

第58回JABA広島大会二日目第一試合、JR西日本対関メディベースボール学院の試合です。


今年の関メディベースボール学院野球選手科。






春先は毎年、関東遠征に向かう事が多いですが、今年は一転、山陽道を西下。岡山商科大学、JFE西日本、そして三菱重工広島と言う「春の修学旅行」を組まれました。その時点で「あら珍しや」とも思ってたんですが、まさかそれがJABA広島大会出場にまで発展するとは思いませんでした。






ここだけの話、以前井戸監督に軽いネタとして「広島とかには行かんのですが?」と問うてみたところ「遠い!」と一刀両断されましたが、あれから2年半、まさか広島で公式戦を観れるとは(笑)。


そして改めて、JR西日本硬式野球部。









先日の広島東洋カープとのプロアマ交流試合は、ギリギリまで様子見でしたが、残念ながら台風接近の影響で、先発ピッチャーの発表もしましたが、試合開始予定時刻30分前に雨天中止となりました。









JRグループ大会やオープン戦を幾つもこなした7月8月。実りの秋を制するためにも、この大会は落とせないところ。しかも同じAグループには広島東洋カープ。この大会を連覇して、社会人野球日本選手権最終予選に臨んでいただきたいと考えています。ぶっちゃけ、楽しみな予選グループです。
スターティングオーダー
先攻:関メディベースボール学院
1(遊)奥野夢叶 (立正大学淞南高校)
2(左)有田諒嘉 (香川西高校)
3(三)大橋竜誠 (東洋大学附属姫路高校)
4(一)山本航介 (高野山高校)
5(捕)幸明慶勲 (武生工業高校)
6(右)山本海翔 (関メディ高等学院)
7(中)宮下大生 (相生学院高校)
8(指)岡本知果(関メディ高等学院)
9(二)田中優都 (京都国際高校)
投:池田大夢 (佐賀学園高校)
後攻:JR西日本
1(右)春原直登 (佐久長聖高校~関東学院大学)
2(三)藤澤拓斗 (柳ヶ浦高校~西濃運輸~中日ドラゴンズ)
3(中)佐藤直樹 (報徳学園高校)
4(一)田村 強 (玉野高校~大阪体育大学)
5(左)蔵枡孝宏 (広陵高校~法政大学)
6(指)西山当麻 (智辧学園和歌山高校)
7(二)大倉卓也 (智辧学園和歌山高校~関西学院大学)
8(遊)嶋谷将平 (宇部鴻城高校)
9(捕)原田廣大 (東大阪大学柏原高校~近畿大学)








