いよいよ、と申しますかようやく、開幕しました。第89回都市対抗野球大会本大会。
やはりあれやこれや言いながらも、企業チーム、クラブチーム問わず、町や地域の代表チームが集う大会。残念ながら私が住んでいる堺市には、そう言った野球チームが存在しないので、もうひとつピンと来ない部分もありますが、その分、広島県内のチームに熱をあげている次第、でございます。

そして今年も、再結成2年目から応援させてもらってる、JR西日本硬式野球部が、これまた3大会連続4回目の本大会出場。休部期間が長かった為、敢えて言わせていただくなら、花本輝雄監督以外は「過去」を知らない選手ばかり。故に今、在籍している選手が、新たな歴史を綴っている最中。
再結成から今年で6年目。敢えて言わせていただくなら、まだまだ「新参者」ではありますが、そんな中での4度の出場は、ただただ素晴らしいとしか言いようがありません。中国地区では確固たる地位への「素地」はもう十分に出来上がっていると思います。本当に強いチームになりました。

都市対抗野球大会での成績も、第85回大会の初戦敗退から、第87回大会は一回戦突破、昨年の第88回大会はベスト8進出。出場する毎に一歩一歩着実に、頂点への階段を昇りつつあります。
いわゆる「一期生」は少なくなりましたが、年齢的にも20代後半に差し掛かり、個人的な考え方ではありますが、野球選手として、これまで鍛え上げたモノを基として、一番力を発揮出来る年齢かと思います。そこに伸び盛りの選手も加わり、チーム力はこれまでにないもの、と思っております。
そこに今回は、三菱重工広島野球部から杉山一樹投手、JFE西日本野球部から河野竜生投手と言った、そうそうたるピッチャーを補強選手として迎え、これまでにない位大きな期待をしています。

折しも、先の西日本を襲った豪雨で、広島県下は甚大な被害を被りました。今も雨が降るたび、二次災害の恐れもあります。JR広島支社管内各路線も分断され、復旧には相当の期間を要するような報道もあります。が、今後の復旧復興への士気を高める為に、硬式野球部の活躍は必要不可欠な筈。
広島野球と言えば、広島東洋カープが一番に挙げられるかと思いますが、JR西日本硬式野球部もまた、ヒロシマのチーム。何らかの力添えになるはずです。そんな期待を込めての一回戦。

相手はJR北海道硬式野球クラブ。
経営難に陥ったJR北海道。当然本社が危機に晒されれば、一番にしわ寄せが来るのがスポーツ部門。過去には同様の理由で休部や廃部・解散に追い込まれたチームはたくさんありますが、JR北海道硬式野球部は、クラブチーム登録になりながらも、二年連続で東京ドームにやってきました。
規模が縮小され、練習環境も大きく変わった、とは思いますが、逆境にもめげず東京ドーム進出は、ただただ素晴らしいの一言。まるっきりJR大会の様相を呈する試合、ではありますが、都市対抗野球大会はやはり特別な場所。再び企業登録に戻るまで、走り続けて欲しい、と考えています。
スターティングオーダー
先攻:札幌市・JR北海道硬式野球クラブ
1(指)丹澤 賢 (甲府工業高校~国士舘大学)
2(右)中谷泰周 (八頭高校~駒澤大学)
3(二)大野雅也 (北照高校~国士舘大学)
4(一)土屋晋助 (浦和学院高校~函館大学)
5(左)小林勇希 (大館工業高校~函館大学)
6(三)野澤 尚 (駒澤大学付属苫小牧高校~苫小牧駒澤大学)
7(遊)嶋田源太郎(銚子商業高校~流通経済大学)
8(中)山本昂征 (花咲徳栄高校~東北福祉大学)
9(捕)中浦大海 (岡山理科大学付属高校~神奈川大学)
投:佐藤峻一 (北見柏陽高校~道都大学~オリックスバファローズ/室蘭シャークスからの補強選手)
後攻:広島市・JR西日本
1(左)春原直登 (佐久長聖高校~関東学院大学)
2(二)田中友博 (享栄高校~愛知学院大学/三菱重工広島からの補強選手)
3(三)藤澤拓斗 (柳ヶ浦高校~西濃運輸~中日ドラゴンズ)
4(遊)田村 強 (玉野高校~大阪体育大学)
5(指)蔵桝孝宏 (広陵高校~法政大学)
6(中)松野 光 (南陽工業高校~日本文理大学)
7(一)大倉卓也 (智辧学園和歌山高校~関西学院大学)
8(捕)原田廣大 (東大阪大学柏原高校~近畿大学)
9(右)佐藤直樹 (報徳学園高校)
投:加賀美希昇 (桐蔭学園高校~法政大学~横浜DeNAイスターズ)
審判員
球審:須藤 一塁:山田 二塁:秋山 三塁:板山
打撃成績
1回表

