第44回社会人野球日本選手権大会第五日第三試合。好きなチームと近畿地区のチームの対戦です。

まずは四国地区代表、3大会連続14回目出場のJR四国。


JRのチームと言う事で、全国大会のみならず、オープン戦等、以前から何かと観戦する機会もあります。でもって今年は、四国地区代表決定戦までも観戦する事が出来ました。ありがたい事です。


今年の都市対抗野球大会後(正確にはJRグループ硬式野球大会後)に、長らく指揮を執られた佐野晃監督、また主力選手も二人勇退されましたが、無事3年連続で京セラドーム大阪に帰って来ました。

相対するは、今年9月の、第43回全日本クラブ野球選手権大会を制し(7年ぶり4回目)、8大会ぶり3回目の出場。奈良県随一、どころか全国に名の知れた強豪クラブチーム、大和高田クラブ。

和歌山箕島球友会ともども、全国のクラブチームの頂点を常に争っている、争えるチーム。近々のローカル大会を見ても、JABA高砂大会、びわこ杯でも優勝決定戦に進出。残念ながらいずれも準優勝に終わりましたが、ハイレベルな戦いを常に繰り広げられるチーム、だと考えています。

日本選手権では、2009年に準々決勝まで進出した事もあります。都市対抗野球大会でも、近畿地区予選でパナソニックを倒した事もあります。さて、名門企業チーム相手にどんな試合になるか。
スターティングオーダー
先攻:JR四国
1(三)篠原仁一郎(高松商業高校~駒澤大学)
2(左)高木ちから(松山商業高校~道都大学)
3(一)笹田 仁 (高松商業高校~流通経済大学)
4(指)三好大輝 (三本松高校~立正大学)
5(捕)小林奨平 (鳴門第一高校)
6(右)佐藤健人 (徳島商業高校)
7(二)森山海暉 (英明高校)
8(中)松下秀一 (南宇和高校~鈴鹿大学)
9(遊)岩見 昂 (明徳義塾高校~星槎道都大学)



投:岡田 律 (徳島科学技術高校~流通経済大学)
後攻:大和高田クラブ
1(遊)今里征馬 (明徳義塾高校~拓殖大学)
2(二)内山昂樹 (京都外国語大学付属西高校~佛教大学)
3(右)山本柊作 (天理高校~天理大学)
4(一)廣井亮介 (智辧学園和歌山高校~関西国際大学)
5(三)村上直也 (近畿大学工業高等専門学校~國學院大学)
6(指)竹島貫太 (天理高校~京都学園大学)
7(中)岩永幸太 (守山高校~京都産業大学)
8(左)金井春樹 (京都学園高校~関西大学)
9(捕)恩庄優斗 (社高校~福井工業大学)



