松本旗三浦旗大会最終日、準決勝2試合。前年の社会人野球日本選手権準優勝チーム・JFE西日本と、新進気鋭の「鞆の蒼き海賊」ツネイシブルーパイレーツの「福山ダービー」となりました。

まずはツネイシブルーパイレーツ。


ツネイシ硬式野球部から、大きく衣替えをした「蒼き海賊」も3年目。それこそホップ・ステップと来て「ジャンプ」の年になる、でしょう。今年は地元・中四国出身の選手6名を迎え、さらには短期ながら春季合宿を高知県で行うなど、これまで以上にチームの強化を図っているようにも思えます。


この先、JABA四国大会にも参戦。強豪チームが顔を揃える日本選手権対象大会になりますが、そろそろ大阪湾・東京湾に襲来してもよさそうな気配も感じます。その手始めに、瀬戸内を制するか。


そして前日の初戦、対三菱重工広島戦は、モノの見事に4対2で勝利。前半しか観戦出来ませんでしたが、鋭いバッティングが光りました。そのバッティングが、日本選手権準優勝チームに通用するか。そしてここからが、2019年のツネイシブルーパイレーツを占う上で重要な戦いになる筈です。

対する「第44回社会人野球日本選手権準優勝チーム」のJFE西日本。

今年の公式戦は早くも、3月半ばからからのJABA東京スポニチ大会に参加。残念ながら予選リーグ敗退となり、朗報を持って帰る事は出来ませんでしたが、今後への手応えは感じ取れたはず。

この先4月中は、JABA岡山大会ならびに京都大会と、日本選手権対象大会がまだまだ続きます。その手始めにこの大会を制して、ひとつの景気付け、にしたいところではないでしょうか。
スターティングオーダー
先攻:ツネイシブルーパイレーツ
1(指)斉藤達也 (昌平高校~城西大学)
2(右)岸村祥太郎(華陵高校~徳山大学)
3(遊)亀井雅人 (高知高校~立命館大学)
4(三)永岡 涼 (宇部鴻城高校~福山大学)
5(一)坂東 駿 (徳島商業高校~中部学院大学)
6(左)林 和宏 (崇徳高校~関東学院大学)
7(中)北吉弘樹 (瀬戸内高校)
8(捕)財満征史 (高陽東高校~東京農業大学)
9(二)岡田拓己 (岡山東商業高校~環太平洋大学)


投:森國広太 (岩国商業高校~関西国際大学)
後攻:JFE西日本
1(一)脇屋直征 (明豊高校~立命館大学)
2(遊)斉藤 輝 (横浜商科大学付属高校~國學院大学)
3(三)古田 塁 (天理高校~東洋大学)
4(中)鳥井 凌 (尽誠学園高校~仙台大学)
5(左)本郷貴彦 (広陵高校~近畿大学工学部)
6(指)志賀巧朗 (文徳高校~環太平洋大学)
7(右)三好大倫 (三本松高校)
8(捕)浦翔太郎 (明徳義塾高校~拓殖大学)
9(二)宮本夏輝 (広陵高校~MSH医療専門学校)