丹澤 1-2から4球目を打ってセカンドゴロ

中谷 1-2から4球目を空振り三振

大野 2-1から4球目を打ってショートゴロファーストへ悪送球もセカンドタッチアウト
1回裏

春原 1-2から5球目を打ってピッチャーゴロ

田中友 初球を打ってショートゴロ
藤澤 2-2から5球目を空振り三振

2回表

土屋 1-2から4球目を見逃し三振

小林 1-1から3球目を打って右中間へツーベースヒット
野澤尚 2-0から3球目を打ってショートゴロ

嶋田 フルカウントから6球目を見逃し三振
2回裏

田村 3-1から5球目を打ってセンターフライ

蔵桝 1-2から4球目を打ってセンター前ヒット

松野 0-2から4球目を打ってレフトフライ

大倉 3-1から5球目を選んでフォアボール

原田廣 1-1から3球目を打ってセカンドゴロ
3回表
山本 2-1から4球目を打ってピッチャー強襲内野安打

中浦 初球をファースト前送りバント

丹澤 2-2から5球目がデッドボール
中谷 0-1から2球目を打ってセカンドゴロダブルプレイ
3回裏

佐藤 2-2から6球目を打ってショートフライ

春原 1-1から3球目を打ってライトフライ
田中友 1-0から2球目を打ってライトフライ
4回表

大野 2-2から6球目を打ってセンター前ヒット
土屋 1-2から4球目を空振り三振 ファーストランナー大野は盗塁失敗
小林 1-2から4球目を空振り三振
4回裏
藤澤 1-2から4球目を打ってライトフライ
田村 2-0から3球目がデッドボール

蔵桝 フルカウントから6球目を空振り三振 ファーストランナー田村はセカンド盗塁成功
松野 初球を打ってサードファウルフライ
5回表
野澤尚 1-1から球目を打ってショートゴロ

嶋田 1-1から球目を打ってライト前ヒット
山本 Sf 0-2から球目を打ってセカンドゴロセカンドフォースアウト

次打者中浦の2球目前にファーストランナー山本牽制挟殺
5回裏

大倉 初球を打ってセンター前ヒット

原田廣 初球をピッチャー前送りバント

佐藤 初球を打ってセンター前タイムリーヒット

JR西日本1-0JR北海道

春原 2-2から5球目を打ってレフト前ヒット

田中友 2-2から5球目を打ってライトへ犠牲フライ

JR西日本2-0JR北海道

藤澤 1-2から4球目を打ってファーストゴロ


6回表
中浦 2-2から5球目を打ってセンター前ヒット

丹澤 2-2から5球目を打ってセンターフライ
中谷 1-1から3球目をファースト前送りバント

大野 1-1から3球目を打ってファーストゴロ
6回裏
JR北海道選手交代


ピッチャー佐藤に代えて福山雄(高知高校~法政大学)
田村 2-2から5球目を空振り三振

蔵桝 1-2から5球目を打ってショートゴロ

松野 フルカウントから7球目を打ってライトフライ
7回表

土屋 フルカウントから6球目を打ってライト前ヒット 代走に吉江

小林 初球をピッチャー前送りバント
野澤尚の代打小屋畑尚哉(室蘭太谷高校~道都大学/室蘭シャークスからの補強選手) 1-1から3球目を打ってセンターフライ
嶋田 1-1から3球目を打ってファーストゴロ
7回裏

JR北海道シート変更
代走吉江がそのまま入りファースト
代打小屋畑がそのまま入りサード
大倉 1-0から2球目を打ってショートゴロ

原田廣 初球を打ってセンター前ヒット

佐藤 0-2から3球目を空振り三振
春原 フルカウントから9球目を打ってセンター前ヒット
田中友 1-0から2球目を打ってセカンドゴロ
8回表

山本 フルカウントから6球目を打ってファーストライナー
中浦 0-2から3球目を打ってセンターフライ
丹澤 2-2から7球目を打ってセンター前ヒット

中谷の代打増川航太(函館大学有斗高校~八戸大学) 1-0から2球目を打ってセンターフライ


8回裏
JR北海道シート変更
代打増川がそのまま入りライト

藤澤 2-0から3球目を打ってセンターフライ
田村 0-1から2球目を打ってライトフライ

蔵桝 ストレートのフォアボール 代走に原田拓実(秀岳館高校)

