※大会は終了しました。ゆえに「回顧録」みたいなもんですが、二回戦まではテレビ中継もなかったので「あぁ、こんな試合展開だったんだ」程度で見ていただければこれ幸いです。
大会7日目第三試合。第43回社会人野球日本選手権、優勝決定戦。と言っても何ら不思議ではないカード、さらには、近畿地区第一代表決定戦、と言われてもおかしくない試合を迎えました。

日本生命相互保険対大阪ガス。


今年は都市対抗野球二次予選でも対戦はなく、日本選手権最終予選でも顔合わせのなかった両チーム。公式戦での対戦は3月の大阪府春季大会。この時は大阪ガスが2-1で勝利しています。


この対戦の過去最大の舞台と言えば、一昨年の第86回都市対抗野球大会優勝決定戦。第22回大会以来54年ぶりの「大阪市対決」として話題になりましたが、まさかその再現が、日本選手権の中盤・二回戦で行われることになろうとは思いもよりませんでした。これもまたトーナメントの「奇」と言うヤツでしょうかね。

共に近畿地区のチームゆえ、観戦する回数も多くなり、偶然か必然か運命か、両チームともに今年に入って11試合目の観戦。近畿地区のみならず、全国に名を轟かす「横綱」同士の対戦。楽しみです。
スターティングオーダー
先攻:大阪ガス
1(二)峰下智弘 (佐賀学園高校~近畿大学)
2(遊)花本太紀 (東大阪大学付属柏原高校~創価大学)
3(右)近本光司 (社高校~関西学院大学)
4(三)青柳 匠 (金光学園高校~亜細亜大学)
5(一)伊藤諒介 (神港学園高校~法政大学)
6(捕)浅田泰斗 (報徳学園高校~立教大学)
7(左)土井翔平 (智辨学園高校~法政大学)
8(指)古川昂樹 (立命館大学付属宇治高校~立命館大学)
9(中)宮崎一斗 (帝京大学付属第三高校~亜細亜大学)


投:中谷佳太 (天理高校)
後攻:日本生命
1(左)神里和毅 (慶應義塾高校~慶應義塾大学)
2(中)伊藤悠人 (宇治山田商業高校~近畿大学)
3(二)原田拓実 (天理高校~立正大学)
4(指)皆川 仁 (学校法人石川高校~立正大学)
5(一)廣本拓也 (浪速高校~法政大学)
6(遊)山本真也 (光星学院高校~中部学院大学)
6(右)上西主起 (県立和歌山商業高校~中部学院大学)
8(捕)古川昌平 (大阪産業大学付属高校~愛知学院大学)
9(三)河野勇磨 (延岡工業高校~福岡工業大学)