投:加賀美希昇(桐蔭横浜高校~法政大学)
審判員








球審:金子慎一 一塁:塚崎宏二 二塁:弘中淳彦 三塁:高橋義彦
成績
1回表
奥野 2-2から5球目を打ってセンターフライ




有田 フルカウントから6球目を打ってセカンドゴロ




大橋 3-1から5球目を選んでフォアボール




山本航 1-2から4球目を見逃し三振
1回裏




春原 1-1から3球目を打ってショートゴロ




藤澤 2-0から3球目を打ってセンター前ヒット




佐藤 初球を打ってセカンドフライ








田村 2-2から5球目を打ってセンター前ヒット



ファーストランナー藤澤はサードへ




蔵枡 フルカウントから8球目を選んでフォアボール








西山 1-1から3球目を打ってレフトオーバー満塁ホームラン






JR西日本4-0関メディベースボール学院








大倉 1-2から5球目を打ってセンター前ヒット






次打者嶋谷の3球目(ボール)にファーストランナー大倉セカンド盗塁成功




嶋谷 フルカウントから7球目を選んでフォアボール




原田廣 フルカウントから6球目を選んでフォアボール




春原 1-0から2球目を打ってレフトフライ
2回表




幸明 フルカウントから6球目を打ってセカンドゴロ




山本海 1-2から4球目を打ってセンターフライ




宮下 初球を打ってライト前ヒット



次打者岡本の3球目(ボール)にファーストランナー宮下セカンド盗塁成功




岡本 フルカウントから6球目を選んでフォアボール




田中 フルカウントから7球目を空振り三振
2回裏
藤澤 1-2から5球目を打ってレフト前ヒット




佐藤 2-2から5球目を打ってショートゴロダブルプレイ








田村 3-1から5球目を打ってレフトへツーベースヒット




蔵枡 フルカウントから6球目を選んでフォアボール




西山 1-0から2球目を打ってライトフライ
3回表




奥野 1-2から4球目を空振り三振








有田 2-1から4球目を打ってセカンドゴロ




大橋 0-2から3球目を空振り三振



3回裏




大倉 フルカウントから8球目を選んでフォアボール




嶋谷 0-1から2球目をピッチャー前送りバント
関メディベースボール学院選手交代








ピッチャー池田に代えて工藤佑太(國學院高校)
原田廣 0-1から2球目を打って左中間へタイムリーヒット



JR西日本5-0関メディベースボール学院
関メディベースボール学院選手交代












ピッチャー工藤に代えて山本昂城(貴志川高校)
春原 1-1から3球目を打ってセカンドゴロ送球エラー




ファーストランナー原田廣はサードへ
次打者藤澤の3球目(ストライク)にファーストランナー春原セカンド盗塁成功




藤澤 3-1から5球目を選んでフォアボール
佐藤 3-0から4球目を打ってサードゴロホームフォースアウト




田村 ストレートの押し出しフォアボール



JR西日本6-0関メディベースボール学院




蔵枡 初球を打ってショートファウルフライ
4回表




山本航 2-2から5球目を空振り三振




幸明 1-2から4球目を打ってサードゴロ




山本海 2-1から4球目を打ってサードゴロ
4回裏
関メディベースボール学院選手交代



キャッチャー幸明に代えて小林旺晟(関メディ高等学院)




西山 2-0から3球目を打ってレフトフライ




大倉 2-2から5球目を打ってレフトフライ




嶋谷 フルカウントから6球目を選んでフォアボール




原田廣 初球を打ってセンターフライ
5回表
宮下 初球を打ってライトフライ




岡本の代打高橋昂輝(香川西高校) フルカウントから6球目を見逃し三振




田中 1-2から4球目を空振り三振
5回裏
春原 初球を打ってショート内野安打
藤澤 フルカウントから6球目を打ってファーストゴロ




佐藤 3-1から5球目を選んでフォアボールとワイルドピッチ
次打者田村の3球目(ボール)にファーストランナー佐藤セカンド盗塁成功




田村 フルカウントから6球目を選んでフォアボール




蔵枡 ストレートの押し出しフォアボール
JR西日本7-0関メディベースボール学院




西山 2-2から5球目を打ってサードゴロホームフォースアウト
関メディベースボール学院選手交代












ピッチャー山本に代えて早川一輝(西原高校)






次打者大倉の2球目がワイルドピッチでサードランナーホームイン
JR西日本8-0関メディベースボール学院




大倉 2-1から4球目を打ってレフトフライ
6回表
JR西日本選手交代












ピッチャー加賀美に代えて佃勇典(広島商業高校~拓殖大学)




キャッチャー原田廣に代えて山岸大起(天理高校~同志社大学)
奥野 フルカウントから6球目を打ってショートゴロ




有田 0-2から3球目を空振り三振




大橋 1-2から4球目を空振り三振
6回裏
関メディベースボール学院選手交代








ピッチャー早川に代えて野田翔(鳥取城北高校)




嶋谷 1-2から4球目を打ってショートゴロ




山岸 ストレートのフォアボール
春原 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
藤澤 フルカウントから6球目を選んでフォアボール




佐藤 3-1から5球目を選んで押し出しフォアボール
JR西日本9-0関メディベースボール学院
関メディベースボール学院選手交代








ピッチャー野田に代えて石田尚也(香芝高校)




田村 1-0から2球目を打って右中間へタイムリーツーベースヒット



JR西日本12-0関メディベースボール学院
蔵枡 フルカウントから6球目を見逃し三振








西山 3-1から5球目を打ってセンターオーバーホームラン






JR西日本14-0関メディベースボール学院




大倉 初球を打ってレフトフライ
7回表
JR西日本選手交代












ピッチャー佃に代えて西川昇吾(愛知大成高校~日本福祉大学)
レフト蔵枡に代えて石嵜健人(如水館高校~近畿大学工学部)
山本航の代打中牟田祐心(一ツ葉高校) 1-2から4球目を空振り三振








小林 フルカウントから6球目を打ってファーストゴロ




山本海の代打井場大貴(高梁日新高校) 1-2から4球目を見逃し三振



関メディベースボール学院
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402 026 X 14
JR西日本

被安打10にフォアボール15。関メディさんからしたら完全に「自滅」とも言える試合になってしまいました。1番の春原選手はじめ、基本的にグラウンドに立つと、ポーカーフェイスに徹する事の多いJR西日本の選手の皆さん。その泰然自若たる佇まいに気圧されてしまったのかも知れません。
ただ、相手は再結成7年目ながら、都市対抗野球大会ベスト8の経験もある歴戦の勇士揃い。さらには元NPBの選手もいるので、これも致し方ない事。個人的に思う事ですが、広島県には伯和ビクトリーズのようにやたらめったら元気なチームもあれば、JR西日本のようなチームもあります。
野球の技術云々以前に、初対面の「敵」に対する心構え。これだけは練習だけではなかなか身に付かぬモノと考えます。強豪チームゆえ、ドンと構えて「どこからでもかかって来い」的なモノもあったかと思いますが、これもまたなかなか出来ない貴重な経験になったかと思いますが如何でしょう。
そして、この試合の敗退により、関メディベースボール学院の「修練」は終わりました。二軍とは言うものの、カープとの試合終盤までの互角の勝負、そして対JR西日本戦の惨敗。この2試合で学んだ事は、必ず後々に生きてくるはず。「この子たち」はまだまだ伸びる可能性を秘めています。
2019.08.27 / Top↑
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