松野 初球を打ってライト前ヒット ファーストランナー原田拓はサードへ
JR北海道選手交代


ピッチャー福山に代えて武藤好貴(札幌藻岩高校~中京大学~東北楽天ゴールデンイーグルス)

大倉 1-0から2球目を打ってレフトオーバータイムリーヒット

JR西日本4-0JR北海道
次打者原田廣の初球にワイルドピッチ

原田廣 1-1から3球目を打ってセカンドゴロ
9回表
JR西日本シート変更
代走原田拓に代えてセンター田中勇
センター松野がライトへ
大野 初球を打って右中間へスリーベースヒット
吉江の代打松浦昌平(札幌第一高校~筑波大学) 0-1から2球目を打ってサードゴロタイムリー捕球エラー
JR西日本4-1JR北海道

JR西日本選手交代


ピッチャー加賀美に代えて河野竜生(鳴門高校/JFE西日本からの補強選手)
小林 2-2から5球目を打ってセカンド内野安打

小屋畑 0-1から2球目を打ってセンターフライ

セカンドランナー松浦はサードへ

嶋田の代打斉藤秀之(北海学園札幌高校~法政大学) 2-1から4球目を打ってレフトへ同点スリーランホームラン


JR西日本4-4JR北海道
山本 1-1から3球目を打ってショートゴロ
中浦 0-2から3球目を空振り三振
9回裏
JR北海道シート変更
代打松浦に代えてセカンド平野純也(龍谷高校~富士大学)
セカンド大野がショートへ
代打斉藤がそのまま入りレフト
田中勇 初球を打ってセンター前ヒット

春原 初球をキャッチャー前送りバント

田中友 1-1から3球目以降申告敬遠
JR北海道選手交代


ピッチャー武藤に代えて太田将貴(駒澤大学付属苫小牧高校~東海大学北海道キャンパス)

藤澤 0-1から球目を打ってレフト前サヨナラヒット


JR西日本5-4JR北海道
札幌市・JR北海道硬式野球クラブ
000 000 004 4
000 200 021X 5
広島市・JR西日本

大会開幕直前のオープン戦で、セガサミーさんを相手に二桁得点を挙げたJR北海道さんの打線。その怖さが最後の最後に爆発しました。昨年は9回表ツーアウトから逆転勝利をおさめたJR西日本。まるでそれのお返しをJR北海道さんにされたような形になりましたが、辛うじて同点止まり。

負けたらおしまいの、一発勝負のトーナメント。どの選手も死に物狂いで打席に立ち、ボールを追いかけます。何が起こってもおかしくないし、第三者はアレコレ予想をしますが、そのように話は進みません。順当勝ちもないし、まさかの敗戦もあり得ない。どこがどの様に勝ってもおかしくない。

けど今大会の中国地区の2代表は、どうしても負けるわけにはいきません。克たねばならない、大きな理由を背負ってます。野球をやらせてもらえる喜びを感じながらグラウンドに立っているはず。

こじつけになりますが、今年度から藤澤内野手が勤務されている海田市駅。普段は一介の途中駅ですが、現在山陽本線も呉線も明確な復旧の目処も立たず、当分の間「終点」の役割を果たさねばなりません。通常ダイヤではあり得ない「列車の折り返し」に関する案内業務も大変かと思います。

そんな大変な中での、これまで通りの中軸打者としての重責。自身の失策で同点に繋がってしまっただけに、プレッシャーも生半可なモノではなかったでしょう。本当によく打ってくれました。

この試合、想像以上にたくさんの人で応援席が埋まりました。広島支社周辺の現状を考えたらもっと少ないかと思いました。もしかしたらこの大会を楽しみにされていた方もおられるでしょう。そんな方々の思いも力に変える事が出来るはず。できるチームだと思っています。

