


中三日で、大阪ガス今津グラウンドに行ってきました。



もうこの時期になると、企業チームのオープン戦が各所で目白押し。日本選手権対象大会や、都道府県によっては、大学・社会人対抗戦なども行われ、まさに野球シーズン花盛りとなります。まだ朝晩は寒いし、日中の風も冷たい事もありますが、野球観戦に不向き、と言うわけでもありませんしね。
そんな中、これも毎年恒例であろう、大阪ガス硬式野球部と、関メディベースボール学院野球選手科の「社会人野球西宮市長杯争奪大会」を観戦に行ってきました。ええ、只のオープン戦なんですが。



昨年は、2月28日に行われ、関メディベースボール学院は、今年から伯和ビクトリーズに加入した園田龍矢投手(九州学院高校~徳山大学)の好投もあり、3対0の僅差で大阪ガスが勝利しました。








今年の関メディベースボール学院、先の兵庫県春季大会では苦戦をしましたが、オープン戦ではすでにHonda鈴鹿を倒したり、三菱重工広島を相手に3点を強奪したりと、静かにチカラを発揮しつつあります。さて、昨年の都市対抗野球大会王者相手に如何なる戦いを挑むか、大いに楽しみです。








そして、関メディベースボール学院野球選手科の皆さんは現在、都市対抗野球大会兵庫県一次予選の真っ最中。前日7日は、高砂市野球場で神戸レールスターズを降して一回戦突破を果たしたばかり。








今年の関メディベースボール学院は、全日本クラブ野球選手権予選には出場しないので、クラブ野球選手権予選を兼ねた都市対抗野球兵庫県一次予選は、1試合敗けると敗者復活戦には回りません。


迎え撃つ大阪ガス硬式野球部の皆さん、再びおぢゃまいたします。












選手の入れ替えこそ多少なりともありますが、主力選手はそろそろ、スポーツ選手として一番チカラを発揮出来る年齢に達しようかとしております。言わば「円熟期」とでも申せばよいでしょうか。








今年も、大阪府そして近畿地区の社会人野球チームのど真ん中に立ち、そして突っ走り、近畿地区だけではなく、全国のチームからのターゲットになる事は間違いなし。今年はこれが2試合目の観戦になりますが、おそらく簡単に敗ける事はそうないかと思われます。これもまた楽しみ、であります。
スターティングオーダー
先攻:関メディベースボール学院
1(遊)奥野夢叶 (立正大学付属淞南高校)
2(中)有田諒嘉 (香川西高校)
3(右)山本海翔 (松蔭高校)
4(三)大橋竜誠 (東洋大学付属姫路高校)
5(一)山本航介 (高野山高校)
6(指)田中優都 (京都国際高校)
7(捕)幸明慶勲 (武生工業高校)
8(左)片岡滉輔 (初芝橋本高校)
9(二)宮下大生 (相生学園高校)








投:足立湧哉 (松蔭高校)
後攻:大阪ガス
1(遊)青柳 匠 (金光学園高校~亜細亜大学)
2(中)宮崎一斗 (帝京大学第三高校~亜細亜大学)
3(二)浅田泰斗 (報徳学園高校~立教大学)
4(三)伊藤諒介 (神港学園高校~法政大学)
5(一)松谷竜暉 (報徳学園高校~筑波大学)
6(左)重田清一 (佐賀西高校~慶應義塾大学)
7(右)室屋太郎 (鹿児島実業高校)
8(捕)鳥飼力斗 (鳥取城北高校)
9(指)橋本真生 (西日本短期大学付属高校)








