引き続き、第44回全日本クラブ野球選手権大阪・和歌山予選最終日。阪和地区第二代表決定戦。前の試合で関西硬式野球クラブを倒したNSBベースボールクラブと、前日の第一代表決定戦でマツゲン箕島に敗れた泉州大阪野球団の対戦。この試合は両チームともに絶対に落とせません。

NSBベースボールクラブはいわゆる「勝ち残り」でベンチはそのまま一塁側。若干蒸し暑さのある中での約35分のインターバル。疲労回復とまではなかなか行かないかも知れませんが、連戦でどこまで動けるか。そしてこれが、第一代表決定戦に進めなかったチームに対するハンディキャップか。

そして第一試合中に勇躍球場入りの、泉州大阪野球団。全くの所見です。

と言うか詳細が全く判らないんですが、野球部関係者は全員、株式会社泉州サービスと言う会社で就労、現役引退後も雇用が保証されておるようです。雰囲気的には大和高田クラブに近いでしょうか。

平日は自主練習中心、土日休日は大学野球部他とオープン戦。今年度には10月中旬に行われるJABA高砂大会にも出場予定。公式サイトもあるので比較的「予習」はしやすかったです。

今大会、初戦は履正社ベースボールクラブに17対9、2戦目は関西硬式野球クラブに15対13と壮絶など突き合いの上で勝利しましたが、第一代表決定戦はマツゲン箕島に1対23と言う、何とも壮絶な勝ち上がりと負けっぷり。一体どんな試合になるのか、全く予想がつきません。
スターティングオーダー
先攻:NSBベースボールクラブ
1(中)浦東 淳 (大阪産業大学)
2(左)大川 悟 (東洋大学)
3(一)浦東 厳 (福井工業大学)
4(右)普天間有司(関西国際大学)
5(二)岡本匡孝 (岡山商科大学)
6(捕)磯俣順平 (神戸学院大学)
7(三)北田智貴 (神戸国際大学)
8(指)田村優樹 (PL学園高校~関メディベースボール学院)
9(遊)岡 遼河 (関メディベースボール学院)


投:浦東 亮 (福井工業大学)
後攻:泉州大阪野球団
1(三)寺埜大河 (初芝橋本高校)
2(遊)谷岡 練 (高川学園高校)
3(右)杉本陽哉 (桜宮高校~関西大学)
4(指)小田大輔 (高川学園高校)
5(一)木村 豪 (筑陽学園高校~大阪商業大学)
6(中)谷口優斗 (渋谷高校~関西外国語大学)
7(左)藤原裕紀 (倉吉北高校~流通科学大学)
8(捕)樋口悠生 (岡山高校~神戸大学)
9(二)湯村歩輝 (りんくう翔南高校~甲賀健康医療専門学校)



投:作本達也 (不二越工業高校~阪南大学)
成績
1回表
浦東淳 2-2から5球目を打ってショートフライ

大川 フルカウントから6球目を選んでフォアボール

浦東厳 1-0から2球目を打ってライトフライ

普天間 3-1から5球目を選んでフォアボール

岡本 2-0から3球目を打ってショートゴロ
1回裏

寺埜 1-1から3球目を打ってセンター前ヒット

谷岡 1-2から4球目を打ってショートライナー ファーストへ送球が逸れファーストランナー寺埜はセカンドへ

杉本 フルカウントから6球目を選んでフォアボール

小田 1-2から5球目を打ってレフトフライ
木村 フルカウントから7球目を打ってショートゴロ ファースト送球が乱れランナー生還
泉州大阪野球団1-0NSBベースボールクラブ

