5月も下旬に入り、全国各地で第89回都市対抗野球大会二次予選が本格化してきました。近畿地区でも、わかさスタジアム京都で始まり、舞洲ベースボールスタジアム改め「大阪シティ信用金庫スタジアム」でいよいよ、五つ用意されている代表の座を賭けての熱戦が始まりました。
そして、私がまず最初に観戦したのは、第四代表決定トーナメントの一回戦、ミキハウスベースボールクラブ対和歌山箕島球友会の試合。共に第一代表決定トーナメント一回戦に敗れてここに回ってきました。そしてこの日の試合を落としたチームに「夏の終わり」が告げられます。土壇場の戦いです。

おはようございます大阪シティ信用金庫スタジアム。ネーミングライツによりこんな名前に「なってしまいました」。ぶっちゃけ悪い事ではないとは思いますが、地名くらいは入れて欲しいもの。

スタジアムに到着したのは試合開始予定時刻の約20分前。1時間前到着を旨とする私には「遅刻」の部類に入ります。ゆえにミキハウスベースボールクラブの試合前守備練習は残念ながら全く観れず。
まずは京都市・ミキハウスベースボールクラブ。

「クラブ」と名前は付いていますが、チームとしてはローカル大会でいくつか優勝もしたりしています。京都府下ではそれこそ、日本新薬に続く存在になりつつある、かと思いますが如何でしょう。

巴戦となった京滋奈予選では、大和高田クラブ、OBC高島を破っての二次予選進出。昨年からは全日本クラブ野球選手権大会への出場権を辞し、ひとつふたつ、上の段階を目指す様子が伺えます。
相対する有田市・和歌山箕島球友会。

住友金属野球部が活動終了した1999年以降、長く和歌山県の弧塁を守り続けているチームではありますが、すでに全日本クラブ野球選手権大会でも4度優勝、社会人野球日本選手権にも5度の出場。

引退をされましたが、昨年までは元阪神タイガース・穴田真規選手が在籍、現在は元西武ライオンズの原井和也氏がコーチで在籍されてます。着実にレベルアップは図られてるように思います。
繰り返しになりますが、この試合で負けた方は、今年の東京ドームへの挑戦は終わりを告げます。まだまだ夏は終われない、しかしながら終わらざるを得ない、それもまた都市対抗野球大会予選、です。
スターティングオーダー
先攻:和歌山箕島球友会
1(左)黒岩拓馬 (徳山大学)
2(遊)池島主税 (関西国際大学)
3(右)夏見宏季 (関西国際大学)
4(一)岸 翔太 (京都明徳高校)
5(三)渡部純史 (県立和歌山高校)
6(指)富山大志 (九州共立大学)
7(捕)水田信一郎(神戸学院大学)
8(二)冨樫和秀 (福知山公立大学)
9(中)森下雄斗 (甲賀健康医療専門学校)


投:梅原隆斗 (山梨学院大学)
後攻:ミキハウスベースボールクラブ
1(中)堅田啓太郎(大阪体育大学)
2(遊)立花允夫 (天理大学)
3(三)吉田大輝 (関西大学)
4(左)東田幹啓 (天理大学)
5(右)長谷川成哉(大阪工業大学)
6(一)田中雄大 (吉備国際大学)
7(指)内別府成参(甲賀健康医療専門学校)
8(二)大西友也 (同志社大学)
9(捕)井上大輔 (中部学院大学)