そして一回戦を勝ち抜いたJR西日本。次の試合は、金ヶ崎町・トヨタ自動車東日本をコールドゲームで下した川崎市・東芝。頂点へ、気の抜けぬ戦いはまだまだ続きます。
やはりあれやこれや言いながらも、企業チーム、クラブチーム問わず、町や地域の代表チームが集う大会。残念ながら私が住んでいる堺市には、そう言った野球チームが存在しないので、もうひとつピンと来ない部分もありますが、その分、広島県内のチームに熱をあげている次第、でございます。


そして今年も、再結成2年目から応援させてもらってる、JR西日本硬式野球部が、これまた3大会連続4回目の本大会出場。休部期間が長かった為、敢えて言わせていただくなら、花本輝雄監督以外は「過去」を知らない選手ばかり。故に今、在籍している選手が、新たな歴史を綴っている最中。
再結成から今年で6年目。敢えて言わせていただくなら、まだまだ「新参者」ではありますが、そんな中での4度の出場は、ただただ素晴らしいとしか言いようがありません。中国地区では確固たる地位への「素地」はもう十分に出来上がっていると思います。本当に強いチームになりました。


都市対抗野球大会での成績も、第85回大会の初戦敗退から、第87回大会は一回戦突破、昨年の第88回大会はベスト8進出。出場する毎に一歩一歩着実に、頂点への階段を昇りつつあります。
いわゆる「一期生」は少なくなりましたが、年齢的にも20代後半に差し掛かり、個人的な考え方ではありますが、野球選手として、これまで鍛え上げたモノを基として、一番力を発揮出来る年齢かと思います。そこに伸び盛りの選手も加わり、チーム力はこれまでにないもの、と思っております。
そこに今回は、三菱重工広島野球部から杉山一樹投手、JFE西日本野球部から河野竜生投手と言った、そうそうたるピッチャーを補強選手として迎え、これまでにない位大きな期待をしています。


折しも、先の西日本を襲った豪雨で、広島県下は甚大な被害を被りました。今も雨が降るたび、二次災害の恐れもあります。JR広島支社管内各路線も分断され、復旧には相当の期間を要するような報道もあります。が、今後の復旧復興への士気を高める為に、硬式野球部の活躍は必要不可欠な筈。
広島野球と言えば、広島東洋カープが一番に挙げられるかと思いますが、JR西日本硬式野球部もまた、ヒロシマのチーム。何らかの力添えになるはずです。そんな期待を込めての一回戦。


相手はJR北海道硬式野球クラブ。
経営難に陥ったJR北海道。当然本社が危機に晒されれば、一番にしわ寄せが来るのがスポーツ部門。過去には同様の理由で休部や廃部・解散に追い込まれたチームはたくさんありますが、JR北海道硬式野球部は、クラブチーム登録になりながらも、二年連続で東京ドームにやってきました。
規模が縮小され、練習環境も大きく変わった、とは思いますが、逆境にもめげず東京ドーム進出は、ただただ素晴らしいの一言。まるっきりJR大会の様相を呈する試合、ではありますが、都市対抗野球大会はやはり特別な場所。再び企業登録に戻るまで、走り続けて欲しい、と考えています。
スターティングオーダー
先攻:札幌市・JR北海道硬式野球クラブ
1(指)丹澤 賢 (甲府工業高校~国士舘大学)
2(右)中谷泰周 (八頭高校~駒澤大学)
3(二)大野雅也 (北照高校~国士舘大学)
4(一)土屋晋助 (浦和学院高校~函館大学)
5(左)小林勇希 (大館工業高校~函館大学)
6(三)野澤 尚 (駒澤大学付属苫小牧高校~苫小牧駒澤大学)
7(遊)嶋田源太郎(銚子商業高校~流通経済大学)
8(中)山本昂征 (花咲徳栄高校~東北福祉大学)
9(捕)中浦大海 (岡山理科大学付属高校~神奈川大学)
投:佐藤峻一 (北見柏陽高校~道都大学~オリックスバファローズ/室蘭シャークスからの補強選手)
後攻:広島市・JR西日本
1(左)春原直登 (佐久長聖高校~関東学院大学)
2(二)田中友博 (享栄高校~愛知学院大学/三菱重工広島からの補強選手)
3(三)藤澤拓斗 (柳ヶ浦高校~西濃運輸~中日ドラゴンズ)
4(遊)田村 強 (玉野高校~大阪体育大学)
5(指)蔵桝孝宏 (広陵高校~法政大学)
6(中)松野 光 (南陽工業高校~日本文理大学)
7(一)大倉卓也 (智辧学園和歌山高校~関西学院大学)
8(捕)原田廣大 (東大阪大学柏原高校~近畿大学)
9(右)佐藤直樹 (報徳学園高校)
投:加賀美希昇 (桐蔭学園高校~法政大学~横浜DeNAイスターズ)
審判員
球審:須藤 一塁:山田 二塁:秋山 三塁:板山
打撃成績
1回表