谷口 フルカウントから7球目を打ってライト前タイムリーヒット

泉州大阪野球団2-0NSBベースボールクラブ
次打者藤原の2球目(ボール)にファーストランナー谷口セカンド盗塁成功

藤原 フルカウントから球目を見逃し三振
2回表

磯俣 2-1から4球目がデッドボール
北田 初球をピッチャー前送りバント

田村 2-0から3球目を打ってライトフライ
岡 フルカウントから6球目を打ってピッチャーゴロ
2回裏

樋口 1-2から4球目を空振り三振

湯村 2-2から6球目を打ってショートゴロ

寺埜 1-2から4球目を打ってセカンドゴロ
3回表
浦東淳 フルカウントから7球目を選んでフォアボール
大川 初球をピッチャー前送りバント
浦東厳 初球を打ってサードゴロ
普天間 1-0から2球目を打ってショートゴロ
3回裏
谷岡 2-2から7球目を見逃し三振
杉本 0-2から3球目を見逃し三振
小田 1-0から2球目を打ってレフトへソロホームラン
泉州大阪野球団3-0NSBベースボールクラブ
木村 0-2から3球目を打ってレフトフライ
4回表
岡本 1-2から4球目を空振り三振

磯俣 2-1から4球目を打ってセカンドゴロ

北田 フルカウントから6球目を選んでフォアボール

田村 初球を打ってライトフライ
4回裏

谷口 1-2から4球目を打ってセカンドライナー


藤原 2-1から4球目を打ってセカンドフライ
樋口 0-2から3球目を空振り三振
5回表

岡 1-1から3球目を打ってキャッチャーファウルフライ

浦東淳 2-2から5球目を打ってショートライナー

大川 1-1から3球目を打ってセンターフライ
5回裏

湯村 2-1から4球目を打ってセンター前ヒット

寺埜 初球を打ってショートゴロ

谷岡 1-1から3球目を打ってショート内野安打

次打者杉本の2球目(ボール)にファーストランナー谷岡セカンド盗塁成功 キャッチャーからの送球が悪送球になりサードランナー湯村ホームイン

泉州大阪野球団4-0NSBベースボールクラブ

杉本 空振り三振

小田 2-2から6球目を打ってレフト前タイムリーヒット

泉州大阪野球団5-0NSBベースボールクラブ

木村 1-2から4球目を打ってセカンドゴロ

残念ながら時間が来てしまいました。第一試合が意外に延びてしまったので、最後まで観れんだろう、と言う事で、キリのいい5回裏終了後、グラウンド整備を眺めながらの撤収作業となりました。
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NSBベースボールクラブ
000 001 000 1
201 020 02X 7
泉州大阪野球団
試合は結局、NSBベースボールクラブが1点を返すも反撃はここまで。泉州大阪野球団がさらに8回裏に2点を追加して、7対1をもって試合終了。7月6日土曜日、枚方市にあるパナソニックベースボールスタジアムで行われる予定の、西近畿代表決定トーナメント進出を決めました。
そして、たった二日間4試合(と言っていいのか悪いのか)ではありましたが、クラブチームの、一次予選ですがJABA公式戦を、身をもって体感させてもらいました。よい経験になりました。

クラブチームの置かれている環境ってのは、なかなか厳しいモノがあるようにも感じます。スタッフは最小限、肝心の試合に選手が揃わない事もある。試合環境も決して良いとは言えない球場も。そんな中でもクラブチームの選手は至極元気、と言うか、野球が出来る喜びみたいなのをひしひしと感じます。ワンプレイワンプレイに一生懸命、タイムリーヒットを打てばおどけて見せる、ファウルフライが捕れなかったら凄く悔しがる。こく当たり前の事かも知れませんが、感情が常に表に出る。
プロ野球ってのは、相手にいろいろと悟られぬよう、ポーカーフェイスの選手が多いです。もっと言えばあの人たちは「仕事」として野球を選んだのだから、致し方ない部分もあるでしょう。数年前に引退したとあるベテラン選手は「野球を楽しいと思ったことはない」とまで言い放ちました。

クラブチームの公式戦。無論勝敗がかかっています。敗けたら全国の檜舞台を踏む事は出来ませんし、悔しい思いもするでしょう。けど、少し前にも記しましたが、クラブチームに引退はありません。他人からユニフォームを脱がされる事もありません。自らの意志でプレイを続けられる環境です。
そして、自分自身が何処まで出来るか、と言う永遠の挑戦の場だとも思います。かのプロ野球OB・小鶴誠氏は、引退しても、己のバッティングを追求する為にバッティングセンターに通い続けたと聞きます。それが今、クラブチームと言う形で現存しているんではないか、とすら考えます。
クラブチームの選手の皆様、どうかお怪我のないよう、好きな野球を思う存分、続けてください。それが、今競技人口が減りつつある野球の下支えになるはず。私も何か力になれば、とも思っています。
ちょいと大袈裟ですな。



