奈良県と言う所には、野球に関しては縁がありません。プロ野球チームがあるわけでもなし、観戦した事のあるチームは大和高田クラブしかないし、観戦履歴のある球場も佐藤薬品スタジアムだけ。
しかしながら今回、通常休暇の月曜日が振替休日(そもそも「山の日」て何ですか)、さらにはクラブチームだけが参加する「第13回JABA近畿クラブ交流大会」が、これまで行ったことがない「橿原市運動公園野球場」で行われると言う事で、いつもより少し早起きをして出掛けてきました。

毎度お馴染みとなりました、南海高野線初芝駅。ただ普段の野球観戦と違うのは、難波方面行き2番線ではなく、河内長野方面行き1番線。これはそれこそ、佐藤薬品スタジアムに行く時くらい。


河内長野駅到着。休日くらいはのんびりと、と言う事で、初芝駅からここまでは各駅停車。

河内長野駅で今も繰り広げられる「南海対近鉄」。ちゅう事でここで近鉄電車に乗り換え。

近鉄古市駅到着。地図上ではかなり遠回りをしているように見えますが、正直遠回りです。南海バスが組織改編をする前は、初芝駅前から近鉄富田林駅前まで行くバスがあったんですけどね。ここで近鉄長野線から南大阪線急行電車に乗り換えます。と言うか反射的に乗ってしまいました。

途中尺土駅で普通電車に乗り換え。

坊城駅到着。ここまでは全行程、待ち合わせ時間を含め約1時間強。

坊城駅の改札を出て左に行き、階段を昇った所の「北出口」。

少し進むと踏切がありますが、無視して左折します。ちょっと小さいですが、夏季限定営業のプールの案内が掲出されています。しばらく直進すると「ローソン」が見えてくるので、その手前の路地を右に曲がります。

何ぞ買って行くのであればここが一番よろしいかと思われます。食糧はともかく、夏場なので敷地内の自動販売機が売り切れになる可能性もなきにしもあらず。これでよく泣きを見る事があります。


小さな橋を渡って、あとはただひたすら直進します。高層マンションもなく、対向車とすれ違う事すら難儀な路地。とてもこの先に野球場があるとは思えません。もちろんよい意味ではありますが。

歩く事約10分。いきなりですが駐車場への出入口が見えてきます。一応案内もあります。もちろんこれがメインゲートではないですがもちろん、歩行者も入れそうなので容赦なく突撃します。

左折すると程無くしてトイレがあり、自動販売機があります。ただここはやや、野球場利用者には遠目。ちなみに運動公園内にはくず物入れがないので、出したゴミは持ち帰るルールになっています。


そのすぐ奥、橿原市と言う土地柄、古墳のように見えますが、これが硬式野球場になります。

野球場に沿って左に歩くと、駐車場に降りる階段があり、そこにも自動販売機があります。またそのすぐ横に、管理事務所のような建物があり、その球場側にもトイレがあります。

スロープ(閉鎖中)が併設された階段を昇ります。

すると、目の前にドーンと広がる、観客席の全てが完全天然芝の風景が広がります。外野には植樹があり、木陰があります。雰囲気としては万博記念公園野球場にそっくり。ただ万博記念公園野球場とは違い、中段付近に通路はありません。収容人員は5000~6000人くらいでしょうか。

観客席最上部はいわゆる周回コンコースのようになっています。植樹はされていますが、日差しの逃げ場にはなりません。そしてバックネット裏には、選手に向けてのボールカウント表示が本当に「ポツン」と建てられています。


グラウンド。内野は黒土、外野は天然芝。両翼は100メートル、センターは122メートル。

グラウンドの一部をフェンス仕切って、同時に二人が投げられるブルペンがあります。プロ野球の開催こそありませんが、もし行われれなら「ブルペンマニア」の方なら試合どころではなさそう。

ただ、このブルペンのお陰で、グラウンドは二重のフェンスの先になるので、劣悪とまでは行きませんが、フェンス際でかぶり付きで観戦とは行きません。これを回避するには、一塁側・三塁側だと、スタンド最上段付近まで引かないと無理っぽいです。のんびり観戦には持ってこいですが。

左中間後方にそびえ立つのは、大和三山のひとつ、畝傍山。

ダッグアウトは、観客席から直接入る形になります。

そのすぐ横には喫煙コーナー。さらには一塁側ベンチから三塁側ベンチにかけてのバックネット裏だけが、ネットが一重になっており、さらには日陰になっているので、腰を据えてじっくり観戦するならここがよろしいかと思われます。この日の2試合、この日陰がなければ死んでました。

そして目を引くのはバックスクリーンならびにスコアボード。

昨年4月から使用されたそうですが、地方球場ではまず見られないであろう、高さ14メートル、幅22メートルの全面フルカラーLED(動画可)仕様です。

そして試合前7分間のシートノックの「カウントダウン」。分単位はボールカウント表示を使ってやる球場もありますが、秒単位は初めて見ました。さらにはファウルボールへの注意喚起もフルカラー。運動公園整備事業の一環との事ですが、総工費はいかほどだったのか気になる所です。しかしながら、これだけの設備を整えながら、球速表示がないのがほんのちょっと、残念です。