投:本田洋平 (愛知高校~愛知学院大学)
審判員

球審:田中豊久 一塁:金丸雄一 二塁:山村翼 三塁:飯田昌幸
打撃成績
1回表

峰下 1-2から5球目を打ってセンターフライ

花本 2-2から5球目を打ってショートゴロ

近本 2-2から7球目を打ってサードゴロ
1回裏

神里 1-2から5球目を打ってセンター前ヒット
伊藤 初球をピッチャー前送りバント

原田 1-0から2球目を打ってショートゴロ 神里挟まれサードでタッチアウト
皆川 初球を打って左中間タイムリーヒット
日本生命1-0大阪ガス

廣本 1-1から3球目を打ってセカンドゴロ
2回表

青柳 2-2から5球目を空振り三振

伊藤 0-1から2球目を打ってショートフライ

岸田 初球を打ってサードゴロ
2回裏

山本 1-2から4球目を空振り三振

上西 2-2から5球目を打ってショートゴロ

古川 フルカウントから7球目を打ってショートゴロ
3回表

土井 2-1から4球目を打ってショートゴロ

古川 フルカウントから7球目を選んでフォアボール

宮崎 初球を打ってセカンドフライ


峰下 初球を打ってセンター前ヒット ファーストランナー古川はサードへ

花本 初球を打ってセカンド強襲タイムリー内野安打
日本生命1-1大阪ガス

近本 1-0から2球目を打ってレフトフライ


大阪ガスの猛攻を1失点でしのぎ切って、ナインを迎える日本生命ベンチ。
3回裏

河野 フルカウントから7球目を打ってサードゴロ

神里 初球を打ってセンター前ヒット

伊藤 初球を打ってセカンドゴロセカンドフォースアウト

原田 フルカウントから7球目を打ってセカンドゴロ
4回表

青柳 2-1から4球目を打ってレフトフライ

伊藤 初球を打ってセンターフライ

岸田 2-2から5球目を打ってショートゴロ
4回裏
皆川 2-2から7球目を打ってセンター前ヒット

廣本 1-0から2球目をピッチャー前送りバント

山本 1-1から3球目がデッドボール

上西 1-1から3球目を打ってレフトファウルフライ

古川 1-2から4球目を見逃し三振
5回表
土井 初球を打ってセンター前ヒット

古川 初球をピッチャー前送りバント

宮崎 2-2から5球目を空振り三振

峰下 3-1から5球目を打ってファーストライナー
5回裏


河野 2-2から5球目を打ってレフトへツーベースヒット

神里 初球を打ってキャッチャーゴロ

伊藤 1-1から3球目をピッチャー前送りバント

原田 2-2から6球目を打ってセンターフライ
6回表

花本 1-0から2球目を打ってピッチャーゴロ

近本 1-0から2球目を打ってライトフライ

青柳 1-0から2球目を打ってセンターフライ
6回裏

皆川 フルカウントから7球目を選んでフォアボール

廣本 初球をキャッチャー前送りバント

山本 初球を打ってピッチャーゴロ

上西 1-2から4球目を打ってショートゴロ
7回表

伊藤 フルカウントから6球目を選んでフォアボール

岸田 2-2から5球目を送りバント失敗三振
土井 1-0から2球目を打ってサードファウルフライ

古川 0-2から3球目を見逃し三振
7回裏

古川 2-2から6球目を空振り三振

河野 1-1から3球目を打ってライトフライ

神里 1-2から5球目を見逃し三振
8回表
日本生命選手交代


ピッチャー本田に代えて高橋拓巳(前橋育英高校~横浜桐蔭大学)

宮崎の代打金附佑樹(和歌山桐蔭高校~筑波大学) 2-2から4球目を打ってショートゴロ
峰下 1-2から4球目を空振り三振


花本 1-0から2球目を打ってセンター前ヒット

近本 1-0から2球目を打ってセンターフライ
8回裏
大阪ガス選手交代
代打金附に代えてレフト)大谷幸宏(大垣北高校~同志社大学)
ライト近本がセンターへ
レフト土井がライトへ
伊藤 1-0から2球目を打ってセカンドゴロ
原田 初球を打ってセカンドゴロ


皆川 0-1から2球目を打ってサードファウルフライ
9回表
日本生命選手交代
レフト神里に代えて福富裕(慶應義塾高校~慶應義塾大学)

青柳 2-2から5球目を打ってセカンドゴロ

伊藤 1-2から4球目を打ってセンターフライ

岸田 フルカウントから6球目を打ってファーストファウルフライ
9回裏
大阪ガス選手交代


ピッチャー中谷に代えて緒方悠(鳴門第一高校)
廣本 フルカウントから7球目を選んでフォアボール
山本 初球をピッチャー前送りバント


上西 1-0から2球目を打ってライトフライ セカンドランナー廣本はサードへ
古川 ストレートのフォアボール

河野の代打阿加多直樹(慶應義塾高校~慶應義塾大学) 1-2から4球目を空振り三振
10回表
日本生命選手交代
代打阿加多に代えてサード宇高幸治 (今治西高校~早稲田大学)
土井 1-2から4球目を空振り三振

古川の代打猶木光(秀岳館高校) 1-0から2球目を打ってレフトフライ
大谷 2-1から4球目を打ってライトフライ
10回裏

福富 初球を打ってショートゴロ
伊藤 2-2から6球目を打ってショートフライ
原田 3-1から5球目を選んでフォアボール
皆川 1-2から4球目を空振り三振
11回表
峰下 1-2から4球目を打ってレフトフライ
花本 2-2から6球目を打ってショートゴロ
近本 初球を打ってライトフライ
11回裏

廣本 0-1から2球目を打ってセンターオーバースリーベースヒット

山本 1-2から4球目を空振り三振
廣本の代走に中井竜基(光星学院高校~中部学院大学)

