さて、第89回都市対抗野球大会近畿地区二次予選・大会六日目になりました。九州地方は梅雨入りしたそうですが、近畿地区はその前触れの雨による順延もなく、順調に日程を消化中、であります。

そして5月28日月曜日。大阪シティ信用金庫スタジアムでの第三代表決定トーナメントで相対するは、京都府京田辺市代表・ニチダイと、大阪市代表・日本生命、です。ちなみにこの日もやや遅刻。

まずはニチダイ。第一代表決定トーナメント、一回戦は無事突破したものの、二回戦で、日本選手権出場を決めている、パナソニックに敗れての第三代表決定トーナメント出場となりました。

名前はよく聞きますし、都市対抗野球大会本選にも、社会人野球日本選手権にも出場していますが、イマイチ知名度がないのはやはり、同じ京都府の強豪・日本新薬のせいかな、とも思ったり。

日本生命野球部は、第一代表決定トーナメントの二回戦からの出場でしたが、第一代表決定戦進出を決めている、三菱重工神戸・高砂に僅差で敗退して、第三代表決定トーナメント出場となりました。

戦力も充実し切っているように見えるので、順調に勝ち上がれるか、とは思いましたが、なかなかうまくいきません。これがまた都市対抗野球予選の怖さであり難しさかな、とは思います。

どちらのチームも、ここで負けてもまだチャンスはある、とは思われがちですが、後になればなるほど悲壮感はまして来ます。これがいわゆる「ダブルイリミネーション方式トーナメント」の辛さか。
スターティングオーダー
先攻:日本生命
1(中)伊藤勝太 (北翔大学)
2(三)原田拓実 (立正大学)
3(右)上西主起 (中部学院大学)
4(左)皆川 仁 (立正大学)
5(一)廣本拓也 (法政大学)
6(指)高橋英嗣 (東海大学)
7(捕)古川昌平 (愛知学院大学)
8(二)籾山雄斗 (関西学院大学)
9(遊)伊藤ヴィットル(共栄大学)


投:藤井貴之 (同志社大学)
後攻:ニチダイ
1(中)牧野勇斗 (天理大学)
2(左)相羽涼平 (杏林大学)
3(右)山口篤史 (日本大学)
4(一)高橋直也 (甲賀健康医療専門学校)
5(指)濱田晃弘 (日本大学)
6(捕)小熊健太 (東海大学)
7(遊)藤野隆也 (日本文理大学)
8(三)丹羽微颯輝(東海大学)
9(二)三原康平 (関西外国語大学)