NSBベースボールクラブはいわゆる「勝ち残り」でベンチはそのまま一塁側。若干蒸し暑さのある中での約35分のインターバル。疲労回復とまではなかなか行かないかも知れませんが、連戦でどこまで動けるか。そしてこれが、第一代表決定戦に進めなかったチームに対するハンディキャップか。


そして第一試合中に勇躍球場入りの、泉州大阪野球団。全くの所見です。



と言うか詳細が全く判らないんですが、野球部関係者は全員、株式会社泉州サービスと言う会社で就労、現役引退後も雇用が保証されておるようです。雰囲気的には大和高田クラブに近いでしょうか。



平日は自主練習中心、土日休日は大学野球部他とオープン戦。今年度には10月中旬に行われるJABA高砂大会にも出場予定。公式サイトもあるので比較的「予習」はしやすかったです。



今大会、初戦は履正社ベースボールクラブに17対9、2戦目は関西硬式野球クラブに15対13と壮絶など突き合いの上で勝利しましたが、第一代表決定戦はマツゲン箕島に1対23と言う、何とも壮絶な勝ち上がりと負けっぷり。一体どんな試合になるのか、全く予想がつきません。
スターティングオーダー
先攻:NSBベースボールクラブ
1(中)浦東 淳 (大阪産業大学)
2(左)大川 悟 (東洋大学)
3(一)浦東 厳 (福井工業大学)
4(右)普天間有司(関西国際大学)
5(二)岡本匡孝 (岡山商科大学)
6(捕)磯俣順平 (神戸学院大学)
7(三)北田智貴 (神戸国際大学)
8(指)田村優樹 (PL学園高校~関メディベースボール学院)
9(遊)岡 遼河 (関メディベースボール学院)








投:浦東 亮 (福井工業大学)
後攻:泉州大阪野球団
1(三)寺埜大河 (初芝橋本高校)
2(遊)谷岡 練 (高川学園高校)
3(右)杉本陽哉 (桜宮高校~関西大学)
4(指)小田大輔 (高川学園高校)
5(一)木村 豪 (筑陽学園高校~大阪商業大学)
6(中)谷口優斗 (渋谷高校~関西外国語大学)
7(左)藤原裕紀 (倉吉北高校~流通科学大学)
8(捕)樋口悠生 (岡山高校~神戸大学)
9(二)湯村歩輝 (りんくう翔南高校~甲賀健康医療専門学校)












投:作本達也 (不二越工業高校~阪南大学)
成績
1回表
浦東淳 2-2から5球目を打ってショートフライ




大川 フルカウントから6球目を選んでフォアボール




浦東厳 1-0から2球目を打ってライトフライ




普天間 3-1から5球目を選んでフォアボール




岡本 2-0から3球目を打ってショートゴロ
1回裏




寺埜 1-1から3球目を打ってセンター前ヒット




谷岡 1-2から4球目を打ってショートライナー ファーストへ送球が逸れファーストランナー寺埜はセカンドへ




杉本 フルカウントから6球目を選んでフォアボール




小田 1-2から5球目を打ってレフトフライ
木村 フルカウントから7球目を打ってショートゴロ ファースト送球が乱れランナー生還
泉州大阪野球団1-0NSBベースボールクラブ




谷口 フルカウントから7球目を打ってライト前タイムリーヒット



泉州大阪野球団2-0NSBベースボールクラブ
次打者藤原の2球目(ボール)にファーストランナー谷口セカンド盗塁成功




藤原 フルカウントから球目を見逃し三振
2回表




磯俣 2-1から4球目がデッドボール
北田 初球をピッチャー前送りバント




田村 2-0から3球目を打ってライトフライ
岡 フルカウントから6球目を打ってピッチャーゴロ
2回裏




樋口 1-2から4球目を空振り三振




湯村 2-2から6球目を打ってショートゴロ




寺埜 1-2から4球目を打ってセカンドゴロ
3回表
浦東淳 フルカウントから7球目を選んでフォアボール
大川 初球をピッチャー前送りバント
浦東厳 初球を打ってサードゴロ
普天間 1-0から2球目を打ってショートゴロ
3回裏
谷岡 2-2から7球目を見逃し三振
杉本 0-2から3球目を見逃し三振
小田 1-0から2球目を打ってレフトへソロホームラン
泉州大阪野球団3-0NSBベースボールクラブ
木村 0-2から3球目を打ってレフトフライ
4回表
岡本 1-2から4球目を空振り三振