投:松林勇志 (智辧学園高校~追手門学院大学)
審判員

球審:太田和宏 一塁:伊勢谷義郎 二塁:中東桂 三塁:西貝雅裕
打撃成績
1回表

篠原 2-2から6球目を打ってファーストゴロ

高木 初球を打ってレフトフライ

笹田 3-1から5球目を選んでフォアボール

次打者三好の2球目(ボール)にファーストランナー笹田セカンド盗塁成功

三好 フルカウントから6球目を打ってショートフライ
1回裏

今里 1-2から5球目を空振り三振

内山 1-0から2球目を打ってキャッチャーファウルフライ

山本柊 2-2から8球目を空振り三振

2回表

小林 2-2から8球目を空振り三振

佐藤 初球を打ってセカンドゴロ

森山 1-2から4球目を打ってサードゴロ
2回裏

廣井 2-2から5球目を打ってサードゴロ

村上 0-2から4球目を空振り三振

竹島 2-1から4球目を打ってサードフライ
3回表
松下 1-1から3球目を打ってレフトフライ

岩見 2-1から4球目を打ってセンター前ヒット

篠原 0-1から2球目を打ってショートゴロセカンドフォースアウト

高木 0-1から2球目を打ってファーストライナー
3回裏

岩永 1-1から3球目を打ってセンターフライ

金井 0-1から2球目を打ってセカンドゴロ

恩庄 フルカウントから6球目を打ってファーストゴロ
4回表

笹田 0-1から2球目を打ってセンターフライ

三好 初球を打ってサードフライ

小林 1-0から2球目を打ってライト前ヒット

佐藤 3-1から5球目を打ってレフト前ヒット

森山 3-1から5球目を選んでフォアボール

松下 0-2から3球目を空振り三振
4回裏

今里 2-2から5球目を見逃し三振

内山 2-2から6球目を空振り三振

山本柊 0-2から3球目を打ってセンター前ヒット

廣井 0-2から3球目を空振り三振
5回表

岩見 2-2から5球目を空振り三振

篠原 1-2から4球目を空振り三振

高木 2-1から4球目を打ってセカンドフライ
5回裏

村上 フルカウントから6球目を空振り三振

竹島 フルカウントから8球目を選んでフォアボール

岩永 1-2から5球目を打ってファーストゴロ

金井 フルカウントから6球目を空振り三振
6回表

笹田 2-2から6球目を打ってライトフライ

三好 2-1から4球目を打って左中間へヒット

小林 1-2から6球目を打ってセカンドゴロダブルプレイ
6回裏

恩庄 フルカウントから6球目を空振り三振

今里 0-2から3球目を打ってショートゴロ

内山 2-2から6球目を打ってサードゴロ

7回表
佐藤 3-1から5球目を打ってファーストゴロ
森山 1-1から3球目を打って右中間へヒット

松下 初球を打ってレフトフライ

岩見 2-1から4球目を打ってピッチャーゴロ

7回裏
山本柊 初球を打ってセカンドフライ


廣井 1-1から3球目を打ってセカンド内野安打 ファーストへ悪送球

村上 0-1から2球目を打って左中間へタイムリーツーベースヒット

大和高田クラブ1-0JR四国

竹島 フルカウントから6球目をサードファウルフライ
岩永 0-2から3球目を空振り三振
8回表

篠原 2-2から7球目を打ってサードゴロ
大和高田クラブ選手交代
ピッチャー松林に代えて山本竜也(天理高校~天理大学)
高木 2-1から4球目を打ってレフト前ヒット
次打者笹田の2球目にワイルドピッチ
笹田 2-2から7球目を空振り三振
大和高田クラブ選手交代


ピッチャー山本竜に代えて米倉大介(金光大阪高校~近畿大学)

三好 フルカウントから6球目を打ってセカンドゴロ
8回裏
JR四国選手交代


ピッチャー岡田律に代えて濱口雄大(高知農業高校~岐阜経済大学)
金井 フルカウントから9球目を打ってサードゴロ
恩庄 2-2から5球目を打ってショート内野安打

今里 0-1から2球目をサード前送りバント
内山 3-1から5球目を選んでフォアボール

山本柊 0-2から3球目を空振り三振
9回表
小林 1-0から2球目を打ってライトフライ

大和高田クラブ選手交代


ピッチャー米倉に代えて吉田行秀(市川高校~京都学園大学)

佐藤 初球を打ってショートゴロ

森山 初球を打ってレフトフライ
JR四国
000 000 000 0
000 000 10X 1
大和高田クラブ

大和高田クラブ、勝ちました。最後は佐々木恭介監督の、1点もやらないどころか、一人のランナーすらも許す気はない、怒涛の投手リレー。負ければ終わりの二週間足らずの短期決戦。これが本当の「勝負に対する執念じゃないdすかね。そしてそれに呼応しで完封リレーを成し遂げた投手陣。ただただお見事としか言いようがありませんでした。
そして、社会人野球への足がかりが、都市対抗野球大会ではなく、日本選手権だった私にとって、この大会には思う所が山のようにあります。
余程のチームでない限りなかなかいっぱいにならない内野応援席。応援団コンクールがないので、下手したらブラスバンドすら来てない事もごく普通にあります。けど、この試合は明らかに違いました。

都市対抗野球大会でHondaに勝ったJR四国。平日の第三試合とは思えないくらいの応援席受付。スーツ姿の関連企業の方(この辺が日本選手権らしい)が多数を占めてましたが、それでもお客さんは7割くらいの入り。とても月曜日とは思えませんでした。期待度も半端じゃなかったんだろうな。

そして一塁側大和高田クラブ応援席が生半可じゃなかった。第二試合終盤からライト側からわらわら入ってくるお客さん。市内のスポーツ用品店で無料招待とかしたり、天理高校・天理大学から動員されたりで、4000枚用意した応援席入場券が足りなくなり、現地で急遽飼い足したとか何とか。

試合開始直前には7割。試合中は満員。どこの企業チームの応援団にも負けないくらいの人数。この日のどこの企業チームよりも多かった。最終的には1ブロックだけですが、ライトポールを突破。そしてチャンスになると鳴り響く「やーやどー」の音圧は明らかに都市対抗野球大会でした。
そして、これだけの「絶対的アウェー感」の中で力投を続けたJR四国・岡田律投手も本当に立派だったと思います。また来年、東京ドーム、また京セラドーム大阪で見てみたいものです。