投:蔭地野正起(智辧学園和歌山高校)
審判員

球審:文殊 一塁:古川 二塁:左海 三塁:五味多
打撃成績
1回表

伊藤勝の代打伊藤悠人(近畿大学) 1-0から2球目をセーフティバントもサードゴロ

原田 1-1から3球目を打ってセンターオーバーツーベースヒット

上西 2-2から5球目を打ってライトフライ

セカンドランナー原田はサードへ

皆川 3-1から5球目を選んでフォアボール

廣本 0-2から3球目を空振り三振
1回裏
牧野 フルカウントから11球目を打ってライト前ヒット

相羽 2-0から3球目を打ってピッチャーゴロ ファーストランナー牧野はセカンドへ

山口 1-1から3球目を打ってセカンドゴロ セカンドランナー牧野はサードへ

高橋 1-2から4球目を打ってショートフライ
2回表

高橋英 2-1から4球目を打ってファーストゴロ

古川 フルカウントから6球目を打ってライトフライ

籾山 1-0から2球目を打ってセカンドフライ
2回裏

濱田 2-2から7球目を空振り三振

小熊 初球を打ってセカンドゴロ

藤野 0-1から2球目を打ってセカンドゴロ
3回表

ヴィットル 1-0から2球目を打ってライトフライ
伊藤悠 3-1から5球目を打ってショートフライ
原田 フルカウントから6球目を選んでフォアボール

次打者上西の3球目(ボール)にファーストランナー原田セカンド盗塁成功
上西 ストレートのフォアボール

皆川 フルカウントから7球目を打ってレフトフライ
3回裏

丹羽 0-2から3球目を見逃し三振

三原 2-1から4球目を打ってレフトフライ

牧野 0-1から2球目を打ってレフトフライ
4回表

廣本 1-1から3球目を打ってショートライナー

高橋英 0-1から2球目を打ってライト前ヒット
古川 1-2から4球目を打ってサードゴロダブルプレイ
4回裏

相羽 1-2から5球目を打ってファーストファウルフライ
山口 1-0から2球目を打ってファーストゴロ

高橋 1-1から3球目を打ってライト前ヒット

濱田 初球を打ってセンター前ヒット
小熊 0-1から2球目を打ってセカンドゴロ
5回表

籾山 1-0から2球目を打ってレフト前ヒット

ヴィットル 初球をサード前送りバント
伊藤悠 1-1から3球目を打ってレフトフライ


原田 初球を打ってサードファウルフライ
5回裏


藤野 1-2から6球目を打ってレフトオーバーツーベースヒット

丹羽 1-2から5球目をピッチャー前送りバント

三原 1-2から4球目を打ってサードゴロ

サードランナー藤野は三本間に挟まれタッチアウト その間にバッターランナー三原はセカンドへ
牧野 3-1から5球目を選んでフォアボール
相羽 1-2から5球目を打ってピッチャーフライ
6回表

上西 フルカウントから6球目を選んでフォアボール

次打者皆川の3球目(空振り)にファーストランナー上西セカンド盗塁成功

皆川 1-2から4球目を打ってレフトフライ

セカンドランナー上西はサードへ

廣本 フルカウントから6球目を選んでフォアボール

高橋英 初球デッドボール

古川 3-1から5球目を打って右中間へタイムリースリーベースヒット

ニチダイ0―3日本生命
ニチダイ選手交代


ピッチャー蔭地野に代えて山下真史(立正大学)


次打者籾山、3球目をスクイズ失敗空振り、サードランナー古川挟まれタッチアウト
籾山 1-2から4球目を空振り三振
6回裏
山口 2-1から4球目を打ってファーストライナー
高橋 1-2から4球目を空振り三振
濱田 フルカウントから7球目を見逃し三振
7回表

ヴィットル 1-2から4球目を打ってセンター前ヒット

伊藤悠の代打福富裕(慶應義塾大学) 初球を打ってサードゴロセカンドフォースアウト

原田 2-2から5球目を打ってピッチャーゴロセカンドフォースアウト

次打者上西の2球目(ストライク)にファーストランナー原田セカンド盗塁失敗
7回裏
日本生命シート変更
代打福富がそのまま入りセンター

小熊 0-1から2球目を打ってセンター前ヒット
藤野 初球をピッチャー前送りバント
丹羽 1-1から3球目を打ってセカンドゴロ セカンドランナー小熊はサードへ

三原 フルカウントから6球目を空振り三振
8回表
上西 2-2から5球目を打ってサードライナー
皆川 1-1から3球目を打ってレフトフライ

廣本 1-1から3球目を打ってセカンドフライ
8回裏
日本生命選手交代


ピッチャー藤井に代えて高橋拓巳(桐蔭横浜大学)

牧野 2-2から5球目を打ってレフトライナー

相羽 1-0から2球目を打ってレフトフライ
山口 2-2から5球目を打ってセカンドゴロ
9回表


高橋英の代打本藤光貴(城西国際大学) 2-2から5球目を打ってレフト線ツーベースヒット
代走に山田和毅(京都産業大学)

古川 初球をピッチャー前送りバント


籾山 2-0から3球目をスクイズ失敗ピッチャーフライダブルプレイ
9回裏
高橋 ストレートのフォアボール

濱田の代打久保田健太(関メディベースボール学院) 1-2から4球目を空振り三振
小熊 1-2から5球目を空振り三振

藤野 初球を打ってセンター前ヒット

丹羽の代打岡本直樹(関西国際大学) 2-2から5球目を打ってショートフライ

日本生命
000 003 000 3
000 000 000 0
ニチダイ

やはり徐々に後がなくなって来てるトーナメントゆえに、序盤からがっぷり四つの展開になりました。一時はドラフト指名候補にも名前が挙がった日本生命・藤井投手を何とか崩そうと、ファウルで粘ったりして突破口を見いだそうとしたニチダイでしたが、やはりおいそれとは乱れませんでした。
両チームとも、試合序盤からたひだびチャンスを作りはするものの、あと一打が出ない、の繰り返し。と言うか「一発長打が出ればスッキリする」展開ではありましたが、その一打が先に出たのは日生でした。これが夏秋連覇も果たした「歴戦の勇士」の為せる業かな、とも思いました。

そして勝った日本生命はこの次の、日本新薬対新日鉄住金広畑イーグレッツの勝者と第三代表決定トーナメント準決勝を、負けたニチダイは、今度は第四代表決定トーナメント二回戦に回り、NSBベースボールクラブと戦います。ニチダイは、そこで負けると、今年の夏が終わりになります。

