JABA日本野球連盟に登録されているチームは「会社(企業)」と「クラブ」に二分されます。そして全国大会として、企業登録チームには社会人野球日本選手権、クラブチームには全日本クラブ野球選手権、そして双方が目指せる、都市対抗野球大会の3つが「三大大会」と呼ばれています。
が、3月の野球シーズンが始まると、企業チームよりも遥かに登録数の多いクラブチーム(特に福島県はクラブチームのみ)だけの大会も、各都道府県また地区連盟主催でたくさん行われています。
近畿地区だけでも、クラブリーグ大阪や、二部制を敷いている京都クラブリーグ等がありますが、そのうちの一つ、和歌山県を除く近畿二府三県の様々なクラブチームが集まるトーナメント大会「第13回JABA近畿クラブ交流大会」を、橿原市運動公園硬式野球場で観戦してきました。昨年の第12回大会は八尾ベースボールクラブが優勝、関西硬式野球クラブが準優勝に輝いています。
通常、クラブチームの公式戦やオープン戦は、週末土曜日曜、また祝日に行われる事の方が多く、なかなか観戦の機会に恵まれませんが、8月12日は、前日11日日曜日の「山の日(よく知らんのですが)」の振替休日。こんな機会はそうそうなかろう、と言う事で喜び勇んで出掛けてきました。

初めて来ました。橿原市運動公園硬式野球場。

そして対戦するは、奈良Jメンテナンス野球クラブと、奈良フレンドベースボールクラブ。共に全くの初見です。またなかなか観戦出来ないチーム同士の試合ゆえ、チームや選手個々云々よりも、純粋に野球の試合を楽しんだ記録、と捉えていただければこれ幸い、そして「縁」と考えております。
スターティングオーダー
先攻:奈良Jメンテナンス野球クラブ
1(中)渡邉真也 (履正社高校)
2(三)中谷 廉 (奈良大学附属高校)
3(左)木村拓也 (奈良商業高校)
4(遊)渡邉涼介 (橿原学園高校)
5(右)永島雄太 (奈良朱雀高校)
6(捕)玉城那澪 (大和広陵高校)
7(一)茶田善次郎(同志社大学)
8(二)茶田善太郎(近畿大学)



9(投)大川功将 (PL学園高校)
後攻:奈良フレンドベースボールクラブ
1(遊)森 悠理 (奈良大学附属高校)
2(中)岡本涼平 (奈良大学附属高校)
3(捕)北野昭裕 (高岡法科大学)
4(三)上村直哉 (奈良大学附属高校)
5(一)桐木陽介 (大谷大学)
6(右)大東由幸 (奈良大学附属高校)
7(左)荒川祥司 (関西福祉科学大学)
8(二)中前兼吾 (城陽高校)



9(投)上田倖平 (金沢学院大学)
審判員


球審:近藤 一塁:小野 三塁:豊住
成績
1回表

渡邉真 1-0から2球目を打ってセンター前ヒット

次打者中谷の4球目がワイルドピッチ

中谷 3-1から5球目を選んでフォアボール


次打者木村の2球目前にセカンドランナー渡邉真牽制タッチアウト

木村 フルカウントから6球目を打ってファーストゴロ

渡邉涼 1-1から3球目を打ってセカンドフライ
1回裏

森 2-2から5球目を空振り三振

岡本 フルカウントから6球目を選んでフォアボール


北野 0-2から3球目を打ってショートゴロダブルプレイ
2回表

永島 ストレートのフォアボール

玉城 0-2から3球目を空振り三振

茶田次 1-2から4球目を空振り三振

茶田太 2-2から5球目を空振り三振
2回裏

上村 1-2から4球目を空振り三振

桐木 初球を打ってレフト前ヒット

大東 1-0から2球目を打ってセカンドフライ


荒川 2-2から6球目を空振り三振
3回表


大川 1-1から3球目を打ってセカンドゴロ
渡邉真 フルカウントから6球目を打ってファーストゴロ捕球エラー
中谷 2-1から4球目を打ってライトフライ

木村 0-1から2球目を打ってショートゴロ
3回裏
中前 初球を打ってレフト前ヒット

上田 2-1から4球目をピッチャー前送りバント

森 初球をサード前セーフティバントヒット


セカンドランナー中前ホームを突くもタッチアウト


次打者岡本の2球目(ボール)にファーストランナー森セカンド盗塁失敗
4回表

渡邉涼 フルカウントから6球目を打ってライトオーバーツーベースヒット


永島 0-1から2球目をピッチャー前送りバント失敗セカンドランナー渡邉涼サードタッチアウト

玉城 1-0から2球目を打ってサードファウルフライ

茶田次 1-1から3球目を打ってショートフライ
4回裏
岡本 フルカウントから6球目を見逃し三振

北野 初球を打ってサードゴロ


上村 0-2から3球目を打ってファーストフライ
5回表

茶田太 0-2から3球目を見逃し三振

大川 0-1から2球目を打って左中間へツーベースヒット

渡邉真 3-1から5球目を選んでフォアボール

中谷 0-1から2球目を打ってライトフライ

木村 初球を打ってファーストゴロ
5回裏
桐木 0-1から2球目を打ってライトフライ

大東 2-0から3球目を打ってセカンドフライ

荒川 フルカウントから6球目を空振り三振
6回表
奈良フレンドベースボールクラブ選手交代
レフト荒川に代えて西元伸仁(四天王寺大学)