上西 1-2から4球目を打ってショートゴロ
古川 ストレートのフォアボール

宇高の代打高橋英嗣(九州産業大学付属九州高校~東海大学) 2-2から5球目を空振り三振


ノーアウト3塁の大ピンチを切り抜けてベンチに戻る大阪ガスナイン。
12回表 タイブレーク ワンアウト満塁から
日本生命選手交代
代走中井がそのまま入りサード
代打高橋英に代えてセカンド籾山雄斗(今治西高校~早稲田大学)
セカンド原田がサードへ
近本 初球を打ってショートゴロセカンドフォースアウト サードランナーホームイン
日本生命1-2大阪ガス
青柳 敬遠のフォアボール
伊藤 1-1から3球目を打ってセンターフライ
12回裏 タイブレーク 一ワンアウト満塁から
大阪ガス選手交代


ピッチャー緒方に代えて猿渡眞之(飯塚高校)

原田 3-1から5球目を打って左中間サヨナラタイムリーツーベースヒット




日本生命3-2大阪ガス
大阪瓦斯 001 000 000 001 2
日本生命 100 000 000 002 3

1点を争う好ゲーム、と言うのが、1点を奪い合う試合なのか、1点2点、僅差の試合を指すのかは分かりませんが、この試合に関しては「1点もくれてやらなぬ、1点も奪えぬ、1点をもぎ取る」試合だったように思います。それこそ「横綱同士、土俵中央でがっぷり四つ」の試合でした。
昨年のドラフト会議で両チームとも、主戦級のピッチャーがプロ野球の世界へ旅立ちました。それこそピッチャー陣の立て直しは必至でしたが、両チームともこの試合に先発した、大阪ガス・中谷投手、日本生命・本田投手が、今年一年のたくさんの戦いの中で、立派に一本立ちしたように思います。


そして今年も、大阪ガスからは岸田捕手が、日本生命からは神里外野手がプロ野球の舞台を目指す機会を得ました。こうやって毎年のようにプロ野球へ進む選手が出てくる。これだけでも両チームのレベルの高さが分かります。そんなチームの延長タイブレークの試合が、おもしろくないわけがないんです。

ただ、トーナメントゆえに、勝負は何らかの形で決しなければなりません。もしかしたらタイブレークがなければ、どこまで進行したか分からんような試合でしたが、最後はホント「紙一重」。
ご存じのように、大阪ガスは西宮市、日本生命は貝塚市に拠点を構えています。幸いにも我が家からは非常に近い所にあるチーム。JR西日本野球部とはまた別の(勝手な)親近感があります。
来年もまた、今津グラウンドに、そして日生球場に足を運びたいと思っております。
大会7日目第三試合。第43回社会人野球日本選手権、優勝決定戦。と言っても何ら不思議ではないカード、さらには、近畿地区第一代表決定戦、と言われてもおかしくない試合を迎えました。


日本生命相互保険対大阪ガス。




今年は都市対抗野球二次予選でも対戦はなく、日本選手権最終予選でも顔合わせのなかった両チーム。公式戦での対戦は3月の大阪府春季大会。この時は大阪ガスが2-1で勝利しています。




この対戦の過去最大の舞台と言えば、一昨年の第86回都市対抗野球大会優勝決定戦。第22回大会以来54年ぶりの「大阪市対決」として話題になりましたが、まさかその再現が、日本選手権の中盤・二回戦で行われることになろうとは思いもよりませんでした。これもまたトーナメントの「奇」と言うヤツでしょうかね。


共に近畿地区のチームゆえ、観戦する回数も多くなり、偶然か必然か運命か、両チームともに今年に入って11試合目の観戦。近畿地区のみならず、全国に名を轟かす「横綱」同士の対戦。楽しみです。
スターティングオーダー
先攻:大阪ガス
1(二)峰下智弘 (佐賀学園高校~近畿大学)
2(遊)花本太紀 (東大阪大学付属柏原高校~創価大学)
3(右)近本光司 (社高校~関西学院大学)
4(三)青柳 匠 (金光学園高校~亜細亜大学)
5(一)伊藤諒介 (神港学園高校~法政大学)
6(捕)浅田泰斗 (報徳学園高校~立教大学)
7(左)土井翔平 (智辨学園高校~法政大学)
8(指)古川昂樹 (立命館大学付属宇治高校~立命館大学)
9(中)宮崎一斗 (帝京大学付属第三高校~亜細亜大学)








投:中谷佳太 (天理高校)
後攻:日本生命
1(左)神里和毅 (慶應義塾高校~慶應義塾大学)
2(中)伊藤悠人 (宇治山田商業高校~近畿大学)
3(二)原田拓実 (天理高校~立正大学)
4(指)皆川 仁 (学校法人石川高校~立正大学)
5(一)廣本拓也 (浪速高校~法政大学)
6(遊)山本真也 (光星学院高校~中部学院大学)
6(右)上西主起 (県立和歌山商業高校~中部学院大学)
8(捕)古川昌平 (大阪産業大学付属高校~愛知学院大学)
9(三)河野勇磨 (延岡工業高校~福岡工業大学)








