さて、東広島アクアスタジアムで行われている、第89回都市対抗野球大会広島県一次予選大会三日第3試合。この試合の勝利チームは第二代表以上が決定、敗戦チームは、広島県第四代表として、中国地区予選(4チーム2ブロックのリーグ戦とトーナメント)に進出する事が出来ます。

まずは三菱重工広島。

例年通り(?)新入部員は少なかったですが、そのたった二人の新入部員がしっかりチームに溶け込み、そして不可欠な戦力となり、3月の松本旗三浦旗大会から、明確な結果を残しています。

中心選手の(表現が微妙ですが)高齢化しつつありますが、これまた衰える事なく結果を残し、チームになくてはならぬ存在になってます。全国大会への出場云々関係なしに、もう暫くは「磐石の広製」は続くのではないか、と考えています。長距離打者がもう一人欲しいところ、ではありますが。

そしてJFE西日本。
一回戦の相手は因縁浅はかならぬ(?)ツネイシブルーパイレーツとの「福山ダービー」。1回表に先制したものの、その後は追加点が入らず。9安打を放ちながら1対0の薄氷を踏むような勝利。

若返りを計りつつも、戦力は整ってきてますが思わぬ苦戦。それもこれもやはり、ツネイシブルーパイレーツの、全てに於けるチーム改革の成果とも言えますが、厳しい見方をすれば、県予選で苦戦していては、一回戦を勝って中国地区予選には進めたものの、この先も困難が予想されます。
とは言うものの春先からいろんな試合で、ベテランと若手が上手く噛み合いつつあるので、何かひとつきっかけさえ掴めれば、第一代表に向けてあと二つ、勝てそうな気もしますがどうでしょう。その試金石とも言える三菱重工広島戦、となります。難敵に代わりはありませんけどね。
スターティングオーダー
先攻:JFE西日本
1(右)三木大知 (倉敷工業高校~岡山商科大学)
2(二)斉藤 輝 (横浜商科大学付属高校~國學院大学)
3(左)藤本知輝 (慶應義塾高校~慶應義塾大学)
4(一)橋本拓也 (岡山理大附高校~関西大学)
5(三)古田 塁 (天理高校~東洋大学)
6(遊)岡 将吾 (西日本短期大学付属高校~駒澤大学)
7(指)小串寛徳 (東福岡高校~近畿大学工学部)
8(中)友滝健弘 (盈進高校~駒澤大学)
9(捕)翔太郎 (明徳義塾高校~拓殖大学)


投:河野竜生 (鳴門高校)
後攻:三菱重工広島
1(左)市原一樹 (松商学園高校~専修大学)
2(遊)田中友博 (享栄高校~愛知学院大学)
3(右)汐月祐太郎(熊本高校~筑波大学)
4(一)國本剛志 (近畿大学付属福山高校~近畿大学)
5(指)松原匡志 (天理高校~同志社大学)
6(三)鳳山隆平 (東海大学付属相模高校~広島国際学院大学)
7(中)青木拓巳 (関西大学付属北陽高校~関西大学)
8(捕)佐々木駿 (桐光学園高校~國學院大学)
9(二)南 亮介 (中京高校~中京学院大学)