渡邉涼 1-2から4球目を打ってショートゴロ

永島 フルカウントから6球目打ってサードゴロ(の前のファウルの画像)

玉城 1-2から4球目を空振り三振(の前の空振りの画像)
6回裏
奈良Jメンテナンス野球クラブ選手交代



ピッチャー大川に代えて大西祥利(橿原学園高校)

中前 フルカウントから7球目を打ってセンター前ヒット(の前のファウルの画像)

上田 0-1から2球目をピッチャー前送りバント

森 2-2から7球目を打ってレフト前ヒット

岡本 0-1から2球目をスクイズ失敗ファーストフライダブルプレイ
7回表

茶田次 2-2から5球目を打ってショートゴロ

茶田太 1-1から3球目を打ってライト前ヒット

大西 1-2から4球目を空振り三振

渡邉真 1-1から3球目を打ってピッチャーゴロ
7回裏
北野 2-2から5球目を打ってレフトへツーベースヒット

上村 1-2から5球目を空振り三振

桐木 1-1から3球目を打ってレフトフライ
大東 1-2から4球目を空振り三振
8回表

中谷 2-2から5球目を打ってショート内野安打


木村 1-0から2球目をキャッチャー前送りバント
渡邉涼 2-2から5球目を空振り三振
次打者永島の初球(ボール)にセカンドランナー木村サード盗塁成功

永島 2-1から4球目を打ってショートゴロタイムリー送球エラー
奈良フレンド0-1奈良Jメンテナンス
玉城 1-0から2球目を打ってセンターフライ
8回裏

西元 2-2から5球目を空振り三振

中前 2-2から6球目を打ってライトフライ

上田 1-1から3球目を打ってレフト前ヒット

森 2-2から5球目を空振り三振
9回表
茶田次 1-1から3球目を打ってセカンドゴロ

茶田太 フルカウントから6球目を打ってライト前ヒット
大西 2-2から6球目を空振り三振

渡邉真 1-2から4球目を空振り三振
9回裏
岡本 2-0から3球目を打ってサードフライ

北野 2-2から5球目を打ってショートゴロ捕球エラー
上村 1-0から2球目を打ってショートフライ
次打者桐木の3球目(ボール)にファーストランナー北野セカンド盗塁成功
桐木 フルカウントから6球目を選んでフォアボール


大東 0-1から2球目を打ってサードゴロ

奈良Jメンテナンス野球クラブ
000 000 010 1
000 000 000 0
奈良フレンドベースボールクラブ

試合開始前・終了挨拶の画像の通り、両チームともギリギリのメンバー。奈良フレンドさんはもともとギリギリ、奈良Jメンテナンスさんは2/3ほどの集まり。本来のポジションではない位置での出場選手も何名かおられましたが、それをモノともしない、引き締まった好ゲームになりました。


それ以上に感じたのが、選手の皆さん本当に全力でプレイされてる事。少人数ゆえ、怪我でもして交代選手が居なければ「棄権負け」の可能性もありましたが、そんな心配をものともせず、試合前のシートノックからユニフォームは泥だらけ。試合内容云々の前に、これに心打たれました。


よほどのチームでない限り、クラブチームってのは練習環境や時間が限られます。もしかしたら全員揃う事もままならないかも知れませんし、もしかしたら普段はもっと狭いグラウンドでの練習かも知れません。それが、公式戦前のたった7分間とは言うものの全力で走り回り、思い切りポロリ。


折しも高校野球甲子園大会の真っ最中。規模こそ違いますがそれこそ「思い切って野球が出来る喜び」みたいなのを、シートノックから感じる事が出来ました。むしろこれが「野球の原点」かなぁ。


