8月8日の「立秋」を過ぎると、暦の上では秋になります。とは言え、日差しの強さと蒸し暑さは相変わらず。せいぜい、蝉の鳴き声が減ったかな、程度のモノで、気候的には秋は感じられません。

しかしスポーツの世界では「秋季」を冠した大会がいくつか始まります。そんな中でも、多分全国的に見ても一番早く始まるであろう秋季大会「2019年度第51回姫路市長杯争奪社会人野球大会兼2019年度兵庫県社会人野球秋季大会兼第61回スポーツニッポン杯兵庫県社会人野球大会(これが正式名称ですが、長過ぎるので以下、兵庫県秋季大会、とします)」を観戦してきました。
「社会人野球大会」と名前がついているので、企業、クラブ関係なく、10チームが参加して行われるトーナメントの大会。兵庫県野球連盟の主催するローカル大会ではありますが、企業チームにとっては、9月に始まる社会人野球日本選手権予選に向けての格好の実践の場、ではないか、とも。

まずは三菱重工神戸・高砂



都市対抗野球大会終了後、長らく指揮を執られた富光男監督、そして向井知之コーチが勇退され、20年ぶりに山口敏弘氏が監督に復帰、さらには横山憲一氏が4年ぶりにコーチに復帰されました。



昨年もJR四国硬式野球部でも同じような事がありましたが、やはり都市対抗野球大会と言うのは何かと節目になるんでしょう。全国で一番を獲る為には、選手だけでなく監督・コーチ陣の入れ替えと言うのはプロアマ関係なし。来月の社会人野球日本選手権に向けてのよい弾みになるかどうか。

対する全播磨硬式野球団。



こちらも昨シーズン限りで、高木亮外野手兼任監督はじめ9人の選手・スタッフの方が退団もしくは勇退。クラブチームとしてはかなりの人数かと思われますが、残念ながら今シーズンの情報があまり伝わってきません。まぁこの辺は仕方ない所もありますが。



今大会初戦は、前日18日の対関メディベースボール学院戦。2‐1と言う薄氷の勝利で勝ち上がってきました。かつては都市対抗野球予選で、企業チームを撃破した事のある、秘めたる底力を持ったチーム。今年の近畿第一代表如相手に如何なる戦いを仕掛けるか。ローカル大会とは言え楽しみです。
スターティングオーダー
先攻:全播磨硬式野球団
1(遊)山本 隆 (三木高校)
2(三)黒田峻太 (市川高校)
3(二)村上大介 (滝川第二高校~龍谷大学)
4(中)濱川 皓 (育英高校~富士大学)
5(捕)松田光騎 (明石南高校~神戸学院大学)
6(一)原
7(右)西尾
8(左)片平武史 (高砂高校~神戸学院大学)
9(指)木山



投:中田 領 (神港学園高校~神戸学院大学)
※判明した限りの経歴を記してあります。
後攻:三菱重工神戸・高砂
1(中)殿川慎哉 (神港学園高校)
2(二)渡邉祥平 (作陽高校~専修大学)
3(三)徳田真優 (広陵高校~関西学院大学)
4(指)福田和弘 (明徳義塾高校~道都大学)
5(一)西岡武蔵 (三重高校)
6(左)谷合悠斗 (明徳義塾高校)
7(右)藤原隆蒔 (近江高校~京都産業大学)
8(捕)渡 将太 (福岡第一高校~亜細亜大学)
9(遊)前田尚輝 (日南学園高校)



