ついに、第89回都市対抗野球大会開幕の週を迎えました。

出場チームはぼちぼち、各企業内や地元での壮行会等の行事をを済ませ、東京ドームに向けて大移動開始。何日か前に東京入りし、最後のオープン戦を行ったり、関連企業や大学のグラウンドを借りての調整練習を行ったりと、慌ただしく開幕を迎える事になるか、と思われますが如何でしょう。

そんな中、広島市安佐北区にある、JR西日本広島総合グラウンド野球場では、中国地区第一代表の伯和ビクトリーズと、同第二代表のJR西日本との、東京出発前最後のオープン戦が行われました。

本選でもし、両チームが対戦するとなると、最終日の優勝決定戦。一発勝負のトーナメントゆえ、どこが勝ち上がってもおかしくない。ゆえに、なきにしもあらずの私好カード。初戦まで、伯和ビクトリーズはあと一週間、JR西日本はあと5日。楽しみな対戦ではありますが、怪我などないように。


お久しぶりですJR西日本広島総合グラウンド野球場。最近はJABA広島大会予選リーグの会場となっていますが、公共交通機関で来るにはかなりの難関ゆえ、認知度の程はいかばかりか。

中国地区第一代表の伯和ビクトリーズの選手の皆様おはようございます。


前身の「リースキン」から通算して、5年ぶり9回目の出場。2013年まで5年連続出場でしたが、そこから丸々4年の空白。補強選手を輩出もしましたが、チーム出場がこれだけ空くのは初めて。


今シーズンは多くのベテラン選手が勇退、そして日本選手権対象大会出場が全くないのをいい機会とし、キャリアの浅い選手を鍛え上げ、躓きながらも、5年ぶりの代表の座を勝ち取りました。とは言うものの、過去を遡れば伯和ビクトリーズ、第一代表での出場の確率がヒジョーに高いんですが。

中国地区第二代表のJR西日本硬式野球部の選手の皆様おはようございます。


3年連続4度目の出場。2013年の「再起動」を考慮しても、かなりのハイレベルのチームが出来ていると考えます。全国での実績も、初出場の2014年の一回戦敗退以降、着実に上向き加減。


昨年の第88回大会は準々決勝まで勝ち進みましたが、三菱日立パワーシステムズの前に玉砕。再結成一期生も減りはしてきましたが、その分研ぎ澄まされたメンバーが残っているかな、と。そして次々に入部してくる、力のある新加入メンバーがうまく融合してると思いますが如何でしょう。
スターティングオーダー
先攻:伯和ビクトリーズ
1(中)泉 祐介 (綾羽高校花園大学~滋賀ユナイテッド)
2(右)後藤大輝 (市立船橋高校~日本体育大学~関メディベースボール学院)
3(三)藤澤直樹 (伊勢弥生ヶ丘高校~日本体育大学)
4(捕)國本剛志 (近畿大学付属福山高校~近畿大学/三菱重工広島からの補強選手)
5(指)橋本拓也 (岡山理大附高校~関西大学/JFE西日本からの補強選手)
6(一)國島一平 (東北高校~日本体育大学)
7(二)中西玲人 (箕島高校~奈良学園大学)
8(遊)慶田盛要 (八重山高校~東京情報大学)
9(左)山本健仁 (滝川第二高校)


投:平岡 航 (鴨沂高校~京都学園大学)
後攻:JR西日本
1(左)春原直登 (佐久長聖高校~関東学院大学)
2(二)田中友博 (愛知学院大学/三菱重工広島からの補強選手)
3(三)藤澤拓斗 (柳ヶ浦高校~西濃運輸~中日ドラゴンズ)
4(遊)田村 強 (玉野高校~大阪体育大学)
5(指)蔵桝孝宏 (広陵高校~法政大学)
6(中)松野 光 (南陽工業高校~日本文理大学)
7(一)大倉卓也 (智辧学園和歌山高校~関西学院大学)
8(捕)原田廣大 (東大阪大学付属柏原高校~近畿大学)
9(右)佐藤直樹 (報徳学園高校)