まずは四国地区代表、3大会連続14回目出場のJR四国。






JRのチームと言う事で、全国大会のみならず、オープン戦等、以前から何かと観戦する機会もあります。でもって今年は、四国地区代表決定戦までも観戦する事が出来ました。ありがたい事です。






今年の都市対抗野球大会後(正確にはJRグループ硬式野球大会後)に、長らく指揮を執られた佐野晃監督、また主力選手も二人勇退されましたが、無事3年連続で京セラドーム大阪に帰って来ました。


相対するは、今年9月の、第43回全日本クラブ野球選手権大会を制し(7年ぶり4回目)、8大会ぶり3回目の出場。奈良県随一、どころか全国に名の知れた強豪クラブチーム、大和高田クラブ。



和歌山箕島球友会ともども、全国のクラブチームの頂点を常に争っている、争えるチーム。近々のローカル大会を見ても、JABA高砂大会、びわこ杯でも優勝決定戦に進出。残念ながらいずれも準優勝に終わりましたが、ハイレベルな戦いを常に繰り広げられるチーム、だと考えています。



日本選手権では、2009年に準々決勝まで進出した事もあります。都市対抗野球大会でも、近畿地区予選でパナソニックを倒した事もあります。さて、名門企業チーム相手にどんな試合になるか。
スターティングオーダー
先攻:JR四国
1(三)篠原仁一郎(高松商業高校~駒澤大学)
2(左)高木ちから(松山商業高校~道都大学)
3(一)笹田 仁 (高松商業高校~流通経済大学)
4(指)三好大輝 (三本松高校~立正大学)
5(捕)小林奨平 (鳴門第一高校)
6(右)佐藤健人 (徳島商業高校)
7(二)森山海暉 (英明高校)
8(中)松下秀一 (南宇和高校~鈴鹿大学)
9(遊)岩見 昂 (明徳義塾高校~星槎道都大学)












投:岡田 律 (徳島科学技術高校~流通経済大学)
後攻:大和高田クラブ
1(遊)今里征馬 (明徳義塾高校~拓殖大学)
2(二)内山昂樹 (京都外国語大学付属西高校~佛教大学)
3(右)山本柊作 (天理高校~天理大学)
4(一)廣井亮介 (智辧学園和歌山高校~関西国際大学)
5(三)村上直也 (近畿大学工業高等専門学校~國學院大学)
6(指)竹島貫太 (天理高校~京都学園大学)
7(中)岩永幸太 (守山高校~京都産業大学)
8(左)金井春樹 (京都学園高校~関西大学)
9(捕)恩庄優斗 (社高校~福井工業大学)












