式野球部と、JR西日本硬式野球部のオープン戦を観戦に行ってきました。共に今年の第45社会人野球日本選手権本選に出場する為、当分の間試合内容の記事の公開は控えさせていただきますが。
社会人野球東海地区の企業チームは、トヨタ自動車野球部に限らず、ほぼどこのチームも、かなり立派な専用グラウンドを所有しておられます。中にはJR東海野球部のように「ここどないして行ったらええねん」みないな球場もありますが。そんな球場ではクラブチームの公式戦もあったりします。
で、トヨタスポーツセンター。名前の通り、トヨタ自動車従業員の方やその家族が利用出来るスポーツ施設。敷地内には硬式野球場の他に軟式野球場、陸上競技場やサッカー場もあり、ラグビートップリーグのトヨタ自動車ヴェルブリッツ、またJリーグ・名古屋グランパスが練習に使用しているとか。
時間的に全部は見て廻れないかも知れませんがひとまず、硬式野球場を目指しての道程です。


いきなりですが大阪難波駅。未だに「近鉄難波」と呼んでます。

ここからはこれも毎度お馴染み「大阪・名古屋 2時間あればちょうどいい アーバンライナー」。07:30発乙特急は21020系「ネクスト」。登場から17年経過し、来春の新型車輌導入も公式発表になり、1988年登場の21000系共々、今後の去就が気になるところ、ではあります。

近鉄名古屋駅。ここから名鉄オンリーで行けば、連絡改札口を通ればすぐなんですが、名古屋本線知立駅経由でかなり遠回りになってしまうので、ここからは名古屋市営地下鉄東山線に乗車します。


改札を出て、特急券売り場横の階段を昇って、地下鉄東山線ホームを目指します。

地下鉄東山線名古屋駅。朝ラッシュ終盤なので、比較的混みあってます。建造費をケチッた為に(経済に明るい証拠?)、トンネルの断面が小さいため、車両も鉄道車両の規格としては若干小さめになってます。かつて東山線を走っていた電車は現在、高松琴平電鉄で、冷房化などかなりの改造を受けながらも、現在も現役で活躍中。藤が丘行電車に乗車します。



伏見駅到着。ここで鶴舞線に乗り換えます。名古屋市営地下鉄鶴舞線は、途中の赤池駅からそのまま、トヨタスポーツセンター最寄り駅の三好ヶ丘駅のある、名古屋鉄道豊田線と相互乗り入れをしているので「豊田市」行に乗車します。名鉄特有の赤い電車「100系」がやって来ました。



揺られること約40分。名鉄豊田線三好ヶ丘駅到着。立派な高架駅です。トヨタスポーツセンターが名古屋グランパスの練習場のせいか、改札前待ち合いスペース等「グランパス仕様」になっています。ちなみにこの三好ヶ丘駅ですが、愛知県みよし市の北端にあたります。

駅周辺は新興住宅地ですが、残念ながらコンビニエンスストアその他供食設備らしきモノはありませんので、食事は出立前に摂っておくか、途中、近鉄名古屋駅(改札内にいろいろあり)もしくは伏見駅(東山線から鶴舞線への連絡通路にファミリーマート)で買っておく事をお薦めします。

駅を出て階段を降りて、駐輪場を右に出ます。

名鉄の高架沿いに歩くと、やがて片側一車線道路に出ます。ここまで来れば着いたも同然。


右に曲がりますが、この先は比較的急な勾配が続きます。とは言うものの、JR西日本グラウンドへのアプローチに比べればたいした勾配ではありません。また両側とも路側帯が狭いのでご注意を。

えっちらおっちら歩く事約10分。トヨタスポーツセンターの西門にたどり着きます。左折します。あまり関係ないとは思いますが、ここまで歩いてきた道路(愛知県道54号豊田知立線)はみよし市内、ここを左折したところで「愛知県豊田市」に入ります。

やがて見えてくる白い建物は「トヨタ工業学園」。

その先には、電気自動車の充電スペースがあります。途中から車道に自転車レーンのような塗装が見られますが、これはどうやら駅伝部のランニング用レーン。普段から見学される方もおられるよう。

その先に、わりと大きな木陰がありますが、これの向こう側が硬式野球場になります。見えている電柱のようなモノは外野の防球ネットのための柱。沿道には駐車場もあるので、これは外せません。

もう少し歩くとトイレがありますが、これのすぐ横が硬式野球場への入り口。トヨタ自動車硬式野球部仕様の自動販売機があります。野球場周辺のトイレと自動販売機はこれだけ、となります。