投:杉山一樹 (駿河総合高校)
審判員

球審:桜井 一塁:楠 二塁:南場 三塁:高橋
打撃成績
1回表

三木 フルカウントから6球目を打ってセカンドフライ

斉藤 フルカウントから7球目を打ってレフト前ヒット

藤本 2-2から5球目を打ってセカンドゴロダブルプレイ
1回裏

市原 1-2から6球目を打ってピッチャーライナー

田中 0-2から3球目を打ってセカンドゴロ

汐月 フルカウントから7球目を選んでフォアボール

國本 0-1から2球目を打ってセンター前ヒット

ファーストランナー汐月はサードへ

松原 2-0から3球目を打ってショートゴロ
2回表

橋本 1-1から3球目を打ってキャッチャーゴロ

古田 1-1から3球目を打ってセンターフライ

岡 フルカウントから9球目を打ってピッチャーゴロ
2回裏

鳳山 2-2から6球目を空振り三振

青木 1-0から2球目を打ってショートゴロ

佐々木 初球を打ってレフトフライ
3回表

小串 3-1から5球目を打ってセカンドゴロ

友滝 1-1から3球目を打ってショートフライ

浦 2-2から5球目を空振り三振
3回裏

南 2-2から6球目を空振り三振

市原 1-2から5球目を打ってセンター前ヒット

田中 1-0から2球目を打ってレフト前ヒット

汐月 初球を打ってセカンドフライ


國本 2-0から3球目を打ってサードファウルフライ
4回表

三木 1-1から3球目を打ってファーストフライ

斉藤 初球を打ってレフトフライ

藤本 1-1から3球目を打ってレフト前ヒット
次打者橋本の4球目(ボール)にファーストランナー藤本セカンド盗塁成功

橋本 2-2から5球目を空振り三振
4回裏

松原 0-1から2球目を打ってショートゴロ

鳳山 0-2から3球目を空振り三振

青木 初球を打ってショートゴロ
5回表

古田 0-1から2球目を打ってセカンドゴロ

岡 フルカウントから6球目を打ってピッチャーライナー

小串 1-2から4球目を空振り三振
5回裏

佐々木 0-1から2球目を打ってライトフライ

南 1-2から5球目を打ってセンターフライ
市原 ストレートのフォアボール
次打者田中の2球目にファーストランナー市原セカンド盗塁失敗
6回表
友滝 2-2から6球目を打ってセカンド内野安打
浦 3-1から5球目をピッチャー前送りバント
三木 3-1から5球目を選んでフォアボール
斉藤 3-1から5球目を選んでフォアボール
次打者藤本の初球がワイルドピッチでサードランナー友滝ホームイン
JFE西日本1-0三菱重工広島
藤本 3-1から5球目を打ってライトへ犠牲フライ
JFE西日本2-0三菱重工広島
橋本 1-1から3球目を打って左中間へタイムリーツーベースヒット
JFE西日本13-0三菱重工広島
次打者古田の初球にワイルドピッチ
古田 ストレートのフォアボール
三菱重工広島選手交代


ピッチャー杉山に代えて松下和貴(崇徳高校~近畿大学工学部)
岡 1-1から3球目、背中にデッドボール

小串の代打松浦大則(金光学園高校~関西学院大学) 0-1から2球目を打って右中間へシングルヒットと失策で二者ホームイン

JFE西日本5-0三菱重工広島
三菱重工広島選手交代


ピッチャー松下に代えて川本哲也(竹原高校~MSH医療専門学校)

友滝 2-2から6球目を打ってライトファウルフライ
6回裏

田中 フルカウントから7球目を打ってレフト前ヒット

汐月 0-2から3球目を空振り三振

國本 1-2から4球目を打ってライト前ヒット

松原の代打山本祐大(松山商業高校~駒澤大学) 1-2から4球目を空振り三振

鳳山の代打松永弘樹(広陵高校~早稲田大学) 1-0から2球目を打って左中間へタイムリーヒット

JFE西日本5-1三菱重工広島

青木 初球を打ってセカンドゴロ
7回表
三菱重工広島選手交代


ピッチャー川本に代えて鮫島優樹(神村学園高等部~MSH医療専門学校)
代打松永がそのまま入りサード

浦 1-0から2球目を打ってレフトフライ

三木 1-2から4球目を打ってショートライナー

斉藤 2-2から5球目を見逃し三振
―――なんですが、その前の空振りでいい表情が撮れたので・・・。
7回裏
JFE西日本選手交代


ピッチャー河野に代えて小林寛(江の川高校~大阪学院大学~横浜DeNAベイスターズ)

佐々木 2-2から8球目を打ってセンターフライ

南 初球を打ってレフトフライ

市原 1-2から4球目を空振り三振
8回表
藤本 1-2から4球目を空振り三振

橋本 1-1から3球目を打ってセカンドゴロ


古田 フルカウントから7球目を打ってサードフライ
8回裏
JFE西日本選手交代
サード古田に代えて宮本夏輝(広陵高校~MSH医療専門学校)