そして5月28日月曜日。大阪シティ信用金庫スタジアムでの第三代表決定トーナメントで相対するは、京都府京田辺市代表・ニチダイと、大阪市代表・日本生命、です。ちなみにこの日もやや遅刻。


まずはニチダイ。第一代表決定トーナメント、一回戦は無事突破したものの、二回戦で、日本選手権出場を決めている、パナソニックに敗れての第三代表決定トーナメント出場となりました。


名前はよく聞きますし、都市対抗野球大会本選にも、社会人野球日本選手権にも出場していますが、イマイチ知名度がないのはやはり、同じ京都府の強豪・日本新薬のせいかな、とも思ったり。


日本生命野球部は、第一代表決定トーナメントの二回戦からの出場でしたが、第一代表決定戦進出を決めている、三菱重工神戸・高砂に僅差で敗退して、第三代表決定トーナメント出場となりました。


戦力も充実し切っているように見えるので、順調に勝ち上がれるか、とは思いましたが、なかなかうまくいきません。これがまた都市対抗野球予選の怖さであり難しさかな、とは思います。


どちらのチームも、ここで負けてもまだチャンスはある、とは思われがちですが、後になればなるほど悲壮感はまして来ます。これがいわゆる「ダブルイリミネーション方式トーナメント」の辛さか。
スターティングオーダー
先攻:日本生命
1(中)伊藤勝太 (北翔大学)
2(三)原田拓実 (立正大学)
3(右)上西主起 (中部学院大学)
4(左)皆川 仁 (立正大学)
5(一)廣本拓也 (法政大学)
6(指)高橋英嗣 (東海大学)
7(捕)古川昌平 (愛知学院大学)
8(二)籾山雄斗 (関西学院大学)
9(遊)伊藤ヴィットル(共栄大学)








投:藤井貴之 (同志社大学)
後攻:ニチダイ
1(中)牧野勇斗 (天理大学)
2(左)相羽涼平 (杏林大学)
3(右)山口篤史 (日本大学)
4(一)高橋直也 (甲賀健康医療専門学校)
5(指)濱田晃弘 (日本大学)
6(捕)小熊健太 (東海大学)
7(遊)藤野隆也 (日本文理大学)
8(三)丹羽微颯輝(東海大学)
9(二)三原康平 (関西外国語大学)