硬式野球場の奥にある軟式野球場が、この日はかなり大がかりな改修工事の最中だった為、歩行者は専用レーンを歩く事になります。左折すると、注意喚起のアナウンスが流れる仕組みになってます。

スタンドへの入口。この下は選手の使うスペースになっています、が、ロッカーが狭いのかもしかしたらないのか、JR西日本の選手の皆さんはこのアプローチの下で着替えをされていました。

アプローチを入ってすぐ、かなり広い「立ち見スペースになっています。ここがちょうどベンチ上にあたります。ネット部分には若干の空間があるので、この日は終始ここに腰掛けて撮影を敢行していました。スタンドはベンチシート。簡易ながらも日除けが設置されていました。

グラウンド。内野は黒土、外野は天然芝になっています。

両翼100メートル、センター122メートル。公式戦も色々と行われることもあるようです。

外野フェンスには、もややお決まりとも思える、チームスローガンの横断幕、また、スコアボードはこの日は使用されませんでしたが、ボールカウントは表示されました。

一塁側ベンチ。


ベンチ横にはブルペンもありますが、一塁側は屋根付き、三塁側は屋根無しという、言わば「アウェイの洗礼」。とは言うものの、ブルペン観察にはもってこい、ではないでしょうか。


ブルペン脇から外野にかけては、観客席にあたる部分は「ただの土手」になっています。ファウルボール回収のために、開放はされてはいましたが、傾斜が厳しいのでおそらく観戦には不向きでしょう。

で「ランニングスコアの表示がないなー、これはもうしゃーないか」と思ってたんですが、試合後に、バックネット裏にこんなのがあったのに気づきました。まぁカメラ持ってウロウロしてたらこんなのにはまず気づかないでしょう。ちなみに、団扇やメンバー表(と言うか応援団用のリーフレット)もここに置いてありました。この日はとにかく暑かったので、団扇と日よけは本当にありがたかったです。

会社が会社だけに、ちょっと身構えて行ったんですが(ちょっと大げさ)、見やすく撮りやすい球場でした。ここから数々の「名士」が巣立っていったのかと思うとまた感慨深いものがあります。いずれまた、機会があれば行かせていただきます。ありがとうございました。
社会人野球東海地区の企業チームは、トヨタ自動車野球部に限らず、ほぼどこのチームも、かなり立派な専用グラウンドを所有しておられます。中にはJR東海野球部のように「ここどないして行ったらええねん」みないな球場もありますが。そんな球場ではクラブチームの公式戦もあったりします。
で、トヨタスポーツセンター。名前の通り、トヨタ自動車従業員の方やその家族が利用出来るスポーツ施設。敷地内には硬式野球場の他に軟式野球場、陸上競技場やサッカー場もあり、ラグビートップリーグのトヨタ自動車ヴェルブリッツ、またJリーグ・名古屋グランパスが練習に使用しているとか。
時間的に全部は見て廻れないかも知れませんがひとまず、硬式野球場を目指しての道程です。




いきなりですが大阪難波駅。未だに「近鉄難波」と呼んでます。


ここからはこれも毎度お馴染み「大阪・名古屋 2時間あればちょうどいい アーバンライナー」。07:30発乙特急は21020系「ネクスト」。登場から17年経過し、来春の新型車輌導入も公式発表になり、1988年登場の21000系共々、今後の去就が気になるところ、ではあります。


近鉄名古屋駅。ここから名鉄オンリーで行けば、連絡改札口を通ればすぐなんですが、名古屋本線知立駅経由でかなり遠回りになってしまうので、ここからは名古屋市営地下鉄東山線に乗車します。




改札を出て、特急券売り場横の階段を昇って、地下鉄東山線ホームを目指します。


地下鉄東山線名古屋駅。朝ラッシュ終盤なので、比較的混みあってます。建造費をケチッた為に(経済に明るい証拠?)、トンネルの断面が小さいため、車両も鉄道車両の規格としては若干小さめになってます。かつて東山線を走っていた電車は現在、高松琴平電鉄で、冷房化などかなりの改造を受けながらも、現在も現役で活躍中。藤が丘行電車に乗車します。






伏見駅到着。ここで鶴舞線に乗り換えます。名古屋市営地下鉄鶴舞線は、途中の赤池駅からそのまま、トヨタスポーツセンター最寄り駅の三好ヶ丘駅のある、名古屋鉄道豊田線と相互乗り入れをしているので「豊田市」行に乗車します。名鉄特有の赤い電車「100系」がやって来ました。