磯俣 2-1から4球目を打ってセカンドゴロ




北田 フルカウントから6球目を選んでフォアボール




田村 初球を打ってライトフライ
4回裏




谷口 1-2から4球目を打ってセカンドライナー








藤原 2-1から4球目を打ってセカンドフライ
樋口 0-2から3球目を空振り三振
5回表




岡 1-1から3球目を打ってキャッチャーファウルフライ




浦東淳 2-2から5球目を打ってショートライナー




大川 1-1から3球目を打ってセンターフライ
5回裏




湯村 2-1から4球目を打ってセンター前ヒット




寺埜 初球を打ってショートゴロ




谷岡 1-1から3球目を打ってショート内野安打




次打者杉本の2球目(ボール)にファーストランナー谷岡セカンド盗塁成功 キャッチャーからの送球が悪送球になりサードランナー湯村ホームイン



泉州大阪野球団4-0NSBベースボールクラブ




杉本 空振り三振




小田 2-2から6球目を打ってレフト前タイムリーヒット



泉州大阪野球団5-0NSBベースボールクラブ




木村 1-2から4球目を打ってセカンドゴロ

残念ながら時間が来てしまいました。第一試合が意外に延びてしまったので、最後まで観れんだろう、と言う事で、キリのいい5回裏終了後、グラウンド整備を眺めながらの撤収作業となりました。
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NSBベースボールクラブ
000 001 000 1
201 020 02X 7
泉州大阪野球団
試合は結局、NSBベースボールクラブが1点を返すも反撃はここまで。泉州大阪野球団がさらに8回裏に2点を追加して、7対1をもって試合終了。7月6日土曜日、枚方市にあるパナソニックベースボールスタジアムで行われる予定の、西近畿代表決定トーナメント進出を決めました。
そして、たった二日間4試合(と言っていいのか悪いのか)ではありましたが、クラブチームの、一次予選ですがJABA公式戦を、身をもって体感させてもらいました。よい経験になりました。


クラブチームの置かれている環境ってのは、なかなか厳しいモノがあるようにも感じます。スタッフは最小限、肝心の試合に選手が揃わない事もある。試合環境も決して良いとは言えない球場も。そんな中でもクラブチームの選手は至極元気、と言うか、野球が出来る喜びみたいなのをひしひしと感じます。ワンプレイワンプレイに一生懸命、タイムリーヒットを打てばおどけて見せる、ファウルフライが捕れなかったら凄く悔しがる。こく当たり前の事かも知れませんが、感情が常に表に出る。
プロ野球ってのは、相手にいろいろと悟られぬよう、ポーカーフェイスの選手が多いです。もっと言えばあの人たちは「仕事」として野球を選んだのだから、致し方ない部分もあるでしょう。数年前に引退したとあるベテラン選手は「野球を楽しいと思ったことはない」とまで言い放ちました。


クラブチームの公式戦。無論勝敗がかかっています。敗けたら全国の檜舞台を踏む事は出来ませんし、悔しい思いもするでしょう。けど、少し前にも記しましたが、クラブチームに引退はありません。他人からユニフォームを脱がされる事もありません。自らの意志でプレイを続けられる環境です。
そして、自分自身が何処まで出来るか、と言う永遠の挑戦の場だとも思います。かのプロ野球OB・小鶴誠氏は、引退しても、己のバッティングを追求する為にバッティングセンターに通い続けたと聞きます。それが今、クラブチームと言う形で現存しているんではないか、とすら考えます。
クラブチームの選手の皆様、どうかお怪我のないよう、好きな野球を思う存分、続けてください。それが、今競技人口が減りつつある野球の下支えになるはず。私も何か力になれば、とも思っています。
ちょいと大袈裟ですな。
2019.06.25 / Top↑
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