投:中田朋輝 (宇部高校~広島大学)
審判員

球審:文珠 一塁:北野 二塁:松川 三塁:野口
成績
1回表


山本 フルカウントから6球目を打ってセカンドフライ

黒田 0-2から3球目を空振り三振

村上 フルカウントから8球目を空振り三振
1回裏

殿川 フルカウントから6球目を選んでフォアボール


渡邉 0-2から3球目を打ってレフトへヒット ファーストランナー殿川はサードへ

次打者徳田の初球(ボール)にファーストランナー渡邉セカンド盗塁成功


徳田 3-1から5球目を打ってレフト前タイムリーヒット


神戸・高砂2-0全播磨

次打者福田の初球(ストライク)にファーストランナー徳田セカンド盗塁失敗

福田 3-1から5球目を選んでフォアボール

次打者西岡の3球目(ボール)にファーストランナー福田セカンド盗塁成功


西岡 3-1から5球目を打ってレフトオーバーホームラン


神戸・高砂4-0全播磨

谷合 初球を打ってショートゴロ



藤原 2-1から4球目を打ってファーストフライ
2回表

濱川 3-1から5球目を選んでフォアボール



松田 2-2から5球目を空振り三振 さらにファーストランナー濱川盗塁失敗


原 2-0から3球目を打ってセカンドゴロ
2回裏

渡 ストレートのフォアボール

前田 3-1から5球目を打ってライト前ヒット ファーストランナー渡はサードへ
次打者殿川の2球目(ストライク)にファーストランナー前田セカンド盗塁成功

殿川 2-2から5球目を打ってライトへタイムリーヒット

神戸・高砂6-0全播磨

次打者渡邉の初球(ボール)にファーストランナー殿川セカンド盗塁成功

渡邉 2-0から3球目を打ってショートライナー
徳田 フルカウントから6球目がデッドボール

福田 1-1から3球目を打ってライト前タイムリーヒット

神戸・高砂7-0全播磨
バッターランナー福田は送球間にセカンドへ


西岡 1-1から3球目を打ってセンターへ犠牲フライ

神戸・高砂8-0全播磨

谷合 フルカウントから8球目を打ってライトフライ
3回表

西尾 2-2から5球目を空振り三振


片平 2-0から3球目を打ってショートライナー

木山 1-2から4球目を空振り三振
3回裏


藤原 1-1から3球目を打ってセカンドゴロ

渡 2-1から4球目を打ってセンター前ヒット

前田 1-0から2球目を打ってライト前ヒット

殿川 初球を打ってライト前ヒット

渡邉 フルカウントから11球目を空振り三振

徳田 1-0から2球目を打って左中間へタイムリーツーベースヒット

神戸・高砂11-0全播磨

福田 初球を打ってセンターフライ

審判団休憩
4回表

山本 フルカウントから7球目を打ってショートゴロ


黒田 初球を打ってファーストフライ

村上 2-2から6球目を打ってセンターフライ
4回裏
西岡 1-0から2球目を打ってサードゴロ

谷合 2-2から5球目がデッドボール
三菱重工神戸・高砂選手交代
ファーストランナー谷合に代えて國久智義(高知中央高校~明星大学)


藤原 2-1から4球目を打ってサードフライ


渡 2-2から6球目を打ってサードゴロ捕球エラーとサードベースカバーへの送球エラー

前田 3-1から5球目を選んでフォアボール

殿川 2-1から4球目を打ってファーストゴロ
5回表
三菱重工神戸高砂選手交代とシート変更
代走國久がそのまま入りレフト
キャッチャー渡に代えて森山誠(金沢高校~専修大学)
セカンド渡邉に代えて星貴裕(桐蔭学園高校~筑波大学)
ピッチャー中田に代えて佐藤大誠(川島高校~関西学院大学)
濱川 1-2から4球目を空振り三振

松田 初球を打ってセンターフライ

原 2-2から5球目を空振り三振


全播磨硬式野球団
000 00 0
443 0X 11
三菱重工神戸高砂
※大会規定によりコールドゲーム

試合は、言い方は悪いですが、凄惨な結果になってしまいました。試合前挨拶の画像の通り、メンバーを組めるギリッギリの人数で臨んだ全播磨硬式野球団。しかしながら手も足も首すらも出す機会をもらえず、2投手継投5回参考記録ながら、ノーヒットノーランに終わってしまいました。

企業チームを含んだ公式戦ともなると、週末のみ開催と言う訳にも行かず、どうしても平日が絡んでくる。しかもお盆休み明けともなると、仕事を休めない選手の方も多々おられるかと思います。これはもう、クラブチームが背負わざるを得ない宿命みたいなもんなんだ、とも認識しています。
兵庫県下のチームゆえ、今年はこの試合が最初の観戦でしたが、もう半分を過ぎた今年、大会も残り少ないですが、またどこかで「(ほぼ)フルメンバー」での試合が観れれば、とも思っています。