投:加賀美希昇 (桐蔭学園高校~法政大学~横浜DeNAベイスターズ)
審判員

球審:南場 一塁:嶋谷(JR) 二塁:藤塚(JR) 三塁:花井(伯和)
打撃成績
1回表

泉 2-2から5球目を空振り三振

後藤 1-1から3球目を打ってセンター前ヒット

藤澤 2-1から4球目を打ってファーストゴロ ファーストランナー後藤はセカンドへ

國本 2-2から5球目を打ってレフト前ヒット

しかしセカンドランナー後藤ホームタッチアウト
1回裏

春原 フルカウントから7球目を打ってレフト前ヒット

田中友 1-2から4球目を打ってライトフライ

藤澤 1-1から3球目を打ってセカンドフライ

田村 1-2から4球目を空振り三振
2回表

橋本 2-0から3球目を打ってライトフライ

國島 フルカウントから6球目を選んでフォアボール

中西 0-2から3球目がデッドボール

慶田盛 2-1から4球目を打ってサードゴロ捕球エラーとファーストへのタイムリー送球エラーでサードへ

JR西日本0―1伯和ビクトリーズ

山本 初球を打ってサードゴロ サードランナー慶田盛ホームイン
JR西日本0―2伯和ビクトリーズ

泉 初球を打ってセカンドゴロ
2回裏

蔵桝 2-2から6球目を空振り三振

松野 0-1から2球目を打ってレフト前ヒット
次打者大倉の4球目にファーストランナー松野セカンド盗塁失敗

大倉 フルカウントから6球目を選んでフォアボール

原田廣 2-2から8球目を打ってライトフライ
3回表
後藤 フルカウントから6球目を打ってショートゴロ

藤澤 2-1から4球目を打ってショートゴロ

國本 1-0から2球目を打ってレフト前ヒット

橋本 フルカウントから7球目を選んでフォアボール

國島 2-0から3球目を打って右中間へタイムリーツーベースヒット

JR西日本0―4伯和ビクトリーズ

中西 1-1から3球目を打ってレフト前ヒット

慶田盛 1-2から6球目を空振り三振
3回裏
佐藤 初球を打ってセンターフライ

春原 2-2から5球目を打ってレフト線ヒット

しかしセカンドでタッチアウト

田中友 0-1から2球目を打ってライト前ヒット

藤澤 2-2から5球目を空振り三振
4回表
山本 初球を打ってライトフライ

泉 1-1から3球目を打ってショートゴロ捕球エラー

後藤 0-1から2球目を打ってセカンドゴロ ファーストランナー泉はセカンドへ

藤澤 2-2から5球目を打ってショートゴロ
4回裏
田村 1-0から2球目を打ってセカンドライナー
蔵桝 0-1から2球目を打ってファーストゴロ

松野 1-0から2球目を打ってセンターフライ
5回表
JR西日本選手交代


加賀美に代えて齋藤祐太(智辧学園和歌山高校)

國本 初球を打ってショートゴロ

橋本 1-2から5球目を打ってレフトフライ
國島 2-2から5球目を打ってサードライナー
5回裏

大倉 2-2から5球目を打ってセカンドゴロ

原田廣 1-1から3球目を打ってライトフライ

佐藤 2-1から4球目を打ってレフト前ヒット
春原 2-2から5球目を空振り三振
6回表
JR西日本選手交代


ピッチャー齋藤に代えて湧川雄貴(中部商業高校~愛知産業大学)
レフト春原に代えて田中勇次(鳴門工業高校~明治大学)
中西 0-2から3球目を見逃し三振
慶田盛の代打谷名優汰(鹿児島実業高校~九州総合スポーツカレッジ) 初球を打ってセンターフライ

山本 フルカウントから6球目を打ってレフト前ヒット
次打者泉の初球(ボール)にファーストランナー山本セカンド盗塁失敗
6回裏
代打谷名がそのまま入りレフト レフト山本がショートへ


ピッチャー平岡に代えて矢部佑歩(立教大学新座高校~立教大学~日立製作所~石川ミリオンスターズ/三菱自動車倉敷オーシャンズからの補強選手)