今回のJABA近畿クラブ交流大会はじめ、都市対抗野球大会や高校野球の奈良県予選も行われたりと、その規模に十分見合うだけの試合も多数行われておるようです。スコアボードも云わば最先端のモノにしたばかり。我が家からたいして遠くもないし、また来てみたい野球場です。
しかしながら今回、通常休暇の月曜日が振替休日(そもそも「山の日」て何ですか)、さらにはクラブチームだけが参加する「第13回JABA近畿クラブ交流大会」が、これまで行ったことがない「橿原市運動公園野球場」で行われると言う事で、いつもより少し早起きをして出掛けてきました。


毎度お馴染みとなりました、南海高野線初芝駅。ただ普段の野球観戦と違うのは、難波方面行き2番線ではなく、河内長野方面行き1番線。これはそれこそ、佐藤薬品スタジアムに行く時くらい。




河内長野駅到着。休日くらいはのんびりと、と言う事で、初芝駅からここまでは各駅停車。


河内長野駅で今も繰り広げられる「南海対近鉄」。ちゅう事でここで近鉄電車に乗り換え。


近鉄古市駅到着。地図上ではかなり遠回りをしているように見えますが、正直遠回りです。南海バスが組織改編をする前は、初芝駅前から近鉄富田林駅前まで行くバスがあったんですけどね。ここで近鉄長野線から南大阪線急行電車に乗り換えます。と言うか反射的に乗ってしまいました。


途中尺土駅で普通電車に乗り換え。


坊城駅到着。ここまでは全行程、待ち合わせ時間を含め約1時間強。


坊城駅の改札を出て左に行き、階段を昇った所の「北出口」。


少し進むと踏切がありますが、無視して左折します。ちょっと小さいですが、夏季限定営業のプールの案内が掲出されています。しばらく直進すると「ローソン」が見えてくるので、その手前の路地を右に曲がります。


何ぞ買って行くのであればここが一番よろしいかと思われます。食糧はともかく、夏場なので敷地内の自動販売機が売り切れになる可能性もなきにしもあらず。これでよく泣きを見る事があります。




小さな橋を渡って、あとはただひたすら直進します。高層マンションもなく、対向車とすれ違う事すら難儀な路地。とてもこの先に野球場があるとは思えません。もちろんよい意味ではありますが。


歩く事約10分。いきなりですが駐車場への出入口が見えてきます。一応案内もあります。もちろんこれがメインゲートではないですがもちろん、歩行者も入れそうなので容赦なく突撃します。


左折すると程無くしてトイレがあり、自動販売機があります。ただここはやや、野球場利用者には遠目。ちなみに運動公園内にはくず物入れがないので、出したゴミは持ち帰るルールになっています。



そのすぐ奥、橿原市と言う土地柄、古墳のように見えますが、これが硬式野球場になります。


野球場に沿って左に歩くと、駐車場に降りる階段があり、そこにも自動販売機があります。またそのすぐ横に、管理事務所のような建物があり、その球場側にもトイレがあります。

スロープ(閉鎖中)が併設された階段を昇ります。


すると、目の前にドーンと広がる、観客席の全てが完全天然芝の風景が広がります。外野には植樹があり、木陰があります。雰囲気としては万博記念公園野球場にそっくり。ただ万博記念公園野球場とは違い、中段付近に通路はありません。収容人員は5000~6000人くらいでしょうか。


観客席最上部はいわゆる周回コンコースのようになっています。植樹はされていますが、日差しの逃げ場にはなりません。そしてバックネット裏には、選手に向けてのボールカウント表示が本当に「ポツン」と建てられています。




グラウンド。内野は黒土、外野は天然芝。両翼は100メートル、センターは122メートル。


グラウンドの一部をフェンス仕切って、同時に二人が投げられるブルペンがあります。プロ野球の開催こそありませんが、もし行われれなら「ブルペンマニア」の方なら試合どころではなさそう。


ただ、このブルペンのお陰で、グラウンドは二重のフェンスの先になるので、劣悪とまでは行きませんが、フェンス際でかぶり付きで観戦とは行きません。これを回避するには、一塁側・三塁側だと、スタンド最上段付近まで引かないと無理っぽいです。のんびり観戦には持ってこいですが。


左中間後方にそびえ立つのは、大和三山のひとつ、畝傍山。


ダッグアウトは、観客席から直接入る形になります。


そのすぐ横には喫煙コーナー。さらには一塁側ベンチから三塁側ベンチにかけてのバックネット裏だけが、ネットが一重になっており、さらには日陰になっているので、腰を据えてじっくり観戦するならここがよろしいかと思われます。この日の2試合、この日陰がなければ死んでました。


そして目を引くのはバックスクリーンならびにスコアボード。


昨年4月から使用されたそうですが、地方球場ではまず見られないであろう、高さ14メートル、幅22メートルの全面フルカラーLED(動画可)仕様です。


そして試合前7分間のシートノックの「カウントダウン」。分単位はボールカウント表示を使ってやる球場もありますが、秒単位は初めて見ました。さらにはファウルボールへの注意喚起もフルカラー。運動公園整備事業の一環との事ですが、総工費はいかほどだったのか気になる所です。しかしながら、これだけの設備を整えながら、球速表示がないのがほんのちょっと、残念です。


今回のJABA近畿クラブ交流大会はじめ、都市対抗野球大会や高校野球の奈良県予選も行われたりと、その規模に十分見合うだけの試合も多数行われておるようです。スコアボードも云わば最先端のモノにしたばかり。我が家からたいして遠くもないし、また来てみたい野球場です。
2019.08.15 / Top↑
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