投:栗山拓巳 (履正社医療スポーツ専門学校)
審判員

球審:西貝 一塁:土屋 二塁:江夏 三塁:小野
打撃成績
1回表</span>
黒岩 1-1から3球目を打ってセカンドゴロ

池島 2-2から6球目を空振り三振

夏見 2-2から6球目を空振り三振
1回裏

堅田 初球を打ってライト前ヒット

立花 初球をピッチャー前送りバント

吉田 1-0から2球目を打ってレフト線タイムリーツーベースヒット

ミキハウス1―0箕島球友会

東田 1-2から4球目を空振り三振

長谷川 2-1から4球目を打ってライト前ヒット

しかしセカンドランナー吉田ホーム寸前タッチアウト
2回表

岸 2-2から5球目を打ってセカンドゴロ捕球エラー

渡部 1-2から4球目を見逃し三振

次打者富山の2球目(ボール)にファーストランナー岸セカンド盗塁成功

冨山 2-2から5球目を空振り三振

水田 フルカウントから9球目を打ってファーストフライ
2回裏

田中 1-0から2球目を打ってショートゴロ

内別府 初球を打ってセカンドゴロ

大西 1-0から2球目を打ってピッチャーゴロ
3回表

冨樫 2-2から6球目を空振り三振

森下 フルカウントから7球目を打ってレフト前ヒット

黒岩 0-2から3球目を空振り三振

池島 2-2から5球目を空振り三振
3回裏

井上 2-2から5球目を打ってレフトフライ

堅田 2-1から4球目を打ってライト前ヒット

立花 1-0から2球目を打ってライト前ヒット

吉田 1-2から4球目を打ってライトフライ

東田 1-2から4球目を見逃し三振
4回表
夏見 2-1から4球目を打ってショートゴロ
岸 2-2から5球目を空振り三振
渡部 0-1から2球目を打ってレフト前ヒット
富山 1-2から4球目を空振り三振
4回裏
長谷川 初球を打ってセンター前ヒット
田中 3-1から5球目を打ってショートゴロダブルプレイ
内別府 初球を打ってライトフライ
5回表
水田 1-1から3球目を打ってセンター前ヒット
冨樫 0-2から3球目を空振り三振
森下 初球をサード前送りバント
森下 0-1から2球目を打ってレフトフライ
5回裏
大西 0-1から2球目を打ってセカンド内野安打
井上 初球をファースト前送りバント

堅田 2-1から4球目を打ってライト前ヒット

立花 2-1から4球目を打ってライトへ犠牲フライ

ミキハウス2―0箕島球友会

次打者吉田の2球目(ボール)にファーストランナー堅田セカンド盗塁失敗
6回表

池島 1-1から3球目を打ってセンターフライ

夏見 初球を打ってセカンドゴロ

岸 0-2から3球目を打ってレフト前ヒット

渡部 1-0から2球目を打ってライト前ヒット
ファーストランナー岸はサードへ
富山の代打矢野雅章(花園大学) フルカウントから6球目を打ってセンターフライ
6回裏
和歌山箕島球友会選手交代


ピッチャー梅原に代えて和田拓也(京都学園大学)

吉田 初球を打ってショートゴロ

東田 0-1から2球目を打ってライト前ヒット

長谷川 1-0から2球目を打ってレフト前ヒット しかしセカンドタッチアウト

ファーストランナー東田はサードへ
田中 2-2から5球目を見逃し三振
7回表
ミキハウスベースボールクラブ選手交代


ピッチャー栗山に代えて仲岡翔亮(近畿大学)

水田 2-1から4球目を打ってショートゴロ送球エラー
冨樫 1-2から4球目を空振り三振

森下 フルカウントから8球目を打ってショートゴロ ファーストランナー水田はセカンドへ

黒岩 2-2から6球目を打ってセンター前タイムリーヒット

ミキハウス2―1箕島球友会
次打者池島の初球前に牽制悪送球でファーストランナー黒岩はサードへ

池島 0-1から2球目を打ってレフト前タイムリーヒット

ミキハウス2―2箕島球友会

次打者夏見の2球目(ボール)にファーストランナー池島セカンド盗塁成功
夏見 2-1から4球目を打ってレフトフライ
7回裏

内別府の代打佐々木優(立命館大学) ストレートのフォアボール

大西 初球をファースト前送りバント
セカンドランナー佐々木の代走に中井廉太(佛教大学)
井上 1-2から8球目を 見逃し三振

堅田 2-2から5球目を打ってレフト前ヒット


しかしセカンドランナー中井ホームタッチアウト
8回表
岸 1-2から4球目を空振り三振
渡部 1-1から3球目を打ってライトフライ

矢野の代打山口輝(徳山大学) 初球を打ってファーストフライ
8回裏
立花 フルカウントから7球目を打ってショートゴロ

吉田 初球を打ってライトフライ
東田 初球を打ってファーストゴロ
9回表
水田 1-1から3球目を打ってセンター前ヒット
ミキハウスベースボールクラブ選手交代


ピッチャー仲岡に代えて開津裕瑳(早鞆高校)