田中友 0-1から2球目を打って右中間へヒット
藤澤 1-0から2球目を打ってセカンドライナー

田村 0-1から2球目を打ってショートゴロセカンドフォースアウト

蔵桝 フルカウントから6球目を選んでフォアボール

松野 初球を打ってレフトオーバータイムリーツーベースヒット
JR西日本1―4伯和ビクトリーズ

大倉 3-1から5球目を選んでフォアボール

原田廣 1-0から2球目を打ってセンター前タイムリーヒット

JR西日本3―4伯和ビクトリーズ

佐藤 2-1から4球目を打ってライト前ポテンタイムリースリーベース
JR西日本5―4伯和ビクトリーズ

田中勇 2-2から5球目を打ってピッチャーゴロ
7回表


ピッチャー湧川に代えて河野竜生(鳴門高校/JFE西日本からの補強選手)
サード藤澤に代えてセカンド石嵜健人(如水館高校~近畿大学工学部)
セカンド田中友がショートへ ショート田村がファーストへ ファースト大倉がサードへ

泉 1-1から3球目を打ってセンターフライ

後藤 1-2から4球目を打ってショートゴロ
藤澤 初球を打ってサードゴロ
7回裏
田中友 初球を打ってセカンドゴロ

石嵜 フルカウントから9球目を選んでフォアボール
田村 0-1から2球目を打ってショートフライ
次打者蔵桝の初球(ボール)にファーストランナー石嵜セカンド盗塁成功
蔵桝 ストレートのフォアボール
松野 1-2から5球目を見逃し三振
8回表

キャッチャー原田廣に代えて石畑桂佑(広陵高校~明治大学)
國本 0-1から2球目を打ってショートゴロ

橋本 1-0から2球目を打ってセカンド内野安打
代走に大野恵介(広島新庄高校~広島経済大学)

國島 2-1から4球目を打ってセカンド小フライダブルプレイ
8回裏

キャッチャー國本に代えて根岸太朗(土浦日本大学高校~流通経済大学)
レフト谷名に代えて今井翔大(文徳高校~東京国際大学)
大倉 2-2から6球目を打ってレフトフライ

石畑 2-1から4球目を打ってピッチャーゴロ送球エラー

佐藤 0-1から2球目を打ってレフト前ヒット

田中勇 初球を打ってライトフライ
田中友 3-1から5球目を選んでフォアボール
セカンドランナー佐藤の代走に原田拓実(秀岳館高校)

石嵜 初球を打ってレフト線タイムリーツーベースヒット 送球転送の間にサードへ
JR西日本8―4伯和ビクトリーズ

田村 2-2から5球目を空振り三振
9回表
JR西日本シート変更
代走原田拓がそのまま入りセンター
センター松野がライト


ピッチャー河野に代えて杉山一樹(駿河総合高校/三菱重工広島からの補強選手)

中西 1-1から3球目を打ってセンターフライ

今井の代打石井大和(拓殖大学紅陵高校~東京情報大学) 2-1から4球目を打ってセンター前ヒット

山本 1-1から3球目を打ってセンターフライ

泉 0-2から3球目を空振り三振
東広島市・伯和ビクトリーズ
022 000 000 4
000 005 03X 8
広島市・JR西日本
伯和:平岡・矢部―國本
JR:加賀美・齋藤・湧川・河野・杉山―原田廣・石畑
試合時間:2時間37分くらい

試合は無事終わりました。今週末には都市対抗野球大会本選開幕。ここでつまらぬ怪我をしても、と言う考えはあろうかと思いますが、そんな中で両チーム選手の全力プレイを見る事が出来ました。

7月に入って直後の豪雨の影響で、九州、四国を含めた西日本各府県は甚大な被害を被りました。この試合のあった日は、ようやく東海道・山陽・九州新幹線が通常運転に戻り、岡山県下、広島県下のJR在来線の一部の区間が運転を再開し、徐々にではありますが「日常」が戻りつつあります。