投:宮崎 翔 (倉敷工業高校)
審判員
球審:佐々木 一塁:橘 二塁:品川 三塁:高橋
打撃成績
1回表


斉藤 1-1から3球目を打ってサードファウルフライ

岸村 フルカウントから7球目を選んでフォアボール

亀井 1-2から4球目を空振り三振

永岡 1-0から2球目を打ってレフト前ヒット

板東 フルカウントから6球目を打ってセカンドゴロ
1回裏


脇屋 初球を打ってセンター前ヒット

斉藤 1-1から3球目を打ってセカンドゴロダブルプレイ

古田 フルカウントから6球目を選んでフォアボール


鳥井 0-1から2球目を打ってライトへツーベースヒット

本郷 2-2から5球目を空振り三振
2回表

林 フルカウントから6球目を選んでフォアボール

北吉 初球をサード前送りバント

財満 初球を打ってライト前ヒット

岡田 2-1から4球目を打ってセカンドゴロダブルプレイ
2回裏

志賀 初球を打ってライト前ヒット


三好 フルカウントから6球目を打ってセカンドゴロセカンドフォースアウト

次打者浦の初球前にファーストランナー三好が挟まれタッチアウト

浦 フルカウントから9球目を選んでフォアボール

宮本 初球を打ってショートゴロ
3回表

斉藤 フルカウントから6球目を選んでフォアボール

岸村 0-2から3球目をピッチャー前送りバント

亀井 初球を打って左中間へタイムリーツーベースヒット

JFE西日本0-1ツネイシBP
永岡 3-1から5球目を選んでフォアボール

板東 0-2から3球目を空振り三振

林 初球を打ってライト前タイムリーヒット
JFE西日本0-2ツネイシBP

北吉 初球を打ってレフト前タイムリーヒット
JFE西日本0-3ツネイシBP

財満 1-2から5球目を打ってショートゴロ
3回裏

脇屋 1-2から4球目を空振り三振

斉藤 2-0から3球目を打ってショートゴロ捕球エラー

古田 1-0から2球目を打ってサードゴロセカンドフォースアウト

次打者鳥井の3球目にファーストランナー古田セカンド盗塁成功

鳥井 2-1から4球目を選んでフォアボール

本郷 1-2から8球目を打ってセカンドゴロ
4回表

岡田 3-1から5球目を打ってレフト前ヒット

斉藤 0-2から3球目を打ってセンター前ヒット

岸村 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
JFE西日本選手交代


ピッチャー宮崎に代えて中川一斗(天理大学)

亀井 初球を打ってライトオーバータイムリースリーベースヒット

JFE西日本0-6ツネイシBP

永岡 初球を打ってレフトオーバー2ランホームラン

JFE西日本0-8ツネイシBP

板東 フルカウントから8球目を打ってショートゴロ捕球エラー

林 2-2から5球目を空振り三振

北吉 1-0から2球目をサード前送りバントが内野安打

財満 1-0から2球目がデッドボール

岡田 3-1から5球目を打ってレフトオーバータイムリーツーベースヒット
JFE西日本0-10ツネイシBP

斉藤 1-1から3球目を打ってファーストゴロ
JFE西日本選手交代


ピッチャー中川に代えて谷中文哉(駒澤大学)

岸村 1-2から5球目を打ってセンターフライ
4回裏

志賀 1-2から4球目を空振り三振
三好 1-0から2球目を打ってファーストゴロ
浦の代打小串寛徳(東福岡高校~近畿大学工学部) 0-2から3球目を打ってライトフライ
5回表
JFE西日本選手交代
代打小串に代えてキャッチャー坂本修也(大社高校~近畿大学工学部)

亀井 2-2から5球目を打ってセカンド内野安打
永岡 初球をピッチャー前送りバント

板東 1-2から4球目を空振り三振

林 初球を打ってレフトフライ
5回裏

宮本の代打高田涼太(立教大学) 2-1から4球目を打ってセンター前ヒット

脇屋 2-0から3球目を打ってセンターフライ

斉藤 0-1から2球目を打ってレフトフライ

古田 2-1から4球目を打ってショートゴロ
ツネイシブルーパイレーツ
003 70 10 H12 E1
000 00 0 H5 E1
JFE西日本

ただ唖然呆然とするしかない試合でした。ベンチ横の搬入口で、次の試合を待つJR西日本の選手が様子を伺いに来てましたが、苦笑いするしかない。とにかく凄いツネイシブルーパイレーツの攻撃。
最初の3点はともかくとして、1イニング7点と言うのは公式戦ではそうそう見ない数字かと思われます。ブルーパイレーツが掴んだ試合の流れは、激流となって一気に、昨年の日本選手権準優勝チーム・JFE西日本に、抗う暇を与えぬままにまさしく「粉砕」。とにかくよく打ったと思います。
JFE西日本としては、何としてもこの試合を取り、優勝決定戦に満を持して河野竜生投手を送り込んで、と言う目論見だったとは思うんですが、勢いのついた海賊打線をねじ伏せるまでには至らず。連続2日間三試合を勝ち抜く難しさ、もあったのかな。それとも「第三の先発」以降が弱いのか。
とにかく「衝撃の結末」でした。


