

13日の金曜日なのに大安と言う、縁起がいいのか悪いのか判らない一昨日、日本生命貝塚グラウンドへ、オープン戦を観戦に行ってきました。とあるサイトが閉鎖されて以降、日本生命野球部の月間スケジュールは全く判らない状態になってるがゆえ、他のチームの公式サイトが頼りになってます。


そしてこの日、貝塚グラウンドに乗り込んできたのは、遠く東広島市から伯和ビクトリーズ。






3月末の松本旗三浦旗大会では、昨年から昇り調子のツネイシブルーパイレーツ相手に3対7と、完全に「玉砕」となってしまいました。もっとも、加入した8人の新人選手がうまく機能していなかった部分もありましたので、今年に限っては「チームの再構築道半ば」、の印象もありました。






今シーズンは日本選手権対象大会の出場もなく、都市対抗野球と共に地区予選から上り詰めるしかありませんがその分、練習とオープン戦に没頭出来る環境。前日12日は大阪ガス今津グラウンドで東邦ガス野球部とのオープン戦。二日間と言う短期ではありますが、業務の合間をぬっての遠征。



まだ成果を求めるには時期尚早かとは思いますが、超の付く強豪相手にどれだけの結果を残せるか。私がアレコレ言える立場ではありませんが、何かしらの収穫を得て、東広島へ帰って頂ければ、と。


そして迎え撃つ日本生命野球部。









先に行われたJABA四国大会は予選リーグ敗退となり、何か今年は苦労しそうやな、とは思ってますが、まさか最終予選まで決められない、と言う事はない、でしょう。夏秋連覇の実績もありますし。






この先いくつかの日本選手権対象大会出場を予定されていますが、4月末のJABA京都大会の予選リーグDブロックでは、三菱重工広島と対戦します。試合は4月29日。両チームとも予選リーグ最後の試合。この試合でもしかしたらどちらかが予選リーグ突破、と言う試合になる可能性もあります。
「偵察」のつもりはありません、が・・・・。
スターティングオーダー
先攻:伯和ビクトリーズ
1(中)泉
2(三)慶田盛
3(二)中西
4(指)國島
5(一)藤原
6(捕)石井
7(左)今井
8(右)後藤
9(遊)山本








投:尾中
後攻:日本生命
1(中)伊藤
2(二)原田
3(右)上西
4(左)皆川
5(一)廣本
6(指)高橋
7(三)川野
8(捕)田口
9(遊)伊藤ヴィットル








投:清水
打撃成績
1回表




泉 1-2から4球目を打ってショートライナー




慶田盛 1-1から3球目を打ってファーストゴロ




中西 1-0から2球目を打ってライト前ヒット




國島 フルカウントから球目を打ってライトフライ
1回裏




伊藤 初球を打ってファーストゴロ




原田 1-0から2球目を打ってライト前ヒット
次打者上西の5球目にファーストランナー原田セカンド盗塁失敗




上西 フルカウントから6球目を選んでフォアボール




皆川 3-1から5球目を選んでフォアボール




廣本 2-0から3球目を打ってライトフライ
2回表



藤原 初球を打ってサードゴロ




石井 ストレートのフォアボール




今井 初球を打ってファーストファウルフライ




後藤 2-0から3球目を打ってライト前ヒット




山本 初球を打ってセカンドゴロ
2回裏




高橋 1-2から4球目を打ってサードゴロ




川野 初球を打ってライトフライ




田口 フルカウントから7球目を打ってライトフライ
3回表




泉 0-1から2球目を打ってセカンド内野安打




慶田盛 初球をピッチャー前送りバント
中西 1-0から2球目を打ってセカンドフライ
次打者國島の2球目にセカンドランナー泉サード盗塁成功
國島 ストレートのフォアボール




藤原 2-2から5球目を打ってセンターフライ
3回裏




ヴィットル 初球を打ってレフト前ヒット




伊藤 初球をピッチャー前送りバント




原田 初球を打ってセンター前ヒット
伯和ビクトリーズ選手交代






ピッチャー尾中に代えて田村






次打者上西の5球目にファーストランナー原田セカンド盗塁 その間にサードランナーヴィットルホームイン バックホームが悪送球で原田はサードへ
日本生命1―0伯和ビクトリーズ




上西 フルカウントから7球目を打ってファーストフライ
皆川 3-1から5球目を選んでフォアボール
次打者廣本の初球にファーストランナー皆川セカンド盗塁成功
廣本 2-2から7球目を見逃し三振
4回表
石井 2-0から3球目を打ってセカンドゴロ
今井 0-2から7球目を空振り三振