しかしながら、まだ広島県内東西南北の行き来は困難を極める状況。山陽本線は瀬野~八本松間で土砂崩れ、呉線は水尻駅付近が冠水や土砂崩れ、芸備線は鉄橋流失。国道2号線も至る所で崩壊、東広島市内でも土砂崩れ多発。物流の大動脈は完全にぶったぎられたようになっています。

そんな中、伯和ビクトリーズの選手の皆さんは、八本松にある屋内練習着から通常1時間かからない道程を、約3時間半かけて10:30(くらい)に球場入り。さらには、おそらく帰路、夕方ラッシュにかからぬようにとの配慮でしょう、試合開始予定を30分繰り上げて、12:30開始。

(画像は上安駅からのバスルート。酷いかと思ってましたが無事でした)
さらには球審をつとめられた南場さんは「避難所」からの出動。勿論交通渋滞で、JR西日本の選手の皆さんも移動が大変なはず。そんな状況で試合を行って下さった事には、もう感謝しかないです。

雨で立て続けに中止になってしまったオープン戦での調整遅れを取り戻さなければいかん、と言う思惑もあろうとは思いますが、プロ野球公式戦すら中止にせざるを得ない中、よく試合が出来たと思います。JR西日本硬式野球部関係者の皆様に、この場を借りて重ねて、厚く御礼を申し上げます。

そして、ダメージを受けたヒロシマの町の復興・復活には、生活物資と言った、目に見える支援も必要かと思いますが、かつてのオリックスブルーウェーブのように「感じるチカラ」も不可欠と考えています。ヒロシマには、サンフレッチェ広島や広島東洋カープと言った、象徴的なプロスポーツチームもありますが、JR西日本野球部も伯和ビクトリーズも、必ずやその一翼を担えると思っています。

初戦まで両チームとも一週間前後。正直、もうここまで来たら、調子がどうのこうの言うてられんでしょう。ただただ、プレイボールに向けて「エネルギー充填120パーセント」に持っていくだけ。そして、自身がここまで積み重ねてきた練習その他、やって来た事を信じるだけ、かと思います。
――――――健闘をお祈りします。そして、あわよくば、優勝決定戦で再び。


出場チームはぼちぼち、各企業内や地元での壮行会等の行事をを済ませ、東京ドームに向けて大移動開始。何日か前に東京入りし、最後のオープン戦を行ったり、関連企業や大学のグラウンドを借りての調整練習を行ったりと、慌ただしく開幕を迎える事になるか、と思われますが如何でしょう。


そんな中、広島市安佐北区にある、JR西日本広島総合グラウンド野球場では、中国地区第一代表の伯和ビクトリーズと、同第二代表のJR西日本との、東京出発前最後のオープン戦が行われました。


本選でもし、両チームが対戦するとなると、最終日の優勝決定戦。一発勝負のトーナメントゆえ、どこが勝ち上がってもおかしくない。ゆえに、なきにしもあらずの私好カード。初戦まで、伯和ビクトリーズはあと一週間、JR西日本はあと5日。楽しみな対戦ではありますが、怪我などないように。




お久しぶりですJR西日本広島総合グラウンド野球場。最近はJABA広島大会予選リーグの会場となっていますが、公共交通機関で来るにはかなりの難関ゆえ、認知度の程はいかばかりか。

中国地区第一代表の伯和ビクトリーズの選手の皆様おはようございます。






前身の「リースキン」から通算して、5年ぶり9回目の出場。2013年まで5年連続出場でしたが、そこから丸々4年の空白。補強選手を輩出もしましたが、チーム出場がこれだけ空くのは初めて。






今シーズンは多くのベテラン選手が勇退、そして日本選手権対象大会出場が全くないのをいい機会とし、キャリアの浅い選手を鍛え上げ、躓きながらも、5年ぶりの代表の座を勝ち取りました。とは言うものの、過去を遡れば伯和ビクトリーズ、第一代表での出場の確率がヒジョーに高いんですが。

中国地区第二代表のJR西日本硬式野球部の選手の皆様おはようございます。






3年連続4度目の出場。2013年の「再起動」を考慮しても、かなりのハイレベルのチームが出来ていると考えます。全国での実績も、初出場の2014年の一回戦敗退以降、着実に上向き加減。