田中 2-2から7球目を打ってショートゴロ
汐月 フルカウントから7球目を打ってファーストロ

國本 初球を打ってショートゴロ
9回表

岡 2-2から6球目を打ってセンターフライ

松浦の代打綿屋樹(鹿児島実業高校) 2-0から3球目を打ってレフトフライ

友滝 フルカウントから7球目を打ってセンターフライ
9回裏

山本の代打山崎善隆(昭和第一学園高校~中京学院大学) 1-0から2球目を打ってライトフライ

松永 2-2から5球目を空振り三振

青木 初球を打ってセカンドゴロ
福山市・JFE西日本
000 005 000 5
000 001 000 1
広島市・三菱重工広島

高卒2年目のJFE西日本・河野投手と、同じく3年目、今秋のドラフト会議にもかかろうかと言う、三菱重工広島・杉山投手の投げ合い。NPBのスカウト陣もバックネット裏で観戦と言う、広島県一次予選とは思えぬ雰囲気でしたが、以外にも差のついた試合になってしましました。
序盤から制球に苦しんでた感のあった杉山投手でしたが、6回表に一気に崩壊。3ボールから連続フォアボールやワイルドピッチ、デッドボールなど制球難のオンパレードで一気に5失点(自責点は多分4、かな)。いわゆる「らしからぬ」ピッチング内容でマウンドを降りざるを得ませんでした。

打線も河野投手を前にして1点を取るのがやっと、ではありましたが、正直な話、中国地区予選に出場出来る、広島県第四代表を確保出来た後の、二回戦で良かった、と言うお話。
中国地区予選が始まるのは約三週間後。もちろん、杉山投手の出番はないはずはないでしょう。この三週間の間に、心身ともにどれだけ立ち直れるか。この良からぬ空気を払拭出来るのは誰あろうご自身。長く野球をやっておればこんな事もあります。ただ、この先は負けられぬ戦いが続きます。

そしてJFE西日本は、翌日の対伯和ビクトリーズ戦を制して、広島県第一代表を獲得しました。春先のオープン戦から何試合か観させて頂いてますが、新加入の選手がほんと違和感なく戦力になってる。勇退した選手もおられましたが、補って余りあるくらい、じゃないでしょうか。
都市対抗野球本選から遠ざかってまる3年が経過しようとしています。その間に力を付けたチームもあります、が、その輪の中にようやくJFE西日本も入ろうとしているのかな、とも感じます。
どのような組み合わせになるかは判りませんが、中国地区予選の健闘を、お祈り致します。


まずは三菱重工広島。



例年通り(?)新入部員は少なかったですが、そのたった二人の新入部員がしっかりチームに溶け込み、そして不可欠な戦力となり、3月の松本旗三浦旗大会から、明確な結果を残しています。



中心選手の(表現が微妙ですが)高齢化しつつありますが、これまた衰える事なく結果を残し、チームになくてはならぬ存在になってます。全国大会への出場云々関係なしに、もう暫くは「磐石の広製」は続くのではないか、と考えています。長距離打者がもう一人欲しいところ、ではありますが。


そしてJFE西日本。
一回戦の相手は因縁浅はかならぬ(?)ツネイシブルーパイレーツとの「福山ダービー」。1回表に先制したものの、その後は追加点が入らず。9安打を放ちながら1対0の薄氷を踏むような勝利。



若返りを計りつつも、戦力は整ってきてますが思わぬ苦戦。それもこれもやはり、ツネイシブルーパイレーツの、全てに於けるチーム改革の成果とも言えますが、厳しい見方をすれば、県予選で苦戦していては、一回戦を勝って中国地区予選には進めたものの、この先も困難が予想されます。
とは言うものの春先からいろんな試合で、ベテランと若手が上手く噛み合いつつあるので、何かひとつきっかけさえ掴めれば、第一代表に向けてあと二つ、勝てそうな気もしますがどうでしょう。その試金石とも言える三菱重工広島戦、となります。難敵に代わりはありませんけどね。
スターティングオーダー
先攻:JFE西日本
1(右)三木大知 (倉敷工業高校~岡山商科大学)
2(二)斉藤 輝 (横浜商科大学付属高校~國學院大学)
3(左)藤本知輝 (慶應義塾高校~慶應義塾大学)
4(一)橋本拓也 (岡山理大附高校~関西大学)
5(三)古田 塁 (天理高校~東洋大学)
6(遊)岡 将吾 (西日本短期大学付属高校~駒澤大学)
7(指)小串寛徳 (東福岡高校~近畿大学工学部)
8(中)友滝健弘 (盈進高校~駒澤大学)
9(捕)翔太郎 (明徳義塾高校~拓殖大学)