冨樫の代打北伸司(青森山田高校) 初球をピッチャー前送りバント

森下 1-1から3球目を打ってライトフライ
黒岩 1-2から4球目を打ってセンターフライ
9回裏
和歌山箕島球友会シート変更
代打北がそのまま入りセカンド
長谷川 1-1から3球目を打ってライトフライ
田中 1-0から2球目を打ってレフト前ヒット

中井の代打藤田知晃(中部学院大学) 0-1から2球目を送りバント ファーストへ悪送球
セカンドランナー田中の代走に岩田

大西 初球を打ってセンター前ヒット

井上 1-1から3球目をサヨナラスクイズ


ミキハウス3―2箕島球友会
有田市・和歌山箕島球友会
000 000 200 2
100 010 001 3
京都市・ミキハウスベースボールクラブ

序盤からビッシビシ三振の山を築き、快刀乱麻のピッチングのミキハウスベースボールクラブ先発・栗山投手。対照的にヒットを打たれながらも要所を締めるピッチングの和歌山箕島球友会先発・梅原投手。無駄なフォアボールのない試合、てのは往々にしてテンポのよい試合になります。
中盤、和歌山箕島球友会が追い付いた所では、延長戦もあり得るような試合展開でしたが、やはり最後に明暗を分けたのは、9回裏に「出てしまった」たったひとつの送球エラーでした。これがなければ満塁にはならなかったかもな、とも思います。接戦ゆえ、ミスは命取りに繋がります。
しかしまさか満塁から「サヨナラスクイズ」とは思いませんでした。とは言うものの、ミキハウスBBCは、しつこいくらいに送りバントを仕掛けてきました。ワンアウトを献上してでもランナーを前に進める姿勢、と言うのはどのレベルでも変わらないはず。バント否定論もありますが、やはり相手チームへのプレッシャー、と言う面を考えると立派な「攻撃」と常日頃から考えています。

そして、残念ではありますが、有田市、そして和歌山箕島球友会の短い夏は終わりました。今後は全日本クラブ野球選手権大会優勝から社会人野球日本選手権出場を目指す事になるのかな。夏は早々に終わりましたが、次は「熱い秋」を目指して頑張ってください。今後のご多幸をお祈り致します。
そして、私がまず最初に観戦したのは、第四代表決定トーナメントの一回戦、ミキハウスベースボールクラブ対和歌山箕島球友会の試合。共に第一代表決定トーナメント一回戦に敗れてここに回ってきました。そしてこの日の試合を落としたチームに「夏の終わり」が告げられます。土壇場の戦いです。


おはようございます大阪シティ信用金庫スタジアム。ネーミングライツによりこんな名前に「なってしまいました」。ぶっちゃけ悪い事ではないとは思いますが、地名くらいは入れて欲しいもの。

スタジアムに到着したのは試合開始予定時刻の約20分前。1時間前到着を旨とする私には「遅刻」の部類に入ります。ゆえにミキハウスベースボールクラブの試合前守備練習は残念ながら全く観れず。
まずは京都市・ミキハウスベースボールクラブ。


「クラブ」と名前は付いていますが、チームとしてはローカル大会でいくつか優勝もしたりしています。京都府下ではそれこそ、日本新薬に続く存在になりつつある、かと思いますが如何でしょう。


巴戦となった京滋奈予選では、大和高田クラブ、OBC高島を破っての二次予選進出。昨年からは全日本クラブ野球選手権大会への出場権を辞し、ひとつふたつ、上の段階を目指す様子が伺えます。
相対する有田市・和歌山箕島球友会。


住友金属野球部が活動終了した1999年以降、長く和歌山県の弧塁を守り続けているチームではありますが、すでに全日本クラブ野球選手権大会でも4度優勝、社会人野球日本選手権にも5度の出場。