昨年の第88回大会は準々決勝まで勝ち進みましたが、三菱日立パワーシステムズの前に玉砕。再結成一期生も減りはしてきましたが、その分研ぎ澄まされたメンバーが残っているかな、と。そして次々に入部してくる、力のある新加入メンバーがうまく融合してると思いますが如何でしょう。
スターティングオーダー
先攻:伯和ビクトリーズ
1(中)泉 祐介 (綾羽高校花園大学~滋賀ユナイテッド)
2(右)後藤大輝 (市立船橋高校~日本体育大学~関メディベースボール学院)
3(三)藤澤直樹 (伊勢弥生ヶ丘高校~日本体育大学)
4(捕)國本剛志 (近畿大学付属福山高校~近畿大学/三菱重工広島からの補強選手)
5(指)橋本拓也 (岡山理大附高校~関西大学/JFE西日本からの補強選手)
6(一)國島一平 (東北高校~日本体育大学)
7(二)中西玲人 (箕島高校~奈良学園大学)
8(遊)慶田盛要 (八重山高校~東京情報大学)
9(左)山本健仁 (滝川第二高校)








投:平岡 航 (鴨沂高校~京都学園大学)
後攻:JR西日本
1(左)春原直登 (佐久長聖高校~関東学院大学)
2(二)田中友博 (愛知学院大学/三菱重工広島からの補強選手)
3(三)藤澤拓斗 (柳ヶ浦高校~西濃運輸~中日ドラゴンズ)
4(遊)田村 強 (玉野高校~大阪体育大学)
5(指)蔵桝孝宏 (広陵高校~法政大学)
6(中)松野 光 (南陽工業高校~日本文理大学)
7(一)大倉卓也 (智辧学園和歌山高校~関西学院大学)
8(捕)原田廣大 (東大阪大学付属柏原高校~近畿大学)
9(右)佐藤直樹 (報徳学園高校)