いろんな野球の続け方があると思います。頑張れば野球でご飯を食べることも可能です。やらせてもらえる喜びを感じる野球もあります。しかしながらそれら全ての根底に「野球を楽しむ」がある、とも思います。ちょいと表現の仕方が難しいですが、まずは「自らが楽しむ」事も大事かと。好きで始めたはずのスポーツなんですから、楽しまないともったいないですよ。
なかなか難しいですが、もっともっと、たくさんのクラブチームを見て回りたい。野球で頑張ってる人はどこにでも居ます。それらを見て回って行きたいと思っています。
が、3月の野球シーズンが始まると、企業チームよりも遥かに登録数の多いクラブチーム(特に福島県はクラブチームのみ)だけの大会も、各都道府県また地区連盟主催でたくさん行われています。
近畿地区だけでも、クラブリーグ大阪や、二部制を敷いている京都クラブリーグ等がありますが、そのうちの一つ、和歌山県を除く近畿二府三県の様々なクラブチームが集まるトーナメント大会「第13回JABA近畿クラブ交流大会」を、橿原市運動公園硬式野球場で観戦してきました。昨年の第12回大会は八尾ベースボールクラブが優勝、関西硬式野球クラブが準優勝に輝いています。
通常、クラブチームの公式戦やオープン戦は、週末土曜日曜、また祝日に行われる事の方が多く、なかなか観戦の機会に恵まれませんが、8月12日は、前日11日日曜日の「山の日(よく知らんのですが)」の振替休日。こんな機会はそうそうなかろう、と言う事で喜び勇んで出掛けてきました。


初めて来ました。橿原市運動公園硬式野球場。


そして対戦するは、奈良Jメンテナンス野球クラブと、奈良フレンドベースボールクラブ。共に全くの初見です。またなかなか観戦出来ないチーム同士の試合ゆえ、チームや選手個々云々よりも、純粋に野球の試合を楽しんだ記録、と捉えていただければこれ幸い、そして「縁」と考えております。
スターティングオーダー
先攻:奈良Jメンテナンス野球クラブ
1(中)渡邉真也 (履正社高校)
2(三)中谷 廉 (奈良大学附属高校)
3(左)木村拓也 (奈良商業高校)
4(遊)渡邉涼介 (橿原学園高校)
5(右)永島雄太 (奈良朱雀高校)
6(捕)玉城那澪 (大和広陵高校)
7(一)茶田善次郎(同志社大学)
8(二)茶田善太郎(近畿大学)












9(投)大川功将 (PL学園高校)
後攻:奈良フレンドベースボールクラブ
1(遊)森 悠理 (奈良大学附属高校)
2(中)岡本涼平 (奈良大学附属高校)
3(捕)北野昭裕 (高岡法科大学)
4(三)上村直哉 (奈良大学附属高校)
5(一)桐木陽介 (大谷大学)
6(右)大東由幸 (奈良大学附属高校)
7(左)荒川祥司 (関西福祉科学大学)
8(二)中前兼吾 (城陽高校)












9(投)上田倖平 (金沢学院大学)
審判員






球審:近藤 一塁:小野 三塁:豊住
成績
1回表




渡邉真 1-0から2球目を打ってセンター前ヒット



次打者中谷の4球目がワイルドピッチ




中谷 3-1から5球目を選んでフォアボール






次打者木村の2球目前にセカンドランナー渡邉真牽制タッチアウト




木村 フルカウントから6球目を打ってファーストゴロ




渡邉涼 1-1から3球目を打ってセカンドフライ
1回裏




森 2-2から5球目を空振り三振




岡本 フルカウントから6球目を選んでフォアボール








北野 0-2から3球目を打ってショートゴロダブルプレイ
2回表




永島 ストレートのフォアボール




玉城 0-2から3球目を空振り三振




茶田次 1-2から4球目を空振り三振




茶田太 2-2から5球目を空振り三振
2回裏




上村 1-2から4球目を空振り三振




桐木 初球を打ってレフト前ヒット




大東 1-0から2球目を打ってセカンドフライ








荒川 2-2から6球目を空振り三振
3回表




大川 1-1から3球目を打ってセカンドゴロ
渡邉真 フルカウントから6球目を打ってファーストゴロ捕球エラー
中谷 2-1から4球目を打ってライトフライ




木村 0-1から2球目を打ってショートゴロ
3回裏
中前 初球を打ってレフト前ヒット




上田 2-1から4球目をピッチャー前送りバント




森 初球をサード前セーフティバントヒット






セカンドランナー中前ホームを突くもタッチアウト






次打者岡本の2球目(ボール)にファーストランナー森セカンド盗塁失敗
4回表




渡邉涼 フルカウントから6球目を打ってライトオーバーツーベースヒット








永島 0-1から2球目をピッチャー前送りバント失敗セカンドランナー渡邉涼サードタッチアウト




玉城 1-0から2球目を打ってサードファウルフライ




茶田次 1-1から3球目を打ってショートフライ
4回裏
岡本 フルカウントから6球目を見逃し三振




北野 初球を打ってサードゴロ








上村 0-2から3球目を打ってファーストフライ
5回表




茶田太 0-2から3球目を見逃し三振




大川 0-1から2球目を打って左中間へツーベースヒット




渡邉真 3-1から5球目を選んでフォアボール




中谷 0-1から2球目を打ってライトフライ




木村 初球を打ってファーストゴロ
5回裏
桐木 0-1から2球目を打ってライトフライ




大東 2-0から3球目を打ってセカンドフライ




荒川 フルカウントから6球目を空振り三振
6回表
奈良フレンドベースボールクラブ選手交代
レフト荒川に代えて西元伸仁(四天王寺大学)




