

さて、個人的事情でちょいと間が空いてしまいましたが、第44回JABA高砂大会優勝決定トーナメントに「ようやく」突入します。場所は高砂市野球場。かつて何か変わった愛称が付いてたそうですが、色んな意味で現在では、その面影すらありません。
二日間の予選を勝ち抜いてこの日を迎えたのは以下の4チーム。
Aグループ:大和高田クラブ
Bグループ:OBC高島
Cグループ:NSBベースボールクラブ
Dグループ:和歌山箕島球友会
伝統のあるチーム有り、全日本クラブ野球選手権大会優勝チーム有りと、多士済済。いちローカル大会ではありますが、大会自体も44回を重ね(とは言っても去年が初観戦なんですが)、内容の濃い、そしてレベルの高い試合が期待できます。と書けばちょっと大げさでしょうか。そして、大会最終日。まず第一試合で相対するのは、大和高田クラブとOBC高島。


まずは一塁側。今年の全日本クラブ野球選手権大会を制した大和高田クラブ。
元近鉄バファローズ・佐々木恭介氏が監督に就任して3シーズン目。その結果が7年ぶり4度目のクラブ選手権制覇につながりました。クラブチームでありながら、社会人野球日本選手権ではベスト8にも輝いたことのある、限りなく企業チームに近いクラブチーム、かと思われます。


そしてOBC高島。光線の都合で三塁側に陣取りましたが。
資金面での対立で分裂騒動があったのは2009年。「分派」したチームは早々と廃部になってしまい、再び「高島市」唯一のチームになりました。以降、若干鳴りを潜めている感がありますが、昨年からは元阪神タイガースの野原祐也氏が監督に就任、捲土重来をl期しているかと思います。
ちなみん、なんでこの辺、以上に画像がすくないか少ないかと言うと、到着した時点で両チームのフィールディング練習が終わっており、各種セッティングに手間取ったため、であります。ご了承ください。
スターティングオーダー
先攻:OBC高島/span>
1(二)松下竜也 (奈良大学付属高校~佛教大学)
2(遊)森 一馬 (大阪商業大学付属高校~鈴鹿大学)
3(左)佐竹誠人 (京都成章高校~京都産業大学)
4(一)松浪 遼 (東大阪大学付属柏原高校)
5(捕)橋本辰太郎(木津高校~びわこ成蹊スポーツ大学)
6(三)岡 龍星 (横浜隼人高校)
7(指)森田拓海 (京都外国語大学付属西高校~甲賀健康医療専門学校)
8(右)金安勇治 (京都両洋高校)
9(中)村田皓平 (水口高校~湖南ベースボールクラブ)








投:小田悠斗 (愛知啓成高校~びわこ成蹊スポーツ大学)
後攻:大和高田クラブ
1(遊)今里征馬 (明徳義塾高校~拓殖大学)
2(二)内山昂樹 (京都外国語大学付属西高校~佛教大学)
3(右)山本柊作 (天理高校~天理大学)
4(一)村上直也 (近畿大学高等専門学校~國學院大学)
5(中)岩永幸大 (守山高校~京都産業大学)
6(左)金井春樹 (京都学園高校~関西大学)
7(三)肥田直斗 (上宮太子高校~日本体育大学)
8(指)内野 聡 (天理高校~近畿大学)
9(捕)恩庄優斗 (社高校~福井工業大学)








投:本野一哉 (金光大阪高校~帝京大学)
審判員
打撃成績
1回表




松下 0-1から2球目を打ってショートゴロ




森 1-2から4球目を空振り三振




佐竹 1-2から5球目を打ってレフトフライ
1回裏




今里 0-1から2球目を打ってセカンドゴロ




内山 初球を打ってセンター前ヒット




山本 2-1から4球目を打ってファーストファウルフライ
次打者村上の3球目(空振り)にファーストランナー内山セカンド盗塁成功




村上 1-2から4球目を打ってレフトオーバータイムリーツーベースヒット


大和高田クラブ1-0OBC高島




岩永 フルカウントから6球目を打ってセンター前タイムリーヒット




大和高田クラブ2-0OBC高島




金井 2-2から5球目を空振り三振
2回表




松浪 1-2から4球目を空振り三振




橋本 2-1から4球目を打ってセンター前ヒット




岡 初球を打ってレフトオーバータイムリーツーベースヒット




大和高田クラブ2-1OBC高島




森田 2-2から5球目を空振り三振




金安 1-2から4球目を打ってサードライナー
2回裏




肥田 0-1から2球目を打ってファーストゴロ捕球エラー




内野 1-0から2球目を打ってライト前ヒット




恩庄 0-2から3球目を見逃し三振




今里 初球を打ってライトフライ




内山 0-2から3球目を打ってファーストゴロ
3回表
村田 0-2から4球目を空振り三振




松下 2-2から7球目を見逃し三振




森 1-2から4球目を空振り三振
3回裏




山本 初球デッドボール




村上 初球三塁線送りバントが内野安打




岩永 1-1から3球目を打ってライト前タイムリーヒット
大和高田クラブ3-1OBC高島




金井 0-1から2球目を打ってセンターへ犠牲フライ
大和高田クラブ4-1OBC高島
しかしファーストランナー村上はセカンドタッチアウト




肥田 1-1から3球目を打ってレフト前ヒット
次打者内野の3球目(ボール)にファーストランナー肥田セカンド盗塁成功




内野 1-2から4球目を打ってセカンドゴロ
4回表
佐竹 2-1から4球目を打ってキャッチャーファウルフライ
松浪 1-2から4球目を打ってセンター前ヒット
橋本 フルカウントから8球目を空振り三振
しかしファーストランナー松浪はセカンド盗塁成功
岡 2-0から3球目を打ってライトフライ
4回裏
OBC高島選手交代