投:加賀美希昇 (桐蔭学園高校~法政大学~横浜DeNAベイスターズ)
審判員




球審:南場 一塁:嶋谷(JR) 二塁:藤塚(JR) 三塁:花井(伯和)
打撃成績
1回表




泉 2-2から5球目を空振り三振




後藤 1-1から3球目を打ってセンター前ヒット




藤澤 2-1から4球目を打ってファーストゴロ ファーストランナー後藤はセカンドへ




國本 2-2から5球目を打ってレフト前ヒット




しかしセカンドランナー後藤ホームタッチアウト
1回裏




春原 フルカウントから7球目を打ってレフト前ヒット




田中友 1-2から4球目を打ってライトフライ




藤澤 1-1から3球目を打ってセカンドフライ




田村 1-2から4球目を空振り三振
2回表




橋本 2-0から3球目を打ってライトフライ




國島 フルカウントから6球目を選んでフォアボール




中西 0-2から3球目がデッドボール




慶田盛 2-1から4球目を打ってサードゴロ捕球エラーとファーストへのタイムリー送球エラーでサードへ




JR西日本0―1伯和ビクトリーズ




山本 初球を打ってサードゴロ サードランナー慶田盛ホームイン
JR西日本0―2伯和ビクトリーズ




泉 初球を打ってセカンドゴロ
2回裏




蔵桝 2-2から6球目を空振り三振




松野 0-1から2球目を打ってレフト前ヒット
次打者大倉の4球目にファーストランナー松野セカンド盗塁失敗




大倉 フルカウントから6球目を選んでフォアボール




原田廣 2-2から8球目を打ってライトフライ
3回表
後藤 フルカウントから6球目を打ってショートゴロ




藤澤 2-1から4球目を打ってショートゴロ




國本 1-0から2球目を打ってレフト前ヒット




橋本 フルカウントから7球目を選んでフォアボール




國島 2-0から3球目を打って右中間へタイムリーツーベースヒット




JR西日本0―4伯和ビクトリーズ




中西 1-1から3球目を打ってレフト前ヒット




慶田盛 1-2から6球目を空振り三振
3回裏
佐藤 初球を打ってセンターフライ




春原 2-2から5球目を打ってレフト線ヒット




しかしセカンドでタッチアウト




田中友 0-1から2球目を打ってライト前ヒット




藤澤 2-2から5球目を空振り三振
4回表
山本 初球を打ってライトフライ




泉 1-1から3球目を打ってショートゴロ捕球エラー




後藤 0-1から2球目を打ってセカンドゴロ ファーストランナー泉はセカンドへ




藤澤 2-2から5球目を打ってショートゴロ
4回裏
田村 1-0から2球目を打ってセカンドライナー
蔵桝 0-1から2球目を打ってファーストゴロ




松野 1-0から2球目を打ってセンターフライ
5回表
JR西日本選手交代








加賀美に代えて齋藤祐太(智辧学園和歌山高校)




國本 初球を打ってショートゴロ




橋本 1-2から5球目を打ってレフトフライ
國島 2-2から5球目を打ってサードライナー
5回裏




大倉 2-2から5球目を打ってセカンドゴロ




原田廣 1-1から3球目を打ってライトフライ




佐藤 2-1から4球目を打ってレフト前ヒット
春原 2-2から5球目を空振り三振
6回表
JR西日本選手交代








ピッチャー齋藤に代えて湧川雄貴(中部商業高校~愛知産業大学)
レフト春原に代えて田中勇次(鳴門工業高校~明治大学)
中西 0-2から3球目を見逃し三振
慶田盛の代打谷名優汰(鹿児島実業高校~九州総合スポーツカレッジ) 初球を打ってセンターフライ




山本 フルカウントから6球目を打ってレフト前ヒット
次打者泉の初球(ボール)にファーストランナー山本セカンド盗塁失敗
6回裏
代打谷名がそのまま入りレフト レフト山本がショートへ








ピッチャー平岡に代えて矢部佑歩(立教大学新座高校~立教大学~日立製作所~石川ミリオンスターズ/三菱自動車倉敷オーシャンズからの補強選手)




田中友 0-1から2球目を打って右中間へヒット
藤澤 1-0から2球目を打ってセカンドライナー




田村 0-1から2球目を打ってショートゴロセカンドフォースアウト




蔵桝 フルカウントから6球目を選んでフォアボール




松野 初球を打ってレフトオーバータイムリーツーベースヒット
JR西日本1―4伯和ビクトリーズ




大倉 3-1から5球目を選んでフォアボール




原田廣 1-0から2球目を打ってセンター前タイムリーヒット




JR西日本3―4伯和ビクトリーズ




佐藤 2-1から4球目を打ってライト前ポテンタイムリースリーベース
JR西日本5―4伯和ビクトリーズ




田中勇 2-2から5球目を打ってピッチャーゴロ
7回表








ピッチャー湧川に代えて河野竜生(鳴門高校/JFE西日本からの補強選手)
サード藤澤に代えてセカンド石嵜健人(如水館高校~近畿大学工学部)
セカンド田中友がショートへ ショート田村がファーストへ ファースト大倉がサードへ




泉 1-1から3球目を打ってセンターフライ




後藤 1-2から4球目を打ってショートゴロ
藤澤 初球を打ってサードゴロ
7回裏
田中友 初球を打ってセカンドゴロ




石嵜 フルカウントから9球目を選んでフォアボール
田村 0-1から2球目を打ってショートフライ
次打者蔵桝の初球(ボール)にファーストランナー石嵜セカンド盗塁成功
蔵桝 ストレートのフォアボール
松野 1-2から5球目を見逃し三振
8回表




キャッチャー原田廣に代えて石畑桂佑(広陵高校~明治大学)
國本 0-1から2球目を打ってショートゴロ




橋本 1-0から2球目を打ってセカンド内野安打
代走に大野恵介(広島新庄高校~広島経済大学)




國島 2-1から4球目を打ってセカンド小フライダブルプレイ
8回裏




キャッチャー國本に代えて根岸太朗(土浦日本大学高校~流通経済大学)
レフト谷名に代えて今井翔大(文徳高校~東京国際大学)
大倉 2-2から6球目を打ってレフトフライ