揺られること約40分。名鉄豊田線三好ヶ丘駅到着。立派な高架駅です。トヨタスポーツセンターが名古屋グランパスの練習場のせいか、改札前待ち合いスペース等「グランパス仕様」になっています。ちなみにこの三好ヶ丘駅ですが、愛知県みよし市の北端にあたります。


駅周辺は新興住宅地ですが、残念ながらコンビニエンスストアその他供食設備らしきモノはありませんので、食事は出立前に摂っておくか、途中、近鉄名古屋駅(改札内にいろいろあり)もしくは伏見駅(東山線から鶴舞線への連絡通路にファミリーマート)で買っておく事をお薦めします。


駅を出て階段を降りて、駐輪場を右に出ます。


名鉄の高架沿いに歩くと、やがて片側一車線道路に出ます。ここまで来れば着いたも同然。




右に曲がりますが、この先は比較的急な勾配が続きます。とは言うものの、JR西日本グラウンドへのアプローチに比べればたいした勾配ではありません。また両側とも路側帯が狭いのでご注意を。


えっちらおっちら歩く事約10分。トヨタスポーツセンターの西門にたどり着きます。左折します。あまり関係ないとは思いますが、ここまで歩いてきた道路(愛知県道54号豊田知立線)はみよし市内、ここを左折したところで「愛知県豊田市」に入ります。


やがて見えてくる白い建物は「トヨタ工業学園」。


その先には、電気自動車の充電スペースがあります。途中から車道に自転車レーンのような塗装が見られますが、これはどうやら駅伝部のランニング用レーン。普段から見学される方もおられるよう。


その先に、わりと大きな木陰がありますが、これの向こう側が硬式野球場になります。見えている電柱のようなモノは外野の防球ネットのための柱。沿道には駐車場もあるので、これは外せません。


もう少し歩くとトイレがありますが、これのすぐ横が硬式野球場への入り口。トヨタ自動車硬式野球部仕様の自動販売機があります。野球場周辺のトイレと自動販売機はこれだけ、となります。


硬式野球場の奥にある軟式野球場が、この日はかなり大がかりな改修工事の最中だった為、歩行者は専用レーンを歩く事になります。左折すると、注意喚起のアナウンスが流れる仕組みになってます。


スタンドへの入口。この下は選手の使うスペースになっています、が、ロッカーが狭いのかもしかしたらないのか、JR西日本の選手の皆さんはこのアプローチの下で着替えをされていました。


アプローチを入ってすぐ、かなり広い「立ち見スペースになっています。ここがちょうどベンチ上にあたります。ネット部分には若干の空間があるので、この日は終始ここに腰掛けて撮影を敢行していました。スタンドはベンチシート。簡易ながらも日除けが設置されていました。

グラウンド。内野は黒土、外野は天然芝になっています。


両翼100メートル、センター122メートル。公式戦も色々と行われることもあるようです。


外野フェンスには、もややお決まりとも思える、チームスローガンの横断幕、また、スコアボードはこの日は使用されませんでしたが、ボールカウントは表示されました。


一塁側ベンチ。




ベンチ横にはブルペンもありますが、一塁側は屋根付き、三塁側は屋根無しという、言わば「アウェイの洗礼」。とは言うものの、ブルペン観察にはもってこい、ではないでしょうか。




ブルペン脇から外野にかけては、観客席にあたる部分は「ただの土手」になっています。ファウルボール回収のために、開放はされてはいましたが、傾斜が厳しいのでおそらく観戦には不向きでしょう。


で「ランニングスコアの表示がないなー、これはもうしゃーないか」と思ってたんですが、試合後に、バックネット裏にこんなのがあったのに気づきました。まぁカメラ持ってウロウロしてたらこんなのにはまず気づかないでしょう。ちなみに、団扇やメンバー表(と言うか応援団用のリーフレット)もここに置いてありました。この日はとにかく暑かったので、団扇と日よけは本当にありがたかったです。


会社が会社だけに、ちょっと身構えて行ったんですが(ちょっと大げさ)、見やすく撮りやすい球場でした。ここから数々の「名士」が巣立っていったのかと思うとまた感慨深いものがあります。いずれまた、機会があれば行かせていただきます。ありがとうございました。
2019.09.27 / Top↑
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