ピッチャー小田に代えて坂本将武(水俣高校~東海大学九州)
恩庄 0-1から2球目を打ってファーストファウルフライ
今里 フルカウントから8球目を打ってセンターフライ
内山 初球を打ってセンター前ヒット
山本 初球を打ってセンター前ヒット
村上 1-1から3球目を打ってファーストファウルフライ
5回表




森田 2-2から5球目を見逃し三振




金安 1-1から3球目を打ってセンターフライ




村田 初球を打ってセカンドゴロ
5回裏
岩永 2-2から5球目を空振り三振
金井 1-0から2球目を打ってセカンドフライ




肥田 2-2から6球目を打ってショート内野安打




内野 1-0から2球目を打ってライトオーバーツーランホームラン




大和高田クラブ6-1OBC高島




恩庄 1-2から4球目を見逃し三振
6回表
松下 フルカウントから6球目を打ってピッチャーゴロ




森 0-1から2球目を打ってセカンドゴロ
佐竹 3-1から5球目を選んでフォアボール
松浪 1-2から4球目を見逃し三振
6回裏
OBC高島選手交代








ピッチャー坂本に代えて永井皓介(一宮北高校~朝日大学)
今里 1-2から4球目を空振り三振
内山 0-2から3球目を打ってセンター前ヒット




山本 1-2から6球目を打ってセンター前ヒット
村上 フルカウントから7球目を選んでフォアボール




岩永 2-2から5球目を打ってセンターフライ
金井 2-2から5球目を空振り三振
7回表
橋本 初球を打ってセカンドゴロ




岡 1-1から3球目を打ってレフト前ヒット




森田の代打角石祐也(京都外国語大学付属西高校~追手門学院大学) 1-2から4球目を空振り三振
金安 フルカウントから9球目を空振り三振
7回裏




肥田 2-2から5球目を打ってセンターフライ




内野 初球を打ってセンター前ヒット




恩庄 3-1から5球目をピッチャー前送りバント




今里 初球を打ってレフト前タイムリーヒット


大和高田クラブ7-1OBC高島




内山 1-1から3球目を打ってファーストライナー
8回表




村田 フルカウントから7球目を選んでフォアボール




松下 1-2から5球目を打ってライト前ヒット




大和高田クラブ選手交代








ピッチャー本野に代えて仁平昌人(日本大学鶴ヶ丘高校~立教大学)
森 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
大和高田クラブ選手交代








ピッチャー仁平に代えて松林勇志(智辧学園高校~追手門学院大学)




佐竹 1-1から3球目を打ってレフト前タイムリーヒット
大和高田クラブ7-2OBC高島




松浪 2-0から3球目を打ってセカンドゴロホームフォースアウト




橋本 2-2から5球目を打ってセカンドゴロセカンドフォースアウトサードランナーホームイン
大和高田クラブ7-3OBC高島
岡 2-1から4球目を選んでファーストゴロ
8回裏
OBC高島選手交代
ピッチャー永井に代えて那珂大心(近江兄弟社高校~関西学院大学)
山本 0-2から3球目を打ってセカンドゴロ
村上 フルカウントから7球目を空振り三振




岩永 1-2から4球目を空振り三振
9回表
大和高田クラブ選手交代とシート変更
レフト金井に代わってセンター福山諒(福岡第一高校~甲南大学)
センター岩永がライトへ ライト山本がレフトへ
角石 フルカウントから7球目を選んでフォアボール
金安 1-0から2球目を打ってショートゴロダブルプレイ








村田 0-2から4球目を打ってファーストゴロ
OBC高島
010 000 020 3
202 020 10X 7
大和高田クラブ

序盤から激しい点の取り合いになりか、と思われましたが、やはりそこは地力の差でしょう。大和高田クラブがじわりじわりと差を広げ、最終的には4点差をつけての圧勝となりました。


とにかく上位下位、ベテラン若手関係ない、打力の差でしょう。この規模のクラブチームの選手がどの程度の頻度で選手を入れ換えるのかは分かりませんが、金井選手などは、プロ野球的に見れば年齢は中堅の域(31歳)。どこであれ、この辺りの歳の選手が元気なチームは強いかな、とも。
何にしろ、クラブ選手権を(準決勝以外は)打で圧倒してきた、その片鱗を見たような気がしました。
2018.10.11 / Top↑
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