
第69回JABA京都大会二日目、皇子山球場会場です。












JR西日本野球部の2試合目の相手は日本新薬野球部。3月の京都府春季大会では、チームスタッフの方が「泊まり」で西川投手の偵察に来られてました。初戦を落としはしましたが、予選リーグを勝ち上がる上では絶対に敗けられない試合。とは言うものの、西川投手は前日先発登板でしたが。



それでも日本新薬には、榎田宏樹投手はじめ、チカラを持ったピッチャーがたくさんいますし、またチカラを持ったピッチャーが入部してくる。スカウト方針がかなり明確化されているのどはないかと思います。それが安定したチーム力に繋がっているんだと思います。この辺りは侮れません。
日本新薬が勝てば予選リーグ勝ち抜けにさらに一歩前進。JR西日本が勝てばまだまだ行方は分かりませんが、敗けてしまえばリーグ戦勝ち抜けは絶望となります。絶対に勝たねばならぬ試合です。




ちなみにこの試合、第一試合がかなり早く終了したので、私が皇子山球場に到着した時点で、両チームの試合前練習はほぼ終わってたんですが、三塁側日本新薬ベンチ周辺で何らかのトラブルがあり(大量の虫が発生?)、放水したりベンチ内を片付けたりと、日本新薬周辺は大わらわでした。
スターティングオーダー
先攻:日本新薬
1(中)久保田昌也(龍谷大学付属平安高校~國學院大学)
2(二)吉野翔太 (奈良商業高校~東亜大学)
3(左)井澤凌一郎(龍谷大学付属平安高校~東北福祉大学)
4(指)中 稔真 (須磨翔風高校~上武大学)
5(右)黒川卓也 (九州国際高校~日本文理大学)
6(一)濱田竜之祐(鹿児島実業高校~専修大学)
7(捕)千葉嘉浩 (東陵高校~朝日大学)
8(三)大崎拓也 (智辧学園高校~法政大学)
9(遊)板倉健人 (静岡高校~立正大学)








投:榎田宏樹 (小林西高校~日本文理大学)
後攻:JR西日本
1(左)田中勇次 (広陵高校~明治大学)
2(二)石嵜健人 (如水館高校~近畿大学工学部)
3(三)藤澤拓斗 (柳ヶ浦高校~西濃運輸~中日ドラゴンズ)
4(遊)田村 強 (玉野高校~大阪体育大学)
5(一)大倉卓也 (関西大学付属北陽高校~関西大学)
6(指)西山統麻 (智辧学園和歌山高校)
7(中)松野 光 (南陽工業高校~日本文理大学)
8(捕)原田廣大 (東大阪大学付属柏原高校~近畿大学)
9(右)佐藤直樹 (報徳学園高校)








投:山下 仁 (須磨翔風高校~上武大学)
審判員




球審:五味多和男 一塁:藤野真 二塁:谷口勇也 三塁:井上暢夫
打撃成績
1回表




久保田 1-2から4球目を空振り三振




吉野 フルカウントから7球目を選んでフォアボール




井澤 1-1から3球目を打ってセンター前ヒット




中 初球を打ってセカンドゴロセカンドフォースアウト




黒川 2-2から7球目を打ってライト前タイムリーヒット
JR西日本0―1日本新薬




濱田 2-0から3球目を打ってセカンドゴロ
1回裏




田中 2-1から4球目を打ってサードゴロ




石嵜 2-1から4球目を打ってファーストファウルフライ




藤澤 2-1から4球目を打ってライトフライ
2回表




千葉 3-1から5球目を打ってレフト前ヒット




大崎 1-0から2球目をサード前送りバント




板倉 2-1から4球目を打ってセンター前ヒット




久保田 ストレートのフォアボール




吉野 3-1から5球目を打ってファーストゴロホームフォースアウト




井澤 フルカウントから6球目を打ってセカンドフライ
2回裏




田村 2-0から3球目を打ってセンターフライ




大倉 0-2から3球目を打ってレフト前ヒット




西山 1-2から4球目を見逃し三振




松野 1-2から5球目を打ってセカンドフライ
3回表




中 1-2から4球目を打ってセカンドゴロ
黒川 1-0から2球目を打ってセンターフライ
濱田 1-0から2球目を打ってファーストゴロ
3回裏




原田廣 2-2から6球目を打ってセンターフライ




佐藤 1-0から2球目を打ってショートゴロ




田中 初球を打ってライト前ヒット
次打者石嵜の2球目(ボール)にファーストランナー石嵜セカンド盗塁成功
石嵜 2-0から3球目を打ってライトフライ
4回表
千葉 初球を打って右中間へツーベースヒット
<




span style="color:#FF0000">大崎 1-0から2球目をサード前送りバント一塁へ悪送球でセカンドランナー千葉ホームイン




JR西日本0―2日本新薬
バッターランナー大崎はセカンドへ




板倉 初球をサード前送りバント




久保田 0-1から2球目を打ってセンター前タイムリーヒット
JR西日本0―3日本新薬
JR西日本選手交代








ピッチャー山下に代えて齋藤祐太(智辧学園和歌山高校)
吉野 0-1から2球目をファースト前送りバント
井澤 3-1から5球目を選んでフォアボール
中 ストレートのフォアボール
黒川 初球を打ってライトフライ
4回裏