引退をされましたが、昨年までは元阪神タイガース・穴田真規選手が在籍、現在は元西武ライオンズの原井和也氏がコーチで在籍されてます。着実にレベルアップは図られてるように思います。
繰り返しになりますが、この試合で負けた方は、今年の東京ドームへの挑戦は終わりを告げます。まだまだ夏は終われない、しかしながら終わらざるを得ない、それもまた都市対抗野球大会予選、です。
スターティングオーダー
先攻:和歌山箕島球友会
1(左)黒岩拓馬 (徳山大学)
2(遊)池島主税 (関西国際大学)
3(右)夏見宏季 (関西国際大学)
4(一)岸 翔太 (京都明徳高校)
5(三)渡部純史 (県立和歌山高校)
6(指)富山大志 (九州共立大学)
7(捕)水田信一郎(神戸学院大学)
8(二)冨樫和秀 (福知山公立大学)
9(中)森下雄斗 (甲賀健康医療専門学校)








投:梅原隆斗 (山梨学院大学)
後攻:ミキハウスベースボールクラブ
1(中)堅田啓太郎(大阪体育大学)
2(遊)立花允夫 (天理大学)
3(三)吉田大輝 (関西大学)
4(左)東田幹啓 (天理大学)
5(右)長谷川成哉(大阪工業大学)
6(一)田中雄大 (吉備国際大学)
7(指)内別府成参(甲賀健康医療専門学校)
8(二)大西友也 (同志社大学)
9(捕)井上大輔 (中部学院大学)








投:栗山拓巳 (履正社医療スポーツ専門学校)
審判員




球審:西貝 一塁:土屋 二塁:江夏 三塁:小野
打撃成績
1回表</span>
黒岩 1-1から3球目を打ってセカンドゴロ




池島 2-2から6球目を空振り三振




夏見 2-2から6球目を空振り三振
1回裏




堅田 初球を打ってライト前ヒット




立花 初球をピッチャー前送りバント




吉田 1-0から2球目を打ってレフト線タイムリーツーベースヒット




ミキハウス1―0箕島球友会




東田 1-2から4球目を空振り三振




長谷川 2-1から4球目を打ってライト前ヒット




しかしセカンドランナー吉田ホーム寸前タッチアウト
2回表




岸 2-2から5球目を打ってセカンドゴロ捕球エラー




渡部 1-2から4球目を見逃し三振




次打者富山の2球目(ボール)にファーストランナー岸セカンド盗塁成功




冨山 2-2から5球目を空振り三振




水田 フルカウントから9球目を打ってファーストフライ
2回裏




田中 1-0から2球目を打ってショートゴロ




内別府 初球を打ってセカンドゴロ




大西 1-0から2球目を打ってピッチャーゴロ
3回表




冨樫 2-2から6球目を空振り三振




森下 フルカウントから7球目を打ってレフト前ヒット




黒岩 0-2から3球目を空振り三振




池島 2-2から5球目を空振り三振
3回裏




井上 2-2から5球目を打ってレフトフライ




堅田 2-1から4球目を打ってライト前ヒット




立花 1-0から2球目を打ってライト前ヒット




吉田 1-2から4球目を打ってライトフライ




東田 1-2から4球目を見逃し三振
4回表
夏見 2-1から4球目を打ってショートゴロ
岸 2-2から5球目を空振り三振
渡部 0-1から2球目を打ってレフト前ヒット
富山 1-2から4球目を空振り三振
4回裏
長谷川 初球を打ってセンター前ヒット
田中 3-1から5球目を打ってショートゴロダブルプレイ
内別府 初球を打ってライトフライ
5回表
水田 1-1から3球目を打ってセンター前ヒット
冨樫 0-2から3球目を空振り三振
森下 初球をサード前送りバント
森下 0-1から2球目を打ってレフトフライ
5回裏
大西 0-1から2球目を打ってセカンド内野安打
井上 初球をファースト前送りバント




堅田 2-1から4球目を打ってライト前ヒット




立花 2-1から4球目を打ってライトへ犠牲フライ




ミキハウス2―0箕島球友会




次打者吉田の2球目(ボール)にファーストランナー堅田セカンド盗塁失敗
6回表




池島 1-1から3球目を打ってセンターフライ




夏見 初球を打ってセカンドゴロ




岸 0-2から3球目を打ってレフト前ヒット




渡部 1-0から2球目を打ってライト前ヒット
ファーストランナー岸はサードへ
富山の代打矢野雅章(花園大学) フルカウントから6球目を打ってセンターフライ
6回裏
和歌山箕島球友会選手交代








ピッチャー梅原に代えて和田拓也(京都学園大学)