まずはツネイシブルーパイレーツ。






ツネイシ硬式野球部から、大きく衣替えをした「蒼き海賊」も3年目。それこそホップ・ステップと来て「ジャンプ」の年になる、でしょう。今年は地元・中四国出身の選手6名を迎え、さらには短期ながら春季合宿を高知県で行うなど、これまで以上にチームの強化を図っているようにも思えます。






この先、JABA四国大会にも参戦。強豪チームが顔を揃える日本選手権対象大会になりますが、そろそろ大阪湾・東京湾に襲来してもよさそうな気配も感じます。その手始めに、瀬戸内を制するか。






そして前日の初戦、対三菱重工広島戦は、モノの見事に4対2で勝利。前半しか観戦出来ませんでしたが、鋭いバッティングが光りました。そのバッティングが、日本選手権準優勝チームに通用するか。そしてここからが、2019年のツネイシブルーパイレーツを占う上で重要な戦いになる筈です。


対する「第44回社会人野球日本選手権準優勝チーム」のJFE西日本。



今年の公式戦は早くも、3月半ばからからのJABA東京スポニチ大会に参加。残念ながら予選リーグ敗退となり、朗報を持って帰る事は出来ませんでしたが、今後への手応えは感じ取れたはず。



この先4月中は、JABA岡山大会ならびに京都大会と、日本選手権対象大会がまだまだ続きます。その手始めにこの大会を制して、ひとつの景気付け、にしたいところではないでしょうか。
スターティングオーダー
先攻:ツネイシブルーパイレーツ
1(指)斉藤達也 (昌平高校~城西大学)
2(右)岸村祥太郎(華陵高校~徳山大学)
3(遊)亀井雅人 (高知高校~立命館大学)
4(三)永岡 涼 (宇部鴻城高校~福山大学)
5(一)坂東 駿 (徳島商業高校~中部学院大学)
6(左)林 和宏 (崇徳高校~関東学院大学)
7(中)北吉弘樹 (瀬戸内高校)
8(捕)財満征史 (高陽東高校~東京農業大学)
9(二)岡田拓己 (岡山東商業高校~環太平洋大学)








投:森國広太 (岩国商業高校~関西国際大学)
後攻:JFE西日本
1(一)脇屋直征 (明豊高校~立命館大学)
2(遊)斉藤 輝 (横浜商科大学付属高校~國學院大学)
3(三)古田 塁 (天理高校~東洋大学)
4(中)鳥井 凌 (尽誠学園高校~仙台大学)
5(左)本郷貴彦 (広陵高校~近畿大学工学部)
6(指)志賀巧朗 (文徳高校~環太平洋大学)
7(右)三好大倫 (三本松高校)
8(捕)浦翔太郎 (明徳義塾高校~拓殖大学)
9(二)宮本夏輝 (広陵高校~MSH医療専門学校)