投:本田洋平 (愛知高校~愛知学院大学)
審判員




球審:田中豊久 一塁:金丸雄一 二塁:山村翼 三塁:飯田昌幸
打撃成績
1回表




峰下 1-2から5球目を打ってセンターフライ




花本 2-2から5球目を打ってショートゴロ




近本 2-2から7球目を打ってサードゴロ
1回裏




神里 1-2から5球目を打ってセンター前ヒット
伊藤 初球をピッチャー前送りバント




原田 1-0から2球目を打ってショートゴロ 神里挟まれサードでタッチアウト
皆川 初球を打って左中間タイムリーヒット
日本生命1-0大阪ガス




廣本 1-1から3球目を打ってセカンドゴロ
2回表




青柳 2-2から5球目を空振り三振




伊藤 0-1から2球目を打ってショートフライ




岸田 初球を打ってサードゴロ
2回裏




山本 1-2から4球目を空振り三振




上西 2-2から5球目を打ってショートゴロ




古川 フルカウントから7球目を打ってショートゴロ
3回表




土井 2-1から4球目を打ってショートゴロ




古川 フルカウントから7球目を選んでフォアボール




宮崎 初球を打ってセカンドフライ








峰下 初球を打ってセンター前ヒット ファーストランナー古川はサードへ




花本 初球を打ってセカンド強襲タイムリー内野安打
日本生命1-1大阪ガス




近本 1-0から2球目を打ってレフトフライ




大阪ガスの猛攻を1失点でしのぎ切って、ナインを迎える日本生命ベンチ。
3回裏




河野 フルカウントから7球目を打ってサードゴロ




神里 初球を打ってセンター前ヒット




伊藤 初球を打ってセカンドゴロセカンドフォースアウト




原田 フルカウントから7球目を打ってセカンドゴロ
4回表




青柳 2-1から4球目を打ってレフトフライ




伊藤 初球を打ってセンターフライ




岸田 2-2から5球目を打ってショートゴロ
4回裏




皆川 2-2から7球目を打ってセンター前ヒット




廣本 1-0から2球目をピッチャー前送りバント




山本 1-1から3球目がデッドボール




上西 1-1から3球目を打ってレフトファウルフライ




古川 1-2から4球目を見逃し三振
5回表
土井 初球を打ってセンター前ヒット




古川 初球をピッチャー前送りバント




宮崎 2-2から5球目を空振り三振




峰下 3-1から5球目を打ってファーストライナー
5回裏








河野 2-2から5球目を打ってレフトへツーベースヒット




神里 初球を打ってキャッチャーゴロ




伊藤 1-1から3球目をピッチャー前送りバント




原田 2-2から6球目を打ってセンターフライ
6回表




花本 1-0から2球目を打ってピッチャーゴロ




近本 1-0から2球目を打ってライトフライ




青柳 1-0から2球目を打ってセンターフライ
6回裏




皆川 フルカウントから7球目を選んでフォアボール




廣本 初球をキャッチャー前送りバント




山本 初球を打ってピッチャーゴロ




上西 1-2から4球目を打ってショートゴロ
7回表




伊藤 フルカウントから6球目を選んでフォアボール




岸田 2-2から5球目を送りバント失敗三振
土井 1-0から2球目を打ってサードファウルフライ




古川 0-2から3球目を見逃し三振
7回裏




古川 2-2から6球目を空振り三振




河野 1-1から3球目を打ってライトフライ




神里 1-2から5球目を見逃し三振
8回表
日本生命選手交代








ピッチャー本田に代えて高橋拓巳(前橋育英高校~横浜桐蔭大学)




宮崎の代打金附佑樹(和歌山桐蔭高校~筑波大学) 2-2から4球目を打ってショートゴロ
峰下 1-2から4球目を空振り三振








花本 1-0から2球目を打ってセンター前ヒット




近本 1-0から2球目を打ってセンターフライ
8回裏
大阪ガス選手交代
代打金附に代えてレフト)大谷幸宏(大垣北高校~同志社大学)
ライト近本がセンターへ
レフト土井がライトへ
伊藤 1-0から2球目を打ってセカンドゴロ
原田 初球を打ってセカンドゴロ