投:河野竜生 (鳴門高校)
後攻:三菱重工広島
1(左)市原一樹 (松商学園高校~専修大学)
2(遊)田中友博 (享栄高校~愛知学院大学)
3(右)汐月祐太郎(熊本高校~筑波大学)
4(一)國本剛志 (近畿大学付属福山高校~近畿大学)
5(指)松原匡志 (天理高校~同志社大学)
6(三)鳳山隆平 (東海大学付属相模高校~広島国際学院大学)
7(中)青木拓巳 (関西大学付属北陽高校~関西大学)
8(捕)佐々木駿 (桐光学園高校~國學院大学)
9(二)南 亮介 (中京高校~中京学院大学)








投:杉山一樹 (駿河総合高校)
審判員




球審:桜井 一塁:楠 二塁:南場 三塁:高橋
打撃成績
1回表




三木 フルカウントから6球目を打ってセカンドフライ




斉藤 フルカウントから7球目を打ってレフト前ヒット




藤本 2-2から5球目を打ってセカンドゴロダブルプレイ
1回裏




市原 1-2から6球目を打ってピッチャーライナー




田中 0-2から3球目を打ってセカンドゴロ




汐月 フルカウントから7球目を選んでフォアボール




國本 0-1から2球目を打ってセンター前ヒット




ファーストランナー汐月はサードへ




松原 2-0から3球目を打ってショートゴロ
2回表




橋本 1-1から3球目を打ってキャッチャーゴロ




古田 1-1から3球目を打ってセンターフライ




岡 フルカウントから9球目を打ってピッチャーゴロ
2回裏




鳳山 2-2から6球目を空振り三振




青木 1-0から2球目を打ってショートゴロ




佐々木 初球を打ってレフトフライ
3回表




小串 3-1から5球目を打ってセカンドゴロ




友滝 1-1から3球目を打ってショートフライ




浦 2-2から5球目を空振り三振
3回裏




南 2-2から6球目を空振り三振




市原 1-2から5球目を打ってセンター前ヒット




田中 1-0から2球目を打ってレフト前ヒット




汐月 初球を打ってセカンドフライ








國本 2-0から3球目を打ってサードファウルフライ
4回表




三木 1-1から3球目を打ってファーストフライ




斉藤 初球を打ってレフトフライ




藤本 1-1から3球目を打ってレフト前ヒット
次打者橋本の4球目(ボール)にファーストランナー藤本セカンド盗塁成功




橋本 2-2から5球目を空振り三振
4回裏




松原 0-1から2球目を打ってショートゴロ




鳳山 0-2から3球目を空振り三振




青木 初球を打ってショートゴロ
5回表




古田 0-1から2球目を打ってセカンドゴロ




岡 フルカウントから6球目を打ってピッチャーライナー




小串 1-2から4球目を空振り三振
5回裏




佐々木 0-1から2球目を打ってライトフライ




南 1-2から5球目を打ってセンターフライ
市原 ストレートのフォアボール
次打者田中の2球目にファーストランナー市原セカンド盗塁失敗
6回表
友滝 2-2から6球目を打ってセカンド内野安打
浦 3-1から5球目をピッチャー前送りバント
三木 3-1から5球目を選んでフォアボール
斉藤 3-1から5球目を選んでフォアボール
次打者藤本の初球がワイルドピッチでサードランナー友滝ホームイン
JFE西日本1-0三菱重工広島
藤本 3-1から5球目を打ってライトへ犠牲フライ
JFE西日本2-0三菱重工広島
橋本 1-1から3球目を打って左中間へタイムリーツーベースヒット
JFE西日本13-0三菱重工広島
次打者古田の初球にワイルドピッチ
古田 ストレートのフォアボール
三菱重工広島選手交代








ピッチャー杉山に代えて松下和貴(崇徳高校~近畿大学工学部)
岡 1-1から3球目、背中にデッドボール




小串の代打松浦大則(金光学園高校~関西学院大学) 0-1から2球目を打って右中間へシングルヒットと失策で二者ホームイン




JFE西日本5-0三菱重工広島
三菱重工広島選手交代








ピッチャー松下に代えて川本哲也(竹原高校~MSH医療専門学校)