しかしスポーツの世界では「秋季」を冠した大会がいくつか始まります。そんな中でも、多分全国的に見ても一番早く始まるであろう秋季大会「2019年度第51回姫路市長杯争奪社会人野球大会兼2019年度兵庫県社会人野球秋季大会兼第61回スポーツニッポン杯兵庫県社会人野球大会(これが正式名称ですが、長過ぎるので以下、兵庫県秋季大会、とします)」を観戦してきました。
「社会人野球大会」と名前がついているので、企業、クラブ関係なく、10チームが参加して行われるトーナメントの大会。兵庫県野球連盟の主催するローカル大会ではありますが、企業チームにとっては、9月に始まる社会人野球日本選手権予選に向けての格好の実践の場、ではないか、とも。


まずは三菱重工神戸・高砂









都市対抗野球大会終了後、長らく指揮を執られた富光男監督、そして向井知之コーチが勇退され、20年ぶりに山口敏弘氏が監督に復帰、さらには横山憲一氏が4年ぶりにコーチに復帰されました。









昨年もJR四国硬式野球部でも同じような事がありましたが、やはり都市対抗野球大会と言うのは何かと節目になるんでしょう。全国で一番を獲る為には、選手だけでなく監督・コーチ陣の入れ替えと言うのはプロアマ関係なし。来月の社会人野球日本選手権に向けてのよい弾みになるかどうか。


対する全播磨硬式野球団。









こちらも昨シーズン限りで、高木亮外野手兼任監督はじめ9人の選手・スタッフの方が退団もしくは勇退。クラブチームとしてはかなりの人数かと思われますが、残念ながら今シーズンの情報があまり伝わってきません。まぁこの辺は仕方ない所もありますが。









今大会初戦は、前日18日の対関メディベースボール学院戦。2‐1と言う薄氷の勝利で勝ち上がってきました。かつては都市対抗野球予選で、企業チームを撃破した事のある、秘めたる底力を持ったチーム。今年の近畿第一代表如相手に如何なる戦いを仕掛けるか。ローカル大会とは言え楽しみです。
スターティングオーダー
先攻:全播磨硬式野球団
1(遊)山本 隆 (三木高校)
2(三)黒田峻太 (市川高校)
3(二)村上大介 (滝川第二高校~龍谷大学)
4(中)濱川 皓 (育英高校~富士大学)
5(捕)松田光騎 (明石南高校~神戸学院大学)
6(一)原
7(右)西尾
8(左)片平武史 (高砂高校~神戸学院大学)
9(指)木山












投:中田 領 (神港学園高校~神戸学院大学)
※判明した限りの経歴を記してあります。
後攻:三菱重工神戸・高砂
1(中)殿川慎哉 (神港学園高校)
2(二)渡邉祥平 (作陽高校~専修大学)
3(三)徳田真優 (広陵高校~関西学院大学)
4(指)福田和弘 (明徳義塾高校~道都大学)
5(一)西岡武蔵 (三重高校)
6(左)谷合悠斗 (明徳義塾高校)
7(右)藤原隆蒔 (近江高校~京都産業大学)
8(捕)渡 将太 (福岡第一高校~亜細亜大学)
9(遊)前田尚輝 (日南学園高校)