丹澤 1-2から4球目を打ってセカンドゴロ




中谷 1-2から4球目を空振り三振




大野 2-1から4球目を打ってショートゴロファーストへ悪送球もセカンドタッチアウト
1回裏




春原 1-2から5球目を打ってピッチャーゴロ




田中友 初球を打ってショートゴロ
藤澤 2-2から5球目を空振り三振




2回表




土屋 1-2から4球目を見逃し三振




小林 1-1から3球目を打って右中間へツーベースヒット
野澤尚 2-0から3球目を打ってショートゴロ




嶋田 フルカウントから6球目を見逃し三振
2回裏




田村 3-1から5球目を打ってセンターフライ




蔵桝 1-2から4球目を打ってセンター前ヒット




松野 0-2から4球目を打ってレフトフライ




大倉 3-1から5球目を選んでフォアボール




原田廣 1-1から3球目を打ってセカンドゴロ
3回表
山本 2-1から4球目を打ってピッチャー強襲内野安打




中浦 初球をファースト前送りバント




丹澤 2-2から5球目がデッドボール
中谷 0-1から2球目を打ってセカンドゴロダブルプレイ
3回裏




佐藤 2-2から6球目を打ってショートフライ




春原 1-1から3球目を打ってライトフライ
田中友 1-0から2球目を打ってライトフライ
4回表




大野 2-2から6球目を打ってセンター前ヒット
土屋 1-2から4球目を空振り三振 ファーストランナー大野は盗塁失敗
小林 1-2から4球目を空振り三振
4回裏
藤澤 1-2から4球目を打ってライトフライ
田村 2-0から3球目がデッドボール




蔵桝 フルカウントから6球目を空振り三振 ファーストランナー田村はセカンド盗塁成功
松野 初球を打ってサードファウルフライ
5回表
野澤尚 1-1から球目を打ってショートゴロ




嶋田 1-1から球目を打ってライト前ヒット
山本 Sf 0-2から球目を打ってセカンドゴロセカンドフォースアウト


次打者中浦の2球目前にファーストランナー山本牽制挟殺
5回裏




大倉 初球を打ってセンター前ヒット




原田廣 初球をピッチャー前送りバント




佐藤 初球を打ってセンター前タイムリーヒット




JR西日本1-0JR北海道




春原 2-2から5球目を打ってレフト前ヒット




田中友 2-2から5球目を打ってライトへ犠牲フライ




JR西日本2-0JR北海道




藤澤 1-2から4球目を打ってファーストゴロ




6回表
中浦 2-2から5球目を打ってセンター前ヒット




丹澤 2-2から5球目を打ってセンターフライ
中谷 1-1から3球目をファースト前送りバント




大野 1-1から3球目を打ってファーストゴロ
6回裏
JR北海道選手交代








ピッチャー佐藤に代えて福山雄(高知高校~法政大学)
田村 2-2から5球目を空振り三振




蔵桝 1-2から5球目を打ってショートゴロ




松野 フルカウントから7球目を打ってライトフライ
7回表




土屋 フルカウントから6球目を打ってライト前ヒット 代走に吉江




小林 初球をピッチャー前送りバント
野澤尚の代打小屋畑尚哉(室蘭太谷高校~道都大学/室蘭シャークスからの補強選手) 1-1から3球目を打ってセンターフライ
嶋田 1-1から3球目を打ってファーストゴロ
7回裏


JR北海道シート変更
代走吉江がそのまま入りファースト
代打小屋畑がそのまま入りサード
大倉 1-0から2球目を打ってショートゴロ




原田廣 初球を打ってセンター前ヒット




佐藤 0-2から3球目を空振り三振
春原 フルカウントから9球目を打ってセンター前ヒット
田中友 1-0から2球目を打ってセカンドゴロ
8回表




山本 フルカウントから6球目を打ってファーストライナー
中浦 0-2から3球目を打ってセンターフライ
丹澤 2-2から7球目を打ってセンター前ヒット




中谷の代打増川航太(函館大学有斗高校~八戸大学) 1-0から2球目を打ってセンターフライ




8回裏
JR北海道シート変更
代打増川がそのまま入りライト




藤澤 2-0から3球目を打ってセンターフライ
田村 0-1から2球目を打ってライトフライ




蔵桝 ストレートのフォアボール 代走に原田拓実(秀岳館高校)