友滝 2-2から6球目を打ってライトファウルフライ
6回裏




田中 フルカウントから7球目を打ってレフト前ヒット




汐月 0-2から3球目を空振り三振




國本 1-2から4球目を打ってライト前ヒット




松原の代打山本祐大(松山商業高校~駒澤大学) 1-2から4球目を空振り三振




鳳山の代打松永弘樹(広陵高校~早稲田大学) 1-0から2球目を打って左中間へタイムリーヒット




JFE西日本5-1三菱重工広島




青木 初球を打ってセカンドゴロ
7回表
三菱重工広島選手交代








ピッチャー川本に代えて鮫島優樹(神村学園高等部~MSH医療専門学校)
代打松永がそのまま入りサード




浦 1-0から2球目を打ってレフトフライ




三木 1-2から4球目を打ってショートライナー




斉藤 2-2から5球目を見逃し三振
―――なんですが、その前の空振りでいい表情が撮れたので・・・。
7回裏
JFE西日本選手交代








ピッチャー河野に代えて小林寛(江の川高校~大阪学院大学~横浜DeNAベイスターズ)




佐々木 2-2から8球目を打ってセンターフライ




南 初球を打ってレフトフライ




市原 1-2から4球目を空振り三振
8回表
藤本 1-2から4球目を空振り三振




橋本 1-1から3球目を打ってセカンドゴロ








古田 フルカウントから7球目を打ってサードフライ
8回裏
JFE西日本選手交代
サード古田に代えて宮本夏輝(広陵高校~MSH医療専門学校)




田中 2-2から7球目を打ってショートゴロ
汐月 フルカウントから7球目を打ってファーストロ




國本 初球を打ってショートゴロ
9回表




岡 2-2から6球目を打ってセンターフライ




松浦の代打綿屋樹(鹿児島実業高校) 2-0から3球目を打ってレフトフライ




友滝 フルカウントから7球目を打ってセンターフライ
9回裏




山本の代打山崎善隆(昭和第一学園高校~中京学院大学) 1-0から2球目を打ってライトフライ




松永 2-2から5球目を空振り三振




青木 初球を打ってセカンドゴロ
福山市・JFE西日本
000 005 000 5
000 001 000 1
広島市・三菱重工広島

高卒2年目のJFE西日本・河野投手と、同じく3年目、今秋のドラフト会議にもかかろうかと言う、三菱重工広島・杉山投手の投げ合い。NPBのスカウト陣もバックネット裏で観戦と言う、広島県一次予選とは思えぬ雰囲気でしたが、以外にも差のついた試合になってしましました。
序盤から制球に苦しんでた感のあった杉山投手でしたが、6回表に一気に崩壊。3ボールから連続フォアボールやワイルドピッチ、デッドボールなど制球難のオンパレードで一気に5失点(自責点は多分4、かな)。いわゆる「らしからぬ」ピッチング内容でマウンドを降りざるを得ませんでした。

打線も河野投手を前にして1点を取るのがやっと、ではありましたが、正直な話、中国地区予選に出場出来る、広島県第四代表を確保出来た後の、二回戦で良かった、と言うお話。
中国地区予選が始まるのは約三週間後。もちろん、杉山投手の出番はないはずはないでしょう。この三週間の間に、心身ともにどれだけ立ち直れるか。この良からぬ空気を払拭出来るのは誰あろうご自身。長く野球をやっておればこんな事もあります。ただ、この先は負けられぬ戦いが続きます。

そしてJFE西日本は、翌日の対伯和ビクトリーズ戦を制して、広島県第一代表を獲得しました。春先のオープン戦から何試合か観させて頂いてますが、新加入の選手がほんと違和感なく戦力になってる。勇退した選手もおられましたが、補って余りあるくらい、じゃないでしょうか。
都市対抗野球本選から遠ざかってまる3年が経過しようとしています。その間に力を付けたチームもあります、が、その輪の中にようやくJFE西日本も入ろうとしているのかな、とも感じます。
どのような組み合わせになるかは判りませんが、中国地区予選の健闘を、お祈り致します。
2018.05.19 / Top↑
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