投:中田朋輝 (宇部高校~広島大学)
審判員




球審:文珠 一塁:北野 二塁:松川 三塁:野口
成績
1回表








山本 フルカウントから6球目を打ってセカンドフライ




黒田 0-2から3球目を空振り三振




村上 フルカウントから8球目を空振り三振
1回裏




殿川 フルカウントから6球目を選んでフォアボール








渡邉 0-2から3球目を打ってレフトへヒット ファーストランナー殿川はサードへ



次打者徳田の初球(ボール)にファーストランナー渡邉セカンド盗塁成功








徳田 3-1から5球目を打ってレフト前タイムリーヒット






神戸・高砂2-0全播磨



次打者福田の初球(ストライク)にファーストランナー徳田セカンド盗塁失敗




福田 3-1から5球目を選んでフォアボール



次打者西岡の3球目(ボール)にファーストランナー福田セカンド盗塁成功








西岡 3-1から5球目を打ってレフトオーバーホームラン






神戸・高砂4-0全播磨




谷合 初球を打ってショートゴロ












藤原 2-1から4球目を打ってファーストフライ
2回表




濱川 3-1から5球目を選んでフォアボール












松田 2-2から5球目を空振り三振 さらにファーストランナー濱川盗塁失敗








原 2-0から3球目を打ってセカンドゴロ
2回裏




渡 ストレートのフォアボール




前田 3-1から5球目を打ってライト前ヒット ファーストランナー渡はサードへ
次打者殿川の2球目(ストライク)にファーストランナー前田セカンド盗塁成功




殿川 2-2から5球目を打ってライトへタイムリーヒット



神戸・高砂6-0全播磨



次打者渡邉の初球(ボール)にファーストランナー殿川セカンド盗塁成功




渡邉 2-0から3球目を打ってショートライナー
徳田 フルカウントから6球目がデッドボール




福田 1-1から3球目を打ってライト前タイムリーヒット



神戸・高砂7-0全播磨
バッターランナー福田は送球間にセカンドへ








西岡 1-1から3球目を打ってセンターへ犠牲フライ



神戸・高砂8-0全播磨




谷合 フルカウントから8球目を打ってライトフライ
3回表




西尾 2-2から5球目を空振り三振








片平 2-0から3球目を打ってショートライナー




木山 1-2から4球目を空振り三振
3回裏








藤原 1-1から3球目を打ってセカンドゴロ




渡 2-1から4球目を打ってセンター前ヒット




前田 1-0から2球目を打ってライト前ヒット




殿川 初球を打ってライト前ヒット




渡邉 フルカウントから11球目を空振り三振




徳田 1-0から2球目を打って左中間へタイムリーツーベースヒット



神戸・高砂11-0全播磨




福田 初球を打ってセンターフライ


審判団休憩
4回表




山本 フルカウントから7球目を打ってショートゴロ








黒田 初球を打ってファーストフライ




村上 2-2から6球目を打ってセンターフライ
4回裏
西岡 1-0から2球目を打ってサードゴロ




谷合 2-2から5球目がデッドボール
三菱重工神戸・高砂選手交代
ファーストランナー谷合に代えて國久智義(高知中央高校~明星大学)








藤原 2-1から4球目を打ってサードフライ








渡 2-2から6球目を打ってサードゴロ捕球エラーとサードベースカバーへの送球エラー




前田 3-1から5球目を選んでフォアボール




殿川 2-1から4球目を打ってファーストゴロ
5回表
三菱重工神戸高砂選手交代とシート変更
代走國久がそのまま入りレフト
キャッチャー渡に代えて森山誠(金沢高校~専修大学)
セカンド渡邉に代えて星貴裕(桐蔭学園高校~筑波大学)
ピッチャー中田に代えて佐藤大誠(川島高校~関西学院大学)
濱川 1-2から4球目を空振り三振




松田 初球を打ってセンターフライ




原 2-2から5球目を空振り三振






全播磨硬式野球団
000 00 0
443 0X 11
三菱重工神戸高砂
※大会規定によりコールドゲーム

試合は、言い方は悪いですが、凄惨な結果になってしまいました。試合前挨拶の画像の通り、メンバーを組めるギリッギリの人数で臨んだ全播磨硬式野球団。しかしながら手も足も首すらも出す機会をもらえず、2投手継投5回参考記録ながら、ノーヒットノーランに終わってしまいました。


企業チームを含んだ公式戦ともなると、週末のみ開催と言う訳にも行かず、どうしても平日が絡んでくる。しかもお盆休み明けともなると、仕事を休めない選手の方も多々おられるかと思います。これはもう、クラブチームが背負わざるを得ない宿命みたいなもんなんだ、とも認識しています。
兵庫県下のチームゆえ、今年はこの試合が最初の観戦でしたが、もう半分を過ぎた今年、大会も残り少ないですが、またどこかで「(ほぼ)フルメンバー」での試合が観れれば、とも思っています。
2019.08.20 / Top↑
| Home |