投:蔭地野正起(智辧学園和歌山高校)
審判員




球審:文殊 一塁:古川 二塁:左海 三塁:五味多
打撃成績
1回表




伊藤勝の代打伊藤悠人(近畿大学) 1-0から2球目をセーフティバントもサードゴロ




原田 1-1から3球目を打ってセンターオーバーツーベースヒット




上西 2-2から5球目を打ってライトフライ




セカンドランナー原田はサードへ




皆川 3-1から5球目を選んでフォアボール




廣本 0-2から3球目を空振り三振
1回裏




牧野 フルカウントから11球目を打ってライト前ヒット




相羽 2-0から3球目を打ってピッチャーゴロ ファーストランナー牧野はセカンドへ




山口 1-1から3球目を打ってセカンドゴロ セカンドランナー牧野はサードへ




高橋 1-2から4球目を打ってショートフライ
2回表




高橋英 2-1から4球目を打ってファーストゴロ




古川 フルカウントから6球目を打ってライトフライ




籾山 1-0から2球目を打ってセカンドフライ
2回裏




濱田 2-2から7球目を空振り三振




小熊 初球を打ってセカンドゴロ




藤野 0-1から2球目を打ってセカンドゴロ
3回表




ヴィットル 1-0から2球目を打ってライトフライ
伊藤悠 3-1から5球目を打ってショートフライ
原田 フルカウントから6球目を選んでフォアボール




次打者上西の3球目(ボール)にファーストランナー原田セカンド盗塁成功
上西 ストレートのフォアボール




皆川 フルカウントから7球目を打ってレフトフライ
3回裏




丹羽 0-2から3球目を見逃し三振




三原 2-1から4球目を打ってレフトフライ




牧野 0-1から2球目を打ってレフトフライ
4回表




廣本 1-1から3球目を打ってショートライナー




高橋英 0-1から2球目を打ってライト前ヒット
古川 1-2から4球目を打ってサードゴロダブルプレイ
4回裏




相羽 1-2から5球目を打ってファーストファウルフライ
山口 1-0から2球目を打ってファーストゴロ




高橋 1-1から3球目を打ってライト前ヒット




濱田 初球を打ってセンター前ヒット
小熊 0-1から2球目を打ってセカンドゴロ
5回表




籾山 1-0から2球目を打ってレフト前ヒット




ヴィットル 初球をサード前送りバント
伊藤悠 1-1から3球目を打ってレフトフライ








原田 初球を打ってサードファウルフライ
5回裏








藤野 1-2から6球目を打ってレフトオーバーツーベースヒット




丹羽 1-2から5球目をピッチャー前送りバント




三原 1-2から4球目を打ってサードゴロ




サードランナー藤野は三本間に挟まれタッチアウト その間にバッターランナー三原はセカンドへ
牧野 3-1から5球目を選んでフォアボール
相羽 1-2から5球目を打ってピッチャーフライ
6回表




上西 フルカウントから6球目を選んでフォアボール




次打者皆川の3球目(空振り)にファーストランナー上西セカンド盗塁成功




皆川 1-2から4球目を打ってレフトフライ




セカンドランナー上西はサードへ




廣本 フルカウントから6球目を選んでフォアボール




高橋英 初球デッドボール




古川 3-1から5球目を打って右中間へタイムリースリーベースヒット




ニチダイ0―3日本生命
ニチダイ選手交代








ピッチャー蔭地野に代えて山下真史(立正大学)








次打者籾山、3球目をスクイズ失敗空振り、サードランナー古川挟まれタッチアウト
籾山 1-2から4球目を空振り三振
6回裏
山口 2-1から4球目を打ってファーストライナー
高橋 1-2から4球目を空振り三振
濱田 フルカウントから7球目を見逃し三振
7回表




ヴィットル 1-2から4球目を打ってセンター前ヒット




伊藤悠の代打福富裕(慶應義塾大学) 初球を打ってサードゴロセカンドフォースアウト




原田 2-2から5球目を打ってピッチャーゴロセカンドフォースアウト




次打者上西の2球目(ストライク)にファーストランナー原田セカンド盗塁失敗
7回裏
日本生命シート変更
代打福富がそのまま入りセンター




小熊 0-1から2球目を打ってセンター前ヒット
藤野 初球をピッチャー前送りバント
丹羽 1-1から3球目を打ってセカンドゴロ セカンドランナー小熊はサードへ




三原 フルカウントから6球目を空振り三振
8回表
上西 2-2から5球目を打ってサードライナー
皆川 1-1から3球目を打ってレフトフライ




廣本 1-1から3球目を打ってセカンドフライ
8回裏
日本生命選手交代








ピッチャー藤井に代えて高橋拓巳(桐蔭横浜大学)




牧野 2-2から5球目を打ってレフトライナー




相羽 1-0から2球目を打ってレフトフライ
山口 2-2から5球目を打ってセカンドゴロ
9回表








高橋英の代打本藤光貴(城西国際大学) 2-2から5球目を打ってレフト線ツーベースヒット
代走に山田和毅(京都産業大学)




古川 初球をピッチャー前送りバント








籾山 2-0から3球目をスクイズ失敗ピッチャーフライダブルプレイ
9回裏
高橋 ストレートのフォアボール




濱田の代打久保田健太(関メディベースボール学院) 1-2から4球目を空振り三振
小熊 1-2から5球目を空振り三振




藤野 初球を打ってセンター前ヒット




丹羽の代打岡本直樹(関西国際大学) 2-2から5球目を打ってショートフライ


日本生命
000 003 000 3
000 000 000 0
ニチダイ

やはり徐々に後がなくなって来てるトーナメントゆえに、序盤からがっぷり四つの展開になりました。一時はドラフト指名候補にも名前が挙がった日本生命・藤井投手を何とか崩そうと、ファウルで粘ったりして突破口を見いだそうとしたニチダイでしたが、やはりおいそれとは乱れませんでした。
両チームとも、試合序盤からたひだびチャンスを作りはするものの、あと一打が出ない、の繰り返し。と言うか「一発長打が出ればスッキリする」展開ではありましたが、その一打が先に出たのは日生でした。これが夏秋連覇も果たした「歴戦の勇士」の為せる業かな、とも思いました。


そして勝った日本生命はこの次の、日本新薬対新日鉄住金広畑イーグレッツの勝者と第三代表決定トーナメント準決勝を、負けたニチダイは、今度は第四代表決定トーナメント二回戦に回り、NSBベースボールクラブと戦います。ニチダイは、そこで負けると、今年の夏が終わりになります。
2018.05.29 / Top↑
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