皆川 0-1から2球目を打ってサードファウルフライ
9回表
日本生命選手交代
レフト神里に代えて福富裕(慶應義塾高校~慶應義塾大学)




青柳 2-2から5球目を打ってセカンドゴロ




伊藤 1-2から4球目を打ってセンターフライ




岸田 フルカウントから6球目を打ってファーストファウルフライ
9回裏
大阪ガス選手交代








ピッチャー中谷に代えて緒方悠(鳴門第一高校)
廣本 フルカウントから7球目を選んでフォアボール
山本 初球をピッチャー前送りバント








上西 1-0から2球目を打ってライトフライ セカンドランナー廣本はサードへ
古川 ストレートのフォアボール




河野の代打阿加多直樹(慶應義塾高校~慶應義塾大学) 1-2から4球目を空振り三振
10回表
日本生命選手交代
代打阿加多に代えてサード宇高幸治 (今治西高校~早稲田大学)
土井 1-2から4球目を空振り三振




古川の代打猶木光(秀岳館高校) 1-0から2球目を打ってレフトフライ
大谷 2-1から4球目を打ってライトフライ
10回裏




福富 初球を打ってショートゴロ
伊藤 2-2から6球目を打ってショートフライ
原田 3-1から5球目を選んでフォアボール
皆川 1-2から4球目を空振り三振
11回表
峰下 1-2から4球目を打ってレフトフライ
花本 2-2から6球目を打ってショートゴロ
近本 初球を打ってライトフライ
11回裏




廣本 0-1から2球目を打ってセンターオーバースリーベースヒット




山本 1-2から4球目を空振り三振
廣本の代走に中井竜基(光星学院高校~中部学院大学)




上西 1-2から4球目を打ってショートゴロ
古川 ストレートのフォアボール




宇高の代打高橋英嗣(九州産業大学付属九州高校~東海大学) 2-2から5球目を空振り三振




ノーアウト3塁の大ピンチを切り抜けてベンチに戻る大阪ガスナイン。
12回表 タイブレーク ワンアウト満塁から
日本生命選手交代
代走中井がそのまま入りサード
代打高橋英に代えてセカンド籾山雄斗(今治西高校~早稲田大学)
セカンド原田がサードへ
近本 初球を打ってショートゴロセカンドフォースアウト サードランナーホームイン
日本生命1-2大阪ガス
青柳 敬遠のフォアボール
伊藤 1-1から3球目を打ってセンターフライ
12回裏 タイブレーク 一ワンアウト満塁から
大阪ガス選手交代








ピッチャー緒方に代えて猿渡眞之(飯塚高校)




原田 3-1から5球目を打って左中間サヨナラタイムリーツーベースヒット








日本生命3-2大阪ガス
大阪瓦斯 001 000 000 001 2
日本生命 100 000 000 002 3

1点を争う好ゲーム、と言うのが、1点を奪い合う試合なのか、1点2点、僅差の試合を指すのかは分かりませんが、この試合に関しては「1点もくれてやらなぬ、1点も奪えぬ、1点をもぎ取る」試合だったように思います。それこそ「横綱同士、土俵中央でがっぷり四つ」の試合でした。
昨年のドラフト会議で両チームとも、主戦級のピッチャーがプロ野球の世界へ旅立ちました。それこそピッチャー陣の立て直しは必至でしたが、両チームともこの試合に先発した、大阪ガス・中谷投手、日本生命・本田投手が、今年一年のたくさんの戦いの中で、立派に一本立ちしたように思います。




そして今年も、大阪ガスからは岸田捕手が、日本生命からは神里外野手がプロ野球の舞台を目指す機会を得ました。こうやって毎年のようにプロ野球へ進む選手が出てくる。これだけでも両チームのレベルの高さが分かります。そんなチームの延長タイブレークの試合が、おもしろくないわけがないんです。


ただ、トーナメントゆえに、勝負は何らかの形で決しなければなりません。もしかしたらタイブレークがなければ、どこまで進行したか分からんような試合でしたが、最後はホント「紙一重」。
ご存じのように、大阪ガスは西宮市、日本生命は貝塚市に拠点を構えています。幸いにも我が家からは非常に近い所にあるチーム。JR西日本野球部とはまた別の(勝手な)親近感があります。
来年もまた、今津グラウンドに、そして日生球場に足を運びたいと思っております。
2017.11.14 / Top↑
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