藤澤 1-1から3球目を打ってセカンドゴロ
田村 2-2から6球目を空振り三振
大倉 フルカウントから7球目を空振り三振
5回表
濱田 1-2から4球目を空振り三振




千葉 初球を打ってサードゴロ
大崎 2-2から5球目を空振り三振




5回裏




西山 2-2から6球目を打ってショートゴロ
松野 2-2から5球目を空振り三振
原田廣 1-1から3球目を打ってレフトフライ
6回表
板倉 0-1から3球目がデッドボール
久保田 1-0から2球目をファースト前送りバント
吉野 1-2から6球目を打ってショートゴロ
JR西日本選手交代








ピッチャー齋藤に代えて湧川雄貴(中部商業高校~愛知産業大学)
井澤の代打田中一八(福知山成美高校~九州共立大学) フルカウントから7球目を選んでフォアボール




中 1-2から4球目を打ってレフト前タイムリーヒット




JR西日本0―4日本新薬
バッターランナー中はセカンドへ




黒川 2-2から6球目を打ってレフト前タイムリーヒット
JR西日本0―5日本新薬
黒川の代走に福田泰平(玉野光南高校~立命館大学)
次打者濱田の3球目にファーストランナー福田セカンド盗塁成功




濱田 フルカウントから6球目を打ってセンターフライ
6回裏
日本新薬シート変更
代打田中がそのまま入りレフト
代走福田がそのまま入りセンター
センター久保田がライトへ
佐藤 1-2から4球目を空振り三振




田中 0-2から5球目を空振り三振
石嵜 1-1から3球目を打ってセンターフライ
7回表
JR西日本選手交代








ピッチャー湧川に代えて藤塚卓志(堀越高校~星槎道都大学)




千葉 2-0から3球目を打ってレフト前ヒット








大崎 0-1から2球目を送りバント失敗キャッチャーファウルフライ
板倉 0-1から2球目がデッドボール
久保田 1-1から3球目を打ってセカンドゴロダブルプレイ
7回裏




藤澤 フルカウントから6球目を打ってサード強襲内野安打
田村 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
大倉 3-1から5球目を打ってライトフライ




西山の代打林誉之(清峰高校~福岡大学) 1-0から2球目を打ってキャッチャーファウルフライ
松野 2-1から4球目を打ってサードゴロ
8回表
JR西日本選手交代








ピッチャー藤塚に代えて佃勇典(広島商業高校~拓殖大学)
吉野 3-1から5球目を選んでフォアボール








田中 初球を打ってショートライナーダブルプレイ
中 1-2から4球目を空振り三振
8回裏
原田廣 1-2から4球目を空振り三振




佐藤 初球を打ってレフト前ヒット
田中 2-1から4球目を打ってライトフライ
石嵜 フルカウントから6球目を打ってセカンドライナー
9回表
福田 1-0から2球目を打ってサードゴロ




濱田の代打大畑建人(神村学園高校~大阪体育大学) 0-2から3球目を打ってファーストゴロ
千葉 初球を打ってライトフライ
9回裏
日本新薬選手交代
代打大畑に代えてファースト植田弘樹(関西高校~明治大学)








ピッチャー榎田に代えて小松貴志(創価高校~創価大学)
藤澤 2-2から5球目を空振り三振




田村 フルカウントから6球目を打ってレフト前ヒット




大倉 1-2から4球目を打ってセカンドゴロダブルプレイ


あぁ、悔しい敗戦・・・。
日本新薬
100 202 000 5
000 000 000 0
JR西日本

予想だにしなかった「2試合連続完封負け」と言う形で、JR西日本野球部の、第69回JABA京都大会予選リーグ突破はなりませんでした。最後は日本新薬の絶対エース・榎田投手に手も足も出させてもらえず、さらにはサードベースを踏む事すらも許されませんでした。
もうひとつ追加するなら、強豪ひしめく日本選手権対象大会で4連敗になりました。正直、これが今の力、と割り切るしかないでしょう。いくら抗ったところで負けは負け。しっかり受け止めないと。

日本新薬さんやパナソニックさんの攻め方を見てると、出塁したランナーを何としても次へ、と言う執念が見えます。進塁打なり送りバントなりを確実に決めてくる。ランナーを溜めて長打で大量得点、は勢いがつくとは思いますし、短期決戦ですから大事だとは思いますが、やはり1点に執着する姿勢、てのは強豪チームにはなくとはならないもの、かと考えます。
近年は送りバントを否定する論調も少なからずありますが、7割の失敗が許されるのがバッターならば、そしてその7割が得点に近付く確率、と捉えるならば、犠牲バントも大いにありなんどはないかと思います。申し訳ないですが、何か偉そうな事を言うてます。すいません。たまには。

ただ、伝え聞いた話によると、選手の皆さんの表情は決して暗くはなかったとか。そらそうですよね。ここまで完膚なきまでに叩きのめされたんだから、そしてこれ以上墜ちる事もなかろうし。もちろんその奥底には、我々が想像出来ぬくらいの悔しさもあろうかと思いますし、あって当たり前。
そして、5月半ばからはいよいよ、都市対抗野球大会広島県予選、中国地区予選と続きます。下を向いてる場合ぢゃないんですよね。また、頑張りましょう。どこまでも、応援させていただきます。
2018.04.28 / Top↑
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