石畑 2-1から4球目を打ってピッチャーゴロ送球エラー




佐藤 0-1から2球目を打ってレフト前ヒット




田中勇 初球を打ってライトフライ
田中友 3-1から5球目を選んでフォアボール
セカンドランナー佐藤の代走に原田拓実(秀岳館高校)




石嵜 初球を打ってレフト線タイムリーツーベースヒット 送球転送の間にサードへ
JR西日本8―4伯和ビクトリーズ




田村 2-2から5球目を空振り三振
9回表
JR西日本シート変更
代走原田拓がそのまま入りセンター
センター松野がライト








ピッチャー河野に代えて杉山一樹(駿河総合高校/三菱重工広島からの補強選手)




中西 1-1から3球目を打ってセンターフライ




今井の代打石井大和(拓殖大学紅陵高校~東京情報大学) 2-1から4球目を打ってセンター前ヒット




山本 1-1から3球目を打ってセンターフライ




泉 0-2から3球目を空振り三振
東広島市・伯和ビクトリーズ
022 000 000 4
000 005 03X 8
広島市・JR西日本
伯和:平岡・矢部―國本
JR:加賀美・齋藤・湧川・河野・杉山―原田廣・石畑
試合時間:2時間37分くらい

試合は無事終わりました。今週末には都市対抗野球大会本選開幕。ここでつまらぬ怪我をしても、と言う考えはあろうかと思いますが、そんな中で両チーム選手の全力プレイを見る事が出来ました。


7月に入って直後の豪雨の影響で、九州、四国を含めた西日本各府県は甚大な被害を被りました。この試合のあった日は、ようやく東海道・山陽・九州新幹線が通常運転に戻り、岡山県下、広島県下のJR在来線の一部の区間が運転を再開し、徐々にではありますが「日常」が戻りつつあります。


しかしながら、まだ広島県内東西南北の行き来は困難を極める状況。山陽本線は瀬野~八本松間で土砂崩れ、呉線は水尻駅付近が冠水や土砂崩れ、芸備線は鉄橋流失。国道2号線も至る所で崩壊、東広島市内でも土砂崩れ多発。物流の大動脈は完全にぶったぎられたようになっています。


そんな中、伯和ビクトリーズの選手の皆さんは、八本松にある屋内練習着から通常1時間かからない道程を、約3時間半かけて10:30(くらい)に球場入り。さらには、おそらく帰路、夕方ラッシュにかからぬようにとの配慮でしょう、試合開始予定を30分繰り上げて、12:30開始。


(画像は上安駅からのバスルート。酷いかと思ってましたが無事でした)
さらには球審をつとめられた南場さんは「避難所」からの出動。勿論交通渋滞で、JR西日本の選手の皆さんも移動が大変なはず。そんな状況で試合を行って下さった事には、もう感謝しかないです。


雨で立て続けに中止になってしまったオープン戦での調整遅れを取り戻さなければいかん、と言う思惑もあろうとは思いますが、プロ野球公式戦すら中止にせざるを得ない中、よく試合が出来たと思います。JR西日本硬式野球部関係者の皆様に、この場を借りて重ねて、厚く御礼を申し上げます。


そして、ダメージを受けたヒロシマの町の復興・復活には、生活物資と言った、目に見える支援も必要かと思いますが、かつてのオリックスブルーウェーブのように「感じるチカラ」も不可欠と考えています。ヒロシマには、サンフレッチェ広島や広島東洋カープと言った、象徴的なプロスポーツチームもありますが、JR西日本野球部も伯和ビクトリーズも、必ずやその一翼を担えると思っています。


初戦まで両チームとも一週間前後。正直、もうここまで来たら、調子がどうのこうの言うてられんでしょう。ただただ、プレイボールに向けて「エネルギー充填120パーセント」に持っていくだけ。そして、自身がここまで積み重ねてきた練習その他、やって来た事を信じるだけ、かと思います。
――――――健闘をお祈りします。そして、あわよくば、優勝決定戦で再び。
2018.07.10 / Top↑
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