建国記念日でもある2月11日月曜日、大阪府は箕面市にある、関西電力総合運動場(関電球場)に、関西硬式野球クラブ対関メディベースボール学院野球選手科のオープン戦を観戦に行ってきました。

基本的に私の休暇は月曜日と水曜日となっており(知らんがな)、週末や祝日になかなか休暇が取れぬゆえ、月曜日かつ祝日ともなると、企業チームよりもクラブチームのオープン戦の予定が気になってしまいます。しかもその試合が、これまで行った事のない野球場ともなると、至極楽しみです。

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初芝駅からここまでは省略します。そしておはようございます南海高野線(そして本線)天下茶屋駅。かつては急行すら停車しない駅でしたが、いつの間にか南海高野線・本線内でも重要なポジションの駅になりました。ここで地下鉄堺筋線に乗り換えます。

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大阪メトロ天下茶屋駅。ここからは堺筋線を経由して、阪急千里線北千里駅前まで一本。急行を使えば、大阪府南部から北部まで、さらには高野山・極楽橋駅(和歌山県)から京都・河原町駅までたった一回の乗り換えで移動可。やはり堺筋線天下茶屋駅はあまりにも偉大です。

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出立から約1時間20分(乗り換え時間込)。阪急千里線北千里駅到着。昭和中期に開発された「千里ニュータウン」の、東側のターミナル駅になっています。大勢に影響はありませんが、天神橋筋六丁目駅が起点になっている阪急千里線。実は北千里駅に向かう列車が「上り列車」になります。もっとも、千里の山に向かっているので「登り」とも取れますが。

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駅舎から一番遠い、阪急バス6番乗り場。ここから30系統粟生団地行、もしくは59系統間谷住宅行に乗車します。めざす尼谷(にのたに)停留所に行くバスは、だいたい1時間に2~3本あります。買い物は、すぐそばに「イオン」があるので、ここで済ませるのが良いかと思われます。

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阪急バスに揺られる事約15分。尼谷(にのたに)停留所に到着。

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すぐそばにT字路があるので、そこを入るともうそこは「関西電力総合運動場」。右手にテニスコートがあったりします。一般利用も可能ですが、電話等での申し込みは出来ないとの事。

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重々しさを感じる看板が出迎えてくれます。入ってすぐの所には、これまた年季の入った案内板。12面あるテニスコートはじめ、野球場のみならずバレーコートや50メートルプール、子供用プールや100メートルトラックのある陸上競技場(聖火台付き)を備えた、かなり本格的な屋外スポーツ施設。

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野球場はすぐ目の前、一段低いところに設けられています。

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野球場を取り囲むように植えられた桜の樹。花見の季節には賑わうことでしょう。

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まずここの野球場でびっくりしたのは、どこからでも観戦可能なこと。ベンチシートの設けられたバックネット裏席を始め、ベンチ上もシートすらないものの、立ち見席になっています。

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内野ベンチ付近から外野は芝生席(?)になっています。満員になれば2000人は収容出来るでしょうか。

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ベンチ上付近に、特記はありませんが喫煙コーナーがあります。これは三塁側ですが、」一塁側にもあります。ちなみにトイレは男女別で一塁側にあります。

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内野は全面土、外野は天然芝。境目がなぜか盛り上がっているのが気になります。外野後方には掲揚台が建てられています。バックスクリーンはありません。

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両翼91メートル、」センターは112メートル。現在の基準で考えるとかなり狭い球場。

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スコアボードは完全人力。ボールカウントこそBSOになっていますが、ランニングスコアは「外ハメ式」。この方式も今ではなかなか見なくなりました。

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私が観戦した関西硬式野球クラブ対関メディベースボール学院の試合では、スコアボードは使用されず、一塁ベンチ脇に座っているボールボーイの横のスコアボードが使われていました。

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ベンチには本当に「ベンチ」が並べられています。

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照明設備は塔が2本。ナイトゲームには適してません。ちなみに野球場を含め全ての施設の利用は09:00~17:00。「閉門前」になると場内に「蛍の光」が流されます。

ここまでの画像、大半は、関西硬式野球クラブ対関メディベースボール学院の試合の前に行わrていた、大阪府立池田高校野球部現役チーム対OBチームの試合中のモノ。時間があったので場内を見て回り。

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野球場のすぐ裏にある「スポーツハウス」。ここで事務処理などをやっておるようです。

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その更に奥には、わずかながらスタンドを備えた陸上競技用。その向かい側、一段低いところにプールがあります。こちらにも観客席があります。総合スポーツ施設としてはかなり大規模なものと思われますがいかがでしょう。

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かなり前になりますが、関西電力の2012年の発表では、大阪府島本町にある体育施設(ここにも野球場があるようです)、大津市にあるグラウンドなど、厚生施設がかなりの広範囲に渡って廃止になる、もしくはなったようですが、ここだけは大災害時の地域支援機能の役割も担っている為、今後も残されるそうです。出来る事ならば未来永劫、末永く使用して欲しい、とも考えます。

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