後藤 初球を打ってセカンドゴロ
4回裏
高橋 フルカウントから7球目を選んでフォアボール
川野 2-0から3球目をピッチャー前送りバント




田口 初球を打ってライト前ヒット




ヴィットル 初球を打って初球を打ってセンター前タイムリーヒット
日本生命2―0伯和ビクトリーズ
伊藤 2-1から4球目を打ってライトフライ




原田 3-1から5球目を打ってサードフライ
5回表
山本 1-2から4球目を打ってセカンドゴロ




泉 2-2から5球目を打ってピッチャーゴロ
慶田盛 3-1から5球目を打ってセンター前ヒット




次打者中西の初球にファーストランナー慶田盛セカンド盗塁成功
中西 1-2から4球目を打ってピッチャーゴロ
5回裏
上西 初球を打ってセカンドゴロ




皆川 フルカウントから6球目を打ってライトへホームラン
日本生命3―0伯和ビクトリーズ




廣本 初球を打ってライトフライ
高橋 2-1から4球目を打ってファーストゴロ
6回表
日本生命選手交代








ピッチャー清水に代えて山根
國島 2-2から5球目を空振り三振




藤原 0-1から2球目を打ってセンター前ヒット
石井 ストレートのフォアボール




今井の代打大野 1-2から4球目を打ってセカンドゴロセカンドフォースアウト一塁へ悪送球セカンドランナーホームイン
日本生命3―1伯和ビクトリーズ




後藤 0-1から2球目を打ってファーストゴロ
6回裏
川野 2-2から5球目を空振り三振
田口 フルカウントから7球目を空振り三振




ヴィットル 初球を打ってセカンドゴロ
7回表
日本生命選手交代








ピッチャー山根に代えて木村




山本 初球を打ってショートゴロ
泉 2-0から3球目を打ってファーストライナー
慶田盛 0-1から2球目を打ってサードゴロ
7回裏
伯和ビクトリーズ選手交代
ピッチャー田村に代えて平岡




伊藤 フルカウントから6球目を打ってセンター前ヒット
原田 1-2から4球目を空振り三振 ファーストランナー伊藤はセカンド盗塁失敗




上西 1-0から2球目を打ってライトオーバースリーベースヒット
皆川 1-1から3球目を打ってセカンドゴロ
8回表
日本生命選手交代








ピッチャー木村に代えて伊藤勝
中西 2-2から5球目を打ってセカンドゴロ




國島 2-1から4球目を打ってセンター前ヒット 代走池田




藤原 3-1から5球目を選んでフォアボール




石井 ストレートのフォアボール




大野の代打根岸 1-2から4球目を空振り三振




後藤 フルカウントから6球目を選んで押し出しフォアボール




日本生命3―2伯和ビクトリーズ




山本の代打光本 フルカウントから8球目を選んで押し出しフォアボール
日本生命3―3伯和ビクトリーズ




泉 2-2から5球目が押し出しデッドボール
日本生命3―4伯和ビクトリーズ




慶田盛 2-1から4球目を打ってサードフライ
8回裏
伯和ビクトリーズ選手交代
代打根岸がそのまま入りファースト
代打光本がそのままはいりライト
ライト後藤がレフト








ピッチャー平岡に代えて八塚
廣本 初球を打ってレフト前ヒット
高橋 フルカウントから6球目を打ってライトフライ
川野の代打本藤 0-1から2球目を打ってセンターフライ
伯和ビクトリーズシート変更
レフト後藤がライト ライト光本がレフト




田口の代打古川 3-0から4球目を打ってセンター前ヒット ファーストランナー廣本はサードへ




ヴィットル 2-1から4球目を打ってセンターフライ
9回表
中西 0-2から5球目を見逃し三振




池田 フルカウントから6球目を選んでフォアボール




藤原 初球を打ってショートゴロ ファーストランナー池田はセカンドへ
石井 1-1から3球目を打ってセンターフライ
9回裏




伊藤 3-1から5球目を打ってライト前ヒット
次打者原田の5球目にファーストランナー伊藤セカンド盗塁失敗
原田 フルカウントから7球目を打ってセンターフライ




上西 1-1から3球目を打ってサードゴロ
伯和 000 001 030 4
日生 001 110 000 3

「野球は投手力」とも申します。日本生命先発の清水投手。スターターで観るのは久しぶり、ではありますが、やはり安定感は抜群。それだけに、伊藤勝大投手の不安定感が際立ってしまいました。

そして伯和ビクトリーズ。スタメンを追っていてびっくりしたんですが、これまで下位打線を打つ事の多かった慶田盛選手が2番。意図する所はあるのかなと思いきや、ヒットの後は盗塁、そして送りバント。云わば「何でも出来る2番打者」。何にしろ、試行錯誤の真っ最中のチーム。結果が出れば継続してもいいんじゃないかな、とも思います。攻撃のバリエーションも増えますしね。

そして8回表。ワンアウトフルベースからフォアボールとデッドボールでの、ある種ジワジワくる逆転劇。打ってしまえばその時点でダブルプレイもあるだけに、後藤選手はよく我慢したなぁ、と。続く光本選手はうって変わってストライクはみなファウル。これもまたピッチャーとの我慢比べ。
これまで伯和ビクトリーズの印象と言えば、打って走って縦横無尽の野球、のイメージがありましたが、相手ピッチャーの不出来の産物とは言え、相手は強豪も強豪、大阪の絶対王者・日本生命。オープン戦とは言え勝ちは勝ち。今後の何らかの切っ掛け、足掛かりになれば、とも思います。
2018.04.14 / Top↑
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