渡邉涼 1-2から4球目を打ってショートゴロ




永島 フルカウントから6球目打ってサードゴロ(の前のファウルの画像)




玉城 1-2から4球目を空振り三振(の前の空振りの画像)
6回裏
奈良Jメンテナンス野球クラブ選手交代












ピッチャー大川に代えて大西祥利(橿原学園高校)




中前 フルカウントから7球目を打ってセンター前ヒット(の前のファウルの画像)




上田 0-1から2球目をピッチャー前送りバント




森 2-2から7球目を打ってレフト前ヒット




岡本 0-1から2球目をスクイズ失敗ファーストフライダブルプレイ
7回表




茶田次 2-2から5球目を打ってショートゴロ




茶田太 1-1から3球目を打ってライト前ヒット




大西 1-2から4球目を空振り三振




渡邉真 1-1から3球目を打ってピッチャーゴロ
7回裏
北野 2-2から5球目を打ってレフトへツーベースヒット




上村 1-2から5球目を空振り三振




桐木 1-1から3球目を打ってレフトフライ
大東 1-2から4球目を空振り三振
8回表




中谷 2-2から5球目を打ってショート内野安打








木村 1-0から2球目をキャッチャー前送りバント
渡邉涼 2-2から5球目を空振り三振
次打者永島の初球(ボール)にセカンドランナー木村サード盗塁成功




永島 2-1から4球目を打ってショートゴロタイムリー送球エラー
奈良フレンド0-1奈良Jメンテナンス
玉城 1-0から2球目を打ってセンターフライ
8回裏




西元 2-2から5球目を空振り三振




中前 2-2から6球目を打ってライトフライ




上田 1-1から3球目を打ってレフト前ヒット




森 2-2から5球目を空振り三振
9回表
茶田次 1-1から3球目を打ってセカンドゴロ




茶田太 フルカウントから6球目を打ってライト前ヒット
大西 2-2から6球目を空振り三振




渡邉真 1-2から4球目を空振り三振
9回裏
岡本 2-0から3球目を打ってサードフライ




北野 2-2から5球目を打ってショートゴロ捕球エラー
上村 1-0から2球目を打ってショートフライ
次打者桐木の3球目(ボール)にファーストランナー北野セカンド盗塁成功
桐木 フルカウントから6球目を選んでフォアボール








大東 0-1から2球目を打ってサードゴロ



奈良Jメンテナンス野球クラブ
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奈良フレンドベースボールクラブ

試合開始前・終了挨拶の画像の通り、両チームともギリギリのメンバー。奈良フレンドさんはもともとギリギリ、奈良Jメンテナンスさんは2/3ほどの集まり。本来のポジションではない位置での出場選手も何名かおられましたが、それをモノともしない、引き締まった好ゲームになりました。






それ以上に感じたのが、選手の皆さん本当に全力でプレイされてる事。少人数ゆえ、怪我でもして交代選手が居なければ「棄権負け」の可能性もありましたが、そんな心配をものともせず、試合前のシートノックからユニフォームは泥だらけ。試合内容云々の前に、これに心打たれました。






よほどのチームでない限り、クラブチームってのは練習環境や時間が限られます。もしかしたら全員揃う事もままならないかも知れませんし、もしかしたら普段はもっと狭いグラウンドでの練習かも知れません。それが、公式戦前のたった7分間とは言うものの全力で走り回り、思い切りポロリ。






折しも高校野球甲子園大会の真っ最中。規模こそ違いますがそれこそ「思い切って野球が出来る喜び」みたいなのを、シートノックから感じる事が出来ました。むしろこれが「野球の原点」かなぁ。






いろんな野球の続け方があると思います。頑張れば野球でご飯を食べることも可能です。やらせてもらえる喜びを感じる野球もあります。しかしながらそれら全ての根底に「野球を楽しむ」がある、とも思います。ちょいと表現の仕方が難しいですが、まずは「自らが楽しむ」事も大事かと。好きで始めたはずのスポーツなんですから、楽しまないともったいないですよ。
なかなか難しいですが、もっともっと、たくさんのクラブチームを見て回りたい。野球で頑張ってる人はどこにでも居ます。それらを見て回って行きたいと思っています。
2019.08.13 / Top↑
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