投:飯塚孝史 (履正社高校)
成績
1回表




奥野 1-2から5球目を見逃し三振




有田 1-2から4球目を見逃し三振




山本海 1-2から4球目を打ってピッチャーフライ
1回裏




青柳 3-1から5球目を打ってセカンドゴロ




宮崎 1-0から2球目を打ってセカンド内野安打




次打者浅田の3球目(ボール)にファーストランナー宮崎セカンド盗塁成功




浅田 フルカウントから6球目を打ってセカンドゴロ セカンドランナー宮崎はサードへ




伊藤 1-1から3球目を打ってライトフライ
2回表




大橋 2-2から6球目がデッドボール




山本航 1-0から2球目を打ってショートゴロダブルプレイ




田中 1-0から2球目を打ってレフトフライ
2回裏
松谷 1-1から3球目を打ってセカンド内野安打
次打者重田の4球目前に牽制悪送球でファーストランナー松谷はセカンドへ




重田 2-2から5球目を空振り三振




室屋 フルカウントから6球目を選んでフォアボール




鳥飼 ストレートのフォアボール




橋本 0-2から3球目を打ってセンター前タイムリーヒット
大阪ガス2-0関メディ




青柳 2-1から4球目を打ってサードゴロセカンドフォースアウトサードランナーホームイン
大阪ガス3-0関メディ
次打者宮崎の2球目(ボール)にファーストランナー青柳セカンド盗塁失敗
3回表
幸明 初球デッドボール




片岡 初球をファースト前送りバント




宮下 フルカウントから7球目を選んでフォアボール




奥野 1-1から3球目を打ってライトフライ セカンドランナー片岡はサードへ




有田 1-2から6球6目を打ってライトフライ
3回裏




宮崎 2-2から5球目を打ってライト前ヒット




次打者浅田の初球(ボール)にファーストランナー宮崎セカンド盗塁失敗




浅田 1-0から2球目を打ってセンター前ヒット




次打者伊藤の2球目(ボール)にファーストランナー浅田セカンド盗塁失敗




伊藤 ストレートのフォアボール




松谷 1-2から4球目がデッドボール




重田 フルカウントから6球目を打ってショートゴロ
4回表
大阪ガス選手交代








ピッチャー飯塚に代えて古都成輝(須磨学園高校)




山本海 2-2から5球目を打って左中間へツーベースヒット




大橋 1-0から2球目を打ってライト前タイムリーヒット




大阪ガス3-1関メディ








山本航 初球を打ってショートゴロダブルプレイ




田中 1-0から2球目を打ってレフトフライ
4回裏








室屋 2-1から4球目を打ってライトオーバーソロホームラン
大阪ガス4-1関メディ




鳥飼 ストレートのフォアボール




橋本 0-2から3球目を打ってショートゴロダブルプレイ




青柳 初球を打ってレフト前ヒット




次打者宮崎の2球目(ボール)にファーストランナー青柳セカンド盗塁失敗
5回表
大阪ガス選手交代








ピッチャー古都に代えて緒方悠(鳴門第一高校)




幸明 初球を打ってショートゴロ




片岡 1-1から3球目を打ってサードゴロ




宮下 1-1から3球目を打ってショート内野安打




奥野 1-0から2球目を打ってライト前ヒット ファーストランナー宮下はサードへ
次打者有田の4球目(ボール)にファーストランナー奥野セカンド盗塁成功




有田 2-2から5球目を空振り三振
5回裏




宮崎 1-2から4球目を打ってセカンドゴロ




浅田 フルカウントから6球目を空振り三振




伊藤 3-1から5球目を選んでフォアボール




松谷 1-2から4球目を打ってセンター前ヒット ファーストランナー伊藤はサードへ




重田 ストレートのフォアボール




室屋 ストレートの押し出しフォアボール
大阪ガス5-1関メディ
鳥飼 初球を打ってファーストゴロ
6回表
大阪ガス選手交代
ショート青柳に代えて峰下智弘(佐賀学園高校~近畿大学)