吉田 初球を打ってショートゴロ




東田 0-1から2球目を打ってライト前ヒット




長谷川 1-0から2球目を打ってレフト前ヒット しかしセカンドタッチアウト




ファーストランナー東田はサードへ
田中 2-2から5球目を見逃し三振
7回表
ミキハウスベースボールクラブ選手交代








ピッチャー栗山に代えて仲岡翔亮(近畿大学)




水田 2-1から4球目を打ってショートゴロ送球エラー
冨樫 1-2から4球目を空振り三振




森下 フルカウントから8球目を打ってショートゴロ ファーストランナー水田はセカンドへ




黒岩 2-2から6球目を打ってセンター前タイムリーヒット




ミキハウス2―1箕島球友会
次打者池島の初球前に牽制悪送球でファーストランナー黒岩はサードへ




池島 0-1から2球目を打ってレフト前タイムリーヒット




ミキハウス2―2箕島球友会




次打者夏見の2球目(ボール)にファーストランナー池島セカンド盗塁成功
夏見 2-1から4球目を打ってレフトフライ
7回裏




内別府の代打佐々木優(立命館大学) ストレートのフォアボール




大西 初球をファースト前送りバント
セカンドランナー佐々木の代走に中井廉太(佛教大学)
井上 1-2から8球目を 見逃し三振




堅田 2-2から5球目を打ってレフト前ヒット








しかしセカンドランナー中井ホームタッチアウト
8回表
岸 1-2から4球目を空振り三振
渡部 1-1から3球目を打ってライトフライ




矢野の代打山口輝(徳山大学) 初球を打ってファーストフライ
8回裏
立花 フルカウントから7球目を打ってショートゴロ




吉田 初球を打ってライトフライ
東田 初球を打ってファーストゴロ
9回表
水田 1-1から3球目を打ってセンター前ヒット
ミキハウスベースボールクラブ選手交代








ピッチャー仲岡に代えて開津裕瑳(早鞆高校)




冨樫の代打北伸司(青森山田高校) 初球をピッチャー前送りバント




森下 1-1から3球目を打ってライトフライ
黒岩 1-2から4球目を打ってセンターフライ
9回裏
和歌山箕島球友会シート変更
代打北がそのまま入りセカンド
長谷川 1-1から3球目を打ってライトフライ
田中 1-0から2球目を打ってレフト前ヒット




中井の代打藤田知晃(中部学院大学) 0-1から2球目を送りバント ファーストへ悪送球
セカンドランナー田中の代走に岩田




大西 初球を打ってセンター前ヒット




井上 1-1から3球目をサヨナラスクイズ






ミキハウス3―2箕島球友会
有田市・和歌山箕島球友会
000 000 200 2
100 010 001 3
京都市・ミキハウスベースボールクラブ

序盤からビッシビシ三振の山を築き、快刀乱麻のピッチングのミキハウスベースボールクラブ先発・栗山投手。対照的にヒットを打たれながらも要所を締めるピッチングの和歌山箕島球友会先発・梅原投手。無駄なフォアボールのない試合、てのは往々にしてテンポのよい試合になります。
中盤、和歌山箕島球友会が追い付いた所では、延長戦もあり得るような試合展開でしたが、やはり最後に明暗を分けたのは、9回裏に「出てしまった」たったひとつの送球エラーでした。これがなければ満塁にはならなかったかもな、とも思います。接戦ゆえ、ミスは命取りに繋がります。
しかしまさか満塁から「サヨナラスクイズ」とは思いませんでした。とは言うものの、ミキハウスBBCは、しつこいくらいに送りバントを仕掛けてきました。ワンアウトを献上してでもランナーを前に進める姿勢、と言うのはどのレベルでも変わらないはず。バント否定論もありますが、やはり相手チームへのプレッシャー、と言う面を考えると立派な「攻撃」と常日頃から考えています。

そして、残念ではありますが、有田市、そして和歌山箕島球友会の短い夏は終わりました。今後は全日本クラブ野球選手権大会優勝から社会人野球日本選手権出場を目指す事になるのかな。夏は早々に終わりましたが、次は「熱い秋」を目指して頑張ってください。今後のご多幸をお祈り致します。
2018.05.28 / Top↑
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