投:松林勇志 (智辧学園高校~追手門学院大学)
審判員




球審:太田和宏 一塁:伊勢谷義郎 二塁:中東桂 三塁:西貝雅裕
打撃成績
1回表




篠原 2-2から6球目を打ってファーストゴロ




高木 初球を打ってレフトフライ




笹田 3-1から5球目を選んでフォアボール




次打者三好の2球目(ボール)にファーストランナー笹田セカンド盗塁成功




三好 フルカウントから6球目を打ってショートフライ
1回裏




今里 1-2から5球目を空振り三振




内山 1-0から2球目を打ってキャッチャーファウルフライ




山本柊 2-2から8球目を空振り三振


2回表




小林 2-2から8球目を空振り三振




佐藤 初球を打ってセカンドゴロ




森山 1-2から4球目を打ってサードゴロ
2回裏




廣井 2-2から5球目を打ってサードゴロ




村上 0-2から4球目を空振り三振




竹島 2-1から4球目を打ってサードフライ
3回表
松下 1-1から3球目を打ってレフトフライ




岩見 2-1から4球目を打ってセンター前ヒット




篠原 0-1から2球目を打ってショートゴロセカンドフォースアウト




高木 0-1から2球目を打ってファーストライナー
3回裏




岩永 1-1から3球目を打ってセンターフライ




金井 0-1から2球目を打ってセカンドゴロ




恩庄 フルカウントから6球目を打ってファーストゴロ
4回表




笹田 0-1から2球目を打ってセンターフライ




三好 初球を打ってサードフライ




小林 1-0から2球目を打ってライト前ヒット




佐藤 3-1から5球目を打ってレフト前ヒット




森山 3-1から5球目を選んでフォアボール




松下 0-2から3球目を空振り三振
4回裏




今里 2-2から5球目を見逃し三振




内山 2-2から6球目を空振り三振




山本柊 0-2から3球目を打ってセンター前ヒット




廣井 0-2から3球目を空振り三振
5回表




岩見 2-2から5球目を空振り三振




篠原 1-2から4球目を空振り三振




高木 2-1から4球目を打ってセカンドフライ
5回裏




村上 フルカウントから6球目を空振り三振




竹島 フルカウントから8球目を選んでフォアボール




岩永 1-2から5球目を打ってファーストゴロ




金井 フルカウントから6球目を空振り三振
6回表




笹田 2-2から6球目を打ってライトフライ




三好 2-1から4球目を打って左中間へヒット




小林 1-2から6球目を打ってセカンドゴロダブルプレイ
6回裏




恩庄 フルカウントから6球目を空振り三振




今里 0-2から3球目を打ってショートゴロ




内山 2-2から6球目を打ってサードゴロ


7回表
佐藤 3-1から5球目を打ってファーストゴロ
森山 1-1から3球目を打って右中間へヒット




松下 初球を打ってレフトフライ




岩見 2-1から4球目を打ってピッチャーゴロ


7回裏
山本柊 初球を打ってセカンドフライ








廣井 1-1から3球目を打ってセカンド内野安打 ファーストへ悪送球




村上 0-1から2球目を打って左中間へタイムリーツーベースヒット



大和高田クラブ1-0JR四国




竹島 フルカウントから6球目をサードファウルフライ
岩永 0-2から3球目を空振り三振
8回表




篠原 2-2から7球目を打ってサードゴロ
大和高田クラブ選手交代
ピッチャー松林に代えて山本竜也(天理高校~天理大学)
高木 2-1から4球目を打ってレフト前ヒット
次打者笹田の2球目にワイルドピッチ
笹田 2-2から7球目を空振り三振
大和高田クラブ選手交代








ピッチャー山本竜に代えて米倉大介(金光大阪高校~近畿大学)




三好 フルカウントから6球目を打ってセカンドゴロ
8回裏
JR四国選手交代








ピッチャー岡田律に代えて濱口雄大(高知農業高校~岐阜経済大学)
金井 フルカウントから9球目を打ってサードゴロ
恩庄 2-2から5球目を打ってショート内野安打




今里 0-1から2球目をサード前送りバント
内山 3-1から5球目を選んでフォアボール




山本柊 0-2から3球目を空振り三振
9回表
小林 1-0から2球目を打ってライトフライ




大和高田クラブ選手交代








ピッチャー米倉に代えて吉田行秀(市川高校~京都学園大学)




佐藤 初球を打ってショートゴロ




森山 初球を打ってレフトフライ
JR四国
000 000 000 0
000 000 10X 1
大和高田クラブ

大和高田クラブ、勝ちました。最後は佐々木恭介監督の、1点もやらないどころか、一人のランナーすらも許す気はない、怒涛の投手リレー。負ければ終わりの二週間足らずの短期決戦。これが本当の「勝負に対する執念じゃないdすかね。そしてそれに呼応しで完封リレーを成し遂げた投手陣。ただただお見事としか言いようがありませんでした。
そして、社会人野球への足がかりが、都市対抗野球大会ではなく、日本選手権だった私にとって、この大会には思う所が山のようにあります。
余程のチームでない限りなかなかいっぱいにならない内野応援席。応援団コンクールがないので、下手したらブラスバンドすら来てない事もごく普通にあります。けど、この試合は明らかに違いました。


都市対抗野球大会でHondaに勝ったJR四国。平日の第三試合とは思えないくらいの応援席受付。スーツ姿の関連企業の方(この辺が日本選手権らしい)が多数を占めてましたが、それでもお客さんは7割くらいの入り。とても月曜日とは思えませんでした。期待度も半端じゃなかったんだろうな。


そして一塁側大和高田クラブ応援席が生半可じゃなかった。第二試合終盤からライト側からわらわら入ってくるお客さん。市内のスポーツ用品店で無料招待とかしたり、天理高校・天理大学から動員されたりで、4000枚用意した応援席入場券が足りなくなり、現地で急遽飼い足したとか何とか。


試合開始直前には7割。試合中は満員。どこの企業チームの応援団にも負けないくらいの人数。この日のどこの企業チームよりも多かった。最終的には1ブロックだけですが、ライトポールを突破。そしてチャンスになると鳴り響く「やーやどー」の音圧は明らかに都市対抗野球大会でした。
そして、これだけの「絶対的アウェー感」の中で力投を続けたJR四国・岡田律投手も本当に立派だったと思います。また来年、東京ドーム、また京セラドーム大阪で見てみたいものです。
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