山本海 初球を打ってピッチャーゴロ




大橋 1-0から2球目を打ってショートゴロ




山本航 1-0から2球目を打ってライト前ヒット




田中 初球を打ってセンターフライ
6回裏




橋本 2-0から3球目を打ってライトフライ




峰下 フルカウントから7球目を打ってセカンド内野安打




宮崎 フルカウントから7球目を選んでフォアボール




浅田 1-0から2球目を打ってファーストゴロタイムリー捕球エラー
大阪ガス6-1関メディ








次打者伊藤の2球目(ボール)に牽制悪送球でサードランナー宮崎ホームイン
大阪ガス7-1関メディ
伊藤 ストレートのフォアボール








松谷 初球を打ってライトオーバースリーランホームラン
大阪ガス10-1関メディ
重田 フルカウントから8球目を選んでフォアボール




室屋 初球を打ってセンター前ヒット
鳥飼 初球デッドボール
関メディベースボール学院選手交代








ピッチャー足立に代えて山本昂城(貴志川高校)








橋本 0-2から3球目を打ってショートゴロダブルプレイ
7回表
大阪ガス選手交代








ピッチャー緒方に代えて中谷佳太(天理高校)




幸明 フルカウントから6球目を打ってピッチャーゴロ
片岡 0-1から2球目を打ってライトフライ




宮下 1-1から3球目を打ってセンターフライ
7回裏




峰下 2-0から3球目を打ってファーストゴロ




宮崎 0-1から2球目を打ってファーストゴロ








浅田 初球を打ってファーストゴロ
8回表




奥野 初球を打ってファーストフライ




有田の代打小林旺晟(松蔭高校) フルカウントから7球目を打ってセンターフライ




山本海 0-2から3球目を空振り三振
8回裏
関メディベースボール学院選手交代




代打小林に代えてセンター高橋昂輝(香川西高校)
伊藤 ストレートのフォアボール
松谷 0-2から3球目を空振り三振 ファーストランナー伊藤セカンド盗塁失敗




重田 初球を打ってレフトフライ
9回表
大阪ガス選手交代








ピッチャー中谷に代えて猿渡眞之(飯塚高校)




大橋 1-2から5球目を空振り三振




山本航 1-1から3球目を打ってライトフライ




田中の代打岡本知果(松蔭高校) 0-1から2球目を打ってセカンドゴロ


関メディベースボール学院
000 100 000 1 H5 E2
030 115 00X 10 H11 E0
大阪ガス

事情は知り得ませんが、普段はファーストや指名打者の伊藤選手をサードに、キャッチャーの浅田選手をセカンド、は同じくキャッチャーの松谷選手をファーストと言う、守備面に関しては「ファイヤーフォーメーション」に思えた大阪ガスのスタメンでしたが、まずは無難に、と言う所でしょうか。




それよりも何よりも、主軸の土井選手や古川選手、大谷選手を抜きにしてもこの豪打。ひとつのオプション、と捉えるならこれもアリなのかな、とも考えます。ただ、どんなオーダーでも変わらぬ攻撃力、ともなると、投手陣が磐石なだけに、今年の大阪ガスは手が付けられんな、とも思いました。
対する関メディベースボール学院。


攻撃陣はほぼ固まりつつある、かと思います。1番の奥野選手、2番の有田選手、そして今年、キャッチャーからコンバートされた4番・サードの大橋選手。長打のある山本航介選手、9番でありながら1番の役割も出来る宮下選手。超攻撃型のオーダー、これで都市対抗野球一次予選は突破、かな。


そしてこの試合、思い切り目立ったのが、キャッチャーの幸明慶勲選手。大阪ガスが盗塁を試みる事6度、うち4度で盗塁阻止。これで今年度の新入生だ、ってんだから恐れ入ります。オープン戦とは言え、走ってきたのは峰下選手や宮崎選手など、足のある人を悉く刺殺。これには脱帽、でしょう。


私も長らくいろんな試合を観てきたつもりですが、1試合ですが盗塁阻止率0.667ってのはそうそう見れるもんではない、でしょう。以前の試合で、小林旺晟捕手のスローイングの速さにも驚きましたが、幸明捕手の強肩もなかなかのモノ。こんな所にも熾烈なレギュラー争いはあります。
先にも記したように、関メディベースボール学院は、ひとつも負けられない戦いの最中。緊張感も多分にあるとは思いますが、どうか怪我にだけは気をつけて、わかさスタジアム京都に来てください。
2019.04.08 / Top↑
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