投:宮崎 翔 (倉敷工業高校)
審判員
球審:佐々木 一塁:橘 二塁:品川 三塁:高橋
打撃成績
1回表








斉藤 1-1から3球目を打ってサードファウルフライ




岸村 フルカウントから7球目を選んでフォアボール




亀井 1-2から4球目を空振り三振




永岡 1-0から2球目を打ってレフト前ヒット




板東 フルカウントから6球目を打ってセカンドゴロ
1回裏








脇屋 初球を打ってセンター前ヒット




斉藤 1-1から3球目を打ってセカンドゴロダブルプレイ




古田 フルカウントから6球目を選んでフォアボール








鳥井 0-1から2球目を打ってライトへツーベースヒット




本郷 2-2から5球目を空振り三振
2回表




林 フルカウントから6球目を選んでフォアボール




北吉 初球をサード前送りバント




財満 初球を打ってライト前ヒット




岡田 2-1から4球目を打ってセカンドゴロダブルプレイ
2回裏




志賀 初球を打ってライト前ヒット








三好 フルカウントから6球目を打ってセカンドゴロセカンドフォースアウト




次打者浦の初球前にファーストランナー三好が挟まれタッチアウト




浦 フルカウントから9球目を選んでフォアボール




宮本 初球を打ってショートゴロ
3回表




斉藤 フルカウントから6球目を選んでフォアボール




岸村 0-2から3球目をピッチャー前送りバント




亀井 初球を打って左中間へタイムリーツーベースヒット




JFE西日本0-1ツネイシBP
永岡 3-1から5球目を選んでフォアボール




板東 0-2から3球目を空振り三振




林 初球を打ってライト前タイムリーヒット
JFE西日本0-2ツネイシBP




北吉 初球を打ってレフト前タイムリーヒット
JFE西日本0-3ツネイシBP




財満 1-2から5球目を打ってショートゴロ
3回裏




脇屋 1-2から4球目を空振り三振




斉藤 2-0から3球目を打ってショートゴロ捕球エラー




古田 1-0から2球目を打ってサードゴロセカンドフォースアウト




次打者鳥井の3球目にファーストランナー古田セカンド盗塁成功




鳥井 2-1から4球目を選んでフォアボール




本郷 1-2から8球目を打ってセカンドゴロ
4回表




岡田 3-1から5球目を打ってレフト前ヒット




斉藤 0-2から3球目を打ってセンター前ヒット




岸村 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
JFE西日本選手交代








ピッチャー宮崎に代えて中川一斗(天理大学)




亀井 初球を打ってライトオーバータイムリースリーベースヒット




JFE西日本0-6ツネイシBP




永岡 初球を打ってレフトオーバー2ランホームラン




JFE西日本0-8ツネイシBP




板東 フルカウントから8球目を打ってショートゴロ捕球エラー




林 2-2から5球目を空振り三振




北吉 1-0から2球目をサード前送りバントが内野安打




財満 1-0から2球目がデッドボール




岡田 3-1から5球目を打ってレフトオーバータイムリーツーベースヒット
JFE西日本0-10ツネイシBP




斉藤 1-1から3球目を打ってファーストゴロ
JFE西日本選手交代








ピッチャー中川に代えて谷中文哉(駒澤大学)




岸村 1-2から5球目を打ってセンターフライ
4回裏




志賀 1-2から4球目を空振り三振
三好 1-0から2球目を打ってファーストゴロ
浦の代打小串寛徳(東福岡高校~近畿大学工学部) 0-2から3球目を打ってライトフライ
5回表
JFE西日本選手交代
代打小串に代えてキャッチャー坂本修也(大社高校~近畿大学工学部)




亀井 2-2から5球目を打ってセカンド内野安打
永岡 初球をピッチャー前送りバント




板東 1-2から4球目を空振り三振




林 初球を打ってレフトフライ
5回裏




宮本の代打高田涼太(立教大学) 2-1から4球目を打ってセンター前ヒット




脇屋 2-0から3球目を打ってセンターフライ




斉藤 0-1から2球目を打ってレフトフライ




古田 2-1から4球目を打ってショートゴロ
ツネイシブルーパイレーツ
003 70 10 H12 E1
000 00 0 H5 E1
JFE西日本

ただ唖然呆然とするしかない試合でした。ベンチ横の搬入口で、次の試合を待つJR西日本の選手が様子を伺いに来てましたが、苦笑いするしかない。とにかく凄いツネイシブルーパイレーツの攻撃。
最初の3点はともかくとして、1イニング7点と言うのは公式戦ではそうそう見ない数字かと思われます。ブルーパイレーツが掴んだ試合の流れは、激流となって一気に、昨年の日本選手権準優勝チーム・JFE西日本に、抗う暇を与えぬままにまさしく「粉砕」。とにかくよく打ったと思います。
JFE西日本としては、何としてもこの試合を取り、優勝決定戦に満を持して河野竜生投手を送り込んで、と言う目論見だったとは思うんですが、勢いのついた海賊打線をねじ伏せるまでには至らず。連続2日間三試合を勝ち抜く難しさ、もあったのかな。それとも「第三の先発」以降が弱いのか。
とにかく「衝撃の結末」でした。
2019.03.29 / Top↑
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