松野 初球を打ってライト前ヒット ファーストランナー原田拓はサードへ
JR北海道選手交代








ピッチャー福山に代えて武藤好貴(札幌藻岩高校~中京大学~東北楽天ゴールデンイーグルス)




大倉 1-0から2球目を打ってレフトオーバータイムリーヒット




JR西日本4-0JR北海道
次打者原田廣の初球にワイルドピッチ




原田廣 1-1から3球目を打ってセカンドゴロ
9回表
JR西日本シート変更
代走原田拓に代えてセンター田中勇
センター松野がライトへ
大野 初球を打って右中間へスリーベースヒット
吉江の代打松浦昌平(札幌第一高校~筑波大学) 0-1から2球目を打ってサードゴロタイムリー捕球エラー
JR西日本4-1JR北海道




JR西日本選手交代








ピッチャー加賀美に代えて河野竜生(鳴門高校/JFE西日本からの補強選手)
小林 2-2から5球目を打ってセカンド内野安打




小屋畑 0-1から2球目を打ってセンターフライ




セカンドランナー松浦はサードへ




嶋田の代打斉藤秀之(北海学園札幌高校~法政大学) 2-1から4球目を打ってレフトへ同点スリーランホームラン








JR西日本4-4JR北海道
山本 1-1から3球目を打ってショートゴロ
中浦 0-2から3球目を空振り三振
9回裏
JR北海道シート変更
代打松浦に代えてセカンド平野純也(龍谷高校~富士大学)
セカンド大野がショートへ
代打斉藤がそのまま入りレフト
田中勇 初球を打ってセンター前ヒット




春原 初球をキャッチャー前送りバント




田中友 1-1から3球目以降申告敬遠
JR北海道選手交代








ピッチャー武藤に代えて太田将貴(駒澤大学付属苫小牧高校~東海大学北海道キャンパス)




藤澤 0-1から球目を打ってレフト前サヨナラヒット





JR西日本5-4JR北海道
札幌市・JR北海道硬式野球クラブ
000 000 004 4
000 200 021X 5
広島市・JR西日本

大会開幕直前のオープン戦で、セガサミーさんを相手に二桁得点を挙げたJR北海道さんの打線。その怖さが最後の最後に爆発しました。昨年は9回表ツーアウトから逆転勝利をおさめたJR西日本。まるでそれのお返しをJR北海道さんにされたような形になりましたが、辛うじて同点止まり。


負けたらおしまいの、一発勝負のトーナメント。どの選手も死に物狂いで打席に立ち、ボールを追いかけます。何が起こってもおかしくないし、第三者はアレコレ予想をしますが、そのように話は進みません。順当勝ちもないし、まさかの敗戦もあり得ない。どこがどの様に勝ってもおかしくない。


けど今大会の中国地区の2代表は、どうしても負けるわけにはいきません。克たねばならない、大きな理由を背負ってます。野球をやらせてもらえる喜びを感じながらグラウンドに立っているはず。


こじつけになりますが、今年度から藤澤内野手が勤務されている海田市駅。普段は一介の途中駅ですが、現在山陽本線も呉線も明確な復旧の目処も立たず、当分の間「終点」の役割を果たさねばなりません。通常ダイヤではあり得ない「列車の折り返し」に関する案内業務も大変かと思います。


そんな大変な中での、これまで通りの中軸打者としての重責。自身の失策で同点に繋がってしまっただけに、プレッシャーも生半可なモノではなかったでしょう。本当によく打ってくれました。


この試合、想像以上にたくさんの人で応援席が埋まりました。広島支社周辺の現状を考えたらもっと少ないかと思いました。もしかしたらこの大会を楽しみにされていた方もおられるでしょう。そんな方々の思いも力に変える事が出来るはず。できるチームだと思っています。


そして一回戦を勝ち抜いたJR西日本。次の試合は、金ヶ崎町・トヨタ自動車東日本をコールドゲームで下した川崎市・東芝。頂点へ、気の抜けぬ戦いはまだまだ続きます。
2018.07.16 / Top↑
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